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【専門家が教える】おすすめのチャイルドシート15選

【専門家が教える】おすすめのチャイルドシート15選

小保方 優樹
2020-06-17
2020-06-17

赤ちゃんを車に乗せるときに必須のチャイルドシート。しかしいざ用意しようと思っても、種類が多くて「どれにすればいいのかわからない」という人も多いでしょう。

そんな人へ向けて、チャイルドシートの専門家に聞いた「おすすめのチャイルドシート15選」をご紹介します。チャイルドシートの選び方やレンタルについての情報も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

加藤 久美子
大学時代は神奈川トヨタのディーラーで納車引き取りのバイトに明け暮れ、卒業後は日刊自動車新聞社に入社。95年よりフリー。2000年に自らの妊娠をきっかけに「妊婦のシートベルト着用を推進する会」を立ち上げ、この活動がきっかけで2008年11月シートベルト教則が改訂された。一財)日本交通安全教育普及協会認定チャイルドシート指導員の資格を取得し、育児雑誌や自動車メディア、TVのニュース番組などでチャイルドシートに関わる正しい情報を発信し続けている。

チャイルドシートの選び方

チャイルドシート購入の前に以下の項目を確認してください。

チャイルドシートの種類から選ぶ

チャイルドシートには成長に合わせて3つのタイプがあります。子どもの体格に合わせて選びましょう。

ベビーシート:新生児から1歳半ごろまで使える乳児用

新生児から使用できるチャイルドシートです。乳児専用と乳幼児兼用の2タイプが主流で、さらにベッド型とシート型の2タイプがあります。

乳児専用は新生児~生後15ヶ月ごろ、体重13kgまでが対象です。製品によってはベビーカーと連結して使えるトラベルシステムという機能がついたものもあります。

乳幼児兼用は新生児~4歳ごろ、体重18kgまで、身長100cmまでが対象です。

チャイルドシート:1~4歳ごろまで使える幼児用

体重10kg~18kgまでを対象とした幼児用のシートです。乳児、幼児、学童との兼用が多く、幅広い年代をカバーしてくれます。

ジュニアシート:4~12歳ごろまで使える学童用

チャイルドシートのようなハーネス(お腹、両肩、お腹周り、股下の安全ベルト)がなく、シートベルトで体とシートを固定します。

兼用タイプ:買い替える必要がなく便利だが選択肢がまだ少ない

チャイルドシートは乳児と幼児の兼用タイプと幼児と学童の兼用タイプ、乳児と幼児、学童すべてを兼用するタイプがあります。

子どもの成長に合わせて1つ1つのタイプを購入してしまっては費用がかさんでしまうので、兼用タイプを購入する人も多いです。

取り付け方式を確認

チャイルドシートの取り付け方法は、ISOFIX方式とシートベルトでの取り付けの2種類です。ISOFIXとシートベルトの両方で取り付けが可能なタイプもあります。

ISOFIXとは、車のシートに装備されているチャイルドシート用の金具に、チャイルドシートの金具をガチャッとはめ込んで連結し固定する設置方法です。設置が簡単で、現在、新しく販売されているチャイルドシートは、ISOFIX方式が増えています。価格もリーズナブルなものが増え、2万円以下で買える製品もいくつかあります。

ISOFIXの金具は2012年7月から全車標準装備となりましたが、2009年ごろから新車で発売された車にはほとんど装備されています。しかし2座席のスポーツカーなど、一部の車は対応していない場合があるので注意が必要です。

シートベルトで取り付けるタイプのチャイルドシートは、固定するのが少し大変ですが幅広い車種に対応しています。

目当てのチャイルドシートが決まったら、適合車種を必ず確認してください。チャイルドシート各社の公式サイトでも確認できます。

安全基準を確認

チャイルドシートを選ぶ際は安全基準も必ず確認しましょう。日本の安全基準は、チャイルドシート先進国のヨーロッパにならって、国連欧州経済委員会が定めたECE規則を採用しています。

