芋焼酎は焼酎初心者でも楽しめる!おすすめ商品10選!
好みに合う芋焼酎を見つけよう
芋の香りと強い味わいが楽しめる芋焼酎。使われているサツマイモや麹の種類によって飲み口が変わるので、それぞれの特徴を知って、自分好みの1杯を見つけましょう。
今回は、芋焼酎選びのポイントと、厳選したおすすめの芋焼酎をご紹介します。芋焼酎は初めてという方でも楽しめる飲みやすい芋焼酎もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
飲みやすい芋焼酎の選び方
芋焼酎の原料や麹の種類による違いを覚えておくと、お気に入りの焼酎が見つかりやすくなります。好みの飲み方に合った焼酎を選んでみるのも、ひとつの方法です。
原料に使われている芋で選ぶ
・黄金千貫(こがねせんがん)
一般的な芋焼酎に使われているサツマイモです。他のサツマイモを使っている芋焼酎に比べると風味が甘くやわらかなので、飲みやすい芋焼酎を探している方におすすめ。芋焼酎初心者の方から飲み慣れている方まで楽しめる香りと甘さのバランスも特徴です。
・アヤムラサキ、ムラサキマサリ
この2品種は、紫芋系のサツマイモです。フルーティーな香りと適度な酸味、さらに、芋ならではのまろやかな甘みが楽しめます。芋焼酎の商品名に「赤」や「紅」などが付いていれば紫芋系のサツマイモが使われていることが多いので、参考にしてみるといいでしょう。
麹の種類で味わいが変わる
・黒麹
芋焼酎特有の芋の香りと深さを堪能したいなら、黒麹仕込みの芋焼酎がおすすめです。重厚で力強い味わいと旨みが黒麹仕込みの特徴で、各銘柄の個性も楽しめます。商品名に「黒」が使われていることが多いので、気になる方はチェックしてみましょう。
・白麹
飲み口も香りもやわらかい芋焼酎を探している方には、白麹仕込みの芋焼酎がおすすめです。芋の甘みを感じさせながらも、すっきりとした味わいに仕上がっているので、芋焼酎を飲み慣れていない方でも楽しめるでしょう。
飲み方で選ぶのもおすすめ
いろいろな芋焼酎を飲み比べて味わいの違いを楽しむなら「ストレート」がおすすめです。とくに、個性の強い黒麹仕込みの芋焼酎はストレートで楽しみたいところ。ストレートだと少しきついという方は「ロック」で味わってみましょう。初心者の方には強すぎるかもしれませんが、ロックでチビチビと飲んでいると、次第に芋焼酎の個性がわかるようになるはずです。
芋の香りを楽しむなら、湯気が香りを引き立てる「お湯割り」がおすすめです。香りにこだわって造られているタイプの芋焼酎は、お湯割りで風味を満喫しましょう。
芋焼酎初心者の方は、白麹系の芋焼酎を「炭酸割り」で楽しんでみてください。スッキリとした飲み口になるので、芋焼酎を飲み慣れていなくても違和感なく飲めるでしょう。
おすすめの芋焼酎10選
サツマイモや麹の種類に注目しながら厳選した芋焼酎を10商品ご紹介します。どの商品も芋焼酎らしい個性的な香りと味わいが楽しめるので、長く愛飲できる芋焼酎選びの参考にしてください。
「三岳酒造 三岳 900ml」は、屋久島の名水で仕込んだまろやかな味わいが楽しめる本格芋焼酎です。原料に鹿児島産の黄金千貫(こがねせんがん)を使ったほどよい芋の香りと口あたりは、芋焼酎が苦手という方でも飲みやすいはず。
白麹仕込みのまろやかでやわらかい飲み口も特徴です。ロックにすれば、芋の香りと味わいをじっくり堪能することができます。リーズナブルな価格なので、芋焼酎を初めて購入するという方にも適しているでしょう。
「霧島酒造 赤霧島 900ml」は、原料に紫芋の紫優(ムラサキマサリ)を使っている芋焼酎です。ムラサキマサリのポリフェノールが麹のクエン酸と反応してもろみが赤くなるため「赤霧島」と名付けられています。
合わせる料理を選ばないので、食前や食中酒にもピッタリ。ロックかストレートで楽しむと、後を引く上品な香りを楽しめるでしょう。紫芋ならではのクリアな甘みと香りが楽しめる芋焼酎を探している方もチェックしてみてください。
