ワークポートの評判とは?特徴やメリット・デメリットも解説

荒井 幹
公開: 2021-03-26

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転職エージェントは担当者が応募者と企業の間に入り、応募者の転職活動を求人紹介から内定までをトータルでサポートしてくれるサービスです。転職活動をひとりで進める転職サイトとは利用方法が異なりますが、初めての転職をする人に非常におすすめです。

そして、国内には大手総合転職エージェントから地域密着型の中小転職エージェント、業界特化型などさまざまな種類があるなかで、IT業界や未経験職種の転職に特化した「ワークポート」という転職エージェントがあります。

IT業界を希望している転職者であれば、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

転職エージェントの利用前には公式サイト上だけではわからない、利用者のリアルな声も気になるかと思います。

そこで今回は、ワークポートの評判について調査してみました。また、特徴やメリット・デメリットについてもご紹介していますので、登録・利用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。


ワークポートの特徴

ワークポートは2003年3月に設立された株式会社ワークポートが展開する、IT業界や未経験職種へ特化した転職エージェントです。

他にも、未経験からITエンジニアを目指せる無料エンジニアスクールである「みんスク」や年収800万円以上の求人に対しての転職支援を行う「ITエグゼクティブ転職」なども展開しています。

そんなワークポートの特徴は以下が挙げられます。

1.転職決定数No.1の転職エージェント

転職決定数No.1の転職エージェント

ワークポートは2020年4月~2020年9月を調査対象期間とした、リクナビNEXTの『GOOD AGENT RANKING ~2020年度上半期~』にて、転職決定人数部門で1位を獲得しています。

IT業界を中心として未経験やハイクラス層の転職まで手がけていることからも、さまざまな属性・年代の求職者をカバーしている点が伺えます。

そのため、若年層から管理職まで多くの年齢層に支持されており、IT業界を目指しているのであれば一度は登録・相談してみることをおすすめします。

また、ワークポートの担当者は業界や職種に精通したプロのコンサルタントです。ホテルのコンシェルジュのような親身で丁寧な支援を提供し、求職者に対して最大限の満足感や喜び、そして感動を与えたいという同社の想いから「転職コンシェルジュ」と名付けられています。

そして、この転職コンシェルジュとワークポート独自のマッチングシステムを掛け合わせた転職支援が可能であることからも、1位という実績を獲得した実力と満足度の高さが伺えます。

2.転職コンシェルジュによる充実したサポート
ワークポートの転職コンシェルジュは求職者の希望を第一優先に寄り添うことをモットーとしているので、求職者ごとに異なる転職に関する悩みに対して柔軟に対応することが可能です。

転職コンシェルジュによる実績は申し分なく、求職者に対してしっかりとヒアリングし、一番良い方法や転職活動の進め方なども提案可能です。そのため、現職を続けるか・転職活動を始めようかどうか迷っている人や、初めての転職活動で不安な人でも安心して利用ができると言えます。

また、創業から蓄積されたデータを元にした選考対策も強みであり、書類選考をはじめ、面接対策も受けることができます。アドバイスを受けるかどうかで選考通過率も大きく変わってきますので、ワークポートを利用した際にはぜひ受けることをおすすめします。

3.転職活動の一元管理ができる「eコンシェル」アプリ

「eコンシェル」アプリ

ワークポートはワークポートのサービスを受ける求職者を対象に、転職活動を一元管理ができる「eコンシェル」というアプリ(iOS、Android対応)をリリースしています。

このeコンシェルには以下の機能が備わっています。

・スケジュール管理
・メッセージ管理
・求人検索
・応募求人の管理
・求人ブックマーク
・レコメンド求人管理
・メッセージ管理

在職中に転職活動をしている人でも、見やすく管理しやすいアプリとなっています。また、担当となった転職コンシェルジュともアプリ内でチャット形式にてやりとりが可能ですので、効率の良い転職活動を進めることが可能です。

ワークポートのメリットとデメリット

次に、ワークポートを利用する求職者のメリット・デメリットについて、どのようなものがあるのかを見ていきましょう。

ワークポートのメリット

ワークポートの利用によって求職者が得られるメリットは以下が挙げられます。

1.「レジュメ」を利用して初めての転職でも安心
転職活動時に必須となる履歴書や職務経歴書といった応募書類は、初めて転職活動する人にとって「どのように書いていいのかわからない」という人も多いかと思います。

