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〈2022年〉パンケーキとホットケーキの違いは?スイーツ専門家が解説

はなとも(スイーツコンシェルジュ)
2022-06-01

今や国民食と言ってもいいくらい、多くの人に愛されているパンケーキ。そして、おやつの定番として昔から馴染みのあるホットケーキ。材料や作り方に差がなく、どちらも味と見た目が似ていることから、何が違うのか疑問を感じる人は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、スイーツコンシェルジュである私「はなとも」が、パンケーキとホットケーキの違いについて詳しく解説します。知識が増えれば、これまでよりもっと楽しんで食べられるはずですよ!

スイーツコンシェルジュ
はなとも
日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ。スイーツ専門のライターとして、Webや雑誌で記事を執筆。年間で1,000種類以上のスイーツを食べ歩き、テレビやラジオで情報を発信。近年では様々な飲食店とコラボし、商品開発や監修メニューなどを手掛けている。

パンケーキとホットケーキ、呼び方の違い

早速結論から言うと、パンケーキとホットケーキは呼び方が違うだけでどちらも同じものです。使われる材料も、小麦粉、卵、牛乳、砂糖、ベーキングパウダーで、これといって違いはありません。

原材料や調理法が同じでも、「ホットケーキ」というのは日本独自の呼び方で、世界的には「パンケーキ」という名称が一般的なものになります。大きな意味でホットケーキはパンケーキの一種といえるでしょう。

ただ、現在、様々なお店でパンケーキとホットケーキを食べてみると、生地や味わいの傾向には差も見られます。この点は、このあと解説します。

はなとも

ポイント解説

ちなみに、パンケーキミックスとホットケーキミックスを販売している森永製菓では、「ホットケーキは甘く分厚いもので、パンケーキは甘さがないもの」という見解が出されています。(参考:ミックス粉の違い/森永製菓

パンケーキとは?|おやつにも主食にも

パンケーキの「パン」は、フライパンなど、底が平らで取っ手の付いた鍋のことで、パンケーキはそれらの調理器具で焼いたケーキの名称です。形状は円形が一般的で、ワッフルやクレープなどもパンケーキの部類に入ります。

アメリカやイギリスなど、海外では薄いパンケーキが一般的です。日本ではよくデザートとして食べられますが、砂糖の量を減らし甘さを抑えたものは、朝食やランチに卵やベーコンと一緒に食べることもあります。生地が薄く、おやつにも主食にもなるのがパンケーキ、という印象です。

日本のパンケーキブームはいつから

日本のパンケーキブームの始まりは、2008年に鎌倉・七里ヶ浜にオープンしたオーストラリア発のbills(ビルズ)、2010年に東京・原宿にオープンしたハワイ発のEggs ’n Things(エッグスンシングス)の上陸が大きいと考えられています。

Eggs ’n Things(エッグスンシングス)は、行列のできるパンケーキ店として数々のメディアで紹介され、開店当時の週末は1~2時間待ちが当たり前。フルーツとクリームがたっぷり盛られた超フォトジェニックなビジュアルが、若い世代に大ヒットしました。

はなとも

ポイント解説

2009年以降は、原宿と表参道にパンケーキ専門店が続々とオープンし、令和になった今でも、その人気は未だに衰えることなく続いています。

最近はスフレパンケーキが主流

2010年頃までは薄焼きパンケーキを提供するお店が多かったのですが、現在は厚みのあるスフレパンケーキが主流になっています。

スフレパンケーキとは、卵の卵白を泡立てたもの(メレンゲ)を生地と混ぜ合わせ、オーブンやフライパンで焼いたもの。口に含むとすっと消えてしまうような、しゅわしゅわととろける食感が特徴です。その丸っとした可愛らしいビジュアルも相まって、インスタ映えスイーツとも呼ばれています。

ホットケーキとは?|日本で呼び名が変化

パンケーキが日本に伝わり、呼び名が変わっていくなかで、焼き立てを食べることから「hot cake(温かいケーキ)」という呼称になったと言われています。パンケーキに比べると甘さが強く、より厚みを持つケーキを指すことが多いです。

