BOSE「SoundSport Free wireless headphones」レビュー。使い方も解説
アメリカに本社を置く、音響機器メーカー・ブランドのBOSE(ボーズ)。
家庭用から業務用のオーディオ機器まで幅広く手がけており、ヘッドホン、イヤホン、スピーカー、ウェアラブルなど、BOSEが取り扱っている製品は多岐に渡ります。
BOSE独特のド迫力なサウンドと、抜群のスペックを備え、世界中の音楽好きに愛されているBOSE製品。
ここでは、普段iPhone用純正イヤホンを使用している私が、そんなBOSE初の完全ワイヤレスイヤホン「BOSE SoundSport Free wireless headphones」の使用感や性能を実機レビューしていきます。
また、使い方についても、画像や動画を用いて分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
BOSE SoundSport Free wireless headphonesとは
BOSE提供
「SoundSport Free wireless headphones」は、2017年11月にBOSEから発売された、BOSE初の完全ワイヤレスイヤホン(フルワイヤレスイヤホン)です。
色はブラック、ブライトオレンジ、ミッドナイトブルーの3色展開されています。
価格はAmazonにて20,100円から販売されています(編集部調べ)。
スペックについて
BOSE初の完全ワイヤレスイヤホンということで、発売から2年以上経っても人気のBOSE SoundSport Free wireless headphones。
そんなBOSE SoundSport Freeのスペックを、一覧表にまとめました。
機種名 | BOSE SoundSport Free wireless headphones |
---|---|
発売日 | 43040 |
価格 | 税込み26,100円(メーカー小売希望価格) |
カラー | 3色 (ブラック、 ミッドナイトブルー、 ブライトオレンジ) |
サイズ(本体) | 25mm x 32mm x 30mm |
重量(本体) | 18g / ペア |
サイズ(充電ケース) | 100mm x 38mm x 48mm |
重量(充電ケース) | 80g |
ノイズキャンセリング | × |
耐水性 | IPX4等級 |
バッテリー持続時間 | 最大5時間 (満充電時) |
充電ケース | ◯ |
ワイヤレス充電ケース (Qi規格) | × |
BOSE Connect | ◯ |
AIアシスタント | × |
評判について
それでは、実際にBOSE SoundSport freeを使用した人の評価はどうなのでしょうか?ここではネットのリアルな声をまとめてみました。
今まで、iPhone純正イヤホンを使用していたが、コードが邪魔になる
— ま◯の◯ん◯ (@ken184cm) June 24, 2018
そこでBluetoothイヤホンを購入する
『Bose』「sound sport free」wireless headphones
〝ネックバンド〟型を飛び越し、一気に〝完全ワイヤレス〟へ!
音は言うまでもなく、純正よりもイイ👍🏻#ボーズ #ワイヤレスヘッドホン pic.twitter.com/f9fYJdgIOi
昨日からBOSE sound sport freeを使い始めてみた。いろんな場面で付けてみた。一言で最高。密閉性で悩んでいたが、要らぬ心配だった。イヤホンをしていて外の音が聞こえるってのはこういうことかと納得がいった。出かけてるときはずっと付けていたいくらいには便利。ただ耳から出すぎだけど…。
— くろ@alive (@kr96ms) January 10, 2020
BOSE SOUND SPORTS FREE
— レスター®︎gunner+Stratcaster Lover (@hirohiro7654321) December 23, 2017
視聴出来ないので買ってみた。
マッチングは専用アプリで簡単です。
ただ、ゼンハイザーとかシュアーとかの
イヤホンの感動を期待してはいけません。あくまでボーズの音です。
JBLでもありませんボーズの音です。
ただ完全ワイヤレスは凄い、IQOSの本体と一緒持つとダメw pic.twitter.com/x7rHfTVf1M
Bose Sound Sport Freeの総評
— GUGUREKASU【UQ(悠久)/AQ(永久)】 (@GUGUREKASU_nfsw) December 7, 2019
3万クラスなら1番音質は良い
バッテリー持ちは普通
YouTubeアプリの音遅延だけが酷い(ブラウザで直は問題なし)それ以外は全く問題無し
自分でイコライザーは調整できない
(イヤホン側で自動調整なので逆にいじると変になる)
高評価
低評価
実際に使った人たちの声を見てみると、BOSE自慢のサウンドクオリティに関して絶賛する声が多かったです。また、見た目に関しては「おしゃれ」と言う人と「思ったより大きい」と思う人と、賛否両論あるようでした。
