ホラー映画の選び方のポイントとおすすめのホラー映画10選
ホラー映画は作品による違いが大きい
ホラー映画には、邦画と洋画があり、純粋に恐怖を追求する作品から、笑いを織り込んだ作品までさまざまなタイプの作品が多数製作されています。自分が何を求めているかがはっきりしていれば、ジャンルを絞って選ぶとよいでしょう。そうでないなら、おすすめの作品を参考に選んでみる手もあります。
世界中で製作されているホラー映画から見たい作品を探す
ホラー映画を選ぶとき、主なポイントとなるのは日本映画か洋画か、そのジャンルの作品か、自分の事情に適した作品かの3点です。恐怖感を楽しみ、有意義な時間を過ごすためのポイントを外さないようにしましょう。
日本映画を選ぶか洋画を選ぶか
ホラー映画といえば、往年の名作ゾンビやエクソシストなど外国作品が多数のように感じるかもしれません。しかし、洋画だけでなく日本映画、邦画にもホラーの名作はあります。ホラー映画の需要は洋の東西を問わず根強いものがあるようで、それぞれに甲乙つけ難い力作が見られる中、どちらを選ぶかは好みによるところが大きいでしょう。
ただし、誰の目にも明らかな相違点はあります。洋画を吹き替えではなくそのままの状態で鑑賞するためには、オリジナルの言葉を理解できる言語能力が必要です。アメリカ映画なら英語が、フランス映画ならフランス語ができなければ字幕版を見ることになるでしょう。慣れるまでは映像よりも文字を追うことに意識が向いてしまい、せっかくの恐怖度が減少してしまうかもしれません。その意味では、邦画の方が楽しみやすいといえます。
オカルトチックなホラーとサスペンス風味のホラー
ホラー映画とひとくちにいっても、どれでも同じような恐怖ポイントがあるわけではなく、ストーリー展開や出演者によって恐怖感やドッキリ度も異なります。また、ジャンルによって好みの悪魔や死霊、殺人鬼が見つかる・見つからないといった違いも考えられます。ホラー映画はジャンルが違えばまったく異なる印象を受けることが珍しくありません。
オカルトチックなホラーやサスペンス風味満載のホラーなど、自分好みのジャンルに絞って選ぶのもよいですが、自分の好みがわからない場合はどうするか。その場合、ひと通り見ることで自分の好みに気づくこともあります。まずは、世界中で人気の高いホラー映画を見ておきたいものです。
恐怖に耐える自信がないならホラーコメディもある
ホラー映画の楽しみといえば、第一に恐怖感でしょう。怖くないホラー映画はホラー映画ではないと主張する人もいます。問題はどの程度の怖さがあるかです。怖いもの見たさという言葉がありますが、実際に見て腰を抜かしてしまっては大変です。心臓の弱いユーザーはハードなホラーを避けるべきかもしれません。
そうはいっても、どの程度の恐怖を感じるかには個人差があります。それも、見てみないとわからない部分が大きいでしょう。そこで、ホラー映画をみたいけど健康に自信がない、恐怖に耐えられそうにないというときは、ホラーコメディがおすすめです。中にはどこがホラーだ!と突っ込みたくなるような作品まであります。奥が深いホラー映画を楽しんでください。
おすすめのホラー映画10選
日本映画に洋画、スリラー、サスペンス、コメディとさまざまなタイプがあるのがホラー映画です。その中から、おすすめの10選を紹介します。
「リング」は、日本のホラー映画界をリードする代表的といえる作品です。見たものは7日で死に追い込まれるという呪いがかかったビデオテープの存在と、それを見てしまった主人公たちが生きるために行動する姿を描いた作品です。本作に登場する元凶の貞子は、その後のさまざまなメディアで扮装や仮装のカタチで取り上げられるようになりました。その浸透ぶりは社会現象ともいえるものです。
松嶋菜々子や真田広之、中谷美紀に竹内結子といった月9ドラマが似合いそうなキャストがホラーに挑戦しており、ぜひ見ておきたい映画です。
「エクソシスト」は、ホラー映画の主要ジャンルであるオカルトスリラーの代表的作品です。子どもを救うために悪霊と戦う母親と神父の行動を通じて、リアルな恐怖感を提供する映画に仕上がっています。エクソシストを見たことがなくても、エクソシストの名は知っているといわれるほど有名な作品です。
本DVD商品は、未公開映像を収録しています。旧パッケージのアイテムから更にインパクトのあるデザインになっています。
