「A’kin(エイキン)オイル」を美容家がレビュー 魅力を徹底分析

継田理恵
公開: 2021-03-13

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肌のハリやツヤ、弾力がなくなってきた、いわゆる年齢肌の方に支持されているA’kin(エイキン)オイル。とくに、ナチュラルコスメやオーガニックコスメが好きな方のあいだで人気のようです。さらに、今注目されているビーガンコスメとしても話題になっています。

気になるのは、実際に年齢肌に効果があるのかどうか。今回はエイキンの魅力に迫るとともに、美容家の筆者が実際にオイルを試して、感じられた効果やオイルの効果的な使い方を検証します。

  • A'kin
  • エイキン 美容オイルRH 45ml

  • 税込み4,400円
  • 年齢肌で悩む方、肌の乾燥やハリ不足が気になる方に


A'kin(エイキン)ってどんなブランド?

エイキンは、オーストラリア発のボタニカルコスメブランド。豊かな自然とたくさんの野生動物に囲まれたオーストラリア生まれだからこそ、植物や動物と共存することをモットーとしています。では、ブランドの特徴を詳しく見ていきましょう。

ブランド名に込められた思い

「A’kin」のアルファベット1つ1つには、次の意味が込められています。

A・・・Australian made and owned(純オーストラリア製
K・・・Kind to your skin and the environment(肌と環境への優しさ
I・・・Ingredients:pure,natural and of the high quality(成分が純粋で自然な最高品質なもの
N・・・No nasties(不要な物の排除

ブランド名だけでも、こだわり抜いて作られていることがうかがえます。

今注目のビーガンコスメ

エイキンは、100%ビーガンコスメにこだわっているブランド。ビーガンコスメとは、動物実験をしていないのはもちろん、ハチミツやミツロウさえも使わない動物性原料不使用のコスメです。

動物への影響や負担をなくそうという考え方や、宗教上の問題で動物性原料入りのものを使えない方への配慮から、今ビーガンコスメが国内外でトレンドになっています。

植物科学者と開発したボタニカルコスメ

植物科学者であるウィル・エバンスとともに開発されているA'kinのコスメ。植物を知り尽くした科学者ならではの先端技術を用いて、植物のパワーを引き出して製品化しています。

科学的なアプローチができるので、年齢肌のエイジングケア効果にも期待ができます。

エイキンはボタニカルコスメ!オーガニックコスメとの違いは?

“ボタニカルコスメ”や“オーガニックコスメ”といった呼称がありますが、実はどちらにもはっきりとした定義はありません

ボタニカルコスメといっても、植物由来ではない添加物が多いコスメがあるのは事実。オーガニックコスメの中にも、製品のオーガニック認証を取っているものから、ほんの少しオーガニック原料を入れているだけのものまで存在します。どんな呼称がついているかよりも、ブランドのこだわりをしっかりチェックする必要があるといえるでしょう。

エイキンはボタニカルコスメと呼ばれますが、下部で紹介するローズヒップオイルは、厳しいコスモスオーガニック認証を取得した成分100%のアイテムです。

自信をもってオーガニックコスメと呼べるものですが、すべてのアイテムがオーガニック認証取得成分のみでできているわけではないことと、植物のパワーを活かしたコスメということから、エイキンはボタニカルコスメという呼称を採用していると考えられます。

成分のこだわり

パラベン、サルフェート、シリコン、鉱物油、混合物、合成着色料、保存料など、気になる成分は使用せず、100%ビーガン設計。使用されている植物由来原料は、植物科学者が長年にわたり培ってきた専門知識を活かし、情熱をもって厳選したもの。

さらに、植物のもつパワーや機能を失わないように、先端技術を生かして成分を抽出しています。ナチュラルで心地いい香りも楽しめます。

スキンケアだけでなくヘアケアまで揃う

エイキンには、話題の美容オイルや、洗顔、クレンジング、クリーム、スペシャルケアといったスキンケアアイテムだけでなく、ヘアケアもあります。

成分にこだわっているブランドなので、なかなか肌に合うものが見つからない方こそ、エイキンのアイテムをいろいろと試してみるといいかもしれません。

注目はローズヒップオイル!それぞれの特徴は

化粧品の写真

エイキンのアイテムの中でも、とくに年齢肌のケアとして注目されているのはローズヒップオイル。魅力は、ヒトが自分の体で作れない脂肪酸を豊富に含んでいるため、乾燥ケアにぴったりなところ。抗酸化成分やビタミン、ステロール、カロチンも豊富で、コラーゲンをサポートしながら年齢肌の悩みにアプローチしてくれます。

