ルンバのおすすめ10選!それぞれの特徴を徹底解説
お掃除ロボット「ルンバ」はアイロボットの人気商品
iRobot(アイロボット)の「ルンバ」は、留守中に部屋を清掃して欲しいという夢を叶えてくれるロボット式掃除機の先駆けとして登場しました。発売とともに人気を集め、新しい掃除機の定番となっています。今回は、ルンバがどんな性能を持った製品なのかいろいろな切り口でまとめてみました。おすすめ機種もご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
「ルンバ」はどんなロボット式掃除機?
自動で掃除をしてくれるルンバにはどんな特徴があるのでしょうか。シリーズごとの価格や機能、選び方・使い方のポイントを解説していきます。
5シリーズそれぞれに型番をラインアップ
ルンバは「500」「600」「700」「800」「900」の5シリーズに分類され、シリーズに合わせた型番が割り振られています。最上位モデルとなるのが900シリーズです。「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」が搭載され、カメラとセンサーによって清掃を行うなど、価格は高めですが機能が充実しています。
800シリーズは、小さなゴミやペットの毛もしっかり吸引するハイエンドモデルがそろっているのが特徴です。ラグやカーペットに絡んだ髪の毛も見逃さずに取り除きます。毎日の床掃除に役立つ人気のスタンダードモデルが600シリーズです。価格帯は、600シリーズが4万円台、800シリーズは7万円台、900シリーズは10万円前後と上位モデルになると高くなっていきます。
バッテリーは型番を確認!安い互換バッテリーは故障の元
充電式で作動するルンバは、バッテリーが消耗すると交換が必要です。ネジを緩めてカバーを外したら、内蔵されているバッテリーを取り出して新しいバッテリーをセットするだけで交換できます。「リチウムイオンバッテリー」と「XLifeバッテリー」があるので、ルンバの裏面に記載されている数字3桁の機種名を確認して対応するバッテリーを選びましょう。
交換用のバッテリーは公式サイトなどで販売されているiRobotのオフィシャルサポートがついた純正品を選ぶのがおすすめです。安い互換バッテリーを使用すると、液漏れが起きたりルンバが故障したりする可能性があります。
一人暮らしはどっちがいい?掃除機とルンバを比較
一人暮らしの部屋でもルンバを使うメリットはあるのでしょうか。一般的なコードつき掃除機との大きな違いは、自分で掃除しなくても留守中にルンバが作業してくれることです。ワンルームや1Kの部屋でも毎日掃除機をかけるという人は、ルンバのスケジュール機能でタイマー予約ができるため時間を効率的に使えるようになります。
またルンバはペットと暮らしている人にもおすすめです。ペットの毛はしっかり吸引し、ご飯を置いているスペースは進入禁止エリアに設定できます。
価格が安いルンバもどきや類似品に注意!最新モデル発売時に型落ちを狙うのがおすすめ
ルンバは人気商品のため、見た目が似ている家電製品も多く出回っているので注意しましょう。正規品を安く買いたい場合は、最新モデルが発売されるタイミングが狙いどきです。型落ちになった機種は家電量販店などで価格が安くなることがあります。
iRobotの公式オンラインストアでも数量限定でアウトレット商品が販売されている場合があるので、こまめにチェックしてみましょう。
ルンバのおすすめ機種10選!それぞれの機能を紹介
ここからは、ルンバのおすすめ機種を10品厳選してご紹介していきます。同じシリーズでも型番によって搭載している機能が異なることがあるため、それぞれの特色を詳しく見比べてみましょう。
コスパ抜群のスタンダードモデル!600シリーズ「641」
600シリーズから紹介するのは、コスパを優先させたい人におすすめの「641」です。人気が高いスタンダードモデルで基本的な性能を満たしています。600シリーズに搭載された「3段階クリーニングシステム」によって、大きなゴミから小さなチリまでしっかりとかき出して吸引するのが特徴です。Wi-Fiにも接続できるのでアプリを使ってスマホからも操作できます。
光速応答プロセスの「iAdapt」は、家具の脚まわりやソファの下など清掃しにくい場所もきれいにする機能です。エッジクリーニングブラシを沿うようにしてゴミを吸い取り、段差を感知したときには落下しないように自動的にルートを変更します。
また、「デュアルバーチャルウォール」によって、ペットのご飯がある場所などを進入禁止エリアにすることが可能です。
機能性の高さが魅力!600シリーズ「690」
「690」はスマホでルンバを操作できるスケジュール機能の「iRobot HOMEアプリ」対応機種です。Wi-Fiに接続できる環境があれば、外出先からもアプリを使って清掃をスタートできます。また600シリーズは光速応答プロセスによって、部屋の広さやゴミの状況を正確に把握できるのが特徴です。毎秒60回以上も状況判断を行い、最適な動作で清掃していきます。
清掃能力に定評があるルンバ独自の機能が3段階クリーニングシステムです。エッジクリーニングブラシによって角のゴミを取り除き、中央にあるブラシが回転してペットの毛やゴミをかき出し、ハウスダストや埃も逃さず吸引します。
ホワイトのボディカラーがおしゃれ!700シリーズ「760」
「760」は、ルンバの基本的な性能が備わったベーシックモデルです。清掃が完了するとホームベースに戻って自動充電を行います。スケジュール設定が可能で、曜日ごとに1週間分のスケジュールを予約できるのが便利です。1日1回、15分刻みで設定できます。また、掃除エリアの設定も可能です。「バーチャルウォール機能」によって、指定した場所にはルンバが入らないようにできます。基本的な性能に特化していて、あまり多くの機能は必要ないという人におすすめです。ホワイトのボディカラーがおしゃれで、スタイリッシュな部屋のインテリアにも合うモデルです。