「八つ墓村」は、当時としては高額の7億円と2年3ヶ月の時間をかけて製作された日本ホラー、サスペンス映画の大作です。新聞の尋ね人を見て法律事務所を訪問した辰弥。そこで待っていた祖父・丑松が突然、苦しみながら死んでしまいます。故郷の八つ墓村へ向かった辰弥を迎えたものとは……。
本作は人気探偵・金田一耕助が活躍する映画です。金田一を演じる渥美清の姿も必見。寅さんのイメージとは異なるキャラクターを見ることができる貴重な作品です。
「ゾンビ」は、生き返った死者が生きている人間を次々に襲うひたすら恐ろしいホラー映画です。ゾンビと呼ばれる死者の表情が恐怖感を増大させます。ゾンビに襲われた人がゾンビになる恐怖の拡大再生産というべき内容です。
ひたすらゾンビと戦う主人公たちの奮戦ぶりと疲労感に共感をおぼえます。1978年イタリア、1979年日本公開から長い年月が経過し、再び見ておきたいホラー映画としておすすめです。
「ビッグ・バグズ・パニック」は、とにかく巨大な昆虫が襲ってくるホラー映画です。昆虫嫌いなユーザーにはホラー以前の問題かもしれません。しかし、あまりに巨大なため、リアル感が薄れてほのぼのした雰囲気さえ感じさせます。
主人公クーパーたちと昆虫との熾烈な戦いを描いたホラーコメディです。本格的なホラーが苦手で昆虫を見ても大丈夫なユーザーにおすすめします。
「屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ」は、ドイツで1970年代に実際に起きた殺人鬼による事件をもとに制作されたホラー映画です。第二次世界大戦後のドイツで成長したフリッツ・ホンカは、男女の出会いの場となっているバーに通い、やがて連続殺人鬼となり4人の娼婦の命を奪います。
ホラー映画の中では、どこにでも起こりそうなテーマを描いた作品といえるでしょう。それだけにリアルな恐怖を感じます。
「シライサン」は、飯豊まりえの主演で描かれる日本のホラー映画です。それは鈴の音とともに現れ……。見た者は7日で死に追いやられるという有名な「リング」を想起させる、自分の名を知っている者を襲うという条件が設定されています。
見ることではなく知ることという著しく低いハードルで襲われる対象になってしまうのが、本作の恐ろしさを倍増させる点です。若手の人気女優・飯豊まりえの演技にも期待してください。
「13日の金曜日」は、ホラー映画の代名詞といっても過言ではない超有名作品です。本作の公開後、いろいろな意味で13日と金曜日の組み合わせを意識する人は少なくないようです。
本作はホラー映画の中でも残忍さが強烈な印象を残すスプラッター映画で、クリスタルレイクのキャンプ場を舞台に、過去に子どもが行方不明になったことに端を発する連続殺人の物語です。この子どもがジェイソンで、以降シリーズ化される作品のメインとなり、本作を見ていない層にもその名を知られるキャラクターとなります。
「プラン9・フロム・アウタースペース」は、「死霊の盆踊り」と並んでサイテー映画の称号を誇るホラーコメディの金字塔です。ハリウッドなど各地の上空に現れたUFOの編隊、迎撃するアメリカ軍。あまりにも安っぽいセットは突っ込む必要もありません。死者も生き返ります。さらには、素人っぽさを徹底したかのような演技力など、サイテー映画を追求した内容は一見の価値ありといえるでしょう。
ホラー映画では考えにくいSFファンタジー風味も楽しめる作品です。
「ハッピー・デス・デイ 2U」は、アメリカのホラーコメディ「ハッピー・デス・デイ」の続編にあたるホラーコメディです。映画やドラマの手法のひとつであるタイムループ型の作品で、18日の月曜日に殺されることを繰り返すツリーと、19日の火曜日に殺され続けるライアンが中心で話が進みます。
ホラー要素もコメディ要素もしっかりと作り込まれており、じっくり楽しめる作品です。
ホラー映画を楽しむ心の準備をしよう
ホラー映画を見る際は、心の準備が必要かもしれません。恐怖感を最優先にした作品は心臓への負担を考えておきたいです。推理要素が入ったサスペンスなら頭をスッキリさせて見たいでしょう。また、ホラーコメディはバカバカしさを承知のうえで見るべきケースもあります。どのタイプの作品を見るにしても、楽しむ気持ちが重要です。
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