ちなみに日本では、毎年1月25日を「ホットケーキの日」として定めています。(参考:ホットケーキの日/森永製菓)これは、1902年1月25日に、北海道の旭川気象台で氷点下41.0度の日本最低気温が記録されたことから、「寒い日は温かいホットケーキで温まろう!」という願いを込めて森永製菓が制定しました。

はじめはデパートの食堂で

海外から、パンケーキが日本に伝わったのは明治時代。当時は「薄餅」として紹介されたのがホットケーキの始まりです。その後、1923年(大正12年)に、東京・日本橋のデパート内の食堂で、「薄餅」を「ハットケーキ」という名前で販売したことで、日本ではじめて一般市民に食されるようになりました。

文献:百科全書 中巻/丸善商社出版社 1884年出版

そして家でも手軽に作れるようにと、1931年(昭和6年)にホーム食品から「ホットケーキの素」が発売され、ホットケーキという名前が一般家庭に浸透していきました。

今はフルーツやクリームを添えるのが人気

ホットケーキといえば、蜂蜜とシロップをかけて食べるイメージですが、現在はパンケーキと同様に、フルーツやクリームと一緒に食べる傾向が強くなっています。

お店によっては、厚さ5cmを超えるものもあるほど。味はそこまで変わりませんが、いわゆる映えるスイーツとして年々変化しています。

はなとも

ポイント解説

昭和レトロな喫茶店のホットケーキは、「どこか特別な気持ちにさせてくれる!」と、再び人気が高まっているのも事実。最近流行りのスタイルと、いつまでも変わらないホットケーキ、どちらも魅力的なので甲乙つけがたいですよね。

続いては、筆者が選ぶミックス粉3選

手軽にパンケーキやホットケーキが楽しめる魅力的なミックス粉。必要な材料がセットで販売されていて、自宅で焼きたてのパンケーキ&ホットケーキが楽しめます。

今回は、筆者がおすすめするミックス粉を3つ厳選してご紹介します。お気に入りのミックス粉で、おやつタイムを楽しんでください。

はなともさんおすすめ①
  • 永谷園
  • ホテルニューオータニ ホットケーキミックス バニラタイプ

  • 税込み473円
はなとも

おすすめポイント

ホテルニューオータニ総料理長監修のもと作られたオリジナルのホットケーキミックス。卵1個に牛乳150ml、そこにミックス粉1袋(200g)を混ぜ合わせて焼き上げます。ふっくらしっとりした生地が特徴で、なによりもバターの豊かな香りがたまりません。ひとくち食べるだけで、ホットケーキの新たなおいしさに驚くはず。

付属のメープルシロップをかけて食べるとデザート感覚で楽しむことができ、まるでホテルの朝食のような贅沢気分に浸れます。いつもとは違った高級感のあるホットケーキを食べたい方におすすめです。
アレンジレシピ

「ホテルニューオータニ ホットケーキ」の作り方を説明する公式動画がこちら

内容量:ホットケーキミックス/400g(4枚分×2回分)、メープルタイプシロップ/25g×4袋
原材料:ホットケーキミックス/小麦粉(国内製造)・砂糖・ぶどう糖・脱脂粉乳・食塩・ベーキングパウダー・香料・着色料(ビタミンB2)・(一部に卵・乳成分・小麦を含む)、メープルタイプシロップ/水あめ・砂糖混合ぶどう糖果糖液糖・砂糖・食塩・着色料(カラメル)・香料
カロリー:ミックス200g当たり/738kcal
賞味期限:18か月
はなともさんおすすめ②
  • 森永製菓
  • 森永 ふわふわパンケーキミックス

  • 税込み301円
はなとも

おすすめポイント

ふわふわスフレパンケーキが作れる森永のパンケーキミックス。卵、牛乳、ミックス粉を混ぜ合わせ、フライパンで焼き上げれば完成。注意点は、粘り気の強い生地ができたらすぐに焼くこと。時間が経つと膨らみにくくなるので注意が必要です。