契約栽培のさつまいもを、かめ壺で熟成発酵させた「森伊蔵 芋焼酎 森伊蔵 720ml」。蔵付酵母を使った少量生産で流通量が限られているため、幻の芋焼酎としても知られています。
まろやかで甘みのある味わいが特徴。芋焼酎特有の臭みもないので、ロックでゆっくりと味わってみてください。なお、森伊蔵、村尾、魔王の3銘柄は人気が高い芋焼酎で、「3M」とも呼ばれています。
都城盆地の地下水「霧島裂罅水」と黄金千貫を原料にした黒麹仕込みの「霧島酒造 黒霧島 900ml」。黒麹の濃厚なコクとトロッとした甘み、クリアな後味が特徴です。
ロックにすればコクと甘さがより引き立ちますが、炭酸割りで気軽に楽しむこともできます。焼酎を飲み慣れていない方も炭酸割りを試してみてください。毎日でも楽しめるリーズナブルな価格も嬉しいポイントです。
森伊蔵、村尾と並んで3Mと呼ばれる人気の芋焼酎「白玉醸造 魔王 720ml」。日本酒を醸すときに米麹を使っているので、フルーティーな香りとクリアな飲み口を楽しめます。
甘みを感じながらゆっくりと味わうならロックが最適。芋焼酎にありがちな臭みもないので、初心者や飲み慣れていない方にもおすすめです。入手が難しい幻の芋焼酎ですが、特別な日などのために1本は用意しておきたい銘柄といえるでしょう。
低温管理で丁寧に仕込まれた「西酒造 富乃宝山1800ml」は、柑橘系の香りと黄金千貫の甘みが楽しめる芋焼酎です。契約農家から仕入れた芋や米、薩摩峰山の地下水など、鹿児島県産の原料だけを使用。
飲みやすくて香りが爽やかなので、本格芋焼酎の重厚さを感じさせません。飲み会などで軽く1杯飲みたいときにもピッタリです。ロックで楽しめば、ミネラル系の綺麗な香りと芋のやわらかい味わいの余韻を楽しめるでしょう。
「宝酒造 一刻者 720ml」は、芋と芋麹だけで造られた芋100%の焼酎です。米麹ではなく芋麹を用いて、雑味のないスッキリとした味わいを実現しています。原料の芋には南九州産のものだけを使うというこだわりも見逃せないポイントです。
石蔵でじっくりと熟成された上品な飲み口はロックに最適ですが、冬はお湯割り、夏は炭酸割りと、季節に応じた楽しみ方もできます。本格焼酎でありながら720mlで1,500円前後という購入しやすい価格も魅力です。
「村尾酒造 村尾 1800ml」は、「3M」と呼ばれるプレミア焼酎のひとつです。芋焼酎特有の香ばしい風味をキープしながら、爽やかな飲み口とキレのある深い味わいを実現しています。
かめ壺仕込みを含むすべての工程を手作業で行うというこだわりも魅力。長期熟成をさせない「1年もの」なので、毎年異なる味わいが楽しめます。徹底的にこだわって造られた奥深い旨さを堪能するなら、ストレートがおすすめです。
「京屋酒造 甕雫 1800ml」は、甕(かめ)に入った焼酎を専用のひしゃくですくって楽しむ個性的な芋焼酎です。有機肥料で栽培した宮崎紅寿芋を一部の原料に使っているため、フルーティーで気品のある味と香りが楽しめます。
専用の甕とひしゃくは、自宅での飲み会などを盛り上げてくれるでしょう。爽やかな飲み口なので、和洋を問わず魚を使った料理によく合います。
「佐藤酒造 黒麹仕込 佐藤 1800m」は、黒麹仕込みの力強い味わいが楽しめる芋焼酎です。霧島山系のミネラル豊富な地下水「関平名水」で、契約農家から仕入れた黄金千貫を仕込んでいます。
丁寧な熟成によって滑らかな舌触りと繊細な飲み口を実現。ロックでも楽しめますが、芋の香りと味の広がりを楽しみたいという方は、お湯割りでじっくりと味わってみてください。
芋焼酎はロックからお湯割りまで飲み方いろいろ
芋焼酎にはさまざまな商品がありますが、使われているサツマイモや麹の特徴を覚えておけば、自分好みの1杯を見つけることができます。
味わいによって適した飲み方も変わってくるので、好みの飲み方に合った銘柄を選んでみるのもいいでしょう。今回ご紹介した選び方厳選商品を参考にして、長く楽しめるお気に入りの銘柄を見つけてくださいね。
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