クレジットカードは何枚が最適? 理想は3枚、サブカードでメインカードの弱点補う
目次
他の人がクレジットカードを何枚持っているのか、疑問に思ったことはないでしょうか。
複数枚を持つと利用できる特典も増えそうですし、メリットが多そうですが、実際のところはどうなのでしょうか?
実は、クレジットカードの所持枚数に上限はありませんが、複数枚持つ際には注意点がいくつかあります。
調べてみると、キャッシュレス決済が普及し、クレジットカードの平均所持枚数も増加傾向にあることがわかりました。
そんな中、どのカードの組み合わせがいいのか、自分に合ったカードはどれなのか迷ってしまいますよね。
本記事では、属性別におすすめのクレジットカードの組み合わせを紹介。また、一般社団法人日本クレジットカード協会への取材でわかった複数枚持つ際の意外な注意点もお伝えします。
クレジットカードは何枚持てるの?
結論から言うと、クレジットカードの所持枚数に上限はありません。
VISAやアメックス、JCBなどのことを「国際ブランド」といいますが、上限枚数がないということは、一つの国際ブランドのカードを複数枚作ってもいいことになります。
例えば、アメックスだったらアメックスを2枚、VISAだったらVISAを2枚など作っても問題ないです。
ただし、同じ国際ブランドのカードを持つよりは、別の国際ブランドのカードを持ったほうが、カードで支払えるお店が多くなるためメリットがあります。
みんな何枚持ってる?平均所持枚数は?
一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、一人あたりの平均所持枚数は2.8枚とのこと。
だいたい2〜3枚ということですね。
そこで、過去5年間の平均所持枚数を一般社団法人日本クレジットカード協会が計算した方法と同様の方法で調べたところ、年々所持枚数が増加している傾向にありました。
クレジットカード発行数 |
成人の数 |
平均保有枚数 |
前年比 |
|
---|---|---|---|---|
2015年 |
2億5890万枚 |
1億475万人 |
2.47枚 |
- |
2016年 |
2億6600万枚 |
1億492万人 |
2.54枚 |
2.51%増 |
2017年 |
2億7201万枚 |
1億501万人 |
2.59枚 |
2.13%増 |
2018年 |
2億7827万枚 |
1億500万人 |
2.65枚 |
2.26%増 |
2019年 |
2億8394万枚 |
1億499万人 |
2.70枚 |
2.01%増 |
2020年 |
2億9296万枚 |
1億505万人 |
2.79枚 |
3.02%増 |
キャッシュレス決済の普及でクレジットカードの所持枚数も増えていると考えられます。
理想の枚数は?
キャッシュレス決済が普及しつつある今、クレジットカードを上手く使うことが重要ですよね。
理想の枚数はずばり、 メインカード1枚+サブカード2枚の合計3枚 です。
メインカード1枚だけだと、メインカードの欠点をカバーできません。そこで、メインカードの欠点をサブカード2枚で補うとスマートに決済できるでしょう。
あまり多くなりすぎると管理も大変ですし、財布の場所もとってしまいます。
一般社団法人日本クレジットカード協会に取材したところ「複数枚もっておけば、使えるお店が増え、メリットに繋がるでしょう」とのことでした。
確かにクレジットカード1枚だけだと、対応していないときに不便ですよね。
やはりお財布には常に2〜3枚入れておきたいところです。
複数枚申し込む際の注意点
複数申し込む際に注意しておきたいことは下記の2点。
短期間に複数のクレジットカードに申し込むと「多重申込」となり審査に通りにくくなってしまいます。
- 同時期に複数のカードに申し込まない
- キャッシング枠はなるべく申し込まない
クレジットカード協会に取材したところ、こんな注意点も。
クレジットカードには、会員規約に「利用明細をいつまでに確認してくださいね」とか「適切に管理してくださいね」などのルールがつけられています。複数枚持つ場合でもきちんと守れるようにしてくださいね。
(一般社団法人日本クレジットカード協会)
実は会員規約に適切に管理するよう定められていたんです。