またスプーンなどを使って、生地を積み上げるようにのせて焼き上げるのもポイント。厚みがありながらもとろけるような食感に仕上がります。自宅でカフェ気分を味わいたい方にぴったりの商品です。

「ふわふわパンケーキ」の作り方を説明する公式動画がこちら

内容量:パンケーキミックス/160g(80g×2袋)、パウダーシュガー/10g(5g×2袋)
原材料:パンケーキミックス/小麦粉(国内製造)・砂糖・米でん粉・粉末油脂(植物油脂、水あめ)・小麦でん粉・もち米でん粉・ホエイパウダー(乳成分を含む)・食塩・加工デンプン・ベーキングパウダー・乳化剤(大豆由来)・香料・カゼインNa・増粘多糖類、パウダーシュガー/砂糖(国内製造)・デキストリン
カロリー:ミックス80g当たり/325kcal
賞味期限:記載未確認
はなともさんおすすめ③
  • よつ葉乳業
  • よつ葉のバターミルクパンケーキミックス

  • 税込み699円
はなとも

おすすめポイント

北海道産の原料を100%使用した、よつ葉のバターミルクパンケーキミックス。バターミルクパウダー配合なので、しっとりした軽い口どけが特徴です。香料、保存料、安定剤は不使用。1袋(450g)で約12枚分作れます。

フルーツや生クリームを合わせてデザート系に、卵やベーコンと合わせれば食事系にと、自分好みの味わいで楽しめます。素材本来の味を楽しみたい方におすすめです。
パッケージ裏の写真
内容量:450g
原材料:小麦粉(北海道産)・砂糖(北海道産)・バターミルクパウダー(北海道産)・食塩・ベーキングパウダー
カロリー:ミックス100g当たり/366kcal
賞味期限:10か月

〈編集部PICK UP〉ミックス粉、人気メーカーの売れ筋商品

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

数あるミックス粉の中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
PICK UP①
  • 日清製粉ウェルナ
  • ホットケーキミックス 極もち 国内麦小麦粉100%使用×2個

  • 税込み534円
  • もっちり食感とリッチな見た目

  • 国産麦小麦粉だけを使った、もっちり・しっとり食感が魅力の商品です。もちもち食感の、ゆめちから由来の小麦粉を混ぜることで、独特の食感が生み出されています。

    焼き上がりは厚みがあり、ボリューム感のある贅沢な仕上がりです。スイーツとして食べるときは、フルーツや生クリーム、アイスなどをトッピング。アスパラやポーチドエッグを添えて、朝食やランチで食べるのもおすすめです。

内容量:540g(180g×3袋)
原材料:小麦粉(国内製造)、砂糖、でん粉、ぶどう糖、植物油脂、食塩、卵白粉/加工でん粉、ベーキングパウダー、乳化剤、増粘多糖類、香料、着色料(クチナシ)、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
カロリー:ミックス180g当たり/669kcal
賞味期限:パッケージに記載
PICK UP②
  • SoooooS.カンパニー
  • Smile& ほっとけーち×5個

  • 税込み1,190円
  • 厳選素材で作られたやさしい甘さのシンプルおやつ

  • 厳選した国産小麦ときび糖を使った、シンプルなミックス粉です。生後9か月頃の赤ちゃんから食べられるよう、硫酸アルミニウムカリウムフリーのベーキングパウダーが使用されています。

    国産のさとうきび糖を使った、自然でひかえめな甘さです。牛乳や豆乳の量を調節すれば、卵を使わずにおいしいホットケーキを作ることも。好みに合わせて調節しやすいので、蒸しパン・クッキーなどのアレンジレシピにも活用できます。

内容量:100g(直径12cm×3枚分)
原材料:小麦粉(小麦/北海道産)、砂糖(国産きび糖)、食塩、膨張剤(アルミニウムフリー)
カロリー:ミックス100g当たり/360kcal
賞味期限:製造から365日
PICK UP③
北海道小麦のパンケーキミックス×5個
  • HAPSEED
  • 北海道小麦のパンケーキミックス×5個

