
【プロ監修】おしゃれなコーヒーメーカーおすすめ12選!部屋に合った選び方
自宅でコーヒーを手軽に飲める便利なコーヒーメーカー。キッチン家電の中でも特に目を引くデザインが多いので、できればちょっとおしゃれなものが欲しいと思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家電プロレビュアーの石井和美さんに、おしゃれなコーヒーメーカーの選び方について伺いました。
デザインの選び方をはじめ、機能面や使い勝手でもどこに着目して選んだらよいかわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。
おしゃれなコーヒーメーカーの選び方
おしゃれなコーヒーメーカーを選ぶ上で注目すべきは、デザイン、抽出方法、機能、価格の4つの観点。
ポイント別にそれぞれ詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
①デザイン|カラーや質感を周りの家具家電に合わせよう

コーヒーメーカーは目立つデザインのものが多い家電なので、キッチンのインテリアに合うデザインを選びたいですね。特に注意したいのがカラーや質感です。
一番無難な色といえば、無彩色の白やグレー、黒。どのカラーを選んだらいいのか迷う人は、周りの家電や家具と、同系色のものを選びましょう。さらに、同じ黒でもメタリックな黒とマットな黒とでは空間の印象が異なってくるので、質感も同じにすればより統一感が出ます。
反対に、コーヒーメーカーをインテリアのポイントにしたい場合は、周りの色と逆の色合いのものを選んで差し色にすると引き立ちます。
また、カラーや質感の観点だけでなく、コーヒーメーカーは形がバラエティに富んでいるので、個性的な形のものを選べばインパクトは十分に出せます。置く場所の雰囲気を思い浮かべて、楽しみながら選んでください。

石井 和美
キッチン家電のトレンドは、モノトーンでマットな質感。落ち着いた色合いの家電が急増しており、コーヒーメーカーも同様です。ただ、コーヒーメーカーはインテリアのアクセントとして選ぶ方も多い家電です。あえてカラフルで独創的なデザインのコーヒーメーカーを目立つ場所に置くのもおすすめです。
②抽出方法|味の好みや手軽さなど、重視するポイントを考えよう
コーヒーメーカーは、大きく分けて以下の4つの抽出方法に分けられます。
- ドリップタイプ
- 全自動タイプ
- カプセルタイプ
- エスプレッソタイプ
昔からなじみのあるドリップタイプは、コーヒーの粉を入れ、お湯で抽出します。一気に3杯〜5杯ほど作れるので、コーヒーを飲む人が多い家庭に最適です。
あまり手間をかけたくない人には、全自動タイプがおすすめ。ミルが搭載されており、コーヒーの豆を入れると挽くところから自動で行ってくれるので、挽きたてのコーヒーを手軽に作れます。
カプセルタイプも、豊富なメニューをボタン一つで簡単に作れます。ただ、使用するカプセルは基本的にマシンと同一のメーカーのものしか使えないので、購入前にブランドごとのラインナップを確認しておきましょう。
コーヒー豆に高い圧力をかけて抽出するエスプレッソタイプは、エスプレッソだけでなく、ラテやカプチーノなどのミルクメニューに対応しているものもあります。また、全自動や粉から抽出するタイプ、カフェポッドを使用する手動タイプなど、抽出の種類も豊富です。

石井 和美
カプセルタイプは一番手軽ですが、一杯あたりの単価は一番高めです。その他のコーヒーメーカーは豆の種類や鮮度によって味も大きく変わるので、自分好みの味を見つける楽しみがあります。ドリップコーヒーはスッキリした味わいが特徴で、エスプレッソタイプは深いコクを楽しむことができます。
③機能|ミルや保温機能付きも!お手入れの楽さも大事

