ゲーミングノートPC、おすすめ人気12選 コスパ最強から高機能モデルまで
外出先でも家庭用ゲーム機と同等のゲームが楽しめるゲーミングノートPC。CPUやグラフィックボードなどに高い性能が求められるため、一般的なPCよりも価格がやや高めです。
そこで今回はゲームメディアで35年以上にわたって編集者、ライターとして活躍している松井ムネタツさんにご監修いただき、適切なスペックや機種の選び方を踏まえて低価格でもパフォーマンスに優れたゲーミングノートPCを紹介します。
ゲーミングノートPCをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
おすすめ・人気商品をまずは一覧で
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重量 |
CPU |
GPU |
ディスプレイサイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dell Alienware x17 スタンダード |
監修者おすすめ |
幅39.923×奥行29.949×高さ2.14cm |
3.02kg |
Core i7 11800H |
RTX3070 |
17.3インチ フルHD |
|
Dell G15 Ryzen™ Edition |
監修者おすすめ |
幅35.726×奥行27.211×高さ2.49cm |
2.449kg |
AMD Ryzen 5 |
RTX3050 |
15.6インチ フルHD |
|
MSI(エムエスアイ) GF63 Thin |
低予算でゲームをプレイしたい方におすすめ |
幅35.9×奥行25.4×高さ2.17cm |
1.86kg |
Core i7 10750H |
GeForce GTX 1650 Max-Q |
15.6インチ フルHD |
|
MSI(エムエスアイ) Stealth 15M |
第11世代Core i7搭載のミドルクラスゲーミングノート |
幅35.83×奥行24.8×高さ1.615cm |
1.7kg |
Core i7-11375H |
GeForce RTX 3060 |
15.6インチ フルHD |
|
Razer(レイザー) Razer Blade 14 |
Ryzen 9 5900HX搭載のハイエンドモデル |
幅22×奥行31.97×高さ1.68cm |
1.78kg |
Ryzen 9 5900HX |
GeForce RTX 3070 |
14インチ QHD |
|
ASUS(エイスース) TUF Dash F15 |
第11世代Core i5搭載のコスパ優秀な1台 |
幅36×奥行25.2×高さ1.99~2.09cm |
2.1kg |
Core i5-11300H |
GeForce RTX 3070 |
15.6インチ フルHD |
|
ASUS(エイスース) ROG Zephyrus G15 |
WQHDの高解像度で美麗グラフィックが楽しめる |
幅35.5×奥行24.6×高さ1.99cm |
1.99kg |
Ryzen 9 5900HS |
GeForce RTX 3060 |
15.6インチ WQHD |
|
Dell(デル) G15 Ryzen Edition |
高速ゲーミングとマルチタスクを両立するGシリーズ |
幅35.73×奥行27.21×高さ2.69cm |
2.81kg |
Ryzen 7 5800H |
GeForce RTX3060 |
15.6インチ フルHD |
|
GIGABYTE(ギガバイト) G5 |
第11世代Core i5を搭載! |
幅36.1×奥行25.8×高さ2.79cm |
2.2kg |
Core i5-11400H |
GeForce RTX 3050 Ti |
15.6インチ フルHD |
|
Acer(エイサー) Nitro 5 |
冷却システムでゲーミング性能をサポート |
幅36.34×奥行25.5×高さ2.39cm |
2.23kg |
Core i7-10750H |
GeForce GTX 1660 Ti |
15.6インチ フルHD |
|
Acer(エイサー) Predator Triton 500 |
300Hz対応の非光沢フルHDディスプレイ |
幅35.85×奥行25.5×高さ1.79cm |
2.1kg |
Core i7-10875H |
GeForce RTX 2080 |
15.6インチ フルHD |
|
HP(ヒューレット・パッカード) OMEN 15 en0029nr |
コスパ優秀なGPU・GTX 1660 Tiを搭載 |
幅35.8×奥行24×高さ2.26cm |
2.46kg |
Ryzen 7 4800H |
GeForce GTX 1660Ti |
15.6インチ フルHD |
ゲーミングPCとは|一般的なPCとの違い
Photo by iStock
一般的なPCの用途が、WEBサイトの閲覧・動画の視聴・メール・データ入力などに限られるのに対し、ゲームプレイを目的としたゲーミングPCは、高精細な映像を高速で処理できるCPUやメモリ、グラフィックボード、大量のデータを保存するストレージ、臨場感を高めるディスプレイなど様々な機能が求められます。