ワークポートでは「レジュメ」という機能を使い、スマホ・タブレット・PCから内容を各フォームに入力して履歴書や職務経歴書を簡単に作成することが可能です。

PRポイントなどの執筆にはテンプレート文章もあらかじめ用意されているので、求職者ごとにアレンジして利用することが可能です。

また、面接時に履歴書・職務経歴書を持参する際に「応募書類を忘れてしまった」「内容を少し修正したい」という場合でも簡単に印刷・修正ができます。さらに、PDF出力も可能ですので近くのコンビニなどのプリンターから印刷することもできる点は求職者にとっても嬉しいポイントです。

他にも、こちらのレジュメサービスを利用することによって、他社転職エージェントや転職サイトを利用した際にも流用ができるので、わざわざ新しく応募書類を作成する必要がないのもメリットと言えるでしょう。

2.すぐに転職をしたい人向けの無料講座を展開
ワークポートでは「すぐに転職活動をしたい人」向けに転職の基礎から応用までを学べる無料講座を展開しています。

受講希望者は受講必須の「面接基礎講座」を受講後に、10の講座のなかから自分が学びたい内容の講座を自由に受けることができます。

講座内容

講座の受け方は講師と直接対面で受ける方法と、オンラインで受ける方法の2種類があり、講座によって受講方法が違うので注意が必要です。

受講後はフィードバックももらえるので、自分では気づかなかった良い点・悪い点を客観的に知ることができます。

また、学歴や年齢制限などがないので、誰でも受講することが可能です。講座を受けることで転職活動に関する不安を解消できる点がメリットです。

3.豊富な求人数から自分に合う求人を紹介してくれる
求人への応募にはワークポートへの登録が必要ですが、ワークポートの公式サイトには、34,000件以上の公開求人が掲載されています。

さらに、同社は非公開求人を70%以上持ち合わせているので、取扱求人数は非常に多いと言えるでしょう。

非公開求人とは、企業が「採用活動を知られたくない」「応募人数からプロジェクト内容を推測されたくない」などのさまざまな理由で、公式サイトに掲載されていない求人を指します。

非公開求人はワークポートの転職コンシェルジュとの面談後に紹介される案件ですので、公募求人よりもミスマッチが少ない、という特徴があります。

ワークポートのデメリット

メリットがある一方、デメリットもありますので、両者を総合的に判断して利用可否を決めましょう。ワークポートのデメリットは以下が挙げられます。

1.求人が関東に集中している
ワークポートの取扱求人は公開求人で絞り込み検索をすると、関東地方の求人が半分以上を占めていることがわかります。他エージェントと比較すると、他の地方にも多くの求人を保有していますが、それでも地方の求人は少ない点がデメリットです。

拠点は国内で転職エージェントでも比較的多い14拠点を保有していますが、地方での転職を考えている求職者は、リクルートエージェントなどの大手総合転職エージェントと併用しながら転職活動を進めていくことをおすすめします。

2.専門職など特定の業界は求人数が少なめ
ワークポートはIT業界への転職を特に強みにしているエージェントですので、金融や保険、薬剤師などの専門職に関しては求人が少なめです。

そのため、特定の業界に特化して求人を探したい場合は他社エージェントを使う方が効果的と言えるでしょう。

逆に、IT業界への転職を希望している人であれば数多くの求人を保有しているので、求人が見つからないという事態が起こる可能性は低いと考えられます。

3.求人の評判については自分で調査する必要がある
ワークポートに限らず紹介された求人について、ブラック企業であるかどうかの精査を求職者自身で行う必要があります。ワークポートのように取扱求人数が多いと、なかにはブラック企業と思われる求人も含まれている可能性があるので注意が必要です。

特に、担当者との相性が悪いと、ブラック企業=大量採用大量離職の求人にごり押しされそうになったりする可能性もありますので、担当者との相性も重要です。

そのため、求人に少しでも違和感を感じたら転職コンシェルジュに相談して、求人に対する不安がない状態で受けることをおすすめします。

ワークポートの利用の流れ

ワークポートの利用の流れは以下の通りです。

1.WEB上で無料登録
公式サイトで「転職支援サービスに申し込む」をクリックすると、画面が遷移しますので、希望条件や個人情報を入力していきます。

入力を完了したら、担当者からの連絡(3営業日以内)を待ちます。

2.面談
ワークポートから面談日程調整メールの返信が来次第、面談の日程を決めます。現在は電話やオンラインでの面談が中心となっており、直接オフィスに向かわなくて良いので安心です。