複数枚持つと管理が煩雑になりますが、毎月きちんと利用明細を確認するようにしましょう。
利用明細を確認することで、不正利用防止にも繋がります。
クレジットカードを上手に使い分け|複数枚持つことのメリット・デメリット
クレジットカードを複数枚持つことによってたくさんのメリット、デメリットがあります。
メリット、デメリットを確認して、メリットのほうが上回るのであれば複数枚持つことをおすすめします。
メリット |
デメリット |
---|---|
①豊富な特典やサービスを受けられる |
①管理が煩雑になる |
以下では、メリットについてだけ簡単に説明をしていきます。
①豊富な特典やサービスを受けられる
宿泊記録1.🍎リッツカールトン大阪🍎
— yun◉SFC修行検討中◉ (@yuntrip2021) December 10, 2020
SPG AMEXの更新特典にて。
コーナールームにアップグレードして頂きました❣️泊まってみたかったホテルだったので、SPGカードさまさまです😆 pic.twitter.com/hZM3baCHJU
カードごとの豊富な特典やサービスを受けられることも複数枚持つ魅力の一つです。
例えば、SPGアメックスでは特典として、チェックイン時の空室状況により、より良いお部屋へのアップグレードが可能です。
また、更新特典として、Marriott Bonvoy参加ホテルの無料宿泊特典がプレゼントされます。
ANA アメリカン・エキスプレス・カードは、マイルが貯まりやすいことで有名ですが、これらを組み合わせて、高コスパの旅行をすることも可能ですよね。
カードごとの特典を把握して、どれとどれを組み合わせれば最強になるのか考えるのも楽しそうですよね。
②国際ブランドを使い分けることができる
国際ブランドってなに?と思った方もいるかもしれませんね。
国際ブランドとは、世界中の国や地域で利用できるクレジットカードブランドのことです。
VISAやAmerican Express、JCB、MasterCardなどが該当します。
1枚のカードだけだと、そのブランドに対応していないことがあります。
そうなったとき、別の国際ブランドのカードも持っておけば様々なお店でクレジットカードを利用できます。
何度も言いますが、複数枚持つ時は、別々の国際ブランドにしたほうがよいでしょう。
③クレジットカードが破損したり磁気不良を起こしたりしたときに別のカードで対応できる
突然カードが磁気不良を起こしたり破損して使えなくなってしまうこともあるかと思います。
そうなったとき、クレジットカードを複数枚持っておけばスマートに支払いをすることができます。
④旅行保険を合算できる
案外知られていないのが、クレジットカードの旅行保険を合算できること。
死亡・後遺障害保険金については、最も高い金額を限度として支払われるため、合算することはできないのですが、その他の保険項目(病気やケガの治療費用や救援者費用、賠償責任や携行品損害などの補償金額など)については、複数のカードの保険金を合算した範囲内で実際の損害額を限度とした金額が支払われます。
海外での傷病保険は最低でも300万円あるとよいと言われています。
そのため、サブカードにも海外旅行保険がついているものを選ぶとよいでしょう。
ちなみにアメックスのグリーンカードの補償内容は、一般的なカードのゴールドカードレベルとされています。
海外旅行によく行く方は海外旅行保険が手厚い、良いカードを持っておくと安心ですね。
⑤ポイントを活用しやすい
ポイントを活用しやすいことも、メリットの一つです。
クレジットカードには、それぞれ得意なポイント分野があります。
例えば、よく行くスーパーのポイントが貯まりやすかったり、スタバカードをクレカで支払うとポイントが多くついたりします。
それらのカードの特徴を活かして支払いをすれば、ポイントが貯まりやすくお得に生活することができます。
最近は、「ポイ活」というポイントを使ったり貯めたりしてお得に経済活動をしていく趣味があるようですが、少しお得になっただけでも充実感が生まれて楽しくなりますよ!
筆者もクレジットカードの優待店を確認して支払えたときに満足感を覚えます。
メインカードとサブカードの選び方は?