ECE規則の安全基準はR44とR129(i-size)です。R44は従来の安全基準で体重を基準にしたもの、R129(i-size)は最新の安全基準で身長を目安にしたものとなります。

R44よりもR129のほうが新しい規則で、身長を基準とすることで従来のR44よりもさらに子どもの体にフィットしやすく安全性が高いとされています。安全性を重視してチャイルドシートを選ぶなら、最新のR129適合のシートから選ぶとよいでしょう。

おすすめのチャイルドシート15選

それではおすすめのチャイルドシートを紹介します。乳児用、乳幼児兼用で合計15機種です。

おすすめ①
  • britaxromer(ブリッタクスレーマー)
  • ベビーセーフアイサイズ

  • 税込み39,600円
  • ドイツ車メーカーが長年純正採用するブランド

新生児~生後15ヶ月あるいは身長40~83cm、体重13kgを対象とした乳児専用のベビーシートです。固定方式はISOFIXとシートベルト。安全基準はR129(i-size)です。

BritaxRomer(ブリタックス・レーマー)は、ドイツ車を中心に数多くの自動車メーカーが長年純正採用する信頼のブランド。カラバリやデザインの選択肢が豊富なので、内装に合わせて選ぶ楽しさがあるのもポイントです。

おすすめ②
  • MAXI-COSI(マキシコシ)
  • ペブルプロアイサイズ

  • 税込み38,500円
  • 最新式のチャイルドシート

新生児~15ヶ月、身長40~83cm、体重13kgを対象とした後ろ向き専用のチャイルドシートです。安全基準はR129(i-size)となります。固定方式はISOFIXとシートベルトです。

こちらのチャイルドシートは2019年秋に発売された新製品で、最新の安全性を誇り使いやすさの面でも優れています。

おすすめ③
  • cybex(サイべックス)
  • シローナエスアイサイズ

  • 税込み70,400円
  • 優れたデザインで人気

新生児~4歳ごろ、身長105cm、体重18kgまでが対象のチャイルドシートです。安全基準はR129(i-size)、固定方式はISOFIXのみとなります。

高い安全性はもちろん、サイベックスは優れたデザイン性で近年人気上昇中です。360度回転が可能なシートで、ドライビング・ディレクション・コントロール(DDC)を採用しています。

ドライビング・ディレクション・コントロールとは、お子さんが16ヵ月・76 cmになる前に前向きに使用するのを防止する機能のことです。安全基準を満たす身長でないと前向き装着ができないようになっています。

おすすめ④
  • コンビ
  • プロガード

  • 税込み39,212円
  • 安心の国産メーカー

新生児~4歳ごろ、身長100cm・体重18kgまでが対象のチャイルドシートです。安全基準はR129(i-size)となります。

コンビは日本国内メーカーで、安全性が高く使いやすいチャイルドシートをたくさん販売しています。このチャイルドシートは国内メーカー品としては珍しく、およそ身長100cmまで後ろ向きで使用可能です。

おすすめ⑤
  • エールベベ
  • クルットシェリール

  • 税込み89,900円
  • リモコン1つで日除け操作

新生児~4歳ごろ、身長100cm・体重18kgまでを対象としたチャイルドシートです。固定方式はISOFIXのみで、安全基準はECE R44/04となります。

国内最高級レベルのチャイルドシートで、日本初のリモートサンシェードを採用しています。リモートサンシェードとはリモコン操作一つで、日よけを操作する機能のことです。運転席にいながら操作できるため、日差しが強いときや赤ちゃんの様子が気になるときに重宝します。

こちらのブランド、エールベベには4年製品保証があるため、事故に遭ったり、チャイルドシートを落としたりして衝撃が加わった場合など無償で交換してくれます。見た目の損傷がなくてももちろんOKです。

おすすめ⑥
  • アップリカ
  • ディアターン プラス ISOFIX AB

  • 税込み38,848円
  • ベッド型で使いやすい

横向きベッド型、後ろ向きと前向きのイス型の3パターンで使用できるチャイルドシートです。

横向きベッド型は2.5kg~9kg、後ろ向きイス型は首がすわってから13kg、前向きイス型は9kg~18kgがそれぞれの対象となります。固定方式はISOFIXで、安全基準はECE R44/04です。

