防災グッズで本当に必要なものとは?おすすめグッズと注意点について

nagiy
公開: 2020-03-17

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

facebook xPost lineLINE copyCopy

私たちが日々過ごしている日本は、海外から見ても住みやすいよい国だといわれています。しかし残念なことに、地震や水害などの災害大国でもあります。

対岸の火事だと安心していたら、次は自身が住んでいる地域が災害にあってしまった…!なんて話もよく聞きますよね。

そこで大切になってくるのが、いつやってくるかわからない災害に対してきちんと備えておくこと。今回はそんな災害対策の一つ「本当に必要な防災グッズ」に関して紹介していきます。


防災グッズを選ぶ基準とは?

防災グッズセットと飲料水の写真

最初に目を通しておいてほしいのは、本当に必要となる防災グッズを選ぶ基準です。一言で防災グッズといっても、様々な種類があり、家族構成によっても必要なものは異なるもの。なのでまずは防災グッズの選び方について見ていきましょう。

家族構成・対応人数をチェック

上記でも軽く触れましたが、防災グッズを選ぶ基準の最初に確認すべき項目は家族構成と対応人数です。

必要なものがすべて入っている防災セットを購入したとしても、3人家族で1人分だけではあまり意味がありませんよね。したがって本当に必要になる防災グッズが何人分必要なのか?を最初に確認しておきましょう。

ちなみに防災グッズを揃える際に必要となるグッズは、最低でも3日分を揃えておく必要があるといわれています。ではそれぞれがどのくらい本当に必要になるのか、基本の1人分をチェックして家族の人数分で揃えていきましょう。

1人分、1日分の防災グッズで本当に必要なもの
・飲料水:3L
・食料:日持ちがするもの(乾パン・チョコレートなど)2~3食分
・簡易トイレ:約5回分
・体を温めるもの:防災シートなど1~2枚

まずは1人分を把握しておくことで、家族構成に合わせた柔軟な準備ができるようになりますよ。

防災グッズを入れるバッグの形状や重量も気にして

続いて大切になるのが、これら防災グッズを入れるバッグの形状や重量。特に家族全員の防災グッズを用意しようと考えるのならば、一つのバッグにすべてを入れることなんて無理ですよね。

なので持ち出しやすい形状のバッグ、そしてきちんと持ち上げられる重量になるよう注意して詰めることがポイントです。一般的に使われているのはリュックタイプのバッグですね。両手が自由になるので、いざという時でも便利なバッグといえるでしょう。

非常用と防災用の2種類がある

また一言で防災グッズといってきましたが、準備する際には2つに種類が分かれていることも確認しておきましょう。

災害がおきた際にとりあえず持ち出しておくべき「避難用」と、避難所、または自宅で生活するために必要となる「備蓄用」です。それぞれのグッズを用意する際には、まず非常用袋を優先して用意しておくことがポイントです。

避難用袋は、災害にあってしまった際に、被災者の命をつなぐために本当に必要なもの。いざという時がいつ来るかわからないので、しっかりと吟味したグッズを準備しておきましょう。

災害時に本当に必要なものとは?防災グッズリスト

続いては実際に災害時に本当に必要となる防災グッズとはどんなものがあるのか?といった点について見ていきます。下記のリストを確認して、足りないものは買い足すなどチェックリストとして使ってくださいね。

災害時に最低限必要な防災グッズリスト
・飲料水
・保存食
・ホイッスル
・懐中電灯
・ラジオ
・スマホ充電器
・簡易トイレ
・アルミブランケット(防寒グッズ)
・マスク
・ウェットティッシュ
・レインコートなど雨具
・タオル数枚
・ビニール袋・ポリ袋

上記の物の多くは100円ショップでも手に入ります。ただ、信頼性を考えるのなら普通に購入したほうが結局は安く上がった…、なんてこともありますよ。一つ一つ吟味する時間がない場合は、セットになっている防災グッズを購入する手もアリです!

おすすめ①(大人一人用)
  • Relieved Life
  • 防災セット

  • 税込み10,980円
  • 現役消防士協力の実用的な防災セット!