それでは、実際にメインカードとサブカードをどのように選べばいいのでしょうか。
メインカードは、自分の目的やライフスタイルにあったものを選びましょう。
ステータス性がほしい、マイルを貯めたい、よくいくスーパーやデパートのポイントを貯めたいなど色々とあると思います。
また、付帯サービスが充実しているかどうかで選ぶのも手です。
メインカードは以下の点を意識して選びましょう。
- 目的やライフスタイルに合わせて選ぶ
- ポイント還元率の高いものを選ぶ
- ステータス性があるものを選ぶ
- 付帯保険が充実しているものを選ぶ
サブカードは、基本的にはメインカードの弱点を補うものを選びましょう。メインカードとは別の国際ブランドにすると使えるお店も増えるため、別の国際ブランドを選択することは必須の条件となります。
また、以下の点を意識して選ぶのもよいでしょう。
- 年会費が安いものを選ぶ
- ポイント還元率が高いものを選ぶ
次からは、メインカードとサブカードの最強の組み合わせを属性別に紹介します。
メインカードとサブカードのおすすめ組み合わせ
メインカードとサブカードの選び方を学びましたが、では、実際のところメインカードとサブカード、どう組み合わせればいいのか迷いどころですよね。
ここからは、属性別におすすめのメインカードとサブカードの組合わせをお伝えしていきます。
ここでは筆者が調査した結果、よいと思う組み合わせを挙げてみました。
生活スタイルによっても選ぶべきカードが変わってくるので、カードごとの説明を見て、自分に合った組み合わせを考えてみてもいいですね。
メインカード |
サブカード1 |
サブカード2 |
どんな人におすすめか |
---|---|---|---|
20代社会人におすすめ(旅行が多い人向け) |
|||
20代社会人におすすめ(上質な社会人を目指す人向け) |
|||
30代社会人におすすめ |
|||
陸マイラーにおすすめ |
|||
専業主婦におすすめ |
|||
学生におすすめ |
20代社会人におすすめのメインカード|ステータスを目指すカードを1枚
大学を卒業して初めてクレジットカードを持つことになった方も多いのではないでしょうか。
20代社会人が持つメインカードの条件は、
- ゴールドカードを持つための信用を積むこと
- 年会費が安めであること
です。
そこでおすすめなのが、アメックス・グリーンと三井住友カード プライムゴールドです。
- American Express
-
アメリカン・エキスプレス・カード
-
年会費:税込13,200円
家族カード:税込6,600円
-
ラグジュアリーへの第一歩
-
・ポイント付与率1.0%
・旅行傷害保険が自動付帯。カード利用で補償内容グレードアップ
・充実のプロテクションサービス
強み |
①ポイント付与率1.0% |
---|---|
弱み |
①アメックスに対応していないお店がある |
アメリカン・エキスプレス・カード、通称アメックスグリーンは、アメックスの中ではベーシックなカードですが、他社と比較すると特典やサービスがゴールドレベルといえます。
ポイント付与率は1%。人気の無料系ゴールドカードの付与率は0.5%程度のこともあるため比較的高付与率といえます。
アメックスの最大の特徴は、旅行系の特典やサービスに強いこと。
例えば、海外・国内の死亡・障害保険の金額は5,000万円。
手荷物無料宅配サービスやラウンジを無料で利用できたりと空港でのサービスもあります。
よく海外旅行に行く人や出張に行く人にはありがたいサービスなのではないでしょうか。
また、家族カードは税込み6,600円で入手可能です。アメックスは家族カードの適用範囲が寛容なことで有名で、事実婚カップルや同棲カップルでも申込みOKなんです。
2人で使って効率よくポイントを貯めたいところ。
弱みとしては、アメックスに対応していないお店があること。
これについては、アメックスはJCBとパートナーシップを結んだため、JCBが使えるところであれば、アメックスも使えます。
そのため、日本国内であれば使えないという心配はなさそうです。
ただ、万が一のため、アメックス以外のサブカードも持っておくと安心ですね。
二つ目の弱み「傷害・疾病治療費の金額が少ない」ことについては、アメックスグリーンの傷害・疾病治療費の金額は100万円となっています。
この傷害・疾病治療費は海外の場合最低でも300万円はほしいところです。
そのため、サブカードのエポスカードで200万円を補いましょう。
また、よくデメリットに「年会費が高い」ことが挙げられますが、アメックスグリーンは他社の10,000円のゴールドカードレベルのサービスが受けられて年会費が13,200円なのでそんなに高くはないかなと思います。
- 三井住友カード
-