効率よく清掃できる!700シリーズ「780」
複数の部屋を清掃したい人におすすめなのが、700シリーズの「780」です。お部屋ナビの「ライトハウス機能」によって、複数の部屋を順番に回るため効率的に清掃することができます。1週間分の掃除スケジュールを設定できるので、いつも同じ時間にセットすることも可能です。
また「ソフトタッチバンパー機能」によって、ルンバが作動している途中で壁や壁などの障害物を感知すると速度を自動的に緩めます。ぶつかったときのショックを軽減してダメージを抑える機能です。高感度のゴミセンサーが小さくて軽いゴミも検知し、ダストボックスがいっぱいになるとランプで知らせます。
800シリーズ「875」
人気シリーズの800は清掃能力の高いモデルがそろっています。600シリーズや700シリーズとの大きな違いは「AeroForce クリーニングシステム」を搭載している点です。特殊な素材で作られたローラーによってゴミをしっかり浮き上がらせます。ハイパワーのモーターユニットが強力に吸引して、ゴミの除去量はAeroVacを搭載した600シリーズや700シリーズと比較して最大50%もアップしました。
「875」は「870・871」の後継モデルです。従来の充電式ニッケル水素電池から、充電式リチウムイオン電池に変更されたことでバッテリー寿命が約6年と2倍の長さを実現しました。フリーメンテナンスサービスつきで、購入後10カ月は無料でメンテナンスができます。
800シリーズ「876」
「876」にはデュアルバーチャルウォールがセットになっていて2つのモードでエリアを制限できます。「ヘイローモード」は、直径1.2mの範囲を侵入禁止エリアにできる機能です。もう1つの「バーチャルウォールモード」にはスイッチで簡単に切り替えられます。赤外線によって目には見えない壁が作られ、ルンバの清掃エリアを制限する仕組みで、最大3mまで対応可能です。
作業中のキッチンやベビールームなどにルンバが入るのも、気にせずに作動させられます。花瓶などの壊れものがあるところや、スペースを分けて清掃したいときにも活用できる機能です。デュアルバーチャルウォールの上部にランプが内蔵されていて、電源を入れたりモードを切り替えたりしたときに点滅します。
800シリーズ「885」
「885」には、「お部屋ナビ」が2個セットになっています。ライトハウスモードを搭載しているので、3つの部屋を準場に掃除させることが可能です。まず、部屋の境界線の端に1つ目のお部屋ナビを設置します。次に、2つ目のお部屋ナビをルンバが動く床や同じ高さにあたる場所に設置し、境界線の反対側の端に前を向けるようにしましょう。ルンバのCKEANボタンを押すとお部屋ナビに電源が入ります。ホームベースがある部屋を起点に、お部屋ナビが2つ設置されている部屋へ移動し、3部屋目の清掃を終えるとホームベースに戻る流れです。バーチャルウォールモードにも切り替えられます。
ペットの毛も確実に吸引!800シリーズ「890」
ナビゲーションテクノロジーに使われている光速応答プロセスは、部屋の汚れ具合を判断して同じポイントを何度も走行します。いろいろな角度から清掃することでペットの毛もしっかり吸引することが可能です。ルンバ独自の機能である「AeroForce クリーニングシステム」の対応機種で、強力なモーターや真空状態を作る気流によって小さなゴミまでしっかり吸引します。
また「890」はWi-Fi環境があればいつでもスマホからルンバを操作できる「iRobot HOMEアプリ」の対応モデルです。スマートスピーカー使って音声でも清掃の開始や中断、終了の操作ができます。スケジュール機能以外にもお手入れの仕方や使い方などのムービーの配信によって、ユーザーをサポートしてくれるアプリです。
上位モデル900シリーズの人気機種!「960」
900シリーズはルンバの最高峰シリーズです。「960」には、「ビジュアルローカリゼーション」が採用されています。ルンバが自分のいる場所やフロア全体をナビゲーションするシステムで、一度に清掃できるエリアは最大で112畳です。バッテリーが少なくなったらホームベースで充電して再び清掃をはじめます。
また「960」は、外出先からもルンバが操作できるスケジュール機能「iRobot HOMEアプリ」の対応機種です。アプリをスマホに入れておけば、ボタンをタップするだけで部屋の清掃が自動的にスタートします。Wi-Fiを使ってアプリとルンバを接続する仕組みで、タイマー予約も可能です。清掃後はClean Mapレポートによって、マップで清掃したエリアが確認できます。
毛足の長いラグもすっきり!900シリーズ「980」
ルンバの上位機種900シリーズで性能が高いモデルなのが「980」です。ナビゲーションテクノロジーには「ビジュアルローカリゼーション」を採用しています。ルンバ本体にカメラが搭載されていて、部屋全体をナビゲーションすることで清掃できていない場所を判断できる機能です。
「AeroForce クリーニングシステム」によって、ラグやフローリング、畳などあらゆる環境に対応可能です。特殊素材でできたローラーがゴミを浮き上がらせてかき出します。
さらに、ハイパワーのモーターユニットやカーペットブースト機能も備えているのが「980」の特長です。ラグやカーペットに乗ると吸引力が最大で10倍に引き上げられ、毛足の長い繊維に入り込んだ髪の毛もきれいになります。
ルンバは住んでいる部屋や欲しい機能を考慮して選ぼう
ルンバは4シリーズそれぞれにいろいろな機種がそろっています。スマホから操作できるタイプや吸引力が強いタイプなどいろいろな機能があるので、好みに合うものを選ぶのがポイントです。住んでいる環境や使いやすさも考慮しましょう。
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