また、二酸化炭素抽出方法でオイルを抽出しており、この抽出方法は熱や酸素、溶媒を使わないので、種子のそのままのパワーが保たれます。フレッシュで純度の高い、より濃縮されたオイルをつくることが可能なのだそう! 肌に与えるときまでフレッシュで、酸化しにくいのがポイントです。

さらに、エイキンの植物科学者が、肌が必要としている理想的なオイルを世界中から厳選し、オイルの脂肪酸やビタミンの構成を緻密に考え、肌悩みに合わせて調合しているのも魅力。悩みや肌状態に合わせて、4種類から選べます。

① 100% 認定オーガニック ローズヒップオイル「エイキン 美容オイルRH」

化粧品の写真

エイキンのオイルの中でも定番人気のアイテム! 原材料はローズヒップオイルをメインに、ローズマリー葉エキスのみを使用。総合的なケアができるオイルです。

あらゆる年齢肌悩みの根源は乾燥なので、まずはうるおいをしっかり保つケアをしたいところ。「エイキン 美容オイルRH」は、必須脂肪酸(オメガ3、6、9)を最大限に濃縮しているオイルで、年齢とともに皮脂量が減り、うるおいを保てなくなった肌をしっとり柔らかく整えます。

ビタミンやその他の抗酸化物質もしっかり含まれていて、肌のうるおいをキープして保護しながら、細胞からイキイキとしたコンディションに導いてくれる頼もしいアイテムです。オイルのオレンジ色からも、ビタミンが豊富なのがうかがえます。

産前産後のボディケアにもおすすめです。100%コスモスオーガニック認定原料を使用しているのも嬉しいポイント。

  • A'kin
  • エイキン 美容オイルRH 45ml

  • 税込み4,400円
  • 年齢肌で悩む方、肌の乾燥やハリ不足が気になる方に

② フェイス&ボディ ローズヒップオイル「エイキン 美容オイルWRH」

「エイキン 美容オイルWRH」は、ややパワフルすぎると感じる方のフェイスケアや、ボディや髪の保湿にも使える全身用オイル。認定ローズヒップオイルに、サンダルウッド、マカダミア、アビシニアンオイルを加えたブレンドです。ベタつかず軽い使い心地で、面積の広いボディにも伸ばしやすくなじみやすいのが特徴。シャンプーの前に頭皮や髪になじませて、マッサージして使うこともできます。

おすすめ②
  • A'kin
  • エイキン 美容オイルWRH 20ml

  • 税込み6,380円
  • 敏感肌の方に。ボディだけでなく髪の毛にも使える

③ ビタミンC入り ローズヒップオイル「エイキン 美容オイルRHC」

オーガニックローズヒップオイルに、肌を整えるビタミンCと肌を柔らかくするのが得意なマカダミアオイルをブレンドした「エイキン 美容オイルRHC」。軽いつけ心地でどんな肌タイプにも使えます。とくに日焼けによるダメージや乾燥によるくすみ、透明感のなさが気になる方にぴったりです。目立つ部分のブライトニングケアにも!

おすすめ③
  • A'kin
  • エイキン 美容オイルRHC 20ml

  • 税込み2,900円
  • 日射しでダメージを受けやすい肌に

④ エイジングケア ブースターオイル「エイキン ブースターオイル」

年齢を重ねて肌が硬くごわつくようになったら、より本格的なエイジングケアができる「エイジングケア ブースターオイル」を。コスモスオーガニック認定ローズヒップオイルをベースに、ざくろ、ホホバ、マカダミアなどの植物抽出物、天然の角質ケア成分である南五味子やリンゴ酸をブレンドしています。クレンジング後、化粧水の前の使用で、お肌に浸透させるブースターの役割をしてくれます。

おすすめ④
  • A'kin
  • エイキン ブースターオイル 20ml

  • 税込み6,500円
  • より本格的な年齢肌ケアや即効性を求める方に

オイルでニキビができる心配は…あり or なし?