とにかく手軽に本格的なコーヒーが飲みたい人には、ミル付きのコーヒーメーカーがおすすめ。ミルがあれば、豆を挽いて簡単に粉にしてくれるのでとても便利です。
また、コーヒーメーカー自体がステンレス製かガラス製かの違いも重要です。ステンレス製の場合、保温性が高くが煮詰まりにくいので、ゆっくり飲みたい人にオススメ。反対に、作ったらすぐに飲みきりたい人や、コーヒーが抽出されるところを目で見て楽みたい人は、ガラス製が合っているでしょう。
コーヒー抽出時の機能だけでなく、お手入れ面も確認しておきましょう。自動洗浄機能がついたものや、水タンクなどの付属品が取り外しができて、丸洗いできる機種もあります。手軽に掃除ができ、衛生的に使いやすいものを選ぶことが長く使えるポイントになります。
④価格|相場は10,000円台だが、数千円で買えるものも
コーヒーメーカーの値段は幅広く展開されていますが、相場はおよそ10,000円台くらいと考えておくと良いでしょう。
基本的な機能のみだと数千円で買えるものもありますが、コーヒーの味の挽き分けができたり、高性能な保温や予約タイマーなど、便利な機能が搭載されているものは、10,000円以上、20,000円台くらいのものが多くあります。
今回、記事後半で紹介している商品の中には、コーヒーメーカーとエスプレッソマシンが一体型になっていて、約100,000円ほどする商品も。
まずは10,000円台くらいの機種から目星をつけ、その機能やデザインを基準に自分に合ったものを探すと良いでしょう。
監修者厳選!おしゃれなコーヒーメーカー2選
家電プロレビュアー石井さんイチオシの2選は、どちらもシンプルかつスタイリッシュで、どんな空間にも溶け込みそうなコーヒーメーカーです。
プロの意見を参考にしたい人は、要チェック!

石井 和美さんのコメント
シンプルでナチュラルなデザインのコーヒーメーカー。コーヒーの抽出方法も本格的で、上部12カ所のドリップ口から、雨のようにお湯が注がれます。そのため、コーヒー粉にお湯が満遍なくいきわたり、抽出ムラがおきにくくなっています。フィルターホルダーはオープンなデザインで、ドリップ時もコーヒーのアロマが部屋にふわっと漂います。質感はマットで、カラーはホワイトとブラックの2色。

