ブルーライトという言葉自体は聞いたことがあっても、どんなライトなのか、そしてどんな影響があるのかということは、ようやく少しずつ明らかになっているような状況です。

体には関係ないという声も無くはありませんが、不眠症や睡眠に問題がある人にとっては興味深い内容の研究が日々行われ、その結果も出ていますので、参考にしてください。

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ブルーライトとは？

通称ブルーライトは、紫～青色に見える高エネルギー可視光線のことで、太陽光からくる紫外線にも含まれています。

このブルーライトは、パソコンやスマホなどの電子機器のLED画面から放たれる光に多く含まれているため、長時間さらされることで体に不調を生じる可能性があると言われています。

ブルーライトが睡眠に与える影響とは？

今までブルーライトが体に様々な影響を与えているのではないかということはわかっていますが、実際にどのような影響があるのか科学的に示した論文はまだまだ少ないのが現状です。

そんな中でもしっかりとした実験に裏付けされた内容が示されているのが、睡眠に対する影響です。

人間は、1日のリズムを光で調節していて、朝一番に日の光に当たることでメラトニンの生成を抑制し、眠気を感じることなく過ごすことができています。しかし、朝に日の光を浴びることなく過ごし、逆に夜強い光を浴びてしまうと、体が昼夜を区別できなくなってしまいます。

スマホやパソコンから発している光の中でもブルーライトは、リズムを狂わせる原因となっています。夜に長時間浴びることで、本来は眠気を促すメラトニンを抑制してしまうのです。

メラトニンについてはこちらのサイトも参照してください。

この夜のブルーライトがメラトニンを抑制し、睡眠障害を起こす可能性について調べた結果をまとめたのがこちらの論文です。

ブルーライトが睡眠時間や質に影響するのであれば、特に日頃スマホやパソコンを使う時間が長いという人は、積極的に対策を取っていく必要があるでしょう。

すぐにできる対策としては、睡眠2時間前はスマホやパソコンなどブルーライトを発する機器を見ないということです。

また、ブルーライトカットメガネやフィルム、アプリなどを使用して夜になるにつれてブルーライトの量を減らす工夫が必要となります。

〈編集部PICK UP!〉おすすめのブルーライトカット製品

さっそくブルーライトカット製品を試したいという方のために、おすすめをピックアップしました。

パソコンやスマホを使う時だけ、サッとかけて使いたいという方におすすめの軽量メガネです。1,000円未満と手軽に試せる価格なのもうれしいですね。まずはどのくらい睡眠に影響があるのか、ブルーライトカットメガネをかけて実感してみましょう。

すでに愛用のメガネを持っている場合は、ブルーライトカット機能だけを付加するため、クリップ式で装着できるレンズがおすすめです。

屋外で使用するブルーライトカットサングラスの中でも、花粉症やウィルス対策となるフレームの形状が特徴のタイプです。もちろん紫外線もカットできるので、これさえあれば外出の際も心強いです。

現代の大人と違って、小さな頃からブルーライトにさらされる機会が多いお子様にもブルーライトカットメガネはおすすめです。長い間の蓄積で大人になってから問題が発生することもあるかもしれないので、今のうちに対策しておきましょう。

いつも使っているスマホにフィルターをかけてしまえば安心という人には、保護フィルムがおすすめです。ただし機種ごとに大きさが異なるので、購入の際は注意が必要です。また、フィルム自体に色が付いているものもあり、ディスプレイの色が変わることがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

こちらのブルーライトカット保護フィルムは、開口部がスピーカー部分だけなので、ほこりが入りにくく、貼りやすいと人気です。

保護フィルムを貼ると反応が悪くなってしまうというケースもあるのですが、こちらのペーパーライクフィルムならその心配がありません。さらにブルーライトを半減させてくれるためおすすめです。

パソコンに直接貼って常時ブルーライトをカットしたいという方には、ディスプレイサイズに応じたブルーライトカットフィルムがおすすめです。大きなサイズだと貼りにくいというのが少し難点かもしれませんが、アプリなどと違って常時カットできるのがメリットです。

パソコンの場合、モニターごとブルーライトカット製品に変えてしまえば、フィルムを貼る手間などが無く大画面まで手に入ってしまうので一石二鳥です。ブルーライトカットの機能以外にもちらつき防止などでドライアイを軽減させることもできます。

フリッカーフリー技術やブルーライト軽減機能が搭載されているモニターです。リーズナブルな価格も魅力的です。大画面を見ると目が疲れるという人も、ちらつきを防止してあるので安心です。

まとめ

夜なかなか寝付けない人や、寝ても夜中に目が覚めてしまうなど睡眠に問題がある人は、もしかするとブルーライトが関係しているかもしれません。

睡眠の質が上がってよく眠れるようになれば結果良しなので、夜のブルーライトを減らしてみるということを試してみてはいかがでしょうか。

※価格は特に記載がない限り、2020年10月時点のAmazonの価格です。

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