「オイルは肌によさそう!」と思っても、ニキビや吹き出物、毛穴悩みの原因になるのではと不安な方もいるはず。オイルとニキビの関係を、美容家の筆者が解説します。

オイルは直接ニキビの原因ではない

肌につける美容オイルが、ニキビの原因になるのではありません。ニキビの最初の段階は、肌の乾燥やさまざまな原因によって、代謝が悪くなり肌の生まれ変わりのサイクルが乱れてしまうこと。すると、古い角質や未熟な角質が溜まります。

皮脂腺から分泌される皮脂は、本来毛穴を通って肌表面に出ていき、肌のうるおいを守りながらバリア機能を果たすもの。ところが、不要な角質が邪魔をして皮脂がスムーズに出て行けなくなると、自分の皮脂が詰まって毛穴を塞いでしまいます。

ニキビが進行するメカニズム

皮脂で毛穴が塞がった状態が白ニキビ、毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒くなったのが黒ずみ(いちご鼻)。さらに皮脂が大好物のアクネ菌が増えると黄色ニキビ、炎症が酷くなると痛みをともなう赤ニキビになってしまうのです。

つまり、スキンケアで使うオイルが原因というより、肌のターンオーバーの乱れや乾燥によって、自分の皮脂が詰まってしまうことが問題なのです。

ニキビや毛穴が気になるなら…注意すべきはオレイン酸豊富なオイル

美容オイルは直接ニキビや毛穴の原因にはなりませんが、実は、ニキビや毛穴で悩む人が注意すべきオイルもあります。ある研究によると、オレイン酸パルミトレイン酸といった脂肪酸が肌表面に多くなると、ニキビや毛穴が目立ちやすくなることがわかっています。

オレイン酸もパルミトレイン酸も、ヒトの皮脂に含まれるものなので、皮脂が不足している乾燥肌の方はチャージするべき脂肪酸ではあります。しかし、乾燥以上にニキビや毛穴で悩んでいるのなら、オレイン酸やパルミトレイン酸が過剰にならないように注意した方がベターです。

パルミトレイン酸が非常に多いオイルはあまり見かけませんが、オレイン酸が豊富なオイルはよく取り扱われています。椿オイルやオリーブオイルはオレイン酸が80%近く占めるので、ニキビや毛穴で悩む方は単品使いは避けた方がよいでしょう。

ローズヒップオイルはオレイン酸が少ない

ローズヒップオイルは、オレイン酸が15%程度と少ないオイル。ニキビや毛穴で悩む方でも、乾燥ケアやエイジングケアとして、ローズヒップオイル100%のものを単品使いしても問題はないでしょう。

「100% 認定オーガニック ローズヒップオイル」を美容家が使ってみた

化粧品をもつ女性

植物科学者と開発し、成分や効果にこだわり抜いているエイキン。中でも定番人気アイテムの「100% 認定オーガニック ローズヒップオイル(エイキン 美容オイルRH)」を、アラサーの美容家の筆者がトライ! 口コミ評価は高いですが、実際の使い心地や効果はどうなのか、1週間試して検証しました。

*編集部より:このレビューは2021年3月に行いました。

ブランド推奨:化粧水のあとに使用

エイキンが公式に勧めている使用ステップは、洗顔・クレンジング後に化粧水で肌を整えてから「エイキン 美容オイルRH」を使い、そのあと保湿をするという流れ。まずは、ブランド推奨のステップで使ってみました。

化粧品を手に出している写真

1回の使用目安は、顔、首、デコルテ分で3~4滴。顔だけなら1~2滴で十分です。肌のコンディションに合わせて、1滴ずつなじませるのがよさそうです。筆者は混合肌ですが、顔には1滴で十分だと感じました。

化粧水で肌を整えてからオイルをなじませるので、オイルの入り具合はとてもよく感じます。しかし、使う化粧水が濃厚なテクスチャーだと、べたつくように感じます。オイルを使う場合は、とろみが少ない化粧水がベターです。どんな化粧水がいいかわからない場合は、エイキンの化粧水を使えば、オイルとの相性を考えて作られているので失敗しないでしょう。

化粧水のあとにオイルをなじませると、「もう十分保湿されたのでは?」という仕上がりに。しっとり感とツヤ感が十分にあり、そのあとの保湿は忘れてしまいそうなほどです。しかし、オイルのあとに乳液やクリームなどできちんと保湿をすると、弾力感、手のひらに吸い付くようなもっちり感が得られました! 翌朝の肌の状態にも、違いがあるように感じます。

洗顔後すぐに使用…ブースタ効果は?