石井 和美さんのコメント
スタイリッシュなフォルムと、美味しさに徹底してこだわったコーヒーメーカーです。10杯分淹れられる大容量サイズでありながら、本体サイズはコンパクト。家族が多くてもマグカップでたっぷり飲むことができます。また、純金コーティングされているCoresゴールドフィルターを装備。化学変化に強く、味と香りに対して最も影響が少ないフィルターで、豆本来の風味・甘みを味わます。カビや匂いもつきにくく、衛生的に保つことができます。
おすすめ人気ランキング順おしゃれコーヒーメーカー10選
ここからは、デザイン性や機能、価格帯も豊富に、人気順おしゃれコーヒーメーカーを10商品紹介していきます。好みのコーヒーメーカーを探してみてください!
機能美といえば、「シロカ全自動コーヒーメーカー SC-A131CB」。メッシュフィルター採用で、豆の油分ごと抽出し、蒸らし機能もあるため、コクのある深いコーヒーの味が楽しめます。
洗う部分は、丸ごと取り外しが可能なので手入れも簡単です。同形で、種類が豊富に揃っているので、機能や付属品が異なる商品一覧から、好みの機種を選ぶのもおすすめです。
「デロンギ kMix ドリップコーヒーメーカーCMB6」は、キッチンアートがコンセプトで、 世界的デザイナーDallen Murren氏がデザインしています。
9つの穴からシャワー状にお湯が出る、シャワードリップ機能が採用され、コーヒーパウダーにまんべんなくお湯を注いでくれるので、ムラのない味わいを手軽に楽しめます。 また、ペーパーレスフィルターで経済的な設計です。
どことなくレトロ感のあるデザインで、本格派コーヒーを楽しめる「パナソニックコーヒーメーカー NC-R500-T」。
コーヒーの味は、中細挽き・粗挽きの挽き分けができ、簡単にボタン操作でマイルド・リッチ・アイスの3パターンを楽しめます。抽出時の蒸らし機能や、ステンレスフィルターでコーヒーの油分まで抽出したコーヒーは、豆本来の味が楽しめる本格的な味わいです。
さらに、バスケットに施されたWドリップの仕組みを使えば、ミルクに合うような、よりコクのあるコーヒーを淹れることもできます。
便利なキッチン家電が揃うクイジナートから販売の「クイジナート コーヒー&ホットドリンクメーカーSS-6」ドリップの際は、食器洗浄機対応のフィルターカップの為、ペーパー不要で、繰り返し使用でき、カプセルに比べて1杯あたりの費用はお得です。そして、コーヒーを抽出する際に自動で15秒間蒸らす機能が搭載され、深い味わいに仕上がるのが特徴です。
カプセルの「K-Cup」は日本のUCC、アメリカのヒルスコーヒー、イタリアのカフェグレコなど各国メーカーのコーヒーや、紅茶のリプトンや緑茶の大和園など、コーヒー以外のカプセルにも対応できます。
「サーモス真空断熱ポット コーヒーメーカーECH-1000 CS」の特徴は、ステンレス製魔法びん構造。
真空断熱構造のポットで、高い保温・保冷力があることです。ポットに入れたら、そのまま持ち運びができ、ワンタッチレバーで注げます。ペーパーフィルターによるドリップで、スッキリした味わいのコーヒーを抽出できます。コンパクトながら、ドリップ予約タイマー付きで、前日予約も可能です。
お手入れも簡単で、水タンクの取り外しもでき、ステンレス部分は、汚れにくいクリアコート加工もされています。
形が特徴的な「シー・シー・ピー全自動ミル付きコーヒーメーカー BZ-MC81-BK」。ミル機能も内蔵され、手軽に挽き立ての香りも楽しめますが、粉からのドリップもでき気分によって使い分けができます。
少し変わったおしゃれなデザインなので、プレゼントとしても人気のありそうなコーヒーメーカーです。
カプセル式コーヒーの定番「ネスレドルチェグストジェニオ2 MD9771」。容量も多いため、家庭だけでなく、職場などでも利用されている機種です。特徴は、カプセルならではの豊富なメニューと、いつでも淹れたての味わいを楽しめます。
また、専用カプセルを公式サイトの「マシン無料レンタルカプセルお届け便」で定期購入すると、マシンは無料で利用でき、解約の際も違約金はなく、返送料の負担のみです。カプセルの価格も最安値で購入することができます。興味がある方は、マシン購入の前にお試しで利用してみるのもおすすめです。
手軽さよりも、コーヒータイムに手間をかけて楽しみたい方におおすすめの「デロンギ ICONA エスプレッソ・カプチーノメーカー ECO310」は、エスプレッソマシンタイプのおしゃれなコーヒーメーカーです。抽出方法は、お好みでカフェ・ポッドとコーヒーパウダーの両方で淹れられます。15気圧の高圧縮によって専門店のような味わいが楽しめ、フワフワの泡立ちミルクが、二重構造のスチームノズルで簡単に作れます。
ホルダー設置個所など、構造は複雑なため、お手入れは少々手こずりますが、レトロで高級感のある存在と本格的なドリンクを自らの手で楽しめる点は秀逸です。
本格的な味をとことん手軽に味わいたい方におすすめな「デロンギ マグニフィカS カプチーノ スマートECAM23260SBN」は、ワンタッチ操作の凄腕マシンです。
スタンダードなレギュラーコーヒーとは別に、エスプレッソのうまみとドリップのすっきりした後味が融合した「カフェ・ジャポーネ」を淹れるほか、ミルクが甘い泡から美味しく楽しめる「ラテクレマシステム」で、エスプレッソマシン史上最もきめ細かく舌触りがなめらかなカプチーノを作れます。
もちろんエスプレッソ単体で飲んも、絶妙なタンピングでバリスタが淹れたような本格的な味わいです。
準備が簡単なポッドタイプの「UCC上島珈琲 ドリップポッド DP2」。ドリップポッドの抽出は、ハンドドリップの味わいに欠かせない蒸らし機能で、理想的な1杯を淹れることができます。
また、レギュラーコーヒー(粉)も専用フィルターで抽出もでき、3回にわけて注湯する「3投式抽出法」は、本格的な味を楽しめます。一度に多くは淹れらない機種ですが、操作も手入れも簡単で、コンパクトな設計は毎日使いにぴったりです。コンパクトなのでキッチン内での収納も便利です。
おしゃれコーヒーメーカーでおうちカフェ気分を楽しもう!

コーヒーメーカーはおしゃれなだけでなく、便利な機能や、好みの味を叶えてくれる様々な機種があります。
ぜひ、見た目も味もこだわって、毎日のコーヒーが楽しみになるお気に入りを見つけてください。そして、いつもの部屋でのコーヒータイムを、ちょっとおしゃれなカフェ気分で味わってみてくださいね。