BOSE SoundSport freeの使い方
ここでは、実際にBOSE SoundSport Free wireless headphonesを使いながら、画像と動画を用いて使い方を解説していきます。また、使用感についても検証してみたいと思います。
準備①同梱品を確認する
まず、BOSEのパッケージを開封したら、同梱物がきちんと入っているかを確認しましょう。
開封してみると、まずはBOSEと書かれているポータブルケースのコンパクトさに驚かされました。上の写真はiPhone Xと比較したもの。
充電器も兼ねているこのケースは、ポケットサイズで持ち運びにも便利そうです。
パッケージには下記のものが同梱されています。
・SoundSport Free wireless headphones本体
・ポータブル充電ケース
・StayHear + Sportチップ(3個)
・USBケーブル
・説明書
なお、チップはLサイズ(黒)、Sサイズ(白)の他、イヤホン自体にMサイズ(グレー)が取り付けられています。
内容物に欠品や損傷が見られた場合は、BOSEのサポートセンターに問い合わせてみてください。
準備編②BOSE専用アプリをダウンロードする
まず、お使いのスマートフォンやタブレット、PCなどで、BOSE専用アプリ「BOSE Connectアプリ」をダウンロードしましょう。
BOSE専用アプリ「BOSE Connect」をダウンロードすることによって、
・ファームウェアのアップデート
・イヤホンの設定変更
・Bluetoothの接続管理
・紛失時の「Find My Buds」の利用
などの便利な機能を利用することができます。
準備編③充電ケースを充電する
BOSE SoundSport Free wireless headphonesのポータブルケースには、本体を充電する機能が搭載されています。
ポータブル充電ケースを充電する際は、USBケーブルを使用します。USB端子はポータブル充電ケースの上部にあります。
USBケーブルの小さい方のプラグを、ポータブル充電器のUSB端子に挿入します。
そして、もう片側のプラグを、USB対応のパソコンなどに差し込めば、BOSE SoundSport freeを充電することが可能です。
充電ケースが満タンになるまで、約2時間ほどかかります。また、1回の充電でBOSE SoundSport free本体を2回まで充電することができるため、外出先でも充電が切れる心配をする必要がありません。
電池を気にせず使用できるのは大変嬉しいですね。
準備編④本体を充電する
まず、充電ケースの下部にあるボタンを強く押します。ケースのボタンを押すと、現在の充電状態に応じて、インジケーターが点滅します。
BOSE SoundSport Freeの充電には、約2時間かかります。1度満タンにすると、最大約5時間使用することが可能です。
普段有線での充電に慣れている私ですが、ケースに入れるだけで充電ができるというのはとても楽でお手軽でした。また、充電コードやコードが差せる機器を持ち運ぶ必要や、断線などの心配がないのもありがたいです。
ケースでの充電に慣れてしまったら、あまりの便利さに、二度と従来の充電方法には戻れないと思う方も多いのではないでしょうか。
準備編⑤Bluetoothを接続する
スマートフォン、ウォークマン、パソコン、タブレットなど、接続したいデバイスのBluetoothをオンにして、BOSE SoundSport Freeの電源を入れます。
BOSE Connectアプリを起動し、画面に表示される手順に従って操作してください。
デバイスとのペアリングに成功すると、右イヤホンから「◯◯(デバイス名)に接続します」という音声が流れ、両方のイヤホンのBluetoothインジケーターが白く点灯します。
デバイス側からBluetooth接続を設定する場合は、Bluetoothの設定画面から、「BOSE Free SoundSport」を選んでください。接続方法が分からない場合は、お使いのデバイスの取扱説明書を読む必要があります。
Windowsに接続する場合は、デバイスのペアリングリストに、イヤホンのアイコンとデバイスのアイコンの2種類表示されてしまうことがあります。もし2種類表示されてしまった場合は、イヤホンのアイコンを選択してください。
また、Bluetoothの接続を解除する場合は、接続デバイスのBluetoothをオフにするか、BOSE Connectアプリを使って解除してください。
また、一度BOSE SoundSport freeにBluetoothを設定すれば、最大7台までのデバイスがペアリングリストに記録されます。
BOSE SoundSport freeを充電ケースから取り出した際に、最後にBOSE SoundSport freeに接続していたデバイスに接続されます(デバイスの電源とBluetoothがONになっていて、BOSE SoundSport freeから9m以内にある場合)。
また、ペアリングリストを初期化したい場合は、BOSE SoundSport FreeのBluetoothボタン(上の写真参照)を、約10秒長押してください。
