Zoom会議は”見え方”と”聞こえ方”を優先!週5でコワーキングスペースの瀬川さん
目次
となりのMyデスク
リモートワークや在宅ワークが定着し、まもなく1年半。コワーキングやカフェから働くひとも増えてきて、持ち歩きできるPC周辺機器や、作業環境を快適にするグッズもが広がる今、となりのあの人はどんな組み合わせでどんな商品を使っているのか気になりますよね。この連載ではユーザーの仕事場を訪ねて、リモートワーク環境のこだわりポイントを紹介します。
一覧を見る今回のおとなりさんはWEB制作会社の瀬川さん
瀬川さんは大学卒業後、起業しよう!と思い、お金を貯めて飲食店を始めましたが、コロナ禍でお店の先行きが見えなくなってしまいました。
そこで、自分の得意分野だったクリエイティブに関する事業を起こしましたが、自分の事業を進める中で社会人としての経験不足を痛感!
そんな時にオンラインの交流会で秋葉原クリエイティブの社長を知ることになり、彼の鞄持ちを始めます。
今では社長秘書の業務に加えて、ウェブ制作の事業責任者を任されたり、一般向けの無料ホームページ制作のセミナー講師としても活動しています。
今回は「週5でコワーキングスペースで働いている」という瀬川さんに、毎日持ち歩いているガジェットについて聞きました。
瀬川さんのリモート環境をチェック
項目 |
内容 |
---|---|
リモートで行う作業 |
オンライン会議、チャット、メール、資料作成、クリエイティブのチェック、進行管理、営業活動など、全てリモート |
リモートワーク頻度 |
会社にはオフィススペースがないため、毎日コワーキングスペースか自宅から働く |
PC |
MacBook Pro 13インチ、クリエイティブも触れるようにProをチョイス |
マウス |
ロジクールのトラックボール付きのワイヤレスマウス |
スタンド |
オンライン会議では高さ出しのために工匠藤井のノートパソコンスタンドを使用 |
イヤホン |
作業や移動中はAirPods、オンライン会議時は安定する有線のイヤホンを使用 |
PCカバー |
ゴッホの絵画をプリントした、PCカバーを装着 |
PCケース |
Inateckのマグネット式フラップケースを使用 |
スマホ |
ワイモバイル回線のiPhone X |
ポケットWiFi |
Mugen WiFi |
バックパック |
立体的な形に惹かれてKorin Designのバックパックを愛用中 |
連絡ツール |
ZoomとSlackがメインで、取引先によってはChatworkやGoogle Meetも使う |
瀬川さんの仕事場はコワーキングスペースがメインで、夜は自宅に持ち帰って作業をするそう。
主な業務は営業からウェブ制作物のディレクション、社内の制作部隊のマネージメントなど、人に関わる業務の比率が多いです。
それでは、若手リモートワーカーが実践している、作業環境やオンライン会議を快適にするコツをご紹介します。
こだわりポイントは会議と作業でガジェットを使い分け
瀬川さんの会社は全員どこで働いてもOK!というフルリモート体制で、同僚たちは自宅やお気に入りのコワーキングスペースなどで働いています。
特に瀬川さんが気に入っている場所は、秋葉原にあるコワーキングスペース・ランパートで、ほぼ毎日利用しているそう。
Zoomを使ったオンライン会議と、資料作成等のPC作業では、使うガジェットを変えています。
Zoom会議の時は見え方と聞こえ方を調整
コロナ禍の影響で人と対面で会うことはほぼゼロになり、営業も打ち合わせもZoomをメインで使用しているという瀬川さん。
オンライン会議でPCをテーブルに置くと、目線が低くなり相手を見下げているような映り方になるので、スタンドを使って高さ出しをしています。
高さがあるだけでPCのディスプレイ上部にあるカメラ位置が上がり、少し上目遣いの、より前向きな印象に映ります。
PCスタンドは工匠藤井のノートパソコンスタンドで、8.5cmの高さを出しながら、ラップトップ本体も9段階で角度調整ができます。
自分がお気に入りの見え方に、細かく調整できるところがポイントです。
イヤホンは普段からAirPodsを使っていますが、Zoomのオンライン会議時は有線のイヤホンに付け替えているとのこと。
音を聞くだけならAirPodsで十分ですが、オンライン会議の時は有線のほうが安心。有線にすると音がハウリングしたり、Bluetoothのエラーで音が途切れる、といったトラブルが少なくなります
ワイヤレスイヤホンでZoomの音声が調子悪い…と感じているなら、一度、有線のイヤホンに変えてみるのもおすすめです!
作業を迅速にマルチタスクで進められるお役立ちガジェット
PCで作業をする時はコワーキングスペース備品の21:9型のワイドディスプレイをレンタルするのが定番。
とてもワイドな画面なので、1つの画面で2つの作業が同時進行できます。チャットをしながら資料を見たり、メールを確認しながら制作物に取り掛かる、といった複数のタスクを同時進行するのに便利!
