ノートパソコンの寿命って何年? 買い替えの目安やおすすめモデルも紹介
ノートパソコンは日々の生活に欠かせないツールです。購入した当初は快適に使えても、長く使い続けていると起動に時間がかかるようになったり、一つの操作が反映されるのに長く待たされたり、中から異音がするようになったりして「もう寿命なのでは?」と思うことはないでしょうか。
この記事では、ノートパソコンの買い替えの目安や寿命について解説します。買い替えを検討している方に向けて、ノートパソコンの選び方やおすすめモデルも紹介しているので参考にしてください。
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ノートパソコンの寿命や選び方、Q&A
ノートパソコンの寿命や買い替えの目安、購入時の選び方について紹介します。
Q1、ノートパソコンの寿命はどれくらい?
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ノートパソコンの平均的な寿命は、一般に3〜5年程度と言われていますが、使用頻度や用途などによって大きく変わります。
毎日長時間使用する場合や、高負荷の作業を頻繁に行う場合は寿命が短くなる傾向にあり、一方で軽い作業だけで使ったり、適切なメンテナンスを行えば、7年以上使用できることも珍しくありません。
寿命に影響を与える主な要因としては、ハードウェアの劣化、ソフトウェアの要求スペックの上昇による製品の陳腐化、バッテリーの劣化などが挙げられます。とくにバッテリーは使用とともに劣化が進み、3〜4年程度で交換が必要になることが多いです。
なお、「寿命」と言っても機器が完全に動作しなくなるわけではなく、多くの場合、新しいソフトウェアやOSの要求に応えられなくなったり、作業効率が著しく低下したりした時点で実質的な「寿命」と判断されます。また、OSのサポート期間も考慮しましょう。
例えば、Windows 10のサポート終了は2025年10月に予定されています。2024年秋にリリースされるmacOS 15 Sequoiaでは、MacBook Air 2018~2019がサポート終了になります。
Q2、買い替えを検討すべき症状や兆候とは?
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OSの起動に数分かかったり、アプリケーションの起動に異常に時間がかかったり、バッテリーの持続時間が極端に短くなった場合も買い替えの検討時期と言えます。
とくに、バッテリーは劣化が目に見えてわかりやすい部分です。バッテリーの持続時間が新品時と比べて明らかに短くなったり、コンセントに繋がないと数分で電源が切れてしまったりするような状況は、買い替えの兆候と言えます。
バッテリー交換で対応できる場合もありますが、古い機種ではバッテリー自体が入手困難なこともあります。
また、最新のソフトウェアやOSが動作しない、あるいは動作が著しく遅い場合も買い替えを考えるべきです。例えば、業務で使用する専門ソフトウェアの最新版が動作しない場合や、セキュリティ上の理由から最新のOSが必要な場合などが該当します。
とくに、OSのサポートが終了する場合は、セキュリティリスクを避けるためにも早めの買い替えを検討すべきです。
Q3、ノートパソコンを選ぶ際のポイント
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ノートパソコンを選ぶ際は、自分の用途に合わせてスペックを検討することが重要です。日常的に持ち歩くのであれば、軽量なモバイルノートが選択肢となりますし、持ち歩くことは少なく、主に決まった場所で利用するのであれば、少し大きめなデスクノートでも良いでしょう。
スペックにもよりますが、一般的にはモバイルノートのほうが高価になりやすいです。
スペックでまず注目すべきは、プロセッサ(CPU)の性能です。インテルのCore UltraシリーズやAMDのRyzenシリーズなど、世代が新しいものほど処理速度が速く、省電力性能も高くなります。
一般的な文書作成やウェブ閲覧程度であればIntel N100やRyzen 3クラスで十分ですが、動画編集や3D作業などを行う場合はCore i7やRyzen 7以上は欲しいところです。
次に重要なのがメモリ(RAM)容量です。最低でも8GB、できれば16GB以上あると快適に使用できます。複数のアプリケーションを同時に使用することが多い場合や、画像や動画の編集を行う場合は、より多くのメモリがあると作業効率が上がります。
ストレージに関しては、必要な容量は用途によって異なりますが、クラウドストレージも利用するのであれば512GB程度あれば十分です。ローカルに大量の動画や写真を保存する必要がある場合は、1TB以上のモデルや、外付けハードディスクの併用を検討すると良いでしょう。
注意点として、自分の用途では十分だからと低スペックなモデルを購入すると、寿命を迎えるのも早くなる傾向があります。長い期間快適に使いたいのであれば、初期投資は高くなるものの、性能が高いパソコンを購入したほうが結果としてコストパフォーマンスは良くなります。
私のおすすめノートパソコン4選
おすすめのノートパソコンを紹介します。
① ASUS ROG Strix G16 G614JV
動画編集にも活躍するハイスペックなゲーミングノートパソコン
おすすめポイント
第13世代のCore i9に、RAM16GB、GeForce RTX4060を搭載したゲーミングノートパソコンです。ノートパソコンはグラフィック性能が低いことが多いですが、ゲーミングノートパソコンであればゲームだけではなく、動画編集などでも高いグラフィック性能を活かせます。インターフェースも充実しており、HDMIや有線LANを備えるのも特徴です。サイズが大きくやや重いため、持ち歩くには不向きですが、デスクトップパソコンの代わりとしても十分に活用できる1台です。
② LG gram 14Z90S-MA78J2
薄くて軽いのに堅牢、持ち歩きにぴったりなノートパソコン
おすすめポイント
14インチのノートパソコンながら、1.12gと軽量で、厚みも16.9mmと薄く持ち歩きに適したモバイルノートパソコンです。薄型軽量でも、MIL-STD-810Hに準拠した堅牢性も持ち合わせています。性能面ではIntel Core Ultra 7を搭載しており、マルチタスクにも対応します。インターフェースもHDMIやThunderbolt 4に対応しており、拡張性も十分です。Dolby ATMOS対応の高音質なスピーカーも備えており、エンターテイメント用途でも活用できます。サイズに似合わぬ72Whの大容量バッテリーを備えているのもポイントです。
③ DELL Inspiron 13
高い解像度を備えながらも低価格、高コスパな1台
おすすめポイント
Core Ultra 5にRAM16 GBと高いスペックを備えながら、ベースモデルは13.3インチノートパソコンとして比較的に低価格を実現しています。安価なノートパソコンは解像度がFHD(1920×1080)に留まるものも多いですが、これはQHD+(2560×1600)に対応しているのも特長です。Dell独自のComfortView Plusテクノロジーにより、色彩を損なうことなくブルーライトの低減も行えます。
④ MacBook Air 13インチ M3モデル
Apple M3チップを搭載し、クリエイティブな作業でも頼れる1台
おすすめポイント
迷ったらコレ、と言えるのがMacBook AirのM3モデル。13インチと15インチがあるが、持ち運ぶことが多いなら13インチ、主に自宅で使うなら15インチがおすすめです。文章作成などのオフィス系作業はもちろんのこと、写真編集や動画編集なども楽にこなせる性能を持っています。ネット上に情報が溢れているので、操作に困ったり、何か不調があった場合にも調べやすいというのもメリットです。
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