マウスのDPIとは? 目的別の設定やおすすめマウス10選を紹介
精密な操作が求められるゲームプレイやクリエイティブワークで活躍するのが、DPIを変更できるカウント切替可能なマウスです。
この記事では、マウスのDPIに関する基礎知識から設定方法、おすすめの設定などを解説します。さらにDPIを調整できるおすすめマウスを紹介しますので、ぜひあわせて参考にしてください。
目次
▼ マウスの役立つ情報を紹介
マウスのDPIとは
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DPIは「dot per inch(dot / inch)」を略した単位で、1インチ(約2.5cm)あたりにどれだけドット(点)を打てるかを表します。
マウスで言うDPIとは、マウスを1インチ移動したときにマウスポインタがどれだけ動くかという指標です。DPIが上がるほど、より少ないマウス操作で大きくポインタが移動します。
例えば500dpiのマウスの場合、本体を1インチ動かすと、ポインタが500ドット移動します。1インチはおよそ2.5cmなので、マウスを0.05mm動かしたときに1ドット動く計算です。
2500dpiの場合、本体を1インチ動かすとポインタが2500ドット移動するので、マウスを0.01mm動かしたときに1ドット動くことになります。
よく混同される用語にマウス感度(センシ)がありますが、こちらはマウスの移動距離に対してマウスポインタが移動する距離の割合のことを指します。
高感度だとマウスが敏感に反応して、低感度だとマウスを操作してもポインタがあまり動きません。マウス感度はDPIのように機器の性能を示すものではなく、OSのマウスプロパティや、プレイするゲーム内の設定により調整するものです。
低DPIのマウスでマウス感度を上げすぎると、ドットが粗いものを無理に引き延ばすことになり、操作の精度が落ちることがあります。高いマウス感度で精密な操作を行いたい場合は、高DPIのマウスを使用するのがおすすめです。
DPIの確認方法、調べ方とは
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DPIは、マウスを購入したときのマニュアルやパッケージなどに記載されています。もし無ければ、使用しているマウスの型番からメーカーサイトを確認してみましょう。
「DPI」とハッキリ表記されていることが一般的ですが、メーカーによっては「分解能」と表記されていることがあります。
安価なノーブランドのマウスでは、DPIや分解能の表示がない場合もあります。
DPIの設定方法とは
マウスのDPIの設定は、マウス本体にDPI切替機能が搭載されている製品のみで行うことができます。一般的なマウスは、DPIが固定されているものが多いです。
OSから設定できるのは、倍率指定によるマウス感度やマウス加速度の調整であって、DPIそのものを変化させているわけではありません。操作性を調整することはできますが、厳密には別物である点に注意が必要です。
DPIの設定は、マウスに付属する専用ソフトを使用します。切り替えについては、本体にDPI切り替えボタンが搭載されている製品であれば、利用シーンに合わせてワンタッチで切り替えることもできます。
ゲームやデスクワークなど、目的に合ったおすすめの設定
DPIを細かく設定する必要があるのは、基本的に正確で細かい動作が求められるFPSゲームや、精密な画像処理を行うクリエイティブワーク等です。
それぞれの目的にあわせて、おすすめのDPI設定をご紹介します。
ゲーム用(FPS等)
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ゲーム用と一口に言っても設定はさまざまあるのですが、これからDPI設定をはじめていく方向けの基本的な方法をご紹介します。
まず前提として、OSに搭載されている「マウスの加速」機能をOFFにします。これは、マウスを動かす速さに応じてポインタの移動距離が変わる機能です。
一般用途では便利ですが、精密な動作が求められるゲームプレイにおいては、その度にマウスの移動距離が変わる機能はかえって邪魔になります。DPIは固定し、各動作が適切に行えるように「マウス感度」の方を微調整するのが基本的な設定方法です。
DPIは、ゲーム中のシーンによって使い分けます。極端な例としては、敵に照準を絞る精密な動作を行う場面ではポインタが小さく動くように設定して、その場から一瞬で離脱する際にはわずかな動作でポインタが大きく動くように設定する、といった使い分け方ができます。
可変DPI機能が搭載されたマウスはいくつかのDPIを切り替えられるため、自分にとって便利なパターンをいくつか作成すると良いでしょう。
クリエイティブワーク(デザイン・DTP)
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DPIを切り替える機能はゲーミングマウスに搭載されていることが多いですが、ゲーム以外の用途に使うこともできます。
WebデザインやDTPといった細かい作業を行うクリエイティブワークにおいては、効率性と精密性を兼ね備えたゲーミングマウスが便利です。
基本的には、作業効率を向上させるためマウス感度を高く上げて、少ない動作でポインタが大きく動くようにします。