  • 税込み1,500円(楽天市場)
  • 5種類のフレーバーを楽しめるモチフワ食感

  • 小麦・バターミルク・砂糖など、北海道産の厳選素材をふんだんに使った商品です。20種類以上の小麦をブレンドして生み出された、フワフワでモチモチの食感を堪能できます。

    プレーンのほか、ココア・抹茶・黒糖・メープル風味と5種類のバリエーションがあり、ひと味違ったパンケーキを食べられます。おしゃれなパッケージ入りで、プレゼントにもおすすめです。

内容量:180g(直径25cm×約4枚分)
原材料:プレーン/小麦粉、砂糖、バターミルクパウダー、コンスターチ、膨張剤、塩、乳化剤、バニラビーンズ、(原材料の一部に乳、大豆を含む)
カロリー:記載未確認
賞味期限:商品到着後30日
※上下左右にスクロールできます

外観

商品名

特長

内容量

原材料

カロリー

賞味期限

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【筆者おすすめ】永谷園 ホテルニューオータニ ホットケーキミックス バニラタイプ

ホットケーキミックス/400g(4枚分×2回分)、メープルタイプシロップ/25g×4袋

ホットケーキミックス/小麦粉(国内製造)・砂糖・ぶどう糖・脱脂粉乳・食塩・ベーキングパウダー・香料・着色料(ビタミンB2)・(一部に卵・乳成分・小麦を含む)、メープルタイプシロップ/水あめ・砂糖混合ぶどう糖果糖液糖・砂糖・食塩・着色料(カラメル)・香料

ミックス200g当たり/738kcal

18か月

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【筆者おすすめ】森永製菓 森永 ふわふわパンケーキミックス

パンケーキミックス/160g(80g×2袋)、パウダーシュガー/10g(5g×2袋)

パンケーキミックス/小麦粉(国内製造)・砂糖・米でん粉・粉末油脂(植物油脂、水あめ)・小麦でん粉・もち米でん粉・ホエイパウダー(乳成分を含む)・食塩・加工デンプン・ベーキングパウダー・乳化剤(大豆由来)・香料・カゼインNa・増粘多糖類、パウダーシュガー/砂糖(国内製造)・デキストリン

ミックス80g当たり/325kcal

記載未確認

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【筆者おすすめ】よつ葉乳業 よつ葉のバターミルクパンケーキミックス

450g

小麦粉(北海道産)・砂糖(北海道産)・バターミルクパウダー(北海道産)・食塩・ベーキングパウダー

ミックス100g当たり/366kcal

10か月

Amazonで見る

日清製粉ウェルナ ホットケーキミックス 極もち 国内麦小麦粉100%使用×2個

もっちり食感とリッチな見た目

540g(180g×3袋)

小麦粉(国内製造)、砂糖、でん粉、ぶどう糖、植物油脂、食塩、卵白粉/加工でん粉、ベーキングパウダー、乳化剤、増粘多糖類、香料、着色料(クチナシ)、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)

ミックス180g当たり/669kcal

パッケージに記載

Amazonで見る

SoooooS.カンパニー Smile& ほっとけーち×5個

厳選素材で作られたやさしい甘さのシンプルおやつ

100g(直径12cm×3枚分)

小麦粉(小麦/北海道産)、砂糖(国産きび糖)、食塩、膨張剤(アルミニウムフリー)

ミックス100g当たり/360kcal

製造から365日

楽天市場で見る

HAPSEED 北海道小麦のパンケーキミックス×5個

5種類のフレーバーを楽しめるモチフワ食感

180g(直径25cm×約4枚分)

プレーン/小麦粉、砂糖、バターミルクパウダー、コンスターチ、膨張剤、塩、乳化剤、バニラビーンズ、(原材料の一部に乳、大豆を含む)

記載未確認

商品到着後30日

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まとめ

パンケーキとホットケーキの違いや呼び方の由来についてご紹介しました。普段から何気なく食べていたパンケーキとホットケーキに、長い歴史や意味合いがあるのには驚きましたね。知識が深まれば、さらにおいしく感じるはずです。その日の気分でパンケーキやホットケーキを食べてみてくださいね!

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