フルサイズコンデジのおすすめ3選!最新人気モデルや選ぶポイントも解説
高画質とコンパクトさを両立した「フルサイズコンデジ」。一眼レフやミラーレスと同等の大型センサーを搭載しながらも、持ち運びやすいサイズ感が魅力です。本格的な写真撮影を楽しみたい方はもちろん、旅行やスナップ撮影、Vlogなど、幅広いシーンで活躍します。
しかし、レンズの明るさやAF性能、動画機能など、モデルごとに特徴が異なるため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ガジェット・PCライターの山本竜也さんが厳選した、フルサイズコンデジのおすすめ商品と選び方をご紹介します。ぜひ参考にして、自分にぴったりの一台を見つけてください!
まずは筆者おすすめ、フルサイズコンデジ3選
筆者おすすめのフルサイズコンデジ3選を紹介します。
① SONY Cyber-shot RX1RII(DSC-RX1RM2)
最大8倍での撮影も可能
おすすめポイント
2016年発売と古い機種ですが、総画素数4360万画素のフルサイズセンサーを搭載。35mm F2のツァイス「ゾナーT*」レンズを採用しており、風景、ポートレート、マクロなど、さまざまなシーンを自然な画角と遠近感で撮影できます。レンズ鏡筒部の切り替えリングを回すことでマクロモードに切り替えられ、最短撮影距離20cmでの撮影が可能です。単焦点レンズですが、デジタルズームにより最大8倍での撮影もできます。
② LEICA Q3
最短17cmのマクロ撮影に対応
おすすめポイント
2023年発売の比較的新しいカメラです。総画素数は6239万画素で、レンズは「ライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.」を搭載します。最短17cmのマクロ撮影に対応するほか、デジタルズームは最大3.2倍(90mm)となっています。動画撮影は最大8Kに対応。新しい機種だけに、インターフェースがUSB-Cになり、無線LANもWi-Fi5(5GHz)に対応するなど充実した内容になっています。本体サイズが130×80.3×92.6mmで重さも約743gと、コンデジにしてはやや大きく重い点には注意が必要です。
③ LEICA Q3 43
人の自然な視野に近い撮影が可能
おすすめポイント
2024年発売のLEICA Qシリーズの最新モデル。LEICA Q3のバリエーションモデルで、Q3の焦点距離が28mmなのに対して、Q3 43は43mmの「ライカ アポ・ズミクロン F2/43mm ASPH.」を搭載していることが最大の違いです。43mmは人の自然な視野に近いとのことで、ポートレートや旅先でのスナップ写真など、見たままを記録するのに適しています。レンズ以外は基本的にQ3と同じ仕様ですが、重量は約793gとQ3より50gほど重くなっています。
フルサイズコンデジの選び方、Q&A
フルサイズコンデジの選び方について、Q&A形式で3つ紹介します。
Q1、まずは何に注目して選ぶ?
山本竜也さん
フルサイズコンデジは大型のセンサーを搭載する一方で、基本的にレンズ交換ができません。このため、「どの焦点距離のレンズが搭載されているか」「最大絞り値(F値)がどの程度明るいか」が選ぶ際に重要になってきます。
現在販売されているフルサイズコンデジは、ほとんどの機種が焦点距離28mmか35mmのレンズを搭載しています。
広角寄りの28mmを搭載するモデルなら風景やスナップ撮影に向きますし、標準レンズとも言われる35mmを搭載するモデルは、より肉眼での見た目に近い写真を撮影できるほか、構図によっては広角気味にも撮影可能です。
さらに、F値も重要です。F値はレンズの明るさを示す数値で、数値が小さいほど多くの光を取り込めるため、暗い場所でもノイズの少ない明るい写真が撮れます。
また、F値が小さいほど背景をぼかした写真(ボケ味)を表現しやすくなります。ただこのボケ味については、レンズの構造などでも変わってきます。このため、作例やレビューも参考にしながら、自分がよく撮る被写体や撮影スタイルに合うレンズの焦点距離・性能をしっかりとチェックしましょう。
Q2、スペックで重要なポイントは?
山本竜也さん
フルサイズコンデジは、一眼レフカメラなどと比較して、小型軽量なのが魅力です。ただし、ボディがコンパクトなだけに一眼レフカメラと比較してボタンやダイヤルなどが少なかったり、操作しづらい位置に配置されたりして、操作性に影響がある場合があります。
いくら小型軽量で性能がいいカメラでも、操作性が悪いと使わなくなってしまう可能性も。このため、購入前に実際に手に取って操作感を確かめることをお勧めします。
その際には、カメラのサイズや重量も確認しましょう。コンパクトなボディの場合、手に取ったときにカタログ数値以上に重さを感じることもあります。
Q3、長く使えるモデルを選ぶポイントは?
Photo by iStock
山本竜也さん
フルサイズコンデジは高性能である反面、価格も高額になりやすいです。だからこそ、長く使えるモデルを選びたいところです。
製品によっては予備バッテリーなどのアクセサリーや専用オプションも割高になる場合があります。また、修理やメンテナンスを依頼する際のサポート体制も、長く使うためには見逃せないポイントです。
実店舗で修理依頼ができるのか、電話やメールだけの対応なのかなども確認しておきましょう。また、ユーザーコミュニティが活発な製品は、他のユーザーとの情報交換が容易で、問題解決に役立つことが多いです。
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