三井住友カード プライムゴールド
-
年会費:初年度年会費無料/通常税込5,500円 その他割引あり
家族カード:1人目年会費無料/2人目:税込み1,100円 -
20代限定の銀行系ゴールドカード
-
・ポイント付与率0.5%
・海外、国内旅行 傷害死亡・後遺障害保険 最高5,000万円
・30歳になったらゴールドカードに自動切り替え
強み |
①低価格でステータス性の高いゴールドカードが持てる |
---|---|
弱み |
①ポイント付与率、還元率が低い |
20代限定のゴールドカード「三井住友カード プライムゴールド」。
銀行系のクレジットカードでステータスが最高に高いクレジットカードを低価格で持てて、旅行保険や優待などはゴールドカードと変わらないところが魅力です。
30代になったら自動的に「三井住友カード ゴールド」に切り替わります。カードの切替と同時に自分も成長できるように頑張れそうですね。
海外・国内旅行傷害死亡・後遺障害保険が最高5,000万円と充実していて、海外旅行で怪我等をして治療することになった場合の保険も最高300万円と、海外旅行保険はこれ1枚でカバーできてしまいます。
また、「ドクターコール24」という24時間年中無休無料で医師に電話相談できるサービスも。
日本国内での急病やケガ、あるいは病院に行くほどではないけれどもちょっと心配なことなど、毎日の生活の中で生じる医療・ストレス・健康の不安について、医師・保健師・看護師などの専門スタッフが電話で24時間・年中無休で相談に応じてくれるようです。
デメリットとしては、ポイント付与率、還元率が低いこと。付与率は200円ごとに1ptと付与率0.5%で、還元率も0.5%と他のゴールドカードよりも低くなってしまいます。
ただ、ポイントアップモールの利用で還元率がアップすることも。
20代におすすめのサブカード|ポイントを意識して選ぶ
メインカードはステータスを意識して選ぶことで社会人としての第一歩を踏み出した場合、サブカードはメインカードでカバーしきれない部分を補うものを選ぶとお得です。特にカードによってポイント付与率や還元率が異なりますので、サブカードとしてはポイントを意識して選ぶのがおすすめ。
メインカードとしてアメックスグリーンを選んだ場合には、アメックス以外の国際ブランドプラス海外旅行保険の治療費疾病費を補うものが良いでしょう。メインカードとして三井住友カード プライムゴールドを選んだ場合は、国内での利用を意識して高ポイント還元率のものを選ぶのがおすすめ。
ただ、生活スタイルによっては組み合わせが変わる場合もありますので、自分に合った組み合わせを選んでみてください。
- JCB
-
JCB CARD W
-
年会費:無料
家族カード:無料 -
39歳以下限定! 高ポイント還元率のカード
-
・39歳以下限定のカード
・ポイントは1000円につき2pt付与、ポイント付与率0.2%
・スタバのポイント10倍
年会費無料、39歳以下限定のカードです。
JCBの通常ポイントの2倍が付与されるという形ですが、ポイント付与率は0.2%で、1ポイントを5円相当換算をする形ですので、ポイントの還元率としては実質1%。
他社のカードと比べてすごく高いというわけではありません。ただし、スターバックスやセブンイレブンなどでの利用の場合にはさらにボーナスポイントが付きますので、日常的に利用するお店を考えた上で、選んで使うとかなりお得になります。
- 株式会社エポスカード
-
エポスカード
-
年会費:無料
家族カード:なし -
年会費無料なのにメリット盛りだくさん
-
・傷害死亡・後遺障害保険 最高500万円
・200円につき1pt、ポイント付与率0.5%
・全国10,000店以上の飲食店等での割引や優待
年会費無料で充実の海外旅行保証がついたカードです。
Visa付きのエポスカードなら、1事故の限度額は傷害治療費用が200万円、賠償責任は免責なしで2000万円など、充実しています。そのほかにも疾病治療費用、救援者費用、携行品損害など、旅行の際のケガやトラブルなどから守ってくれます。
アメックスの傷害治療費が100万円なので、エポスの200万円と合算して300万円の補償が受けられることになります。
また、マルイの店舗やネット通販での利用など、提携店では割引やポイントアップもあります。
さらにマルイでの年4回10%オフのキャンペーンも魅力ですね。通常はポイント付与率が0.5%で1ポイント1円相当ですので、ポイントの還元率としては実質0.5%とそれほど高くはありませんが、通勤途中にマルイの店舗があるなど、日常的に使うお店がポイントアップにつながるようならかなりおすすめのカードです。
- 楽天カード株式会社
-
楽天カード
-
年会費:永年無料
家族カード:永年無料 -
ポイントがザクザク貯まる!