スキンケアをする女性

試しに、洗顔後すぐに「エイキン 美容オイルRH」を使ってみると、やはり化粧水を使わない分、浸透力は下がるように感じました。「エイキン 美容オイルRH」は、エイキンのオイルの中でも濃密なタイプなので、とくにオイルになじみのない方がオイル先行型のスキンケアをすると、1滴をうまく肌全体になじませられず戸惑ってしまうかもしれません。

ちなみに、手のひらでオイルを温めるようにして肌になじませ、そのあとで化粧水、乳液を使うと、しっとりツヤのある肌に整いました。あとに使う化粧水を引き込むような、ブースター効果もあるように感じられます。

スキンケアの最後に使用…仕上がりは?

化粧水、乳液で整えたあと、最後に「エイキン 美容オイルRH」を使う方法も試しました。最後に一滴のせるとなると、すでに乳液で保湿されているので、「エイキン 美容オイルRH」自体の効果が感じにくかったです。

また、美容成分たっぷりのローズヒップオイルをフタのように最後に使うのは、もったいないと感じました。

美容家が考えるおすすめの使い方

スキンケアをする女性

基本的には、ブランドが推奨するとおり、化粧水のあとに使うのがおすすめ! 洗顔後の乾いた肌に化粧水を使ってキメを整えると、オイルが浸透する通り道ができるので、オイルを普段使っていない方でもなじみやすく感じられます。また、肌にしっかりローズヒップのパワーをチャージしたいので、乳液などの上からではなく、肌に届けやすいステップで使うのがよいでしょう。

肌がデリケートになっていて、化粧水がしみたり刺激に感じるときには、アルコールや乳化剤などが含まれていないオイルだけでスキンケアを完了させるのも1つの手です。洗顔後にいきなりオイルを使うとなじみがよくないと感じる場合は、顔を洗ったあと肌が濡れた状態でオイルをなじませると心地よく使えます。

お気に入りの化粧水があって、ブースターとして「エイキン 美容オイルRH」を使いたい場合は、濡れた肌にオイルをなじませ、そのあとはとろみが少なめの化粧水を使うのがベターです。

1週間使って感じられた効果は

スキンケアをする女性

「エイキン 美容オイルRH」を、化粧水のあとに使い、そのあと保湿をするというステップで1週間使ったところ、毎日肌のもっちり感、ハリ感を感じられました。継続して使ったことで、乾燥もしにくく、ときどき出ていた小鼻の横の赤みもなくなりました。また肌の弾力とツヤも保たれ、常に肌のトーンが明るくなったように感じられます。

気になっていた目もとや口もとのエイジングサインも目立たなくなるように感じられ、ブランド内の基礎オイルながら、年齢肌ケアがしっかりできるオイルだと実感できました!

「100% 認定オーガニック ローズヒップオイル(エイキン 美容オイルRH)」の購入方法

「エイキン 美容オイルRH」は、A’kin(エイキン)の公式オンラインショップ、全国のBiople by Cosme Kitchen、その他ナチュラルコスメを取り扱うお店で購入できます。お求めやすい方法で、ぜひゲットしてみてください。

  • A'kin
  • エイキン 美容オイルRH 45ml

  • 税込み4,400円
  • 年齢肌で悩む方、肌の乾燥やハリ不足が気になる方に

まとめ

成分や効果にこだわったA’kin(エイキン)のオイルは、美容家の筆者も大満足のアイテムでした!

一回の使用料が1滴~4滴と少量で、かつ容量も多いので、コスパもよいと感じました。使用方法は、化粧水で肌を整えてからオイルを使い、そのあと乳液などで保湿をするのが、一番年齢肌ケア効果を感じやすいです。

エイジングケアが気になる方は、ぜひ「100% 認定オーガニック ローズヒップオイル(エイキン 美容オイルRH)」で、今のスキンケアにプラス1滴のお手入れを始めてみてくださいね。

美容家・ライター
継田理恵
大手化粧品会社で営業を担当。独立後、現在は前職で培った正しい肌知識や化粧品市場の情報等をもとに、美容・健康に関する執筆やセミナー、化粧品・サプリメントのプロデュースなどを手がける。アトピーやニキビ、不妊・不育症に悩んだ経験から、ナチュラル美容とインナーケアに目覚め、数々の資格を取得。現在は2児の母として、“家族と自分のためのナチュラルライフ”を提案している。【保有資格】日本化粧品検定1級/アロマテラピー1級/サプリメントアドバイザー

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