するとペアリングリストが消去され、BOSE SoundSport Freeから「Bluetoothデバイスリストを消去しました」という音声が流れます。
デバイス側のBluetoothペアリングリストからも、「BOSE Free SoundSport」を削除してください。
各ボタンの名称
①Bluetoothボタン
②音量ボタン(-)
③音量ボタン(+)
④マルチファンクションボタン
使用編①電源を入れる
それでは実際にBOSE SoundSport freeを使用してみます。
まず、BOSE SoundSport Freeを充電ケースから取り出します。すると、電源がオンになります。
右のイヤホンからバッテリーのレベルを知らせる音声が流れ、両方のイヤホンのBluetoothインジケーターが上の通り青く点滅します。
ただし、ご安心ください。充電ケースからイヤホンを取り出しても、使用されない状態が続くと、自動的にスタンバイタイマーが作動します。また、音楽の再生を停止した後、20分間操作されない場合、イヤホンがスタンバイ状態になります。
充電ケースから取り出すだけで電源が入るのは、非常に楽で助かりますね。また、動作がない状態が続くと、自動的にモードが切り替わり、バッテリーの消耗を防いでくれるのもありがたいです。
また、BOSE SoundSport Free wireless headphonesのBluetoothの電源を再度入れる場合は、左イヤホンにあるBluetoothボタンか、右イヤホンにある音量ボタンかマルチファンクションボタンを押してください。
BOSE Connectアプリを使用すれば、スタンバイタイマーを無効にしたり、スタンバイ状態になるまでの時間を変更することができます。
使用編②音量を調整する
右イヤホンに付いている音量ボタンで、BOSE SoundSport freeの音量を上げたり下げたりすることができます。
使用編③再生・一時停止をする
右イヤホンにあるマルチファンクションボタンを押すと、曲の一時停止をしたり、再び再生をすることができます。
使用編④巻き戻し・早送りをする
曲を巻き戻したい場合は、右イヤホンにあるマルチファンクションボタンを3回押してください。曲を早送りする場合は、2回押してください。
使用編⑤通話する
BOSE SoundSport Freeで電話をする場合は、右イヤホンを装着してください。マイクの場所は、右イヤホンのマルチファンクションボタンと音量ボタンの下にあります。
また、マルチファンクションボタンや音量ボタンを使用して、以下の操作を行うことができます。
着信に応答する | マルチファンクションボタンを押す |
---|---|
通話を切る | マルチファンクションボタンを押す |
着信拒否をする | マルチファンクションボタンを 1秒以上長押しする |
通話先を保留にして割り込み着信に応答する | 通話中にマルチファンクションボタンを1回押す |
割り込み着信を拒否して現在の通話を継続する | 通話中にマルチファンクションボタンを 1秒以上長押しする |
2つの通話を切り替える | 両方の相手と通話する場合は、 マルチファンクションボタンを 2回押す |
カンファレンスコール | 両方の相手と通話する場合は、 マルチファンクションボタンを 1秒以上長押しする |
モバイル機器の音声コントロールを使用する | 通話していない時にマルチファンクションボタンを 1秒以上長押しする |
通話をミュートする/ミュートを解除する | 通話中に 音量ボタンの(+)と(-)を 同時に押す |
※音声コントロールの詳細は、使用デバイスの説明書をご覧ください。
基本的な使い方はこれで完了です。非常に多彩な機能が搭載されているにも関わらず、非常にシンプルな操作方法で、ワイヤレスイヤホンに不慣れな私でも、難なく使用することができました。
まとめ
BOSE初の完全ワイヤレスイヤホン「BOSE SoundSport Free wireless headphones」。
今回初めて使用してみて、「スポーツフリー」という名前の通り、ストレスフリーで快適に音楽を楽しむことができました。耳へのフィット感が心地よく、カナル式のイヤホンは苦手だという方でも、不快感なく着用することができそうです。
また、大変外れにくく設計されているため、心配していた紛失の心配もありません。
音質においても、普段聴いている曲が飛躍的にグレードアップし、BOSE特有のパワフルなサウンドで、まるで違った異空間にいるかのような世界観を体感することができました。
また、2019年には、BOSE SoundSport free wireless headphonesの新型モデルとなる、「BOSE Earbuds 500」や「BOSE Noise Cancelling Earbuds 700」の発売(2020年を予定)も発表されており、進化し続けるBOSEのワイヤレスイヤホンから、今後も目が離せなそうです。
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