-
・100円につき1pt付与、ポイント付与率1%
・傷害死亡・後遺障害保険 最高2000万円
・ハワイラウンジ利用無料
年会費無料でポイントが貯まりやすいカード。
ポイント付与率が1%で1ポイント1円相当ですので実質の還元率は1%。
また、他社のカードの場合には500ポイントごとにしかポイントを使えない、など、ポイントをある程度まとめないと利用できない場合もありますが、楽天カードの場合には1ポイントから使えます。
楽天市場や楽天トラベル、優待店舗等ではポイント付与率が上がりますから、日常的に楽天でネットショッピングをする人は、かなりお得ですね。
また、楽天銀行など、楽天グループのサービスでも共通のポイントがたまりますので、ご自身の生活スタイルが楽天サービスと合致していると、本当にお得にポイントを貯めることができます。
30代社会人におすすめのメインカード|上質さを身につけるサポートをするカードを1枚
社会人経験を少し積み、クレジットカードの使い方にも慣れてきた頃に、クレジットカードのステップアップすることを検討してみましょう。どんなことも、定期的な見直しは大切ですよね。
30代社会人が持つメインカードとして、
- 社会的な信用を生み出すこと
- さらなるステップアップのための経験を積むサポートをしてくれること
に注目して選んでみるとよいでしょう。
そこでおすすめなのが、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードです。
- American Express
-
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
-
年会費:税込31,900円
家族カード:1枚目無料、2枚目以降税込13,200円 -
旅行もグルメも日常もこれ一枚で!
-
・ポイント付与率1.0%
・旅行傷害保険が自動付帯。カード利用で補償内容グレードアップ
・招待日和でレストランが無料に
強み |
①充実の旅行保険 |
---|---|
弱み |
①年会費が高い |
ステータス性の高いカードとして有名な「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」。
実は、優待やサービスもハイレベル。
ゴールド・ダイニング by 招待日和という特典で加盟している高級料理店の料金が2名利用で1名無料になるんです!
