リクルートエージェントの評判とは?特徴やメリット・デメリットも解説

荒井 幹
公開: 2020-12-24

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転職エージェントは転職サイトと違い、転職エージェントの担当者が応募者と企業の間に入り、応募者の転職活動を一貫してサポートしてくれるサービスです。国内には数多くの転職エージェントがありますが、日本最大級の転職エージェントである「リクルートエージェント」は転職経験者であれば一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

同社は名実ともにさまざまな実績を誇りますが、実際の評判はどうか、利用者のリアルな声が気になる人も多いはず。

そこで今回は、リクルートエージェントの評判について調査してみました。また、特徴はもちろんメリット・デメリットについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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  • リクルートエージェント

  • 登録・利用は無料
  • 日本最大級の転職エージェント

  • 日本国内屈指の求人数を誇り、転職成功実績もNo.1。全国対応であり、圧倒的なブランド力もあるので、転職者であれば1度は利用したい転職エージェントです。


リクルートエージェントの特徴

知名度が一番と言っても過言ではないリクルートエージェントですが、その特徴は以下が挙げられます。

1.転職利用者数No.1(2020年6月時点)

1977年の「株式会社人材情報センター(後のリクルートエージェント)」の設立から40年以上経った現在でも人材業界に圧倒的な影響を及ぼしています。

・2017年度の転職者数:約3万9,000人
・2018年3月末時点の取引社数:約1万7,000社
・2017年度の登録者数:約64万3,000人

転職者からしても実績の高さは転職エージェントを選ぶひとつの基準となります。リクルートエージェントの登録者数を見ても、非常に多くの転職者が利用していることがわかります。

2.非公開求人数が12万件以上
非公開求人とは、転職サイト上では詳細を確認できない求人を意味します。非公開の理由は、企業が採用情報を外部に漏洩させたくない、公開求人にすることで来る応募について対応しきれないという背景など、企業によって理由はさまざまです。

しかし、この非公開求人には優良求人が含まれている可能性が高く、一度キャリアアドバイザーとの面談をしてからの紹介となるので「ミスマッチが少ない」というメリットがあります。

リクルートエージェントでは、この非公開求人を12万件以上、公開求人は10万件以上保有(2020年12月時点)しているので、それだけ多くの優良求人を保有している、ということがわかります。

今日のコロナ禍での転職は求人数が鍵となりますので、保有求人が多い転職エージェントへの登録は必須と言えるでしょう。

3.全国対応かつ全業界・全職種の求人取り扱い
1都3県や首都圏、地域特化型の転職エージェントが多い中、リクルートエージェントは全国対応している数少ない転職エージェントです。全国に16拠点を展開しているので、幅広い地域での転職サポートが可能です。

また、取り扱い求人も「全業界・全職種」を取り揃えています。そのため、全国の転職者ごとに異なるニーズに応えることができます。その中でも特に「営業職」や「IT・通信エンジニア」の求人に特に強みがありますので、営業職やITエンジニアを目指している人にとっても利用価値の高い転職エージェントです。

リクルートエージェントのメリットとデメリット

リクルートエージェントを利用することによって、どんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介していきます。

リクルートエージェントのメリット

リクルートエージェントに登録することによって利用者が得られるメリットは以下があります。

1.求人紹介から入社までトータルで支援してくれる
転職サイトを利用した場合は、サイト上の求人に自分で応募、履歴書や職務経歴書をはじめとした書類準備やスケジュール管理まで、すべてひとりで準備しなければいけません。

リクルートエージェントに登録すると、キャリアアドバイザーとのカウンセリングを元に圧倒的な求人の中から利用者に最適な求人紹介を厳選して行ってくれるうえ、書類選考・面接対策から面接後のフィードバック、入社後のフォローまで対応してくれます。

特に、職務経歴書が簡単に作れる「職務経歴書エディター」や「面接力向上セミナー」などリクルートエージェント独自のシステムやカリキュラムを用意している点が、他社にはない魅力と言えるでしょう。

これらのサービスは完全無料で利用できるので「初めての転職でどうしたらいいかわからない」「希望に沿った優良求人を確保しておきたい」という人は、リクルートエージェントの恩恵を受けることができます。

