マイナビエージェントの評判とは?特徴やメリット・デメリットも解説
転職エージェントは転職サイトと違い、転職エージェントの担当者が応募者と企業の間に入り、応募者の転職活動を求人紹介から内定まで一貫して支援してくれるサービスです。
国内には数多くの転職エージェントがありますが、大手転職エージェントである「マイナビエージェント」について、一度はその名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
同社は名実ともにさまざまな実績を誇りますが、実際の評判はどうか、利用者のリアルな声が気になる人も多いはず。
そこで今回は、マイナビエージェントの評判について調査してみました。また、特徴やメリット・デメリットについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
マイナビエージェントの特徴
大手転職エージェントとして名高いマイナビエージェントの特徴は以下が挙げられます。
1.20代に信頼されているエージェントでNo.1
2019年1月に楽天インサイト株式会社が実施した「20代で転職意向があり、かつ、転職エージェントに登録している、もしくは登録したことある人」1,250名を対象とした調査で1位となった実績を誇っています。
マイナビエージェントでは、第二新卒や未経験可の求人も多く取り扱っているほか「20代の転職」に焦点を当てたコラムもあります。
2.マイナビグループの人材紹介サービス
マイナビエージェントは「IT・通信系」や「メーカー」を中心に、ありとあらゆる業種や職種の求人を取り扱っています。また、マイナビグループ全体では看護師や薬剤師、税理士やエグゼクティブの転職など、専門職や管理職の転職にも強みを持っています。
求人についても、マイナビエージェントでは80%が非公開求人であり、マイナビエージェント独占の求人も保有しています。非公開求人とは、企業によって「採用情報を外部に知られたくない」「厳選された専門性の高い人材が欲しい」など、何らかの理由で公開されていない求人を指します。
転職者側にとっても非公開求人はミスマッチが少なく、他の転職者との競争になりにくいというメリットがあります。
そして、各業界に特化した専任アドバイザーが業界の最新情報を踏まえて転職者のサポートをします。業界の情勢や転職者の意向をベースに、ヒアリングを通して現職に残った方が良い場合は、その旨も併せてアドバイスが可能です。
3.全国対応であらゆる属性の転職者のサポートに強み
京橋・新宿・神奈川・北海道・宮城・名古屋・京都・大阪・兵庫・福岡にオフィスを構えているので、全国の転職者のサポートが可能です。
もちろん「オフィスに訪問するのが難しい」という場合でも、電話面談を受け付けています。今日のコロナ禍でも直接オフィスに訪問しなくてもサポートが受けられるのは転職者にとっても安心です。
また、全業界・職種はもちろん、企業規模はベンチャーから大手・外資系企業まで、さまざまな待遇・条件、年齢などを問わずに求人紹介ができるのも強みのひとつです。
マイナビエージェントのメリットとデメリット
次に、マイナビエージェントを利用することによって、転職者にどんなメリット・デメリットがあるのかもご紹介していきます。
マイナビエージェントのメリット
マイナビエージェントに登録・利用することによって転職者が得られるメリットは以下があります。
1.利用期間の定めがない
リクルートエージェントやdodaでは、サポートを受けられる利用期間が「原則3カ月」という制限がありますが、マイナビエージェントには期間の制限がありません。
転職活動開始から3カ月という期間の間に転職先を決定することが望ましいと言われますが、どうしても転職活動に時間がかかってしまう人もいる中で、利用期間に関わらずエージェントのサポートを受けられるという点は転職者にとっても嬉しいポイントです。
また、期間の定めがないことからも、マイナビエージェントから転職を無理に勧められたりすることもないので安心です。
2.応募企業の通過率を高める書類添削
転職時には欠かせない履歴書や職務経歴書ですが、転職サイト単体を利用した転職活動ではこれらの書類を全てひとりで作成しなければなりません。
転職者のスキルや経験が優れていても、応募企業の担当者に効果的にアピールできなければ、書類選考がなかなか通らないという事態に陥ってしまいます。
マイナビエージェントでは、転職者の書類作成に対してアドバイスはもちろん、応募企業に合わせたPRポイントや、企業が重視している内容を事前に教えてくれます。そのため、応募先企業の数に関わらず、効率的に書類作成をすることが可能です。
もちろん初めての転職で何を書けばいいのかわからないという人も、親身になって対応してくれます。
3.多数の求人を保有しているので転職者の選択肢が豊富
全国の転職エージェントの中で、求人保有数が一番なのはリクルートエージェントですが、マイナビエージェントもリクルートエージェントに匹敵する求人数を保有しています。
2021年1月現在、マイナビエージェントは21,000件以上の公開求人を保有しています。この数字は全体求人の20%になりますので、非公開求人を合わせると10万件以上の求人を保有していることがわかります。
また、マイナビ独自の「チャット求人検索」と「かんたん求人検索」によって転職者の希望に沿った求人がすぐに見つかるシステムを導入しています。
希望職種や勤務地といった基本的な内容に加え、こだわり条件なども指定することが可能です。もちろん、ホームページ上から応募した求人についても紹介・サポートを受けることができます
マイナビエージェントのデメリット
次はマイナビエージェントのデメリットです。メリットとデメリットを総合的に判断して、利用するかどうかを決めましょう。
1.フリーターや派遣社員は求人を紹介してもらえない可能性がある
マイナビエージェントは「正社員の転職サポート」を中心としているので、フリーターや派遣社員の人が利用したとしても満足できるサポートが受けられません。
実際にマイナビエージェントの公式ホームページには以下のような記載があります。