また、ゴールドワインデスクでは、入手困難な希少価値の高いワインや季節のおすすめワインを購入することができます。
グルメ好きにはたまらない特典ですよね。
もちろん、海外旅行保険も充実。傷害死亡・後遺障害保険金が最高1億円、傷害/疾病治療費用保険金が最高300万円とこれ1枚持っていけば安心です。
弱みとしては、年会費が高いことが挙げられますが、招待日和を年に4回利用すればもとが取れてしまいます。
また、アメックスはJCBと連携しているため、JCBが使えるお店であればアメックスも使えます。
そのため、国内でアメックスが使えないという心配はしなくてよさそうです。
特典やサービスが豪華なため、年会費を出す価値のあるカードだと言えます。
30代社会人におすすめのサブカード|年会費がかかっても工夫でお得に活用できるものを選ぶ
メインカードに合わせてサブカードも見直してみるのにも、いいタイミングですね。
メインカードをグレードアップしたのでサブカードは控えめに、という方もいらっしゃるかと思いますが、ここはあえて攻めの姿勢で。
年会費が少しかかってしまいますが、出張が多くなったりと生活スタイルも変わってきているはずです。
ネットショッピングで利用する金額も少し増えたら、ポイントをお得に貯めるチャンスですので、お得なカードへの切替を検討してみましょう。
- 三井住友カード
-
ANA VISA Suicaカード
-
年会費:税込2,200円(初年度年会費無料)
家族カード:なし -
Suicaチャージでポイント貯まる! マイルを貯めたい人にも
-
・入会時、カード継続時にボーナスマイルがもらえる
・200円につき1pt付与、ポイント付与率0.5%
・加盟店で利用するとボーナスマイルがもらえる
初年度年会費は無料であるものの、通常の年会費が2,200円(税込)のカードですが、いくつか支払いの条件を満たせば、年会費が割引になります。
それでも年会費はちょっと、と思われる人もいらっしゃるかもしれません。
そのデメリットを気にさせない特徴が、SuicaやモバイルSuicaのチャージでマイルを貯められることです。
実際には三井住友系のVポイントが貯まりますが、その1ポイントを1マイルに交換できます。
ポイント付与率は0.5%ですが、日常的にマイルを貯められるというのは嬉しいですね。
さらに、ANAカードマイルプラス提携店で対象商品を購入する際にこのカードを使うと、Vポイントとは別に「マイル」も付与されます。
貯めたマイルで旅行をして、見聞を広める。30代社会人としてステップアップすることをサポートしてくれそうです。
もちろん、貯めたポイントをSuicaに移行することなどもできます。
また、ポイントUPモールを経由してAmazonなどで買い物をするとポイント付与率がアップ。実質的な還元率が1%以上になりますので、かなりお得ですね。
- 楽天カード株式会社
-
楽天ゴールドカード
-
年会費:税込2,200円
家族カード:税込550円 -
・100円につき1pt付与、ポイント付与率1%
・楽天市場の利用でポイント5倍に
・傷害死亡・後遺障害保険金最高2,000万円を補償
年会費2,200円(税込)のカード。30代の社会人だから年会費は仕方がない、ということではなく、サービスが充実しているからこそ選ぶわけですね。
国内空港ラウンジなどが年間2回まで無料で利用可能(同伴者は有料)であったり、ETCカードの年会費が無料、カード利用額が最高200万円など、メリットを感じられる部分が多いのですが、何といっても一番のメリットは楽天市場でポイントを貯めやすいことです。
楽天市場で楽天ゴールドカードを使って買い物をすると、ポイントが最大5倍になります。
30代に入って忙しくなってネットショッピングが増えている、そんな日常にお得なカードですね。
陸マイラーにおすすめのメインカード|マイルを意識しつつも人生を楽しめるカードを1枚
とにかくお得にマイルを貯めて海外旅行を楽しみたい、そんな方も多いかと思います。
世の中には色々な種類のクレジットカードがあるもので、ホテル好きがかなりお得にマイルを貯められるカードがあります。
それがスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード。
陸マイラーのもつメインカードとして、検討の価値あり、です。
- American Express
-
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(spgアメックス)
-
年会費:税込34,100円
家族カード:税込17,050円 -
ホテル好きには特典満載のカード
-
・Marriott Bonvoy™(マリオットボンヴォイ)の会員資格「ゴールドエリート」を提供
・アジア太平洋地域の特典参加ホテル内レストラン飲食代金が15%オフ
・毎年のカード継続毎に、無料宿泊特典
強み |