  • 充実した内容はもちろん、リュックは防水仕様となっているので少しの雨もへっちゃら。目立つリュックなので、避難時の視認性も抜群ですよ。

非常食糧からちょっとした枕まで、30点以上の防災グッズを完備。セットの中には現役消防士さんが協力している防災マニュアルもありますよ。届いた際には一度開封して、目を通しておくとよいですね。

おすすめ②(女性用)
  • 防災専門店MT-NET
  • 非常用持出セット 女性向き1人用セット

  • 税込み19,800円
  • 女性目線で準備された細やかな気配りが光る防災セット

  • 女性防災士さんが協力されている防災セットです。実際の被災中に女性が困りがちなアイテムを重点的にピックアップ。一つあると安心できる防災グッズセットです。

女性特有のお悩みや困りごとにも対応している防災セットですね。エチケット用品やナプキンも入っているので、いざという時にはこのリュック1つで避難が叶いますよ。リュック本体に雨除けカバーがついているので、中身が濡れる心配も少なくなっています。

おすすめ③(家族用)
  • 株式会社ペア―クレーン
  • ヘルメット付き防災セットDX

  • 税込み35,500円
  • 家族全員の防災セットを一度に購入!

  • お値段が高いように感じますが、こちらは家族4人分の防災グッズが入ったセット。それぞれのリュックに必需品が入っていますが、重量は3kg程度なので運びやすいです。

細かく考えている時間がない、なんてご家族におすすめになる防災グッズセットです。リュックの色がそれぞれ違うので、色別で判別すれば別途個人的に必要なものを入れるにも問題ないでしょう。より安心できるヘルメット付きです。

【避難用】防災グッズで本当に必要なもの

ここからは避難する際、防災グッズで本当に必要なものとは?それぞれ個別で紹介していきます。それがなぜいるのか、用意しておく理由についても把握しておきましょう。

おすすめ④
  • ナビス
  • グリーンケミー7年保存水 500mL 24本入

  • 税込み3,762円
  • 賞味期限は7年!安心の長期保存を実現

  • 99.9%の不純物を取り除いた純粋です。だからこそ長期保存が可能となっています。日本人になじみのある軟水なので、赤ちゃんのミルク作りにも最適です。

防災グッズで本当に必要なものとしてまず挙げたいのは、水。特に被災した場合はガスや電気はもちろん、飲み水にすら困ってしまうこともあるので、必ず飲料水の準備をして、防災グッズセットに入れておきましょう。

おすすめ⑤
  • 三立製菓
  • カンパン 200g×10個

  • 税込み1,620円
  • 保存食といればこれ!懐かしのカンパンをストック

  • 電気やガスが使えないときでも手軽に食べられる、カンパンは非常に優秀な非常食といえますね。どこか懐かしい味わいで、心が落ち着くかもしれません。

飲料水の確保ができたら、次いで本当に必要になるものが食糧ですよね。カンパンは保存性が高いだけでなく、重量も軽いので携行食にピッタリの防災グッズです。消化、吸収もよいのですぐにエネルギーに変わってくれますよ。

おすすめ⑥
  • Emmabin
  • 非常用照明器具

  • 税込み3,499円
  • ラジオとライトを合体させた便利なアイテム

  • 被災した際に必要な情報と、足元を照らすライトが一つになりました。ソーラーパネルによる充電と手巻き充電式の2つの方法があるので、安心して使い続けられます。

ポップなカラーで防災用とは思えないかわいい非常用照明器具です。ライトはもちろん、情報を得るためのラジオもついているので、一つ用意しておくと非常に心強い防災グッズだといえるでしょう。またモバイルバッテリー機能もあるので、緊急時のスマホ充電にも便利。

おすすめ⑦
  • LOGOS
  • ストロングレスキューシート

  • 税込み1,980円
  • リバーシブルタイプなので1枚で2種類の使い方が

  • 体を冷えや暑さから守るレスキューシートです。従来のシートよりも厚手となっているので、使いやすく丈夫なところが安心できますよ。

アルミ蒸着シートに不織布を合わせたレスキューシートです。約220×140cmと大きめなので、背の高い男性でも使いやすいでしょう。畳むことでコンパクトになるので、防災カバンの中に1枚は入れておきましょう。

おすすめ⑧
  • BOS
  • 非常用トイレセット

  • 税込み1,944円
  • 驚きの防臭力でトイレのストレスを軽減

  • 水が流れなくなったトイレや、バケツにセットして使える簡易トイレセットです。使いやすく優秀な防臭力で、いざという時の強い味方になってくれる防災グッズです。

被災時の問題には食べ物や眠る場所の問題がありますが、地味に困るのがおトイレの問題です。きれいなトイレに慣れている私たちからすれば、臭いが残ってしまうような状態は大きなストレスに。だからこそ生み出された便利な防災グッズは、本当に必要なものと言えるでしょう。

