水中ライトおすすめ8選 ダイビングに活躍する1本の選び方
水中ライトはナイトダイビングはもちろん、昼間でも洞窟や沈船などに潜るときに欠かせない器材。
機種によって光量や照射角、色温度などが異なるため、目的に応じて使い分ける必要があります。
この記事では、元ダイビングインストラクターの筆者が、水中ライトの選び方とおすすめ商品を紹介します。
水中ライトの役割とは?
水中ライトは、ダイバーが海底や生物を観察し、自分の位置を確認するための器材です。
とくに、ナイト、洞窟、沈船といった特殊な環境下でのダイビングは、水中ライトがなければ視界が制限され、安全が損なわれる可能性があります。
また、水中では太陽の光が吸収されるため、深く潜るほど色が失われます。写真や動画の撮影で、海の中を色鮮やかに記録するには水中ライトが役に立ちます。
水中ライトの種類と特徴
水中ライトの光源には、LED、ハロゲン、HIDがあります。LEDは低消費電力で長寿命、ハロゲンは暖かい色温度、HIDは明るく自然光に近い、といった異なる特徴を持っています。
さらに、ハンディタイプのメインライト、コンパクトなバックアップライト、撮影に適したフォーカスライトなど、多様な種類があります。
いずれの水中ライトもLEDが主流ですが、機種によって光量や照射範囲、色温度などが異なるため、使用する環境や目的に適したライトを選ぶことが大切です。
水中ライトの選び方
水中ライトの選び方で抑えておきたい4つのポイントをご紹介します。
光量と照射範囲で選ぶ
光量はライトの明るさを指し、光束(こうそく)とも呼ばれます。「ルーメン(lm)」という単位で表され、数字が大きくなるほど明るさが増します。
また、水中ライトの照射範囲には、光を集約して照射するスポット光と広い範囲を照射するワイド光があり、より広角な拡散光を照射する機種もあります。
- スポット光:ナイトダイビングやサーチ、生物観察。バディ同士のサイン。ストロボ撮影時のターゲットライト。
- ワイド光:撮影時の光源として。ナイトや洞窟で周囲を広く照らしたいとき。
- 拡散光:広角撮影での光源。
防水性能と耐久性で選ぶ
一般的に水などで濡れるケースを想定した家電などの防水性能はIP等級で表されますが、水中ライトの防水性能は「耐水深〇〇m」といった表記が基準になります。
たとえば、耐水深50mという表記があれば、水深50mまでの水圧に耐えられるということ。水中ライトを選ぶ際は、防水性能も大切なポイントです。
さらに、腐食やサビに強い素材やダブルOリングなど、耐久性に優れた水没しにくい構造の水中ライトを選べば、長期間にわたって使用できます。
水中ライトの使用時間で選ぶ
一般的に水中ライトの使用可能な時間は、バッテリー容量の大きさに比例します。
ただし、同じ容量のバッテリーでも、ライトの光量が大きければ使用時間は短くなるため、製品の連続点灯時間を確認しておきましょう。
また、バッテリーには充電式と電池式があります。近年は充電式が主流ですが、使用時間だけでなく、充電時間と充電方法も比較して選ぶとよいでしょう。
入手しやすい電池式ならバッテリー切れに対処しやすいため、電圧の異なる海外ダイビング旅行などに便利です。
撮影に適した色温度で選ぶ
動画や写真の撮影に使う水中ライトを選ぶなら、光量や照射範囲に加え、色温度にも着目しましょう。
色温度は「ケルビン(K)」という単位で表示され、点灯時の色を数値化したものです。
被写体の色をできるだけ忠実に再現したいときは、日中の太陽光に近い発色とされる色温度5,500ケルビンに近い水中ライトを選びましょう。
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Moovoo編集部
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