8Kテレビおすすめ9選!自宅で8Kテレビを見るための注意点も解説
テレビの中でも特に映像技術が優れている「8Kテレビ」は、今までよりもさらに綺麗な映像を楽しめます。4Kよりもさらに先のテレビということで「次世代テレビ」とも呼ばれています。
8Kの衛星放送は2018年に始まっており、これから開催される規模の大きいイベントを8K映像で楽しむ方も増えるのではないでしょうか。テレビの買い換えを検討している方であれば、8Kテレビも選択肢に入ってきます。
そこで今回は、おすすめの8Kテレビを紹介します。8Kを映し出すために必要なものや、テレビの選び方も解説します。
8Kテレビとは?4Kとの違いを解説
「8K」とは、テレビの解像度の種類のことで、解像度が7680×4320画素(横×縦)の映像を意味します。横の解像度が約8000画素なので「8K」と呼ばれています。
同様に4Kは横の解像度が約4000画素なので「4K」、フルHDは横の解像度が約2000画素なので「2K」になります。画素数で比較すると8Kは4Kの約4倍にもなるので、仮に同じ画面サイズであれば4倍綺麗な映像を楽しめます。
8K | 7680×4320画素 |
---|---|
4K | 3840×2160画素 |
フルHD=2K | 1920×1080画素 |
究極の映像美と臨場感を誇る「8K」
8Kテレビは、もともと本物の景色と同じようなリアルさや臨場感ある映像を目指して開発されています。ただし、家庭用のテレビでは映し出せる映像サイズには限界があるため、最適な最小サイズも決まってきます。
さらに、人間が映像から得られる臨場感もある一定の映像サイズで飽和することも分かってきました。このような研究の結果、画面の粗さを知覚することなく綺麗に見える画素数が8K(7680×4320画素)であるとなり、この画素数に適したテレビが開発されたのです。
つまり、今までの視聴環境が大きく変わるような革新が起きない限り、8Kが高画質テレビの最終形態といえます。映像の綺麗さにこだわる方であれば、ぜひ現状最大の解像度である8Kテレビを選ぶことをおすすめします。
自宅で8Kテレビを見るには?
8Kテレビには大きく分けて「8K対応テレビ」と「8Kテレビ(8Kチューナー内蔵テレビ)」の2種類あります。8K対応テレビの場合、8Kの映像を映すことができますが、8Kの放送を受信することはできません。
つまり、ブルーレイディスクなどの8K映像はそのままテレビで映せますが、8Kの衛星放送は見れないのです。8Kの放送をリアルタイムで見るためには「8K対応チューナー」が必要です。そのため、8K対応テレビで8K放送を見るためには、別でチューナーを用意して取り付ける必要があります。
一方8Kテレビは、始めからチューナーが内蔵されているので、そのままの状態でも8K放送を受信し、見ることができます。
8Kテレビの主要メーカー
8Kテレビはまだまだ数は少なく、発売しているメーカーもそこまで多くありません。そこで、8Kテレビを提供しているメーカーを知っていれば、テレビを選びやすくなるでしょう。
シャープ
大阪に本社があるシャープは、「AQUOS」ブランドのテレビが人気です。世界で初めて8Kテレビを発売したメーカーでもあります。8Kチューナーを内蔵した機種やコストを抑えた機種を提供しています。家電製品を幅広く扱っており、シャープブランドという信頼感があります。
LG
LGは韓国に本社がある、創業60年以上の歴史があるメーカーです。テレビ以外にもスマホやパソコン用のモニターを開発・製造しています。特にモニターの有機ELの技術に強みがあり、有機ELパネルを自社生産することで高品質なディスプレイをリーズナブルな価格で提供しています。
ソニー
ソニーのテレビでは「ブラビア」が8Kに対応。映像だけでなく音響にもこだわっているため、臨場感のある映像を楽しめます。AndroidTVも展開しており、YouTubeなど動画サイトも大画面で鑑賞することができます。
8Kテレビの選び方
メーカー以外にもテレビを選ぶポイントはいくつかあります。基本的に、高機能でサイズが大きくなればなるほど、テレビの価格は高くなっていきます。あらかじめ、どれくらいの予算なのか、サイズはどれくらいが良いかなどを決めておきましょう。
液晶か有機ELか?ディスプレイの種類で選ぶ
テレビのディスプレイは、液晶と有機ELの2種類あります。液晶は映像の視認性が高く、消費電力が少ないのが特徴です。ただし、バックライトの当たり具合で表示にムラが出てしまったり、黒色の表現が悪くなったりします。
