【レビュー有り】付箋のおすすめ18選 仕事や勉強におしゃれで使いやすい商品を厳選
仕事や勉強には欠かせない「付箋」。細長い四角や正方形のオーソドックスなものをイメージする方も多いと思いますが、様々な種類の商品が発売されているのをご存知ですか?商品によって使う場面が想定されていて、「ビジネス用にはデスクに置きやすい土台付きのもの」、「持ち運びにはケースと一体になったもの」、のように用途に合わせて選ぶことができるんです。
この記事では、用途に合った付箋の選び方と、筆者が試しておすすめする商品をタイプ別に紹介します。記事を読めばあなたにぴったりの付箋がみつかるかも!
目次
付箋の選び方(1)タイプで選ぶ
付箋には大きく分けて4つのタイプがあります。それぞれの特徴をおさえて、自分の用途に合った付箋を見つけましょう!
ブロックタイプ
ブロックタイプは、正方形や長方形の形をした、オーソドックスな付箋。
シンプルな分仕事や勉強、インデックスや日常のちょっとしたメモまで何にでも対応できるのが特徴です。
また大容量のものが多いのも特徴。100均でもたくさんの色がセットで販売されていたりと、もっともコスパが高いと言えます。
ロールタイプ
ロールタイプは、セロテープのように、ロール状の付箋をディスペンサー(中身を適量取り出せる入れ物)に取り付けたもの。
好きな長さだけ引き出し、切って使います。長さを自由に調節できる上、裏面全体が糊付けされているので、ラベリングにぴったり!
瓶など筒状のものにもしっかり貼ることができるのが特徴です。
ポップアップタイプ
ポップアップタイプは、ブロックタイプをディスペンサーに収めたもの。
付箋がボックスティッシュのようにつづら折りにつながっているので、引っ張り出すだけで次の付箋が飛び出してくる仕様です。
さっと取り出せるので、デスク上のメモ用に最適。
ケースつきのものが多く、持ち運びしやすいのも特徴です。
ユニークタイプ
ユニークタイプは、デザインにこだわっているのが特徴。
イケメンや猫、キャラクターなど様々なものがモチーフにされており、見ているだけで楽しくなってきます。
クスッと笑えるものも多いため、伝言をメモして渡すなどコミュニケーション用にぴったりと言えるでしょう。
付箋の選び方(2)素材や大きさ、その他の機能もチェック!
付箋のタイプに加え、付箋の使い心地に直接影響するのが、素材や大きさ。
インクがすれて消えやかったり、すぐに剥がれてしまうとストレスになってしまいます。
ストレスフリーに使うために、チェックするポイントがこちらです
素材
付箋というと紙の製品を思い浮かべる方も多いと思いますが、フィルム素材などを利用した透明なものもあります。
フィルム付箋のいいところは2つ。一つは文字の上から貼り付けても下の文字が透けて見える点。蛍光マーカーを引く代わりに使うのに最適です。
付箋なら貼ったり剥がしたりできるので、本や資料をきれいに保管したい人におすすめです。
二つ目は紙のふせんと比べて折れにくい点。
インデックスとして使う際、紙の付箋だと資料からはみ出た部分がくしゃくしゃになってしまうことも多いですよね。
フィルム付箋にはインデックス専用の厚みのある製品もあり、ストレスフリーに使えますよ。
また紙の製品の中にも、普通の紙だけでなく、クラフト紙や和紙を使った商品や、環境に配慮した素材を使った商品もあります。
ホルムアルデヒドを使わない付箋などは、環境問題に関心がある方にもおすすめです。
大きさ
付箋を購入する上では、用途にあった大きさを意識することも重要になります。
メモ用に購入するのであれば大きめの付箋、インデックスなど目印に使うものは細長い付箋など、複数用意するのもおすすめ。
またロールタイプのように自分で切って大きさを調整できるものもあります。
自分がどんな場面で使いたいのか想定して購入するようにしましょう。
強粘着・全面粘着
