シャオミ Redmi Note 9Sを徹底レビュー!使って分かったすごさとは?
格安なのに高コスパという呼び声の高いシャオミのRedmi Note 9Sですが、果たして本当にすごいのか?現在愛用中の筆者が遅ればせながらレビュー記事を作りましたので、ご覧ください。
目次
シャオミとは?
皆様、本日Xiaomiの日本参入から1周年を迎えました。
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) December 9, 2020
いつも応援していただき、誠にありがとうございます!#NoMiWithoutYou❤️
来年にはMiフアンたちの要望にお応えして、FeliCa対応の新型スマホが発売されます!
加えて、🎁ミステリープレゼント🎁も近日中に開催する予定なので、ご期待ください! pic.twitter.com/QPZtCtpHpk
シャオミ(Xiaomi、小米科技)は、中国北京で2011年創業のスマートフォンメーカーです。その後の成長は目覚ましく、2014年には中国国内でのシェア1位、世界でも3位となる大企業となりましたが、OPPOやHUAWEIの台頭により、徐々に順位を落としました。
そのため、インドへの進出や総合家電メーカーとしての地位を確立するなどして、再び脚光を浴びるようになり、2019年後半に日本市場への参入を果たしています。
日本で販売されている製品は、主にAndroid搭載のスマートフォンですが、スマートバンドやスマート家電なども増えています。
Bluetooth接続でスマホのMi Fitアプリに自動で体重などのデータを送信してくれるので、継続的な管理が可能です。また、Mi Band 4/5とも連携できて便利。厚さが2cm、重さが1.6kgと軽量なのも気軽に出し入れできて日々の健康観察を取り組みやすいです。
小型ながらしっかりと仕事してくれるセキュリティカメラです。赤外線センサー搭載で夜間のモニタリングもはっきり確認できます。内蔵のマイクで双方向のビデオ通話も可能なため、遠方の家族などとのコミュニケーションにも活躍します。
モード設定などはイヤホンについているボタンを押すことで可能ですが、Mi Band 5と接続すると楽に操作できます。音質にはそれほどこだわりはなく、主に通話などで使用したいという方におすすめです。
グローバル版でも日本語アプリを使用して日本語表記もできるので問題なく使用できます。充電もマグネットタイプの充電ケーブルが付属しており、バンドから取り外す必要が無いので楽ちんです。ストレス計測や座りすぎ防止アラームなどがあるのもうれしいです。
シャオミのMi Band5についてはレビュー記事がありますので、こちらも参考にしてください。
シャオミ Redmi Note 9Sのスペック
それではまずRedmi Note 9Sのスペックを確認してみましょう。
|
スペック |
内容 |
|---|---|
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プロセッサー |
Qualcomm® Snapdragon™ 720G |
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バッテリー |
5020mAh 18W USB Type-C リバーシブルコネクタポート |
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ディスプレイ |
6.67インチ DotDisplay |
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カメラ |
リア:4800万画素 AI 4眼カメラ フロント:1600万画素 |
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メモリ |
4GBもしくは6GB |
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ストレージ |
64GBもしくは128GB |
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寸法 |
高さ:165.75mm、幅:76.68mm、厚さ:8.8mm、重量:209g |
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その他 |
指紋認証、顔認証、イヤホンジャック、Bluetooth |
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カラー |
インターステラーグレー、オーロラブルー、グレイシャーホワイト |
4眼カメラの内訳は、メインの4800万画素、800万画素の超広角カメラ、500万画素のマクロカメラ、200万画素の深度カメラとなっています。
メモリとストレージは最大6GB+128GBとなっていて、4GB+64GBのものを選択することができます。
イヤホンジャックが付いているので、好みの有線イヤホンを使用できます。
シャオミ Redmi Note 9Sと他機種との違い
シャオミのスマホは名前が似ていて若干わかりにくいのが難点です。現在Redomi Note 9S以外には、Mi10 lite、Mi Note 10 lite、Mi Note10、Mi Note10 Proの4種類が公式サイトに掲載されています。
ここでは価格の比較がしやすいように、スマホ本体のみのものをご紹介します。
5Gに対応しており、5G下ではビデオやゲームのなめらかさや美しさが際立ちます。スマート家電を操作できるリモコンが付いていて、シャオミ製品との相性も高いです。
Redmi Note 9Sとの違いは、プロセッサーは新しいものの、バッテリーは小さめという点です。
背面カメラが6400万画素という事に加え、30Wで急速充電できるのが特徴です。これだけのスペックで、ギリギリですが3万円台で購入できるのは驚きです。
Redmi Note 9Sとの違いは、主にカメラの画素数が高いということと、若干画面サイズが小さいという事、急速充電の速度が速いことです。
4K画像の12倍もの高解像度を誇る、1億800万画素の5眼カメラが特徴です。加えて500万画素の望遠レンズには手振れ補正も付いており、デジタルカメラをしのぐプロ級の撮影ができてしまいます。
Redmi Note 9Sとの違いは、何と言ってもカメラの画素数です。
Mi Note10とProの違いはメモリとストレージです。特にストレージ256GBはスマホ界でも最大規模の容量なので、写真や動画の保存も心配ありません。