そのうえで、状況に合わせてDPIを切り替えることで、普段はポインタの移動距離を少なくしつつ、細かい画像処理などを行う時には精密な作業ができるように設定します。
プログラム可能なボタンが搭載されている製品なら、複数の挙動をひとまとめにするなどの設定も可能になり、一層クリエイティブワークの効率が向上することでしょう。
DPIを切り替えられるマウス、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
DPIを切り替えられるマウスの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
- Logicool(ロジクール)
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ワイヤレスマウス 静音 M750MGR
- 税込み4,743円(Amazon)
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スクロールを効率化
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高速スクロール対応のSmartWheelを搭載し、スクロールを効率化できるモデル。1行毎の精密スクロールと、長いページ移動に適した超高速スクロールを、指ではじくだけで自動的に切り替えて使えます。サイドボタンを押しながらホイールを回すことで、横スクロールにも対応します。
手が大きな人向けに、ラージモデル M750 Lもラインナップ。ロジクールM170と比較して、クリックノイズを90%以上軽減しています。
単三形乾電池1本で最長2年間のバッテリー寿命。Easy-Switchによって最大3台のBluetoothデバイスに接続し、切替可能です。
- Logicool G(ロジクール G)
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PRO X マウス SUPERLIGHT G-PPD-003WL
- 税込み19,073円(Amazon)
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ロジクール史上最軽量
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本体重量63g未満の、ロジクール史上最軽量をうたうモデルです。同社の標準PRO Wirelessマウスから約25%の軽量化を果たしたといいます。
低遅延のLIGHTSPEED接続に対応。HERO 25Kセンサーによりサブミクロンの精度を実現し、従来品のおよそ4倍となる最大25600dpiで1mmの動きにしっかり反応します。
従来品に比べ、電源効率も約10倍向上。満充電時のバッテリー持ち時間は最大70時間です。
- Logicool G(ロジクール G)
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PRO ワイヤレスゲーミングマウス G-PPD-002WL
- 税込み15,450円(Amazon)
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プレイヤーのニーズから作られた
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G-PPD-002WLは、多数のプロのeスポーツプレイヤーのアドバイスを受け、厳しいニーズを満たすべく開発されたロジクール屈指のプロ仕様ゲーミングマウスです。
PRO Xと同じHERO 25Kセンサーが搭載されており、エラーの無い高精度なトラッキングを実現。DPIは100~25600の範囲で設定可能です。
DPI切替ボタンはゲーム中の想定外の操作を防ぐために裏面に配置されています。他にも、ワイヤレス/軽量/エルゴノミクス/マクロキー搭載/左右対称/etc…と、さまざまな機能を搭載しています。
- ELECOM(エレコム)
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ゲーミングマウス V custom VM500 M-VM500
- 税込み4,191円(Amazon)
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右利きに最適化したFPS向けモデル
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勝利にこだわるプレイヤー向けをうたう、エレコムのハイクラス・ゲーミングデバイスシリーズの、右利きに最適化された左右非対称モデル。かぶせ持ち、つかみ持ちと「その中間」までカバーしたFPS向けゲーミングマウスです。
8ボタンで75gの軽量設計。左右ホイールクリック、サイドキーの5ボタンに加えて、上面に2ボタン、底面に1ボタンを配置しています。
本体の加工には、劣化しやすいラバー素材や塗装は使用せず、さらさらで心地よい表面加工を施しています。
- Razer(レイザー)
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ゲーミングマウス 9ボタン DeathAdder V2 X HyperSpeed RZ01-04130100-R3A1
- 税込み6,280円(Amazon)