伝言や大事なメモを残しておいたのに、剥がれて無くしてしまっては大変ですよね。
出来るだけ剥がれにくいものが欲しいという方には、強粘着の付箋がおすすめです。従来品の2倍の粘着力を謳うものなど、メーカーによって様々なものが出されています。
また、手帳やノートに挟むと折れてしまうのが木になるという方に試して欲しいのが、全面粘着の付箋。全面粘着では自分で剥がしたいときに剥がしにくい、粘着面がきになるという方にはノリ面が8割の付箋などもあります。自分で試してみて使いやすいものを探してみましょう。
静電気
付箋の中には、付箋と紙に起こる摩擦を利用してくっつけられるものもあります。
静電気を利用した付箋の利点は、ノリを使わないので貼る場所を選ばない点と、剥がした時も粘着材が残ってしまう心配がない点。
PCやガラスなど、張りづらいところにぴったりです。
その他の機能も
QRコードを読み取るとデバイス内の写真と紐づけられるものなど、メモ以外の機能がついた付箋もあります。
付箋全体をカメラで写すとデジタル化できるものなど、専用アプリと一緒に使うものも増えています。
また花やアロマの香り付きのものなどデザイン面に凝ったものも多いです。香り付きの付箋で伝言を渡せば、会話も弾むかもしれませんね。
香りやスマート機器との相性などプラスαの機能もチェックしてみましょう。
〈PICK UP!〉ブロックタイプのおすすめ商品
それではおすすめ商品を紹介します。その中から気になったものは実際に使ってみましたのでぜひ参考にしてください。
付箋を開発したアメリカの化学メーカー3Mの付箋。シンプルでカラー展開も豊富なので、様々な用途に使えます。
強粘着タイプで、粘着力は従来の付箋の2倍。デスクトップに貼って使いたい、剥がれづらい付箋が欲しい!という方におすすめです。
実際に使ってみると、接着面の割合が想像よりも多いという印象でした。
しっかり粘着力があり、一枚だけめくって引っ張ると持ち上げることができました。
シャーペン、ボールペン、油性マーカーで書き比べてみましたが、どれも滲んだりせず、サクサクとした書き心地。
紙質も荒すぎず滑らかすぎず、線が書きやすかったです。さすがは3Mですね!
ただ完全に私の使い方が悪いのですが長時間放置していたら粘着力が普通の付箋くらいになってしまったのでしっかり管理する必要があります…。
こちらはアイデアが光る付箋。はてなマークの上の部分に切り取り線がついており、切り取るだけでビックリマークに変わるという「意味が変わる付箋」です。
修正したい箇所に貼って修正し終わったら切り取ったり、学習に使いたいときは大事なところに貼っておき、試験前に確認したら切り取るなど様々な使い方ができます。
はてなマークの他にもlookや要確認、checkなどがあります。複数揃えて使い分けても楽しそう!
付箋の半分が粘着面なのでしっかりくっついてくれそう。
実際に使ってみると、切り取る際少しだけコツがいりますが切れ味が良く、くせになりそうです!
作業を楽しく効率化できていいですね!
フィルムの付箋なので、ボールペンは擦ると滲んでしまいました。インデックス、目印に使うのが最適。
Todo管理に最適な「サンスター文具 Todoふせん」。ふせんには珍しい素材にクラフト紙を使ったおしゃれな商品です。
ふせんというと蛍光色のものが多いですが、ナチュラルな雰囲気を崩したくないという方にぴったり。
またフィルム付箋などはボールペンで書くとインクが浮いてしまいますが、その心配もありません。
名前の通り、付箋ノートを作るために作られた付箋。A罫とB罫用があり、それぞれのルーズリーフの罫線に沿うよう普通のふせんよりも少し小さめに作られています。
普通に貼っていくだけで、綺麗なふせんノートが出来上がるという商品です。暗記科目の多い学生さんや資格勉強中の方など、ノートを綺麗に作りたい方におすすめです。ドットが印字されたタイプもあり、作図にも便利!