有機ELは黒色の表現力が高く、より深みのある映像を映せるのがメリットです。さらに、液晶テレビよりも薄くて軽いので、壁掛けにも対応しています。ただし、有機ELのテレビは高価なものが多く、消費電力が大きい点がデメリットです。
視聴距離が60cm程度確保できるか
テレビを選ぶときに画面サイズを重視する方は多いでしょう。実際に、テレビのサイズが大きくなれば、映像の迫力は増してきます。しかし、画面サイズが大きくなればなるほど、テレビの価格は高くなります。
また、テレビには最適な視聴距離があり、テレビのサイズが大きいほど距離も長くなっていくため、部屋の大きさに適したサイズを選ぶことも大切です。適正視聴距離は「テレビ画面の高さ×3」です。
8Kテレビの最小サイズは、現在55型〜60型。60型なら最短の適正視聴距離が56cmなので、少なくとも60cm程度の距離は確保したいところです。
テレビ搭載の機能
テレビの種類によって搭載している性能や機能は変わってきます。例えば、映像出力を決める映像エンジンの性能によって、映し出される映像の画質が変わります。映像の質だけでなく、スピーカーに力を入れているモデルもあります。
他にも、AndroidTVでネット動画の映像を綺麗な画質で見る機能や、スマートAIを搭載してリモコンなしで操作できるものもあり便利です。
おすすめの8Kテレビ9選
ここからはおすすめの8K対応のテレビを紹介します。
いつも見ている放送や8K放送まで、さまざまな映像を超高精細な美しさで映し出します。しかし、優れているのは映像の美しさや鮮明さだけではありません。
音響も優れており、圧倒的な映像美に合わせた迫力ある音声を楽しめます。また、スピーカー構成にもこだわっており、臨場感のある映画鑑賞をしたい方におすすめです。
テレビの心臓部ともいえる映像エンジンは、人工知能を統合させたAI対応となっています。そのことにより、映像に最適な出力を実現することで、今までにない映像美を生み出しています。
手が空いていないときやリモコンが見つからないときは、LG 独自のAI「ThinQ AI」が起動し、ハンズフリーで音声認識による操作が可能です。
映像が美しいだけでなく、迫力のあるゲームにもおすすめなモデルです。ゲームの処理能力が高いので、表示の遅れを感じることなくゲームに集中できます。
また、スマートAIである「Amazon Alexa」や「Google アシスタント」を搭載。ハンズフリー音声認識で操作ができて便利です。
ディスプレイには「Nano Cell Display」を採用。このNano Cell Displayとは、1nm(ナノメートル)という極小粒子を超精密に敷きつめており、色ノイズの原因となる過剰な光波長を吸収することができます。今までと違い色ノイズが発生しにくいため、よりクリアで鮮明な映像を楽しめます。
このモデルは映像美だけでなく、便利に楽しめる機能が充実しています。スマホでお馴染みのネット動画アプリを搭載しており、NETFLIXやAmazonプライムビデオ、YouTubeなどを高画質な画面で楽しめます。
「リッチカラーテクノロジープロ」という技術が使わており、豊かでリアルな色再現を可能にしています。特に人の目に鮮やかさを感じやすい赤色の再現力が向上しており、色の透明感、映像の奥行き感を高めています。
今までの映像と違った、よりリアルさを感じる映像に仕上がっています。
8K高精細液晶パネルを搭載したモデルで、4K解像度では表現できなかったリアルな表現が可能です。実物が目の前にあるような臨場感や実物感を味わうことができ、さらに物体の奥行や膨らみなどの立体感もリアルに再現可能です。
明るく鮮明な映像を楽しめる「メガコントラスト」や、新開発の8K画像処理エンジン「Medalist Z1」を搭載したハイスペックモデルです。従来の映像と比較すると、圧倒的な情報量で表現するので、よりリアルな映像を楽しめます。
スポーツ放送の生の臨場感を自宅で楽しめる「8Kスポーツビュー」を搭載しており、スポーツ選手のプレイを美しく表現します。
また、新開発の8K画像処理エンジン「Medalist Z1」で、2Kや4Kなどの様々な映像を3,300万画素へ超解像アップコンバートします。よりリアルな映像を楽しめるモデルです。
まとめ
8Kテレビは映像技術が優れており、今までよりもはるかに綺麗な映像を楽しむことができます。ただし、8K放送を受信するためには専用のチューナーが必要になるため、別で用意するかチューナーを内蔵している8Kテレビを選ぶようにしましょう。
より迫力や臨場感を味わえる8Kテレビを購入して、おうち時間を充実させてください!
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