そのため、一般的なPCは5万〜10万円ほどの予算でたいていの作業をこなせるモデルが見つかりますが、高スペックなゲーミングPCの価格帯の目安は、デスクトップPCなら15万円前後、ノートPCなら20万円以上です。
ゲーミングノートPCのメリット|デスクトップPCとの違い
デスクトップタイプと比べて価格が高めなゲーミングノートPCですが、ノートPCならではのメリットがあります。
メリット1:持ち運びができて省スペース
持ち運びができるのはゲーミングPCの大きなメリットのひとつです。省スペースで置き場所にも困らないため、デスクの上だけでなくベッドでも使えるほか、大学やコワーキングスペースなど外出先でも活躍します。
メリット2:ディスプレイを別途購入する必要がない
デスクトップPCは別途ディスプレイを購入する必要がありますが、ゲーミングノートPCなら別途ディスプレイを用意する必要がありません。一方で、ディスプレイを用意して自宅で落ち着いてプレイするときだけ接続する、といった使い方も可能です。
ゲーミングノートPCの選び方
では、実際にゲーミングノートPCを選ぶうえでどういった点に注意すべきか、選び方について紹介します。
CPU|Core i5・Ryzen 5以上が目安
PCに搭載されているCPUの主流は、Intel社の「Core i」シリーズとAMD社の「Ryzen」シリーズの2種類です。
現在、Core iシリーズもRyzenシリーズも同様に3・5・7・9とクラスがあり、基本的には数字が大きいほど高性能であることを意味します。
また、Core iシリーズの最新世代は第12世代(12,000番台)、Ryzenシリーズは第5世代(5,000番台)で、こちらも数字が大きいほど高性能です。
最高クラスであるCore i9・Ryzen 9を搭載したゲーミングノートPCであれば、高い処理能力により、高精細で臨場感の高いゲームに不足なく対応してくれるので、快適にゲームを楽しめます。
しかし、高性能なCPUを搭載したPCはそのぶん高価格です。
価格を抑えたい方には、Core i5・Ryzen 5あたりを搭載したミドルスペックのゲーミングノートPCがおすすめです。ただしゲームによってはこのレベルのCPUでは推奨スペックを満たさない可能性もあるので、プレイしたいゲームが決まっている場合は事前に推奨スペックをチェックしましょう。
GPU|価格を抑えたいならミドルクラスでもOK
GPUとは、グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略です。CPUもGPUも、PCの頭脳として計算処理を担っています。
CPUがPC全体の計算処理を行っているのに対し、GPUは3Dグラフィックスなどの画像描写に必要な計算処理を専門に行っています。
ゲーミングPCに搭載されているGPUの主流は、NVIDIA社の「GeForce」シリーズと、CPUも開発しているAMD社の「Radeon」シリーズの2種類です。
松井ムネタツさん
CPUでCore iシリーズとRyzenシリーズで違いがあるように、GeForceシリーズとRadeonシリーズでも違いはあります。一般的には「同価格ならRadeonのほうが性能がよい」と言われていますが、昨今のゲームはGeForceを基準に作られていることが多いので、どちらか迷うのであればGeForceをオススメします。
高画質なグラフィックでゲームを楽しみたい方は、性能の高いハイエンドクラスのGPUを選びましょう。
GPUのなかでも特に性能が高いのはGeForce RTX 3080ですが、高性能になるほど高額です。グラフィックの追及をほどほどにして価格を抑えたい方はミドルクラスを選ぶとよいでしょう。
松井ムネタツさん
ちなみにエントリークラスのGPUは下記の通りです。現行のゲームでしたら大抵のものが遊べますが、ハイエンドなゲームだとその楽しさをフルに味わうことは難しいかもしれません。エントリークラスのGPUGeForce GTX1650 / GTX1660 / RTX3050Radeon RX5300 RX5500
メモリ(RAM)|最低でも16GBは必要
RAMとは、ランダム・アクセス・メモリの略で、CPUが行った処理を一時的に記憶する装置です。
容量が大きいほどPCの作業効率が上がるため、高負荷な3Dゲームでもフリーズしたり、カクツキが起こることを防ぐことができます。
メモリ容量もPCの価格に影響しますが、高精細な3Dゲームをストレスなく楽しみたい方は、最低でも16GBのメモリを搭載したゲーミングノートPCを選びましょう。
ストレージ容量|SSDで512GB以上がおすすめ
Photo by iStock
ストレージとはデータの保存場所です。従来はHDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、最近はSSD(ソリッドステートドライブ)が主流です。
SSDの方が読み書き速度が速く、快適にゲームを楽しめます。小型化しやすく衝撃に強いのが特徴で、発熱が少ないのもメリット。SSDはゲーミングノートPCに最適なストレージと言えます。