実際にA4ノートに貼ってみると、確かに綺麗に配置できます。
一つのパックに複数の形が入っているので、大きい正方形の付箋にはグラフや図を書き込んだり、細い付箋には重要単語や図の説明を書き込むなど使い分けできて便利。
ただ粘着面の割合が少なく、思った以上にペラペラするので折れるのが気になるという方は注意が必要。
ちょうど良い厚さでボールペンで書きやすいです。
のり面積が付箋の8割を占める「hachimaru」。こちらは付箋を使ったノート術について紹介している、付箋の専門家に取材した時に教えてもらった商品です。
ポイントは接着面が多いので剥がれにくいことと、ノートや手帳にはさんだ際にもめくれたりくしゃくしゃになりにくいこと!
また全面粘着の付箋よりも剥がしやすいので、痒い所に手が届く商品と言えますね。
付箋を使ったノート術については以下の記事をどうぞ
こちらはなんと、静電気でくっつく付箋!のりで貼り付けないので様々な素材に貼り付けることができますし、後から剥がしてものりが貼り付けた部分に残ってしまう心配もありません。またホワイトボード用マーカーを使えば、書いたり消したりできるという優れもの。遠目からでも見やすい大きい付箋が欲しいという方にもおすすめです。
貼り付ける面をあまり触るとくっつかなくなってしまうのでその点は注意が必要。
〈PICK UP!〉ロールタイプのおすすめ商品
- ヤマト
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メモックロールテープ NORK-25CH-6A
- 税込み350円(楽天市場)
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長さ調節可能で使いやすい
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セロハンテープのように使える付箋。用途に合わせて長さが変えられます。全面に海苔がついているので剥がれにくいのも嬉しい。
セロハンテープのように使える付箋、「メモックロールテープ」。ディスペンサーがしっかりしているので持ち運びに最適です。
実際に使ってみると、想像以上に切り取るのが気持ちいい!パリッとした感触がクセになります。
紙質については厚めでしっかりしており、表面がサラサラしていて油性のインクでも書きやすいです。
なにより、ディスペンサー付きなので台紙についているタイプの付箋に比べて圧倒的に劣化しづらいです。
粘着力は弱いので、全面で貼れるラベルのような使い方が最適。両端のギザギザがいい味を出してくれます。
ケースがペンサイズのロール型付箋。2015年日本文具大賞、グッドデザイン賞にも選ばれています。
ペンケースに入れて持ち運びやすく、ペンたてに入れて立てておく事もできる優れもの。持ち運びしやすい商品を探している方に特におすすめです!
使ってみた感想としては、まず切りやすい!1枚分引き出すと止まってくれるのでわかりやすく、パリッと切り取ることができました。
1枚分のラインにミシン目がついているのですが2枚分で切り取った場合には全く目立ちません。
粘着力も思っていたよりしっかりしています。こちらはフィルムタイプですが程よい光沢で、字が浮いてしまう事もありませんでした。
完全なペン型というわけではなく、1枚分出ている部分は透明な板にくっついている形なので、ゴミがついたり粘着力が弱まる事もなく綺麗に使い切れそう。
社会人はもちろん常にペンケースを持ち歩く学生さんにぴったりですね。
コンパクトサイズで持ち歩きしやすい「ヤマト テープノフセン」。2017年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」「2017年度 グッドデザイン特別賞[ものづくり]」を受賞した、シンプルなデザインがかわいいロール付箋。全面粘着なので仮の予定を書いて手帳に貼っておく、といった使い方もできます。キッチン周りのラベルにもおすすめ。
カラーは「ローズ」「レモン」「ライム」「オレンジ」の4色展開です。
〈PICK UP!〉ポップアップタイプのおすすめ商品
ポップアップタイプの中では定番の「ココフセンシリーズ」。一度は使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
私は高校生時代ココフセンの[STUDY グルグル]を使っていた記憶があります。
ココフセンの魅力は、付箋が入っているケースごと貼れる点。ノートや手帳などよく使う道具に貼って持ち歩ける便利な商品です。
編集部ではココフセンとクリエイターのmizutamaさんがコラボした商品を試しました。
パステルカラーのケースが大人可愛く、見るたびに癒されます!付箋自体も北欧風の模様で可愛く、フィルムタイプですがしっかりした素材で折れにくいです。
またフィルム付箋はインクを弾いてしまう事も多いですが、こちらの商品はマットな質感で鉛筆や油性ボールペンでも筆記することができます。
本に貼るとこんな感じです。
かわいい上に万能なココフセン、2020年5月にはSuikaのペンギンでおなじみのさかざきちはるさんともコラボしています。
そちらもかわいいので併せて要チェックです!