①入会するとMarriott Bonvoyの会員資格「ゴールドエリート」付与 |
---|---|
弱み |
①年会費が高い |
陸マイラー向けのメインカードとしておすすめなのは、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードです。
年会費は34,100円(税込)と高めですが、注目すべきはなんと言ってもホテル利用の際のポイント付与率。
このカードで付与されるのはMarriott Bonvoy ポイントで、ポイント付与率は3%。通常は 3 Marriott Bonvoy ポイントを1マイルに交換できますので、マイルへの還元率は1%です。
ただし、Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテルに宿泊した場合には、ポイント付与率が6%と倍になりますので、かなりお得にマイルを貯められます。
ホテルの利用でお得にマイルを貯められるのも嬉しいポイントですが、マイルに交換せずにそのままポイントをホテル宿泊に利用することもできます。
Marriott Bonvoy系列のホテルは日本国内にも多数。さらにカードの継続の際、Marriott Bonvoy参加ホテル無料宿泊というボーナスもついてきます。こちらも利用可能なホテルが日本国内にもたくさんあります。
ホテルを使う機会が多い人は、このカードでお得にマイルを貯めながら、貯めたマイルで旅行を目指すのも楽しいですね。
陸マイラーにおすすめのサブカード|日常的な利用でもマイルが貯まりやすいものを選ぶ
メインカードとして、マイルを意識したちょっと特殊なカードを持った場合、サブカードとしては日常的な利用でお得にポイントを貯めたいところですよね。
でも、日常的にもマイルを貯めやすい、そんなカードもあります。
サブカードとしてもう一枚、マイルを貯めやすいものを選んでおき、もう一枚を日常生活での他の利用シーンをカバーするものにしてみる、そんな選択もおすすめです。
- 三井住友カード
-
ANA VISA ワイドカード
-
年会費:税込7,975円
家族カード:税込1,650円 -
・200円につき1pt付与、ポイント付与率0.5%
・入会、継続、搭乗時にボーナスマイルがたまる
・海外旅行傷害保険5,000万円(自動付帯)
年会費が7,975円(税込)と少し高めですが、その分、マイルを貯めるためにはお得な仕組みがたくさんあります。
ポイントは三井住友系のVポイントで、ポイント付与率は0.5%、実質の還元率も0.5%です。ANA Visa Suicaカードのところに記載したように、ポイントUPモールを経由してAmazonなど買い物をすると、ポイントが2倍、お店によってはさらにポイントがつきますので、ネットショッピングをする場合もお得ですね。
陸マイラー向けに注目すべきはマイル関係ですね。まず、入会時に2,000マイル、毎年のカード継続時にも2,000マイルがボーナスマイルとして付与されます。
嬉しいですね。
また、陸マイラーであれば「2倍コース」への加入もおすすめです。年間6,600円(税込)の移行手数料が年度ごとにかかりますが、1ポイントを2マイルとして交換できます。もともとポイント付与率が0.5%ですので、マイルへの還元率が1%になるわけですね。これはお得。
その他、ANAやスターアライアンスグループの航空会社を利用の場合には、通常のマイルに加えて区間ごとのボーナスマイルもプレゼントされます。
日常的にカードを使って、うまくマイルを貯めてみてくださいね。
専業主婦におすすめのメインカード|女性向けに設計されたカードを1枚
ご自身の収入が少ない、もしくはないという場合に、クレジットカードを持てないのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。
でもご安心ください。専業主婦の方でも持ちやすいカードがあります。
ここでは、年齢制限はありますが女性向けを意識したサービスも付帯されたカードとしてJCB CARD W plus Lをメインカードとして選んでみました。
- 株式会社JCB
-
JCB CARD W plus L
-
年会費:無料
家族カード:無料 -
39歳以下なら
-
・39歳以下限定のカード
・ポイントは1000円につき2pt付与、ポイント付与率0.2%
・女性のための保険サポート
強み |
①ポイントが常に2倍 |
---|---|
弱み |
①年齢制限がある |
専業主婦におすすめのメインカードは「JCB CARD W plus L」。
基本システムはJCB CARD Wと変わりませんが、豪華プレゼントが当たる「LINDAリーグ」や女性のための保険が格安で加入できる特典がついてきます。
JCB CARD Wと同じく39歳以下限定のカードのため、お早めに申し込みましょう。
なお、女性だけでなく男性でも申込みできるとのことです。