ストレージ容量の選び方としては、インストールするゲーム数やデータ容量にもよりますが、最低でも512GB以上は備えていたいところです。
ディスプレイ|15インチ以上、リフレッシュレート144Hz以上がおすすめ
PCのサイズが小さければ、より軽量になり持ち運びにも便利ですが、ディスプレイサイズが小さくなることで、臨場感を楽しみたい方には物足りなく感じるでしょう。
そのため、ディスプレイサイズは15インチ以上がおすすめです。解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD(FHD)に対応したディスプレイなら臨場感も高く、ゲームを満足に楽しめるでしょう。
加えて、リフレッシュレートにも注目。リフレッシュレートとは、1秒間に画面を更新(リフレッシュ)できる回数を意味しており、数値が高いほど表示される動きが滑らかになるため、動きの激しい3Dゲームでもスムーズな動きで表示されます。
高リフレッシュレートなほど目で追いやすく、目の疲労も抑えられます。ゲーミングPCは長時間画面を見続けることが多いため、この差は重要です。
従来の液晶モニターは60Hzが主流でしたが、現在は240Hzなどの高リフレッシュレートのディスプレイを搭載したPCも登場しています。
ゲームをしない方にはそれほど重要な性能ではありませんが、ゲーミングノートPCを探している方なら、144Hz以上の高リフレッシュレートのPCを選ぶとハイエンドゲームも快適に遊べます。
モニタのスペックとしてリフレッシュレートだけでなく「応答速度」も重要な項目です。応答速度とは、モニタ側が受信した信号によって色を表示するまでの時間を示したもので、1ms(ミリセコンド。1ms=0.001秒)から5msまでのものがゲーミングモニタとして速い部類となります。速い(数値が低い)ほうが残像が減り、シビアな対戦ゲームなどで有利です。また無線環境も重要です。ノートPCの場合、有線のLANポートが搭載されていない機種があるからです。LANポートのない機種は無線LAN(Wi-Fi)でネット接続します。ゲーミングノートPCであれば多くは有線LANポートが搭載されていますが、購入時は一応確認をしておくことをおすすめします。なぜなら本格的にゲームをプレイしようと思った場合、有線LANのほうが接続環境がよいからです。無線は規格によってはBluetoothとの相性で混線することがあり、回線が一時的に途切れることがあります。本格的にゲームを遊ぶ場合、回線が不安定だとゲームプレイそのものに影響が出てしまうので有線接続できる機種を選びましょう。
メーカー|ゲーミングPCに定評のあるおすすめ6社
ゲーミングノートPCで後悔しないためには、人気メーカーから選ぶのがおすすめです。定番の人気メーカーを6社紹介します。
GALLERIA(ガレリア)
1992年創業の老舗パソコン店として、秋葉原で良く知られた「ドスパラ」が販売を行っています。コスパが良く、ゲームに特化しているため、ゲームユーザーに人気です。
マウスコンピューター
長野県飯山市に製造拠点を持つ、国産のBTOパソコンメーカーです。2004年にゲーミングブランドPCプランド「G-Tune」を立ち上げ、エントリーモデルからハイエンドモデルまでをそろえています。
ASUS(エイスース)
台湾の台北市に本社を置く、PCやスマホを開発する世界的メーカーです。PCのマザーボードでは世界1位のシェアを誇ります。
Lenovo(レノボ)
香港に本店を置く世界的PCメーカーです。2005年に米国IBM社のPC部門を買収し、その後もNECや富士通のPC部門まで買収しています。2013年にはPC市場で世界1位になりました。
Dell(デル)
米国テキサス州に本社を置く世界最大級のテクノロジー企業。オンライン販売に特化し、販売代理店を通さないことで大きなコストカットを実現しています。コスパの良さで知られています。高性能シリーズののAlienware(エイリアンウェア)がゲーミングPCとして有名です。
MSI(エムエスアイ)
台湾の台北市に本社を置く、PC及びPC周辺機器を開発するメーカーです。特にマザーボードやビデオカードの開発で世界に知られています。
【監修者おすすめ】動画編集用ノートパソコン2選
松井さんが関連ウェブサイト運営などで特に熟知している、DellのゲーミングPCの中からおすすめ商品を2点ピックアップしてもらいました。
ゲーミングノートPCを買うなら、思い切ってデカくて最高峰を買うのもアリ。Alienwareは他のゲーミングパソコンよりも高額な印象だが、それはこだわりにこだわった徹底的な冷却機構にある。効率よく冷やせるということは、そのハードが持つパフォーマンスを長時間維持できるということ。結果的に長期に渡って使えるのでコストパフォーマンスが高いと言えます。
松井ムネタツさん
Ryzen機ならDellのG15 Ryzen Editionがおすすめ。Ryzen 5にグラフィックボードはGeForce RTX 3050を搭載した中で、実質10万円台で購入できるのは嬉しい。
【編集部PICK UP】ゲーミングノートPC人気メーカーの売れ筋商品