ご登録は可能です。ただし、マイナビエージェントは主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験しかお持ちでない方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります(弁護士資格、公認会計士資格、医師・薬剤師・看護師などの医療系有資格者の場合は除きます)。
2.キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーが別
マイナビエージェントは面談したキャリアアドバイザー(担当者)とリクルーティングアドバイザー(法人営業)が別となります。
さらに、求人紹介者の前に「初回ヒアリング担当」という、初回の面談にて転職者の希望条件などを確認する担当者がいます。
そのため、選考の進捗や求人に関する質問などのレスポンスが遅くなってしまうという可能性があります。
3.求人に応募できない場合がある
マイナビエージェントが紹介する求人へは、リクルーティングアドバイザーに応募可否の確認後に問題ないと判断された時に応募可能となります。
すなわち、応募先企業が募集定員に達し求人の掲載が終了した、応募者多数で他の候補者との比較検討などの理由で応募ができない可能性がある点に注意です。
現在公式ホームページに掲載されている求人は最新ですが、最新の求人であっても、必ず書類選考へのステップに進めるわけではないということを念頭に入れておきましょう。
マイナビエージェントの利用の流れ
マイナビエージェントの利用の流れは以下の通りです。
1.サービスに申し込み
登録はマイナビエージェントの公式ホームページから可能であり、個人情報や希望条件などを入力します。登録が完了すると5営業日以内に担当者から「面談日程の調整」の連絡が来ます。
2.担当者との面談
面談日程が決定次第、面談になります。現在は新型コロナウイルスの感染拡大予防のために、WEB面談を実施しています。面談では転職の目的や実現したい内容などを中心にヒアリング・アドバイスを受けることができます。
3.求人紹介
ヒアリング内容を元に、転職者の希望にマッチした求人をキャリアアドバイザーから紹介されます。求人に関してわからないことはすぐに確認することが重要です。
ご紹介したようにキャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーは別なので、質問の内容によっては回答に時間がかかってしまうこともあります。
4.求人に応募
求人に応募する際に、キャリアアドバイザーが手続き及び、転職者の応募書類の添削を行います。また、応募先企業には転職者の推薦状も提出するので、転職サイト単体よりも企業へ充実したアプローチをすることができます。
5.面接
書類選考通過後は面接になります。転職活動が初めての人でも面接前にはマイナビエージェントが希望者のみに「模擬面接」を行ってくれます。
面接終了後には応募先企業よりフィードバックをもらうことができるので、次回以降の選考に役立ちます。
6.内定
内定承諾後は、キャリアアドバイザーが入社日の調整や給与交渉なども行ってくれます。また、退職手続きなどについてもアドバイスを受けることができます。
マイナビエージェントの評判
若年層の転職や、親身な対応が評判のマイナビエージェントですが、実際の評判はどうなのか、調査をしてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
マイナビエージェントの良い評判
マイナビエージェントの良い評判をいくつかご紹介します。
個人的にマイナビエージェントさんが1番相性良いです
— 頼子 (@accoTP_coss) September 10, 2020
関係あるのかどうかはわからないけど、応募数に対して書類通過する確率(選考のレールに乗る確率)が段違いに良い気がする
4社応募して3社は書類通る
もう一つの転職サイトは10件中1.2件しか通らない…何この違い…笑
こちらはマイナビエージェント経由の選考通過率が高いという内容です。マイナビグループ全体で全業種・職種をカバーしているので、そこで培ってきた「書類選考通過のノウハウ」が添削時に反映されていることが伺えます。
デューダエージェント
— fripSide (@UMAInegitoro) January 18, 2019
マイナビエージェント
他個人で検索ぽちぽち
デューダは担当者以外の求人をオンにしてるとえげつなくきて見きれない
面接練習、添削を個別でやってくれるので助かる
マイナビは担当者と各企業担当者がいるみたいで、志望理由とか添削はメールでもしてくれるし、つづく
選考時や入社後も親身になって対応してくれたという内容です。キャリアアドバイザーとの相性にもよりますが、一貫してサポートしてくれるのは転職者にとっても安心できるポイントです。
マイナビエージェントの悪い評判
続いて、マイナビエージェントの悪い評判をご紹介します。
とりあえずマイナビエージェントは頻繁に電話が来て、自分のペースで進まないから合わない。退会するか担当を変えるか考えよう。とりあえずリクルートエージェントで本格的に始めようと思う。
— かすみ (@_JIRO_524) January 2, 2018
担当者の連絡がしつこいという内容です。自分のペースで転職活動を進めたい人は担当者からの連絡が煩わしいと感じることもあるようです。
まとめ
これまでマイナビエージェントの特徴やメリット・デメリット、実際の評判などをご紹介してきました。以下が今回のまとめになります。
・マイナビエージェントはリクルートエージェントに並ぶ国内最大級の転職エージェント。
・若年層や転職回数が少なく、経歴に自信がある人にはおすすめ。逆にフリーターや派遣社員には不向き。
・登録後の利用の流れは一般的な他の転職エージェントと同じ。
・良い評判・悪い評判は半々ほどで、担当者に関する意見が多数。利用した際に担当者に違和感を感じたら、担当変更もしくはエージェントの乗り換えをすること。
もし、転職を考えているのであれば、今日のコロナによる影響で求人数が減りつつある中、転職活動を成功させるために複数の転職エージェントの併用が必須と言えます。
複数利用の際にはマイナビエージェントの他にも、圧倒的求人数が魅力であるリクルートエージェントがおすすめですので、まずは登録してみてはいかがでしょうか。
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