マウスはロジクールのトラックボール付きのワイヤレスタイプを使用していて、1万円超えのハイスペックな製品。
「入力してからのタイムラグの少なさと、センサーの反応が緻密で、サクサク作業できます。クリック、範囲指定、戻る、進むなどが片手だけで完結するので、作業時間を短縮しながら、直感的に操作できるところがお気に入り」と、瀬川さん。
クリエイティブソフトの操作や、表計算ソフトのカーソル選択など、トラックパッドやキーボードを使うと地味に時間がかかる動作も、高機能なマウスを使えば効率的にこなせそうです。
直感的に自分の好きなものを持ち歩く
瀬川さんは作業効率を求めながらも、自分らしさやお気に入りを仕事グッズにも取り入れています。
特にPC周りは無機質なものに囲まれがちなので、意識的に自分が好きなものを常に持ち歩いているそうです。
好きなアートをいつでも身近なものに取り入れる
Adobeのクリエイティブソフトも使うことがあるので、PCはパワフルなMacbook Proの13インチを使っています。
PCにはカバーを付けていますが、花のイラストがプリントされているユニークなデザイン!
3年くらい前にゴッホ美術館を訪れて「花咲くアーモンドの木の枝」という作品に一目惚れした瀬川さんが、衝動買いで購入したPCカバーとのこと。
「花咲くアーモンドの木の枝」は色合いがとてもキレイで、日本風だけど立体感もあって。この絵画を自分の生活に取り入れたい!と思い、ミュージアムショップでPCカバーを購入しました
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MacBook Pro用ケースJP2692MB5
- 税込み5,280円
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ゴッホの有名絵画でPCを飾る
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フィンセント・ファン・ゴッホの「花咲くアーモンドの木の枝」がプリントされたPCケース。薄い素材でPCへのフィット感が高く、PCを傷や衝撃から守ってくれます。
このPCを持ち歩く際にはInateckのPCケースに入れているそうですが、マグネット式の蓋がしっかり閉まるので、PCが抜け落ちるといった心配がないので安心感があります。
撥水生地で汚れや水滴からPCを守り、柔らかい生地がクッションになりPCを守ってくれます。
- Inateck
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パソコンケース PCインナーバッグ
- 税込み1,980円
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隠蔽磁石でスマートなのにしっかり閉まる
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蓋の部分に磁石が隠されているので、ピタッと閉まって中身が出てしまう心配がありません。2つのジップポケットには充電器やマウス、筆記用具などもしまえるので、これ一つでPC周辺機器ごとまとめて持ち歩けます。
立体的な形に一目惚れしたバックパック
瀬川さんが持ち歩く物の中で一番お気に入りは、Korin Designのバックパック。
丸みのあるフォルムで立体感があって、荷物をしっかり支えるので重さを感じにくい設計になっています。
形状がカッコイイ!と思って、とても気に入って使っています。外側が固い素材で、ナイフも弾くという無駄なスペックも面白いな、と思いました
フルオープンで開くので中身がひと目でわかり、ラップトップ用のポケットもあるので、PCを持ち歩く人にはデザインだけでなく使い勝手も良さそうなバッグです。
- Korin Design
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リュック CLICKPACK-PRO-FULL
- 税込み29,480円
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水滴も刃物も弾く強固な素材のバックパック
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TSA ロックとワイヤーの2重ロック付きで、席を外したり荷物置きを使う時でも盗難リスクが下げられます。3箇所の隠しポケットには鍵やカードなど大事なものを収納できます。
A4サイズまでのラップトップやタブレットが入り、重さも1.3kg超と持ちやすいサイズ感です。
今後の課題は…Apple Pencilで手書きしたい!
瀬川さんに今欲しいガジェットを聞くと「iPadとApple Pencilが気になっている」とのこと。
会議中に手描きのイメージを見せることがありますが、毎回Illustratorを開いて絵を描いて…というと時間がかかります。そんな時にiPadとApple Pencilがあれば、さらさらっと完成図を描いて、イメージを伝えやすいのでは?と思っています
デザインや概念について話す時は、イメージを伝えるためにハンドライティングが使えると、ぐっと表現の範囲が広がります。
手描きソフトやペン付きのタブレットがあると、利便性が高まりそうですね!
まとめ:効率+好きを組み合わせると、気分もアガる
瀬川さんはデジタル時代のツールを効率的に円滑に使うガジェットと、自分らしさや好きなものも大切にしていることがわかりました。
機能や便利で選ぶことも大切ですが、使っていて気分がアガる!というのも大切なポイント。
使いたくなるデザインや色合いは、仕事のモチベーションをアゲてくれることも。
効率を求める部分と、遊びを表現する部分を使い分けることで、上手に両立したいですね。
今後も【となりのMyデスク】ではリモートワーカーのおすすめガジェットを紹介していくので、お楽しみに!
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