回転機能付きで使いやすいですが、通常のシート型は一般的に横幅50cm以下であるのに対して、こちらのチャイルドシートは横幅が75cmとかなりスペースをとります。チャイルドシートを複数使用する際や、隣に人が乗る場合は要注意です。

おすすめ⑦
  • リーマン
  • ラクール

  • 税込み59,400円
  • 回転操作がやりやすい

新生児~4歳ごろ、身長105cm、体重18kgまでが対象のチャイルドシートです。安全基準はR129で固定方式はISOFIXとなります。

回転機能付きで、ドア側からの回転操作がやりやすい構造です。座面が低い低重心設計で、ミニバンやSUVなどシート位置が高い車でも取り付けがしやすい高さとなっています。

おすすめ⑧
  • Child Guard(チャイルドガード)
  • チャイルドガードs120

  • 税込み11,000円
  • Amazonトップクラスの販売台数

新生児~4歳ごろ、身長100cm・体重18kgまで対象のチャイルドシートです。安全基準はECE R44/04で、固定方式はシートベルトのみ。エアバッグやシートベルト、チャイルドシートなどを製造していた旧タカタの製品です。

こちらはAmazonで2012年の発売以来、トップクラスの売れ行きとなっている超ロングセラー商品で、1万円前後のリーズナブルな価格も人気。軽くて扱いやすいサイズなので、取り付けのしやすさでも高い評価を受けています。

おすすめ⑨
  • Joie(ジョイー)
  • ジェム

  • 税込み17,064円
  • 後ろ向き専用

新生児~1歳半、身長100cm、体重13kgまでが対象のチャイルドシートです。安全基準はECE R44/04で固定方式はシートベルト、別売りの『I-Base(ISOFIX対応)』を使用すればISOFIX取り付けが可能です。後ろ向きでのみ設置できます。

対応のベビーカーに装着して使用できるトラベルシステム対応です。装着すると対面式のベビーカーとなります。

その他にもベビーキャリーとしてチャイルドシートごと移動したり、家ではゆらゆらと揺れるバウンサー(揺りかごのように揺れるベビーチェア)として使用できたりと、1台でさまざまな使い方ができます。

こちらの製品は2020年7月末ごろに発売予定です。

おすすめ⑩
  • Recaro(レカロ)
  • ゼロワン エリート R129

  • 税込み88,000円
  • スタイリッシュなデザイン

新生児~4歳ごろ、身長105cm・体重18kgまでが対象のチャイルドシート。安全基準はR129、固定方式はISOFIXのみです。

Recaroブランド独自の「HEROハーネスシステム」によって肩パッドと肩から胸までのグリップパッドで赤ちゃんの体を正しい位置にホールドしてくれます。

またトラベルシステムに対応しており、同ブランドのベビーカー「イージーライフ」と結合できます。結合すると対面式のベビーカーとして使用可能です。

おすすめ⑪
  • コンビ
  • ホワイトレーベル クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック JK-550

  • 税込み55,000円
  • 通気性抜群

新生児~4才ごろ、18kgまでが対象のチャイルドシートです。安全基準はECE R44/04、固定方式はISOFIXとなります。

形としてはシート型ですが、ベッドに近い角度で使用できるので、場所を取らないタテ向きのベッド型として使えます。

こちらのチャイルドシートは通気性が素晴らしく、汗っかきの赤ちゃんにもおすすめです。

おすすめ⑫
  • Joie(ジョイー)
  • チャイルドシート 04 チルト

  • 税込み9,305円
  • 豊富なカラーラインナップ

新生児から18kgの乳幼児が対象のチャイルドシートです。安全基準はECE R44/04、固定方式はシートベルトのみとなります。

コンパクトで扱いやすいサイズなので車内が狭い車にも便利です。カラフルデザインとリーズナブルな価格が魅力で、色によって価格が異なりますが、安いものでは9000円以下で購入可能です。