数あるゲーミングノートPCの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重量 |
CPU |
GPU |
ディスプレイサイズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dell Alienware x17 スタンダード |
監修者おすすめ |
幅39.923×奥行29.949×高さ2.14cm |
3.02kg |
Core i7 11800H |
RTX3070 |
17.3インチ フルHD |
|
Dell G15 Ryzen™ Edition |
監修者おすすめ |
幅35.726×奥行27.211×高さ2.49cm |
2.449kg |
AMD Ryzen 5 |
RTX3050 |
15.6インチ フルHD |
|
MSI(エムエスアイ) GF63 Thin |
低予算でゲームをプレイしたい方におすすめ |
幅35.9×奥行25.4×高さ2.17cm |
1.86kg |
Core i7 10750H |
GeForce GTX 1650 Max-Q |
15.6インチ フルHD |
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MSI(エムエスアイ) Stealth 15M |
第11世代Core i7搭載のミドルクラスゲーミングノート |
幅35.83×奥行24.8×高さ1.615cm |
1.7kg |
Core i7-11375H |
GeForce RTX 3060 |
15.6インチ フルHD |
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Razer(レイザー) Razer Blade 14 |
Ryzen 9 5900HX搭載のハイエンドモデル |
幅22×奥行31.97×高さ1.68cm |
1.78kg |
Ryzen 9 5900HX |
GeForce RTX 3070 |
14インチ QHD |
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ASUS(エイスース) TUF Dash F15 |
第11世代Core i5搭載のコスパ優秀な1台 |
幅36×奥行25.2×高さ1.99~2.09cm |
2.1kg |
Core i5-11300H |
GeForce RTX 3070 |
15.6インチ フルHD |
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ASUS(エイスース) ROG Zephyrus G15 |
WQHDの高解像度で美麗グラフィックが楽しめる |
幅35.5×奥行24.6×高さ1.99cm |
1.99kg |
Ryzen 9 5900HS |
GeForce RTX 3060 |
15.6インチ WQHD |
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Dell(デル) G15 Ryzen Edition |
高速ゲーミングとマルチタスクを両立するGシリーズ |
幅35.73×奥行27.21×高さ2.69cm |
2.81kg |
Ryzen 7 5800H |
GeForce RTX3060 |
15.6インチ フルHD |
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GIGABYTE(ギガバイト) G5 |
第11世代Core i5を搭載! |
幅36.1×奥行25.8×高さ2.79cm |
2.2kg |
Core i5-11400H |
GeForce RTX 3050 Ti |
15.6インチ フルHD |
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Acer(エイサー) Nitro 5 |
冷却システムでゲーミング性能をサポート |
幅36.34×奥行25.5×高さ2.39cm |
2.23kg |
Core i7-10750H |
GeForce GTX 1660 Ti |
15.6インチ フルHD |
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Acer(エイサー) Predator Triton 500 |
300Hz対応の非光沢フルHDディスプレイ |
幅35.85×奥行25.5×高さ1.79cm |
2.1kg |
Core i7-10875H |
GeForce RTX 2080 |
15.6インチ フルHD |
|
HP(ヒューレット・パッカード) OMEN 15 en0029nr |
コスパ優秀なGPU・GTX 1660 Tiを搭載 |
幅35.8×奥行24×高さ2.26cm |
2.46kg |
Ryzen 7 4800H |
GeForce GTX 1660Ti |
15.6インチ フルHD |
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