2.専門分野に特化したキャリアアドバイザーによる支援
リクルートエージェントに在籍するキャリアアドバイザーは全国に約550名おり、それぞれが業界や職種の専門分野に特化しています。

業界の最新情報・動向に関する知見に富んだプロのキャリアアドバイザーが支援してくれるため、ひとりひとりの希望に合った求人紹介が可能です。同社はITエンジニア、管理職、外資系、女性の転職をテーマとしたサイトも展開しているので、専門性の高さも伺えます。

3.大手企業や外資系企業の求人も多数保有
地域密着型、もしくは中小企業を対象とした転職エージェントは、大手企業や外資系の求人の取り扱いが少ないところもあります。しかし、リクルートエージェントは求人数がNo.1かつ、全国の全業界・全職種の求人を取り揃えているので、大手企業の求人や外資系の人気求人も幅広く取り扱っています。

そのため、大手企業や外資系を転職先として狙っている場合は、リクルートエージェントの登録利用は必須と言えます。

4.求人上だけではわからない生の情報が聞ける
転職サイトのみを利用して転職活動を進めている場合は、応募企業についての詳細は求人票や企業サイト、実際の面接内でしかその企業について知り得ることができません。

一方、リクルートエージェントは業界に精通したキャリアアドバイザーが求人紹介を担当するので、実際の職場環境や企業風土など、求人上ではわからない生の情報を知ることができます。そのため、転職サイトのみの利用よりも安心して転職活動ができるでしょう。

リクルートエージェントのデメリット

リクルートエージェントは、転職希望者はまず押さえておくべき転職エージェントですが、以下のデメリットも挙げられます。

1.既卒、第二新卒には向かない
リクルートエージェントは、大学在学時に就業先を決めずに卒業した既卒の人や、短期離職が多いなど、経歴に自信のない第二新卒の人にはおすすめできません。理由は、登録をしても求人紹介を受けられないケースがあるからです。

実際に、リクルートエージェントの公式サイトには以下のような文言が記載されています。

※ただし、ご経験・ご要望によっては、サービスをご提供できない場合がございます。あらかじめご了承ください。

そのため、既卒や第二新卒の人はリクルートエージェントではなく、他の転職エージェントを利用すべきと言えるでしょう。

2.利用期限が3カ月という目安がある
リクルートエージェントには3カ月の利用期間の目安があります。したがって、選考が開始次第この期間内で内定先を決める必要があります。転職検討段階でも利用はできますが「良い求人があったら転職活動をしたい」という意向の人はデメリットと感じるでしょう。

リクルートエージェント公式サイトにも以下のような文言があります。

リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、面談から転職先が決まるまでの約3カ月を目安としています。

3.ブラック企業の求人が含まれている可能性がゼロではない
ブラック企業であると判断するポイントは人によって考え方が異なるので、一概にまとめることができません。しかし、求人数の取り扱いがNo.1であるということからも、ブラック企業が絶対にないとは言い切れないので、紹介された求人は後に応募者自身でも評判を調べる必要があります。

紹介された求人について、不明点や疑問点がある場合はそのままにせず、キャリアアドバイザーに直接確認して明確にすることをおすすめします。

リクルートエージェントの利用の流れ

次にリクルートエージェントの利用の流れを見ていきましょう。

1.リクルートエージェントへの登録
利用を開始するには、まず登録することから始まります。各入力フォームに個人情報や必要事項を入力し、内容を確認後にデータを送信します。

なお、登録の際にはリクルートが展開する「リクナビNEXT」への同時登録も可能です。

2.リクルートエージェントからの連絡を待つ
応募が完了すると、約1週間以内に担当者から連絡がきますので、面談日時を設定します。

3.キャリアアドバイザーとの面談
直接来社か、電話面談にてキャリアアドバイザーと面談をします。面談では主に「これまでの経験」「希望条件」「今後のキャリア」についてヒアリングとなります。

