「Ulike X+ IPL光美容器」を使ってみた!自宅で手軽にムダ毛ケアできる?
ひげや体毛のセルフケアに役立つ家庭用光脱毛器。近年はサロンに通わず、自宅でムダ毛ケアを行う人も増えてきました。
そんな中登場したのが、Ulike(ユーライク)の男性向けモデル「Ulike X+ IPL光美容器」。最大出力28Jのハイパワーと冷却機能を備え、手軽さと使いやすさを両立した1台として注目されています。
今回はメーカーから製品提供を受け、全身美容脱毛の経験がある編集部員が実際に試用。使用感や操作性、肌へのあたり方などを中心にレビューしていきます。
「家庭用の光脱毛器って、実際どうなの?」「セルフケアって続けられる?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「Ulike X+ IPL光美容器」とは?

編集部撮影
Ulike(ユーライク)が2025年5月に発売した、男性向けの家庭用IPL光美容器。ひげや体毛など太くしっかりした毛にも対応できるよう、最大28Jの高出力とダブルランプ構造を採用。さらには広波長テクノロジーで、顔〜VIOまで全身のムダ毛ケアが1台で完結します。
本モデルには、SHRモード(Strong Hair Removal)が搭載されており、蓄熱式の照射で肌への刺激を抑えながら安定した使い心地を実現しているそう。サファイア冷感技術により、照射面の温度を16℃以下に保ち、照射中のひんやり感が持続。保冷剤やジェルを使わずに、痛みや熱感を軽減できると謳っています。
さらに、肌色センサーで10段階まで自動出力調整が可能で、肌色や部位に合わせた安全な使用をサポート。最短8分で全身ケアができる「高速連射モード」も備えています。
耐久性にも優れており、約90万回の照射が可能。家族やカップルでシェアして使う際にもコスパの良さが際立ちます。
Ulike X+ IPL光美容器を試してみた!使い勝手や肌あたりをレビュー
ここからは、実際にUlike X+ IPL光美容器を試した使い勝手などをレビューしていきます。
開封してみた:本体の質感や付属品は?

編集部撮影
パッケージを開けてまず感じたのは、本体の存在感。光美容器としてはコンパクトな部類かもしれませんが、サイズ・重量ともに「手のひらに収まる」といった印象ではありません。それでも、手が小さめの筆者でも特に扱いにくさは感じず、取り回しは良好です。
デザインはブラックを基調とした落ち着いた印象で、マットな質感が特徴。ただ、使用中や持ち運びの際には、指紋や皮脂汚れがやや目立ちやすく感じられました。気になる場合はこまめに拭き取れば問題ない程度ですが、人によっては気になるポイントかもしれません。
付属品は以下のとおりです。
・折りたたみ式のサングラス
・電源コードとアダプター
・携帯用ポーチ
・処理用のカミソリ
・取扱説明書
中でもサングラスはごく軽量で、折りたたんで持ち運べる仕様。素材としてはややチープな印象ですが、屋外に持ち出す想定があるなら実用性はありそうです。気になったのは、電源アダプターの大きさ。印象としては本体の半分以上あり、収納時にややかさばります。
全体として、必要なものは一通り揃っており、「届いたらすぐ使い始められる」という基本的な安心感はありました。
操作してみた:モード・出力の切り替えは簡単?
電源を入れると、モード名や照射状態が本体のLED表示で確認できるようになっています。操作はとてもシンプルで、電源ボタンを押すたびにモードが順番に切り替わる仕組み。「Fast」「Normal」「High」「SHR」の4種類があり、使いたいモードを選ぶだけでOKです。
出力レベルは手動で調整することはできず、肌色センサーが自動で判断して最適な出力に設定してくれる仕様。そのため、操作に迷うポイントが少なく、家庭用の光美容器が初めてでも使いやすい印象です。
モードの変更時や照射時にはファンが作動します。このファンの音はやや大きめで、家族が寝ている隣の部屋で使用するのはためらわれるほどでした。使用する時間帯や環境によっては、多少気になるかもしれません。
実際に使ってみた①:照射時の刺激や肌あたりは?

編集部撮影
今回は、まず二の腕でパッチテスト*を実施してから、数日おきにひげ、手の甲、足の指、すね、太ももなど複数部位に照射を行いました。照射モードは段階的に試し、最終的にはSHRモードまで使用。短期間の使用ではありますが、筆者の肌では特に赤みやかゆみといったトラブルは見られませんでした。
刺激については、美容脱毛と比べるとだいぶ控えめに感じられました。サファイア冷却機能の影響もあってか、「熱さ」や「はじかれるような痛み」はほとんど気にならないレベルです。ヒリつくような感覚も残らず、初めての部位でも安心して使えました。
冷却機能は想像以上にしっかりしており、長時間使用していると照射面がうっすら結露するほど。実際に触れるとひんやりしており、「冷やしながら照射している」ことを物理的な感覚として確認できました。
実際に使ってみた②:操作性と使い勝手はどう?
使い心地は、照射部位によって違いが出ると感じました。
本品は、照射面が肌にしっかり密着しているほど自動出力が高くなる仕組み。そのため、足や腕などの広い部位では問題なく使用できますが、手指や足指といった狭くてカーブの多い部位では、照射角度を調整しないと照射がうまく作動しない場面もありました。
また、広範囲を照射する際は、本体の重さがやや気になるポイントです。片手で持ち続けると手が疲れてくるため、数分間連続で使う場合は休憩をはさみたくなる場面も。慣れれば気にならない可能性もありますが、電源コードもそこまで長くないため、コードを気にせずサッと照射したい場合は、あらかじめ体勢や環境を整えておくとスムーズです。
なお、取扱説明書では「1〜4週目は週3回、それ以降は2週〜1か月ごとに1回」のサイクルが推奨されています。サロン脱毛と異なり、自分のペースでケアできるメリットがある一方、定期的に照射を続けるためには、ある程度「続けやすい環境づくり」も重要だと感じました。
なお、使用後はボディクリームなどで肌のうるおいを保つと良いでしょう。
Ulike X+ IPL光美容器を使ってみた総評
Ulike X+ IPL光美容器を使ってみて、全体的には「家庭用として十分に使いやすく、しっかりした仕様の製品」という印象を受けました。
以下、実際に使用して感じたポイントを、よかった点・気になった点に分けてまとめます。
まとめ:Ulike X+ IPL光美容器はこんな人におすすめ
Ulike X+ IPL光美容器は、自宅でのムダ毛ケアを習慣化したい男性にとって、選択肢のひとつになり得る製品だと感じました。冷却機能のおかげで刺激はかなりマイルドに抑えられており、初めて照射する部位でも気負わずに使えます。
一方で、コードの長さや本体の重さなど、使う環境によってはやや不便に感じる部分もあるため、無理なく続けられるよう、使用場所や姿勢に配慮することが大切です。
サロンに通う時間がない方、自己処理による肌荒れに悩んでいる方、ひげや体毛のケアをもう少し快適に行いたいと考えている方には、十分に検討の価値があるアイテムではないでしょうか。
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