おすすめ⑨
  • 冒険倶楽部
  • 危険防止ホイッスル

  • 税込み440円
  • 軽く吹くだけで高く大きな音を実現

  • コンパクトでスタイリッシュながら、実際の用途にも非常に優れた危険防止ホイッスル。避難袋に入れておくのもよいですが、普段から持ち歩くにもおすすめです。

防災グッズは基本的に、被災はしたけれど自力で逃げられる状態を想定しています。しかし、場合によっては自力で動けなくなることもありますよね。そんな時に人に見つけてもらうためのアイテムがホイッスル。軽く息を吹き込むだけで使えるものを準備しておきましょう。

【備蓄用】防災グッズで本当に必要なもの

上記までは避難をする際に必要なグッズを紹介してきました。では自宅待機の場合には、何を備蓄しておくべきなのか?といった点をここから見ていきましょう。

おすすめ⑩
  • ソーケンビバレッジ
  • 備蓄水 2L×6本

  • 税込み1,533円
  • 備蓄用のお水も長期保存を前提に用意

  • やはり一番に必要になるのはお水ですよね。こちらは5年間保存できるお水となっているので、家族の人数に合わせて購入しておきましょう。

長期保存ができるのに安価なお水として人気がある備蓄水です。お水は食事や飲料水としてはもちろんのこと、ちょっとした場面で使う機会が多いものなので、忘れずにしっかりと備蓄したい防災グッズです。

おすすめ⑪
  • 尾西食品
  • アルファ米12種類全部セット

  • 税込み3,857円
  • お湯を入れるだけでバリエーション豊富なご飯が

  • お湯を入れて待つだけで食べることができる、アルファ米と呼ばれる保存食です。基本の白飯からドライカレーまで、被災中でも飽きることなく食事ができますよ。

便利な保存食として有名なアルファ米も必要な防災グッズです。お湯で戻すことができると紹介しましたが、実はお水での調理も可能。お湯の場合は15分程度、お水の場合は1時間程度と覚えておきましょう。

おすすめ⑫
  • ボローニャ
  • 缶deボローニャ6缶セット

  • 税込み2,480円
  • 被災中でも美味しいパンを食べることで心に余裕を

  • 厳選された素材で作られた、シンプルだからこそ美味しいデニッシュパンです。缶詰になっていますが、プルトップ方式なので缶切り不要な点もうれしいですね。

中身がデニッシュパンなので、缶詰タイプでも軽くて扱いやすい点も特徴です。プレーン味からチョコレート味まで、不安なときにこそ甘いものをいただいて落ち着きましょう。

おすすめ⑬
  • 江崎グリコ
  • ビスコ保存缶 30枚×2缶

  • 税込み2,280円
  • 缶詰タイプは5年の長期保存を可能に

  • おやつとしても有名なので、多くの方が一度は食べたことがあるのではないでしょうか?備蓄食料にする際は、一般的な紙箱ではなく缶詰タイプを選びましょう。

昨今の保存食は美味しいものが多いですが、やはり慣れ親しんだ味がよい…。と考えるのならピッタリの保存食品ではないでしょうか?クリームが挟んであるのに5年間保存可能な点にびっくりですね。

おすすめ⑭
  • イワタニ
  • カセットフー 達人スリム

  • 税込み3,600円
  • スリムなタイプで保存場所にも困らない!

  • カセットコンロといえばイワタニ。なんて声も聞こえるほど有名なアイテムですね。安定した火力と扱いやすさから、防災グッズ用にも最適です。

お湯を沸かす、簡易的に調理をするなど、様々な点で便利に使るのがカセットコンロ。被災した場合はガスも電気も使えないことが多いので、一つは用意しておくと便利に使えるでしょう。併せてガスボンベの準備を忘れないでくださいね。

おすすめ⑮
  • コクヨ
  • 長尺トイレットペーパー 205m巻き 10個入り

  • 税込み3,080円
  • 不足しがちなトイレットペーパーの備蓄を

  • 一般的なトイレットペーパーの3倍の長さがあるので、個体数を抑えめにしながらも十便な備蓄ができます。置く場所に困るなら普段使いをしながら備蓄するのもおすすめです。