3Mから発売、丈夫で破れにくいのが特徴の「ポストイット ジョーブ インデックス」。付箋をインデックスに使うと飛び出た部分が切れたりボロボロになってしまいがちですがこちらはインデックス用に作られた商品なので安心して使えます。ケースに再生ペットを使用しており環境への配慮もバッチリ。
ビジネスの場で使いたい方には「ポストイット ポップアップノート」がおすすめです。シンプルなデザインでオフィスに馴染み、ディスペンサーがしっかりしているのでデスクに置いておくのにぴったりです。片手で取り出すことができるので電話しながらや思いついた時にさっとメモできるのが魅力。また従来の同社商品よりも粘着力が2倍になっており、仕事の大事な用件をメモするのにぴったりです。
- H・T
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極細ふせん 5色 300枚×5セット
- 税込み590円(Amazon)
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大容量で使いやすい極細付箋
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大容量セットになった細い付箋です。文字に馴染むほど細く下の文字が透けるのでラインマーカー使いにぴったり。
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ブラックフライデー先行セール開催中!Amazonで見る
大容量セットの細い付箋。残量を気にせず使えるのが嬉しい。台紙が紙なので使う分だけ切り離すことができ、収納・持ち運びにとても便利。
細く下の文字が透けるのでラインマーカーのように使いたい方におすすめです。
〈PICK UP!〉ユニークタイプのおすすめ商品
普段情報を整理する中で、ノートと一緒に参照したい資料をまとめておきたい、という場面があるかと思います。そんな時に活躍するのがこの商品。付箋にリングがついており、ノートと書類をつなげて持てるようにしてくれる便利な商品です。大事な資料には穴を開けたくない事も多いのでノートの一部のように保管できるのは嬉しいですね。また切り込み部分から繰り返し付け外し可能。ノート作りを楽しくしてくれます。
- クツワ
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ふでばこみたいなふせん 2種セット JB001-2SKU
- 税込み418円(楽天市場)
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大人心に刺さる、懐かしい筆箱の付箋
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筆箱をモチーフにした付箋二種類のセットです。一つ一つの筆箱の外側がカバーのようになっており、中の付箋紙は本物の筆箱の中のようになっています。
レトロでかわいい筆箱みたいな付箋です。筆箱のような見た目をした表紙に、筆箱の中の模様の付箋が挟まれています。
ポイントは表紙に挟まれているので中の付箋が汚れづらく、持ち運びに便利な点。ちょっと懐かしいデザインの付箋で会話も弾みそう。
ダンボールに入った猫の付箋。ちょこんと座る姿が可愛く、猫好きにはたまりませんね!ダンボール部分が組み立て式なのも楽しい。
小さいのでメモには向きませんがちょっとした目印や読書中のしおり代わりには使えそう。
また5個入りなのでお友達に配っても良さそうです。セットなので残数を気にせず使える点も◎
ポール&ジョーの猫のモチーフが可愛い付箋セット。表紙の猫の形をした窓が可愛いですね!
付箋は5種類で、四角い汎用性の高いものから猫の形をした可愛らしいものまで揃います。
表紙付きで持ち歩きに便利な上、高級感もあるので大人の女性におすすめ。
はーい!と手を挙げた動物のイラストが可愛い付箋紙。私も実際にこのシリーズの付箋を高校生の頃使ったことがあります。
素材は普通の紙なので少し折れやすい印象。インデックスよりも教科書やノート内のメモ書き、しおりがわりに使うのがベストです。
大容量なので残量を気にせず使える点は○。
まとめ
いかでしたでしょうか?付箋と一口にいっても定番から変わり種まで様々なものがあります。
筆者が一番お気に入りなのは「カンミ堂 ペントネ」です!いまいち付箋の持ち運び方法にしっくりきていなかったので革新的でした。
また大量の付箋を用意しての書き比べ、楽しいのでご自分で試してみてもいいかもしれません。
ぜひ今回の記事を参考にして、ご自分にぴったりの付箋を見つけてみてください!
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