テニスのような新スポーツ!スペインから来た「パデル」がおもしろい!
スペインから来たパデルというスポーツをご存知でしょうか。
ざっくり言うと、壁に覆われたテニスのようなスポーツ。スカッシュとテニスの中間と言われたりもしますが、ネット越しで試合をします。
すごいのはその人気。競技人口の拡大スピードがスポーツ史上最速記録を持つそうです。
本場スペインではすでに、1位のサッカーに次ぐ2位がパデルです。
パデルの人気ぶりは有名人にまで影響しており、テニスプレーヤーのナダルや、スペインサッカーのFCバルセロナのメッシ、元レアルマドリードのカシジャスもパデル愛好家で知られています。
本場スペインでは、テニスを凌ぐ大人気の国民的スポーツ(出典:Padel Asia Inc)
都内「初」のコートがオープン!
日本には3年半前の2013年10月に上陸したパデル。大阪や埼玉の所沢など全国7カ所ほどにコートがあり、
パデルの”都内初”のコートがオープン。それが、パデル東京(Padel Tokyo)。
コートは2面。運営する株式会社Padel Asia広報の海老原さんによると、コート設立費用の一部はクラウドファンディングサイト・Campfireにて資金調達して作ったそうです。
(2015/12/25に支援は終了し、目標金額の112%の約785万円を調達)
ということで、東京練馬区にあるパデル東京へ。
これがパデル東京のコート。善福寺公園テニスクラブのテニスコートと併設されています。コートも施設もとても綺麗で、のどかなところ。
パデルの特徴
初心者でもすぐにできるようになるのがパデルの特徴。また、テニス経験者もさらに楽しいと思います!!
その魅力を動画にまとめましたのでご覧ください!
パデルの仕組みをご紹介。
パデルコート。サイズは長方形の20×10メートル(必要とするスペースはテニスコートの約半分)周囲は強化ガラスと金網により仕切られているのがテニスとの大きな違い。コートはスカッシュに近い印象。
ラケットがこちら。こちらは、DROPSHOT製。丸型(右側:オールラウンド向け)・細長い型(左側:強いストローク向け)などがある。テニスラケットの有名メーカー(ダンロップ、ヘッド、ウイルソン、バボラ、プリンスなど)もパデルラケットを製造しています。
ルールの特徴
2対2のダブルスのみでプレーします。
カウントの数え方、進め方などは基本的にテニスと同じです。
パデルならではの展開として、
・サーブはボールを1バウンドさせて、腰より下の位置でアンダーサーブ。
・ラリー中、わざと相手のボールを自分のコートの壁に当てて、勢いを殺してから打ち返す
(ノーバウンドで壁に当たったらアウトです。)
・自分のショットを壁に向かって打ち込み、跳ね返って相手コートに入れる
・コートの側面や上部空間からボールが出た場合、選手はコート外に出て、ボールを返球できる
など、周囲の壁を戦略的に使い、知力を駆使してプレイすることで勝機を掴めるのが魅力です。
パデル特有のショットも
後ろの壁に当たったボールを返すショットは、レボテといいます。
ラリー中によく使うショットです。
(横の壁だとラテラルという名前になったりします)
こちらは、コントラパレット
壁にボールをぶつけて跳ね返ったボールを相手コートに入れるショット。後ろの壁に向かって思いっきり打ってください。
ポイントは自分よりも高い位置の壁に当てること。低い位置で失敗すると、壁に跳ね返ったボールが自分に直撃します。
打ち方に関するテニスとの違い
筆者は一応、硬式テニス歴10年以上。体験したパデルとテニスの違いを挙げておきます。
(今回初めてやった感想なので、パデルのベテラン経験者の意見とは異なる可能性がある点はご了承ください。)
・フォアストロークのスピンはほぼかからない。ぐっと押し出して打つと狙った感じに打てます。
・スライスは結構かかります。ロブ(浮いて後ろに落とす球)やサーブでの横回転で使うことも。
・ラケットが短いので、バックストロークはテニスよりかなり距離が近いと感じるくらいがちょうどいい。
・バックストロークは男性なら(女性でも)片手で十分打てると思います(片手バックに憧れてたので非常に気持ちがいい)
・ボレーがやりやすい印象。スマッシュはラケットに慣れず難しい!
・相手のスマッシュや強いボレーが来たらテニスとは逆に「前へ行く!」壁に当たったボールを返します。
色々言ったけど、
やってみるのが一番ですね。
予想していた数倍、数十倍楽しいです!
取材に応じてくれたPadel Asiaの方々、善福寺テニスクラブの野田支配人とは、仕事を忘れ、2セット追加で試合をしてしまいました。。
今、著名人の間でもパデル愛好家が増えている!
冒頭でお伝えした通り、スペインのスポーツ選手以外にも、日本でも愛好家が増え始めてるそうです。
今回、なんとmoovoo取材中に、氣志團の早乙女 光さんがパデルの体験に来ていました!
キャプテン翼の作者・高橋陽一先生のサイン。スペイン訪問後、かなりのパデルの愛好家になったそうで、パデル東京にも頻繁に来ているそうです。
そして、体験取材を通して、パデルをやってる人(パデル東京しか知りませんが)はみんな優しい!
すぐに一緒に試合しようとなるのが、スポーツの良さですね。
テニスの経験有無、年齢、性別構わず楽しめるスポーツ「パデル」
興味を持った方は、ぜひ一度やってみてください!
場所・予約はこちら。
コート予約、パデル東京についてはこちら。
施設名:パデル東京(Padel Tokyo)
住所:〒177-0053 東京都練馬区関町南1丁目4-48
善福寺公園テニスクラブ内
電話番号:03-4455-7527
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