備蓄品になぜトイレットペーパーが?と思われそうですが、実は大規模な震災があった後は全国的にトイレットペーパーが不足しがちになるのだとか。またトイレットペーパーはトイレ以外でもさまざまな使い道があるので、できれば備蓄品のリストに入れておきましょう。

家族構成によって揃えたい防災グッズ

最後は家族構成によって変わってくる、追加しておきたいアイテムを見ていきましょう。後から「あれがない、これがない」なんて言わないで済むよう、チェックしてくださいね。

おすすめ⑯(赤ちゃんに)
  • 明治ほほえみ
  • らくらくキューブ

  • 税込み1,669円
  • キューブ状のミルクで持ち運びも楽ちん

  • どこでも簡単にミルクが作れるキューブ型の粉ミルクです。キューブ状になっていることから、計量する手間も必要ないので赤ちゃんを待たせずにすみますね。

作り方が簡単になっているからこそ、誰でもミルクを作りやすいというメリットがあります。また保存期間も長くなっているので、赤ちゃんがいるご家庭は一つは防災グッズのセットの中に入れておきましょう。

おすすめ⑰(女性向け)
  • シーブリーズ
  • ボディシート無香料

  • 税込み870円
  • 女性特有のお悩みに対応するアイテムも

  • 災した場合でもやはり衛生面は大切なこと。軽くふき取るだけですっきりできるので、手軽な衛生アイテムとしても便利。無香料なので避難所でも使いやすいですよ。

衛生面はもちろん、女性の場合は不安定な精神から生理周期が外れて始まってしまう…なんて場面もあるでしょう。なので必需品の用意はもちろん、女性目線でも防災グッズの選定をしていきましょう。

おすすめ⑱(ご高齢の方に)
  • キューピー
  • まごころ一善 4種×2袋

  • 税込み1,093円
  • 家族に高齢者がいる場合は保存食にも注意を

  • 非常食、保存食を準備する際には、こちらのレトルトのおかゆのようなものも便利。温めて食べることはもちろん、冷たいままでも美味しくいただけますよ。

固い保存食ばかりを用意すると、いざ被災した際に高齢者の食べるものがない。なんて事態も考えられます。家族構成をしっかりと確認し、高齢者でも食べやすい保存食の用意も考えてくださいね。

おすすめ⑲(ペット用)
  • ヒルズのサイエンス・ダイエット
  • ドッグフード370g×12缶

  • 税込み2,538円
  • 家族の一員、ペットの保存食も考えて

  • 缶詰タイプのウェットフードは、保存も味も優秀でペットもよく食べてくれることでしょう。こちらは高カロリーなアイテムとなっているので、被災した際にもおすすめです。

ペットフードの場合、ウェットフードよりもカリカリの方がよいのでは?と思いがちですが、保存食としてはやはり缶詰タイプのウェットフードが最適です。ペットの食べる量にあわせて、1食で食べきれる缶詰を選んでおくと便利ですよ。

備蓄食料は賞味期限にも気を付けて

お皿に乗ったカンパンの写真

最後に防災グッズを準備する際に気を付けるべき点に、準備できたらそれでOKと安心してしまわないこと。実際にたくさんの防災グッズを吟味、購入していくのはなかなか大変なので、準備が終わったら気が抜けてしまうのもよくわかります。

またできるだけ保存期間が長いものを選んでしまうので、ついつい忘れてしまっていたなんてこともありますね。しかし、備蓄食料は賞味期限に気を付けておかないと、いざという時にせっかく準備しておいたのに食べられない…!なんて事態に陥ることも

なので準備ができた後も、定期的に備蓄食料の賞味期限を確認しておく癖をつけておきましょう。賞味期限が近くなっていたら入れ替え、その際には備蓄食料の味見をしてみるのもおすすめです。

どんなものなのか、どんな味なのか知っておくことでも、いざという時の心構えになったりしますよ。

まとめ

今回は災害大国日本において、とても大切な防災グッズに関して紹介してきました。実際にどんなものを用意するのか?と考えると大切なものでありながらあまりピンとこなかったりしますよね。

だからこそ、きちんと防災グッズのリストを確認して、漏れがないように準備しておきましょう。事前のちょっとした準備で生き延びる確率は大きく変わります。大切な人を守るため、そして自分の命を守るためにもできるうちに備えをしておいてくださいね。

※価格はいずれもAmazonの2020年2月時点のものです。


  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    XでMoovooをフォロー!