粉ミルクの選び方のポイントと粉ミルクおすすめ9選!
粉ミルク選びのポイント
日本の粉ミルクは、国で許可した特別用途食品のマークと乳児用調製粉乳の表示が必ずあります。成分組成の基準が、厚労省の乳等省令に適合しているという意味です。母乳代替え食品として、熱量や各成分の組成範囲に決まりがあり、満たしています。
基準を満たした粉ミルクの栄養素に大きな違いはありませんが、対応月齢やパッケージ、アレルギー対応商品などメーカーごとに種類があります。
パッケージタイプや容量を決める
粉ミルクのパッケージにはいくつかタイプがあります。スチール缶に入った定番の粉ミルク以外に、中身を詰め替えられるエコパックやスティックタイプ・キューブタイプの粉ミルクも販売されています。
スティックタイプやキューブタイプは計量をしなくていいので、外出先で重宝します。粉ミルク自体も必要な分だけ持ち歩けて荷物になりません。スチール缶やエコパックタイプは、母乳との兼ね合いや赤ちゃんが飲む量でサイズを決めましょう。保存期間や賞味期限がすぎないように、容量を選んでください。
成長期ごとに粉ミルクを選ぶ
粉ミルクの出番は新生児~3歳頃まで、成長にあわせて変更します。主な区分けは0~1歳頃と1~3歳頃ですが、変更時期はメーカーによって異なりぴったり切り替える必要はありません。離乳食の食べ具合や便のようすを見ながら、徐々に切り替えていきましょう。1歳~の粉ミルクは、幼児期に不足がちなカルシウムや鉄分を補えます。
特殊粉ミルクも各メーカーから販売
ミルクアレルギーがある赤ちゃんのために、特殊粉ミルクを取り扱っているメーカーがあります。
明治からはエレメンタルフォーミュラのアミノ酸ミルク。森永乳業は牛乳たんぱく質のアレルゲン性を低減した、ニューMA-1やMA-miniがあります。ほかにもミルクを吐く赤ちゃん用にトロミを付けた商品や、下痢をしやすい赤ちゃんのための無乳糖ミルクも。アサヒ食品グループの和光堂は、牛乳成分ではなく大豆たんぱくを用いたボンクラフトiをラインアップしています。
※特殊粉ミルクを使うときは商品に記載のある調乳方法を守り、必ず医師や管理栄養士等の指導に従いましょう。
缶入りやスティックタイプなど、おすすめの粉ミルク9選
缶入りやスティックタイプなど、おすすめの粉ミルクをご紹介します。赤ちゃんの成長にあわせて選んでください。
1歳頃までの赤ちゃんのためにより母乳に近い粉ミルクを目指し、アラキドン酸を100gあたり67mg配合したアイテムです。DHAも100mg配合しています。
上蓋は開閉式になっていて、取り外して置き場所に困ることはありません。大缶4個セットに景品が付いています。
※商品リンク先の販売個数が異なっている場合がございます。
味はもちろんのこと、色や香りにもこだわった母乳に近い仕上がりです。塩分を控えめにしてガラクトオリゴ糖を配合し、健康的な発育をサポートします。
大缶の2個セットで、スティックタイプの試供品が5本付属。缶入り以外のアイテムも試してみたいユーザーにおすすめできる商品です。
1歳頃までの赤ちゃんに向けた缶入り粉ミルクです。一般的な大缶は800gが主流ですが、それでは大きすぎると感じるユーザーにおすすめします。
開閉式の上蓋を利用してすりきりが可能です。DHAやアラキドン酸、ガラクトオリゴ糖といった成分も配合され、母乳に近い成分に仕上がっています。
1~3歳頃の発育を助けるキューブタイプの粉ミルクです。1つのキューブで40ml分と決まっているため、計量の必要がありません。
1袋につき5個入りで、外出時の携帯にも便利です。ビタミン・ミネラル・カルシウムに加えてDHAなど、離乳食完了期からの栄養を補完するフォローアップミルクとして必要な栄養素を配合しています。
大缶の粉ミルクの内容量としては820gと、お得感のあるアイテム。粉の粒は溶けやすい顆粒タイプです。
1歳頃までの赤ちゃんに適した粉ミルクで「甘すぎない自然なおいしさ」が打ち出されています。
1~3歳頃までの離乳食完了期に入ってからの、栄養を補完するフォローアップミルクです。
鉄・ビタミンC・カルシウムに加え、5種類のヌクレオチドを配合している点がおすすめポイント。大缶2個セットでスティックタイプのフォローアップミルクが5本付いています。
ミルクアレルギーの診断を受けた赤ちゃんのための粉ミルクです。医師の指示のもと、ミルクアレルギーの食事療法として使用します。ただし治療薬ではないことに注意が必要です。
ミルクアレルギー用の粉ミルクで不足しがちなビオチンや、カルニチンも適量が配合されています。0ヶ月~使用可能です。
母乳がちょっと足りないときのために用意しておきたい、スティックタイプの粉ミルクです。通常は13g入りですが、このミニスティックは半分の6.5g入りで、ミルク50ml分になります。1箱の入り数は24本です。
鉄やDHA、カルシウムなどの栄養素も配合されています。母乳メインのユーザーにおすすめです。
1~3歳頃の育児に適したフォローアップミルクです。早ければ離乳食後期のカミカミ期、3回食となった9ヶ月頃からでも使えます。14gのスティックタイプ10本入りです。
不足しがちな鉄やカルシウムも配合し、DHAやヌクレオチド、ラクトフェリンも摂取できます。幼児期の栄養バランスを整える、使いやすいアイテムです。
月齢や用途にあわせて粉ミルクを選ぼう!
粉ミルクそのものの栄養素は、国の基準があるため大きな違いはありません。赤ちゃんの体質や月齢、用途によって最適な商品を見つけてください。
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