〈我が家のコツ〉ぬいぐるみの洗い方 洗うときのポイントや便利アイテムも紹介
ふわふわとして可愛らしいぬいぐるみ。子どもが肌身離さず大切にしていたり、お部屋のインテリアとして飾ったりしている方も多いのではないでしょうか?
ぬいぐるみは布製のものが多く、ほこりや汚れを吸着しやすい特徴があります。
そこで今回は、ぬいぐるみの洗い方やポイント、ぬいぐるみを洗う際にあると便利なアイテムや、干し方のコツについても紹介します。
ぬいぐるみを洗う前の下準備
ぬいぐるみを洗う前に、そもそも洗えるのか、どのような洗い方をすべきなのか確認する必要があります。
ぬいぐるみの品質表示タグや、購入時の説明書を確認しましょう。
素材を確認
筆者撮影
まずは、洗いたいぬいぐるみの素材を確認します。
一般的に、ポリエステルなどの化繊やコットンの布地で、ふわふわとしたポリエステルの中綿が入っている場合には、水洗いが可能です。
しかし、中素材がビーズやパイプなどの場合は洗えないこともあるため注意が必要です。
その他、レザー素材やクロシェ編みのあみぐるみ、装飾品が付いているものなども洗うことはできません。
筆者撮影
ぬいぐるみには、ビーズやアクセサリーなどのパーツが付いているものも多くあります。
パーツが付いていても、手洗いにより取れてしまう可能性がなく、手洗い可能と表示があれば、洗うことはできます。
しかし、繊細なパーツの場合は、破損したり取れてしまったりすることもあるため、洗わないようにしましょう。
洗えないぬいぐるみが汚れてしまった場合は、スプレーして拭き取ると綺麗になる、ぬいぐるみ専用クリーナーを使うのもおすすめです。
洗い方をチェック
筆者撮影
海外製のぬいぐるみの場合、品質表示タグが英語や他の言語で書かれていることもあります。
そのようなときには、Google レンズの翻訳機能がおすすめです。
筆者撮影
スマホのカメラを翻訳したい部分にかざせば、上記のように表示されます。
多少日本語が不自然な部分もありますが、書き出すと以下のようになります。
Google レンズは多数の言語に対応しており、韓国語やタイ語など、英語以外の言語でも翻訳が可能です。
海外製のぬいぐるみをお持ちの方はぜひ参考にしてください。
ぬいぐるみの洗い方【手洗い編】
洗えるぬいぐるみであることを確認したら、早速洗ってみましょう。
【ぬいぐるみを手洗いする際に用意するもの】
・衣料用中性洗剤
・洗面器などのぬいぐるみが入る大きさの入れ物
・タオル
【ぬいぐるみを手洗いするときの大まかな手順】
1.入れ物に洗剤を入れ、ぬるま湯で薄めて(表示されている濃度に従う)ぬいぐるみを浸す
2.手で優しく押し洗いする
3.水を綺麗になるまで入れ替えながら、すすぎを行う
4.ぬいぐるみの水分をタオルで吸収する
筆者撮影
洗い終えたら形を整え、タオルで包んでぬいぐるみの水分を取ります。
大きいぬいぐるみ
筆者撮影
洗面器に入らないほど大きなぬいぐるみを洗いたい場合には、浴槽を使う方法があります。
洗い方は前述と同じです。
ぬいぐるみが大きい分、洗う範囲も広くなります。
安定感のある形状のぬいぐるみなら、子どもと一緒に足で踏んで汚れを押し出すのも楽しいかもしれません。
筆者撮影
大きいぬいぐるみは、水分もそれだけ多く吸収します。
濡れている時間が長いほど雑菌が増えやすいため、干す前に水分をしっかりと取り、短時間で乾かす必要があります。
そこで、大きなタオルでぬいぐるみ全体を包んで、水分を取ります。
そのまま10分ほど放置し、ぬいぐるみの下にたまった水分をさらにタオルに吸収させれば、よりしっかり水分を取り除くことができますよ。
汚れがひどい場合は?