4.求人紹介
ヒアリング内容を元に、応募者の希望にマッチした求人をキャリアアドバイザーから紹介されます。求人紹介とともに、書類の添削や面接対策も受けることができます。

5.書類選考・面接
実際の選考前には、応募者がその求人に応募するかどうかを判断したうえでキャリアアドバイザーが応募先企業に推薦をします。そのため、応募前に違和感を感じた点は明確にし、紹介求人に応募しない場合は事前にその旨を伝えることが必要です。

また、選考の日程調整もキャリアアドバイザーに任せることができるので、応募企業が多いからといって管理が大変になることはなく、無理のない転職活動ができます。

6.内定及び入社
応募企業から内定を得た際には、応募者の確認のうえで入社日の調整や、応募者の現職の退職交渉まで支援が可能です。そして、直接は伝えづらい給与の交渉などもキャリアアドバイザーが行ってくれるので安心です。

リクルートエージェントの評判

リクルートエージェントは知名度の高さや求人数の多さ、転職成功数No.1であることからも実績の高さが伺えます。一方で、実際に利用した人の評判はどうなのか、調査をしてみましたので、ぜひ参考にしてください。

リクルートエージェントの良い評判

リクルートエージェントの良い評判をいくつかご紹介します。

添削についての評判です。履歴書や職務経歴書といった、選考に必要な書類の添削はリクルートエージェントの紹介求人だけではなく、この添削で得た改善点を他の転職サイトや転職エージェントの求人に応募する書類にも活かすことができます。

初めて転職エージェントを利用したと思われる人の評判です。キャリアアドバイザーが親身な対応をしてくれたという実際の声は、これから利用を考えている人にとっても安心するのではないでしょうか。

キャリアアドバイザーが応募者自身でも気づくことのできなかった強みや弱みなど、将来のキャリアプランを考えるにあたっての必要な要素を引き出してくれることが伺えます。

リクルートエージェントの悪い評判

リクルートエージェントの悪い評判についても調査してみましたのでご紹介します。

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーと合わなかったという評判です。転職エージェントは担当者の当たり外れがあることは否めませんが、もし合わない担当者がついてしまったときは、エージェントに連絡を入れることで担当の変更ができる場合があります。

未経験職種への応募は年齢を重ねるごとに難しくなっていきます。また、求人数に関してもやはり東京を中心とした首都圏に多いことがわかります。

キャリアアドバイザーが応募者の希望業界とは違う業種の求人ばかりを紹介してきたという内容です。対処法としては担当の変更、もしくは転職エージェント自体の乗り換えが挙げられます。応募者の希望と違う求人に内定を貰い入社したとしても、ミスマッチを起こしてしまう可能性が高いので、応募者は「やりたいこと、やりたくないこと」を面談前に明確にしておくべきと言えるでしょう。

まとめ

これまでリクルートエージェントの特徴、メリット・デメリットや利用の流れ、実際の評判をご紹介してきました。以下が今回のまとめになります。

・リクルートエージェントは日本一の求人数を誇る、歴史のある転職エージェント。
・リクルートエージェントは初めての転職や、大手企業や外資系を目指してキャリアアップを積極的にしていきたい人におすすめ。一方、既卒や経歴に自信のない第二新卒の人にはおすすめできない。
・登録後はキャリアアドバイザーとのやりとりをしながら転職活動を進めていく。取り扱い求人が多い分、ブラック企業も含まれている可能性があるので不明点は事前にキャリアアドバイザーに確認すること。
・キャリアアドバイザーとの相性が悪いと感じたときは、担当の変更をするか転職エージェントの乗り換えをするべき。

もし、転職を考えているのであれば、今日の求人数が減りつつある中で転職活動を成功させるために、複数の転職エージェントの並行利用が必須と言えます。

複数利用の際には、リクルートエージェントと同様に実績の高いマイナビエージェントがおすすめですので、まずは登録してみてはいかがでしょうか。

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webライター
荒井 幹
海外営業、左官工、webディレクターを経て現在はフリーランス。3年ほど前から自身で就職・転職系のメディア運営を手がける。得意ジャンルは転職、ファッション、英語など。趣味はシーシャとダンス。
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