非常食や防災グッズ、揃えたいオススメ18選 家電女優が厳選【奈津子のトクする家電ダイアリー】
家電女優の奈津子です。
今回は家電のプロ目線で選んだ防災用の家電と、長寿命のレトルト食品、濡れても着火するマッチや折り畳み式のヘルメットなど、徹底的に吟味して購入した防災用のグッズをご紹介します。いざという時の備えの参考に是非してくださいね。
非常用ライト、便利な3機種
私は3.11の東日本大震災の発生後、当時暮らしていた場所が計画停電区域だったので、夜はロウソクだけで過ごした経験があります。その際に電気のありがたみを実感したので、ライトは特に厳選して3機種を買いました。
1つ目がパナソニックの「LED懐中電灯 電池がどれでもライトBF-BM10-W」(実勢価格:1,255円)。
特徴は、単1~単4の電池がどれでも1本から使える仕様なこと。いざという時にエアコンやTVのリモコンから電池を補充したり、避難先で配られる電池の形を気にせず使えたりする点が安心です。
バッテリーの寿命は単三形1本でも約6時間半(パナソニックのアルカリ乾電池使用の場合)、4本全てを入れる場合にはなんと約85時間30分も使えるパワフルさ(エボルタ乾電池を単1~単4まで1本ずつ入れた場合)。安定性も高く、縦置きにしてランタンにもなるのでアウトドア時にも活用できます。
2つ目はパナソニックの「LEDネックライト BF-AF10P-K」(実勢価格:1,008円)。約40gと軽く首にかけて使える構造です。避難中も目の前を照らしながら両手があくのが荷物が持てて安心。暗い場所では自分自身の存在を知らせる目印にもなると思って買いました。
また、「LEDネックライト BF-AF10P-K」は小雨でも使える防滴構造です。私はブラックにしましたが、ピンク・ブルー・黄緑とカラバリも多いのでアウトドア時はもちろん、夜のジョギングや犬の散歩をする方の防犯対策にも使えるでしょう。
3つ目はサンワダイレクトのUSB充電式「LED懐中電灯」(実勢価格:1,880円)。これ、手のひらサイズなのにとにかくとにかく光量が明るいんですよ。モードは120ルーメンの「Highモード」、50ルーメンの「Lowモード」、「点滅」の3タイプに切り替えが可能。
また電源ボタンを長押しするとモールス信号でSOSを知らせることもできます。IPX4の防水仕様にも対応しているので、万がいち瓦礫に埋もれてしまった際、モールス信号は使える可能性があります。
光をスポットライトのように絞ったり、広範囲をワイド照射にしたりすることも可能です。充電はUSB経由で約8時間。最大点灯時間は4時間です。
ラジオとモバイルバッテリー、頼れる3選
ラジオはまずVARWANEOの「防災ソーラーラジオ」(実勢価格:3,480円)がオススメ。通常のAM/FMラジオとして使えるのはもちろん、「手回し」「ソーラー」「USB」の3つの方法から充電できるのがポイントです。
USBは約4時間でフル充電になり、満充電時にラジオは約15-18時間、LEDライトは約10-12時間使えます。手回しの場合は1分間回すと、ラジオが約5~8分、LEDライトは10~15分間使えます。
2000mAhのバッテリーを内蔵しているのでスマホなどの充電も可能。個人的には最大85デシベル(車のホーンと同等の大きさ)のSOSのための音声アラームに感動。我が家で試しに鳴らしてみましたが、ご近所迷惑が心配ですぐに止めたレベルでした。IPX3の防水仕様です。
ラジオのサブ機として、アイリスオーヤマ非常用ラジオJTL-23(実勢価格:1,982円)を購入。前述のラジオよりも軽量性が高く価格も安いですが、同様に1台で「ラジオ」「LED」「サイレン」「充電機能」の4つを搭載しています。
1分間に約100回ペースの手回しを3分間すると、ラジオは約7分間、LEDライトは約30分間、スマホの通話は約3分間、緊急サイレンは約5分間使えます。
ソーラー機能はついていないのと、光の強さもサイレンの音もVARWANEOのほうがパワフルなのですがサブ機としては十分なスペック。内部のリチウムイオン電池が放電に強いのも決め手になりました。
モバイルバッテリーは王道のAnker Power Core10000(実勢価格:2,799円)をチョイス。Amazonの「バッテリー・充電器部門」では2018年にランキング1位なっていて、私もこれで4台目ぐらい。防災カバンだけでなく日常用のバッグにも必ず1台忍ばせています。
10000mAh以上のモバイルバッテリーでは世界最小&最軽量クラスで、iPhoneとAndroidの両方に対応。iPhone11の場合には2回以上充電ができ、その他のスマホでもほとんどが複数回の充電が可能です。Ankerの独自技術によって充電が早いのもお気に入りポイント。
実用性の高い防災グッズ3選
こちらは記事の冒頭にも記した、濡れても着火するマッチ。UCO(ユーコ)というアメリカのアウトドアブランドの「ストームプルーフマッチキット」25本入り(実勢価格1,200円)です。
いかなる状況下でも15秒ほど燃え続けるんですって・・・・・・。マッチにしては高額ですが頼もし過ぎませんか。
せっかく着火した火を絶やさないようにするため、カメヤマローソクの24時間つくキャンドル(6個セット実勢価格;1,299円)も購入。容器のカップが非常に熱に強い素材です。
3.11の東日本大震災の余震時、カバンを頭上にのせて避難した経験からヘルメットはマストだと感じています。この「折りたたみ用防災ヘルメット オサメット」(実勢価格:4,950円)は、使っていない時にはA4の箱に入るほどのコンパクト。
じゃばら式の構造で、被るのも畳むのも一瞬。ベルトでサイズ調整できるので安定性も良いです。
おいしい非常食3選!7年もつカレーも
カロリー摂取の命綱となる非常食(防災食品)は、なるべく寿命が長くて美味しいものを選んでおきたいですね。
尾西食品のアルファ米12種類全部セット(実勢価格:3,400円)は賞味期限が5年! お湯の場合は15分、60℃の水の場合は60分で完成し、味の種類が豊富な点がポイント。試しに“わかめご飯”を味見したらメチャクチャ美味しい。給食に出てくる、わかめご飯そのものでした。懐かしい(千葉県の小学校だけ・・・?)
新食缶ベーカリーの「缶入りソフトパン」6缶セット(実勢価格:4,380円)も賞味期限が5年。その美味しさからファンが多く、缶切り不要な点が魅力です。
味付きのパンだと、そのまま食べられる点がいいですよね。
最後は「あんしんの殿堂防災館」というサイトで購入した「カレーライス」と「ハヤシライス」(各670円)。なんと調理不要で賞味期限が7年!
こちらはルーだけでなくご飯もセットになっている優れもの。アレルゲンフリーなのも嬉しいですよね。
運動靴は防災カバンに入れよう
細かいことですがいざという時に瓦礫の上なども走れるように運動靴は必ず防災カバンに入れておくことをおすすめします。これは宮城県へボランティアへ伺った際に、現地の方から教えてもらった知識です。
これらの備えが取り越し苦労で済めば良いのですが・・・・・・、地震や災害はいつくるか予測不能なもの。ぜひ“必要経費”だと考えて揃えてみてはいかがでしょうか。また消防庁の公式HPでは最低限の防災グッズも公開されているのでご覧ください。
今回紹介したグッズは下記、私のYouTube「奈津子の家電クリニック」でも、製品を使いながら詳しく紹介していますので参考にしてみてくださいね。
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