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Eスポーツプロも支持する高パフォーマンス
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販売実績1,500万台を突破している、パフォーマンスに定評あるゲーミングマウス。金メッキ接点をあしらったスイッチは、最大6,000万回のクリック耐久試験をクリアしています。
Bluetooth接続時最大615時間、2.4GHz(RAZER HYPERSPEED WIRELESS)接続時最大235時間バッテリーが持続する長寿命仕様。
バッテリーには単三形乾電池1本か単四形乾電池1本のどちらかを選ぶことができます。持続時間を優先するなら単三、軽量さを優先するなら単四を選択しましょう。
- ASUS
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ゲーミングマウス ワイヤレス ROG Keris Wireless AimPoint
- 税込み9,800円(Amazon)
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3つの接続方式に対応
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75gと軽量ながら、36,000dpiのROG AimPoint光学センサー、650ipsおよび50gの加速度、さらに1000Hzのポーリングレートを実現したハイスペックモデル。2.4 GHz、Bluetooth、有線接続にそれぞれ対応するトライモード接続仕様です。
低遅延な2.4GHz RFでも最大119時間の連続ゲームプレイが可能。Bluetoothでは最大3台のデバイスをペアリングでき、有線接続で充電しながらのプレイもできます。
マウスにはグリップテープが施され、グリップ性を向上する工夫もされています。
- ROCCAT
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ゲーミングマウス ワイヤレス Kone Air
- 税込み7,200円(Amazon)
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Easy-Shiftで機能を切り替え
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17種類のプログラム機能が利用できる多機能モデル。側面に配されたEasy-Shift [+]ボタンを押し続けることで二次的機能が解除され、9つのボタンで17のプログラムを使える仕組みです。
ROCCAT Titanオプティカルスイッチは1億回のクリックテスト済みと耐久性にも優れます。
電池交換なしで最大1年間使用できる長寿命仕様。単三形乾電池2本で最大限の電池寿命を、単三形乾電池1本で軽量化を優先することも可能です。
- kensington
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ワイヤレストラックボール Pro Fit Ergo TB550 Trackball K72196JP
- 税込み7,182円(Amazon)
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手首を自然な角度に保つ傾斜のついたデザイン
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握手をする時のような自然な角度に手と手首を保つことができる45°の傾斜のついたデザインと、直感的な操作を可能にする4Dスクロールホイールが特徴です。
Bluetooth Low Energyと2.4GHzの2つのワイヤレス接続に対応します。バッテリー寿命は、USB-Cポートからの充電でおよそ4か月。
特許取得のボール取り出しボタンでボールを簡単に取り出すことができ、お手入れがしやすいのもうれしいポイントです。
- Logicool G(ロジクール G)
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ゲーミングマウス ワイヤレス G903h LIGHTSPEED
- 税込み17,200円(Amazon)
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高品質センサー搭載
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G903は、世界最高峰のゲーミングセンサーとも呼ばれているPMW3366光学センサーを搭載した、eスポーツのプロやゲームファンから幅広く支持されているゲーミングマウスです。
G903hはバッテリー駆動時間をG903の最大32時間から180時間に大幅アップグレード。DPIは100~25,000の範囲で設定可能です。マウスを高速で操作しても、ネガティブなレスポンス無く高精度なトラッキングが可能。
DPI切替ボタンは5種類の設定をプログラミング可能ですので、狙撃のターゲッティングから高速旋回まで幅広いシーンに対応できます。
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