Redmin Note 9Sとの違いは、圧倒的なメモリ+ストレージ容量とカメラの画素数です。
シャオミ Redmi Note 9S日本版とグローバル版の違い
SIMフリーの端末がメインという事もあり、Redmi Note 9Sは日本版とグローバル版が存在します。見た目は全く同じなので見分けがつきませんが、一体どこが違うのでしょうか。
グローバル版は日本版とスペックは同じですが、実は対応している通信バンドが異なります。
日本版は日本の大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンク、楽天のSIMカードを使用することができるようになっていますが、グローバル版はソフトバンク以外電波状況が悪い、もしくは使えません。
また、特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)が付いていません。
現在は日本版でもむしろグローバル版より安いくらいなので、購入の際は日本版がおすすめです。海外での使用が中心という方は、もちろんグローバル版もおすすめです。
シャオミ Redmi Note 9Sを2ヶ月使用してのレビュー
スマホ本体の背面に左右対称の形で4眼カメラがついています。
SIMフリーの格安スマホを愛用する筆者が、最近新たに購入したのがシャオミのRedmi Note 9S。購入したのはメモリ4GB、ストレージ64GBの安い方です。
それまでHuaweiのP30 liteを愛用していたものの、OSのAndroidが今後アップデートされるのか、Google Playストアが使用できるのかという不安が強くなってきたため、初めてシャオミに鞍替えしてみました。
Redmi Note 9Sは、同じくシャオミのMi Note 10 Liteとともに2020年の6月に発売された機種です。発売当初からコスパの高い人気機種としてメディアで紹介されていましたので、次購入するならこれだなと目星をつけていました。
ただ、シャオミのスマホはおサイフケータイには非対応という事で、日頃おサイフケータイを使用している人には不向きなのが残念な点です。2021年には対応機種が発売されるとのことなので、期待したいです。
Redmi Note 9Sの使用感
最初に驚いたのは、指紋認証付きサイドボタンです。今まで指紋認証はスマホ本体の背面に指をあてるものを使っていたため、サイドボタンで認証できるのは筆者としては画期的に感じました。
指を2本まで登録できるので、親指と人差し指を登録しました。指1本分の指紋をくまなく記録させるので、結構な回数と時間がかかりました。
他にも最初はホームボタンを見つけられなかったり、アプリの一覧は下からスワイプして表示させたりと不慣れな部分がありましたが、ディスプレイの色がはっきりくっきりでキレイだなという感想を持ちました。
また、画面サイズが6.67インチと大きくて見やすいのですが、若干重いなあという印象です。ただ、長時間手に持って動画視聴という事もあまり無いので、筆者としてはこれはまあ許容範囲です。
4眼カメラのでっぱりが結構あるので、そのままだと不安定ですし、レンズ部分に傷が付きそうで心配です。これについては専用のケースをはめることででっぱり部分が少なくなるので、購入後すぐに対応するのがおすすめです。
電池の持ち具合については大満足です。以前使用していたものは、半日~1日程度で充電している感じでしたが、このRedmi Note 9Sは翌日の午前中までノー充電でも過ごせる場合があります。
どのくらい使用するかによって感じ方も違ってくると思いますが、筆者は仕事の合間にゲームをすることもありますし、LINEでのやりとりのほか、動画を見ることもあります。ちょっと使いすぎたなという日は、夜に30%~40%になっているので、寝ている間に充電するという感じです。
ただ、寝ている間はスマホの音で起こされたくないため、自動で電源を入切する機能を使っていますが、この機能を使う前でも夜中の消費はほとんど無いので、電池の持ちは変わらなかったです。
それから、充電の際にうれしいのは、充電ポートにUSB Type-Cを採用しているため、裏表が関係なくどちら向きでも差し込めることです。以前はMicro-USBだったので、間違って逆向きに差し込んでしまう危険があり、いつもヒヤヒヤしていました。
防水機能については、一般的に家電に使用されているIP規格はありませんが、その代わりとして高性能な「P2iナノコーティング」という撥水加工が施されているのが特徴です。このP2iコーティングは今世界でも注目の技術で、IPXにすると2~8同等と言われていますので、うっかりお茶をこぼしてしまったといった事故なら十分防ぐことができそうです。
Redmi Note 9Sのカメラ
カメラについては4800万画素と、他機種と比較すると特に驚くような画素数ではないのですが、以前使っていたのが2400万画素だったことを考えると、素人目にもわかるくらいキレイに写真を撮影することができますし、夜間の撮影ではそれが顕著に現れます。
夜間のイルミネーションの様子をフラッシュ無しで撮影
このように、イルミネーションはもちろんのこと、周囲の人物などもしっかりと写っています。2400万画素のスマホを使用していた時は、夜間に撮影してもよくわからないレベルだったので、それと比較すると雲泥の差です。
しかしこれは、画素数よりもAIカメラ搭載で、夜間の撮影はナイトモードが自動で適用されるからという方が強いかもしれません。AIカメラは被写体によって最適な状態に調節してくれるため、あらゆる用途で活躍します。
他のカメラ機能としては、人物を撮影する際に「ポートレート」を使うと、背景がぼやけて人物がくっきり表現できるので、プロ感があって素晴らしい出来栄えになります。
また、Redmi Note 9Sは動画の撮影も4K対応で、手振れ補正機能もついているのがうれしいところです。Vlog等の撮影を趣味としている人なら、手軽に撮影できて便利なのではないでしょうか。
まとめ
今回は筆者愛用のRedmi Note 9Sの使用感やレビューをご紹介しましたが、どの機能をとっても2万円台のミドルレンジスマホとしては申し分ないスペックだと思います。
ただし、シャオミに限らず他メーカーも続々と5G対応など新たな機種を投入しつつある激動の時代なので、また新たな高コスパ機種と筆者が見込んだ際にはレビューをお届けしたいなと思っています。Redmi Note 9Sを購入したばかりなので、数年先になるかもしれませんが…。
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