おすすめ⑬
  • ブリッタクス・レーマー
  • DUALFIX i-SIZE

  • 税込み77,000円
  • 高い衝突安全性

新生児~4歳、身長40~105cm、18kgまでが対象のチャイルドシートです。安全基準はR129i-Size、固定方式はISOFIXです。

こちらのチャイルドシートは回転機能を持ちながら、低重心設計なので車高が高い車にも取り付けやすく、また重心が低いので衝突安全性能も非常に高いのが特徴です。衝撃吸収機構SICT(Side Impact Cushion Technology)を装備し、 側面衝突時の衝撃を分散・吸収してくれます。

安全性の高い後ろ向き使用が4歳ごろ(身長100cm)まで可能です。

おすすめ⑭
  • MAXI-COSI(マキシコシ)
  • アクシスフィックス プラス

  • 税込み69,300円
  • 乗せやすく降ろしやすい

新生児~4歳、身長45~105cm、体重18kgまでが対象のチャイルドシートです。安全基準はR129(i-size)、固定方式はISOFIXです。

安全性、利便性を高めた低重心・コンパクト設計。さらにサポートレッグ(チャイルドシートを支える支柱)を使わないタイプなので、ミニバンやSUVなど後部座席で移動する機会の多い車にも便利です。回転式で乗せ降ろしも簡単。

マキシコシブランドのチャイルドシート全般に言えることですが、赤ちゃんを乗せる際にハーネスが自動で立ち上がる形状となるので乗せ降ろしのしやすさも抜群です。

おすすめ⑮
  • GRACO (グレコ)
  • マイルストーン

  • 税込み15,224円
  • ジュニアシートに変換可能

新生児~11歳ごろ、体重36kgまでが対象のチャイルドシートです。安全基準はECE R44/04で固定方式はシートベルトのみとなります。

生まれてすぐから12歳までこれ1台でカバーできる、超ロングユースチャイルドシートです。ジュニアシートに変換できます。

車に乗る頻度が低いのなら、これ一台あれば十分カバーできるでしょう。側面についたカップホルダーも重宝します。

チャイルドシート設置の際の注意点

チャイルドシートの設置の際は、以下の点にご注意ください。

生後15ヶ月までは後ろ向きで使用

生後15ヶ月、身長76cmを超えるまでは、チャイルドシートを必ず後ろ向きに設置してください。それまでは前向きに設置するのは厳禁となります。

また安全基準のR129(i-size)の条件として「身長83cmまで後ろ向きで使える構造」と定められているため、子どもが成長するまでは可能な限り安全性の高い後ろ向きで使用しましょう。

なかには身長100cmくらいまで後ろ向きで使用できるチャイルドシートもあります。

必ず後部座席に設置する

赤ちゃんを助手席に載せたほうが、泣いたときに対応しやすく、様子も見やすいため、便利に思えるかもしれません。

しかしチャイルドシートはできるだけ後部座席に設置しましょう。とくに、助手席にエアバッグを搭載している車の場合は、後部座席への設置がマストです。

助手席にチャイルドシートを設置した場合、事故などで衝撃を受けてエアバッグが作動すると、赤ちゃんが大怪我をする恐れがあります。

車に乗る頻度が低い家庭にはレンタルもおすすめ

家に車はなくて運転する機会が少ない家庭でも、レンタカーやカーシェアリングを使って出かけることがあるかもしれません。そのような場合もチャイルドシートは必須です。車に乗る頻度が低い家庭ならチャイルドシートのレンタルをおすすめします。

専門のレンタル業者なら赤ちゃんのサイズにあったチャイルドシートを用意してくれますし、正しい取り付け方も教えてくれます。

まとめ

本記事では加藤久美子さんに選んでいただいたおすすめのチャイルドシートを紹介しました。ぜひチャイルドシート選びの参考にしてください。

加藤さんはチャイルドシートに関する決まりや注意点などさまざまな記事を執筆されています。チャイルドシートについて詳しく知りたい人は、ぜひあわせてご覧ください。

※価格はいずれも2020年6月時点。特に記載がない場合はAmazonの価格です


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