専業主婦におすすめのサブカード|毎日の生活でポイントが貯まりやすいものを選ぶ
メインカードはご自身のためのものサービスが充実したものを選んだ上で、サブカードとしては年会費が無料で日常的にポイントがたまりやすいものを選ぶのがおすすめ。メインとサブをうまく組み合わせて、ご家庭の家計全般にお得感をだせるようにしていきましょう。
学生におすすめのメインカード|安心して利用できるカードを1枚
学生のメインカードは、収入がなくても申し込めるカードを選ぶとよいでしょう。
- 三井住友カード
-
三井住友カード デビュープラス(学生)
-
年会費:初年度年会費無料、翌年度以降も年1回利用で無料、通常:税込1,375円
家族カード:税込440円 -
年会費実質無料でいつでもポイント2倍
-
・200円につき2pt、ポイント付与率1%
・セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルド利用で通常ポイントの他に2pt付与
・ショッピング補償 最高100万円
強み |
①ポイント付与率1% |
---|---|
弱み |
①海外旅行保険がついていない |
学生におすすめのメインカードは「三井住友カード デビュープラス(学生)」。
高校生を除いた満18歳~25歳までの学生が申し込めるカードです。
満26歳になると自動的にプライムゴールドに切り替わります。
ポイント付与率は通常の三井住友カードは0.5%ですが、デビュープラスは1%とお得。
また、セブンイレブンやファミマ、ローソン、マクドナルドなど対象店舗で利用すると200円につき2%ポイントが還元されます。
学生には嬉しい特典ですよね。
弱みは、海外旅行保険がついていないこと。
サブカードは海外旅行保険が充実しているものを選ぶとよいでしょう。
学生におすすめのサブカード|年会費無料で学生の生活にあわせたものを選ぶ
三井住友カード デビュープラス(学生)は海外旅行保険がついていないため、サブカードには海外旅行保険が充実しているものを選びましょう。
学生専用ライフカードは、年会費無料ですが、海外旅行保険は、死亡・後遺障害などを最高2.000万円まで補償と充実しています。
- ライフカード株式会社
-
学生専用ライフカード
-
年会費:無料
家族カード:なし -
学会で海外出張に行く学生におすすめ
-
・年会費無料
・死亡・後遺障害などを最高2.000万円まで補償
・100円ごとに0.1pt付与、ポイント付与率0.1%
発行手数料や年会費無料、高校生を除く18〜25歳で、大学や専門学校等に在学中の人のみが申し込めます。まさに学生のためのカードですね。
ポイント付与率は0.1%で、1ポイント5円相当ですので、実質的な還元率は0.5%です。
誕生月にカードを利用するとポイントが最大で3倍になったりもします。ライフカード会員専用のポイントモール「L-Mall」もあり、このポイントモール経由で楽天市場などを利用するとポイントもアップ。実質還元率1%以上になるお店がほとんどで、なんと最大25倍になるところもあります。
学生特典が色々とついているのも特徴。例えば海外ショッピング利用キャッシュバック。事前に申し込んでおくと、海外旅行先でショッピングにこのカードを使うと、3%のキャッシュバックがあります。海外旅行傷害保険も付帯していますし、学生が色々なことに挑戦するのをサポートしてくれるカードです。
まとめ
属性別におすすめのクレジットカードを紹介していきました。
カードごとに個性があって、面白いですよね。
生活スタイルによってどのカードが合うかは変わってくるので、提示したカードの中でもさらに自分で組み合わせを考えてみてくださいね。
こうして色々なカードを並べてみると、一番バランスのいいカードはアメックスグリーン、もしくはアメックスゴールドだなと思いました。
というのは、
- 旅行系の保険やサービスが充実していること
- ポイント付与率や還元率も申し分ないこと
- ゴールドカードであればグルメ系の特典も強いこと
- 家族カードの「家族」適用範囲が寛容なこと
以上の特徴が揃っているからです。
いくら、特典やサービスがあっても使えないものだと意味がありませんよね。
旅行やグルメ好き、家族がいる方にはおすすめの1枚だと言えます。
- American Express
-
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
-
年会費:税込31,900円
家族カード:1枚目無料、2枚目以降税込13,200円 -
旅行もグルメも日常もこれ一枚で!
-
・ポイント付与率1.0%
・旅行傷害保険が自動付帯。カード利用で補償内容グレードアップ
・招待日和でレストランが無料に
関連記事はこちら
クレジットカードの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_