シミ取りや除菌をしたい場合には、つけ置きだけで汚れを落とせるオキシクリーンもおすすめです。
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ぬいぐるみの洗い方【洗濯機編】
品質表示タグに洗濯機の使用が可能と記載されているぬいぐるみは、洗濯機で洗えます。
筆者撮影
【ぬいぐるみを洗濯機で洗う際に用意するもの】
・衣料用中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
・洗濯ネット
・タオル
【ぬいぐるみを洗濯機で洗う際の手順】
1.ぬいぐるみを洗濯ネットに入れる
2.洗剤を規定量投入
3.手洗いのように優しく洗えるコースを選択(洗いのみで脱水は行わない)
4.洗いが終わったら一度取り出し、ネットとぬいぐるみの間に隙間ができないようにぬいぐるみをタオルで包む
5.4でタオルに包んだぬいぐるみを再度ネットに入れて洗濯機で短時間脱水を行う
ぬいぐるみを洗濯機で洗う際のポイント
洗濯機でぬいぐるみが洗えるといっても、そのまま放り込んでしまってはぬいぐるみが傷んでしまうこともあります。
ぬいぐるみを洗濯機で洗う際には、以下のポイントを押さえましょう。
●色が濃いぬいぐるみは、色落ちしないか事前に確認する
●脱水時間が長いと傷めやすいため、脱水前にタオルで吸水を行い、短時間で脱水する
●脱水時には洗濯ネット内に隙間ができないようタオルでぬいぐるみを包むと型崩れ防止に
●高温によりぬいぐるみの表面を傷めるため乾燥機能は使用しない
筆者撮影
筆者が愛用している洗濯ネットは、数年前にダイソーで購入したものです。
ダイソーやセリアなどの百均では、大小さまざまなサイズの洗濯ネットがあります。
洗いたいぬいぐるみに合うサイズを用意してくださいね。
筆者撮影
ファスナーの引手がカバーされるのも便利なポイント。
他の衣類に絡んだり、洗濯中にファスナーが開いてしまったりすることもなく、長年重宝しています。
洗ったぬいぐるみを干すときのポイントは?
洗ったぬいぐるみを干す際にも、押さえておきたいポイントがあります。
ぬいぐるみは中綿が乾きにくいため、濡れたまま長い時間放置すると雑菌が増えてしまうことも。
便利グッズなどを用いて効率よく短時間で乾かせるよう工夫しましょう。
【ぬいぐるみの干し方】
●中綿が偏らないようぬいぐるみの形を整える
●風通しの良い所に吊るして干す
●色褪せが気にならないぬいぐるみには天日干しもよい
筆者撮影
ぬいぐるみを干すときに、洗濯ばさみに挟んで吊るす方もいるかもしれません。
しかし、直接洗濯ばさみでぬいぐるみを挟んで吊るすと、型崩れする可能性もあるため、おすすめできません。
また、吊るせないからとエアコンの室外機や椅子の上などに置くと、空気の通りが悪くなるため、乾くまでに時間がかかります。
吊るす際には、洗濯ネットごと吊るすか、枕干しネットを使うのがおすすめです。
洗濯ネット同様、ダイソーで購入した枕干しネットは、干す場所に困る大きなぬいぐるみにも使えるため、あると便利なアイテムです。
小さなぬいぐるみも、画像のように、枕干しネットの中に入れて干せるため、形を崩さず乾かせます。
スペースが限られたベランダでも効率的に干すことができますよ。
ぬいぐるみの洗い方まとめ
本記事ではぬいぐるみの洗い方について紹介しました。
ぬいぐるみを洗う際には、品質表示タグをチェックし、どのような方法で洗えばよいのか確認することが大切です。
また、ぬいぐるみを型崩れがしないように洗って干すには、洗濯ネットなどを活用するのもおすすめです。
愛着のあるぬいぐるみをいつまでも清潔に保てるよう、適切な方法で洗いましょう。
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