マンツーマンでの面談になるので気楽に受けることが可能です。些細な不安や質問も親身に回答してくれますので、不明点や質問はこの時にしておくことをおすすめします。

また、求人紹介だけではなく業界の動向や企業の採用情報など、コロナ禍であるからこそ気になる情報も聞くことができます。

3.求人紹介
面談終了後は、早ければその日のうちに求人紹介が可能です。

面談後には20件前後担当者からメールにて求人票が送られてきます。希望求人は転職コンシェルジュに連絡をすることで応募が可能です。

4.書類選考及び面接
応募企業が決まり次第、書類選考からのスタートとなります。応募前には書類添削を受けることができるので、企業の採用担当者の目に止まる書類作成のアドバイスを積極的に反映しましょう。

また、面接終了後にも志望度に応じて伝えきれなかったことがあれば、転職コンシェルジュが先方企業に対して熱意やPRを代わりに伝えてくれるのが嬉しいポイントです。

5.内定・入社
内定を獲得次第、入社日の交渉や退職時のアドバイス、ひとりでは言い出しづらい年収などの条件交渉も転職コンシェルジュが代行してくれます。

条件に相違はないか、転職に関して悩みなどはないかなど、不安がある場合は遠慮なく転職コンシェルジュに相談しましょう。

ワークポートの評判

IT業界への転職に強みを持ち、幅広い求職者の対応ができるワークポートですが、実際の評判はどうなのか調査をしましたのでぜひ参考にしてみてください。

ワークポートの良い評判

まずは、ワークポートの良い評判をいくつかご紹介します。

ワークポートの転職コンシェルジュが親身に対応してくれたという内容です。担当者との相性は転職の成功可否を左右しますので、相性の良い担当者であった場合には積極的にコミュニケーションをとって転職活動を進めていきましょう。

転職コンシェルジュのアドバイスが参考になったという内容です。転職のプロであるからこその知見を交えた考えを無料で聞けるのは、転職活動においてのメリットのひとつです。

ワークポートの悪い評判

次に、ワークポートの悪い評判についてもご紹介していきます。

ワークポートを利用して転職したという人の内容です。転職は社会人人生において大きな転機であるので、紹介求人に関しては必ず評判などを確認しておきたいところです。可能であれば、内定後の面談で相手企業の雰囲気なども実際にチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

これまでワークポートの特徴やメリット・デメリット、実際の評判などをご紹介してきました。以下が今回のまとめになります。

・ワークポートはIT業界への転職に特化した転職エージェントであり、幅広い年代層の転職活動に対応。
・公開求人数も多く、非公開求人も取り扱っている。
・「eコンシェル」や「レジュメ」など、転職活動に役立つツールを活用できる。
・評判については賛否両論だが、特に紹介求人については求職者自信で評判を調査することが重要。

ワークポートは比較的IT業界の求人数が多いので、以下のような人は満足するサポートを受けられない可能性があります。

・IT業界以外への転職を考えている人
・未経験からIT業界へ挑戦しようとしている人
・キャリアアップや年収UPを目指している人
・大企業や外資系への転職を目指している人

もし、これらの条件に当てはまっている人はワークポートを利用するよりも大手求人やキャリアアップができる求人の取り扱いが多い「リクルートエージェント」を利用すると効果的です。

取扱求人も全業界・全職種を取り揃えているので「希望求人が見つからない」という可能性を減らすこともできます。

リクルートエージェントは転職実績No.1の実力を誇る転職エージェントですので、求職者であれば登録必須の転職エージェントと言えるでしょう。

また、コロナ禍でも今後業界が伸びていくことが予想されるIT業界ですが、未経験可の求人は例年と比較すると減少傾向にあるので、ワークポートの他にも複数社転職エージェントを併用して転職活動を進めていくことが重要です。

もし、キャリアアップも目指したい、求人数を確保したいという場合は、リクルートエージェントの登録もおすすめです。

以下にワークポートとリクルートエージェントのリンクを掲載しておりますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

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webライター
荒井 幹
海外営業、左官工、webディレクターを経て現在はフリーランス。3年ほど前から自身で就職・転職系のメディア運営を手がける。得意ジャンルは転職、ファッション、英語など。趣味はシーシャとダンス。
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