防災グッズで本当に必要なものとは?おすすめグッズと注意点について
私たちが日々過ごしている日本は、海外から見ても住みやすいよい国だといわれています。しかし残念なことに、地震や水害などの災害大国でもあります。
対岸の火事だと安心していたら、次は自身が住んでいる地域が災害にあってしまった…!なんて話もよく聞きますよね。
そこで大切になってくるのが、いつやってくるかわからない災害に対してきちんと備えておくこと。今回はそんな災害対策の一つ「本当に必要な防災グッズ」に関して紹介していきます。
目次
防災グッズを選ぶ基準とは?
最初に目を通しておいてほしいのは、本当に必要となる防災グッズを選ぶ基準です。一言で防災グッズといっても、様々な種類があり、家族構成によっても必要なものは異なるもの。なのでまずは防災グッズの選び方について見ていきましょう。
家族構成・対応人数をチェック
上記でも軽く触れましたが、防災グッズを選ぶ基準の最初に確認すべき項目は家族構成と対応人数です。
必要なものがすべて入っている防災セットを購入したとしても、3人家族で1人分だけではあまり意味がありませんよね。したがって本当に必要になる防災グッズが何人分必要なのか?を最初に確認しておきましょう。
ちなみに防災グッズを揃える際に必要となるグッズは、最低でも3日分を揃えておく必要があるといわれています。ではそれぞれがどのくらい本当に必要になるのか、基本の1人分をチェックして家族の人数分で揃えていきましょう。
まずは1人分を把握しておくことで、家族構成に合わせた柔軟な準備ができるようになりますよ。
防災グッズを入れるバッグの形状や重量も気にして
続いて大切になるのが、これら防災グッズを入れるバッグの形状や重量。特に家族全員の防災グッズを用意しようと考えるのならば、一つのバッグにすべてを入れることなんて無理ですよね。
なので持ち出しやすい形状のバッグ、そしてきちんと持ち上げられる重量になるよう注意して詰めることがポイントです。一般的に使われているのはリュックタイプのバッグですね。両手が自由になるので、いざという時でも便利なバッグといえるでしょう。
非常用と防災用の2種類がある
また一言で防災グッズといってきましたが、準備する際には2つに種類が分かれていることも確認しておきましょう。
災害がおきた際にとりあえず持ち出しておくべき「避難用」と、避難所、または自宅で生活するために必要となる「備蓄用」です。それぞれのグッズを用意する際には、まず非常用袋を優先して用意しておくことがポイントです。
避難用袋は、災害にあってしまった際に、被災者の命をつなぐために本当に必要なもの。いざという時がいつ来るかわからないので、しっかりと吟味したグッズを準備しておきましょう。
災害時に本当に必要なものとは?防災グッズリスト
続いては実際に災害時に本当に必要となる防災グッズとはどんなものがあるのか?といった点について見ていきます。下記のリストを確認して、足りないものは買い足すなどチェックリストとして使ってくださいね。
上記の物の多くは100円ショップでも手に入ります。ただ、信頼性を考えるのなら普通に購入したほうが結局は安く上がった…、なんてこともありますよ。一つ一つ吟味する時間がない場合は、セットになっている防災グッズを購入する手もアリです!
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現役消防士協力の実用的な防災セット!
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充実した内容はもちろん、リュックは防水仕様となっているので少しの雨もへっちゃら。目立つリュックなので、避難時の視認性も抜群ですよ。
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非常食糧からちょっとした枕まで、30点以上の防災グッズを完備。セットの中には現役消防士さんが協力している防災マニュアルもありますよ。届いた際には一度開封して、目を通しておくとよいですね。
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非常用持出セット 女性向き1人用セット
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女性目線で準備された細やかな気配りが光る防災セット
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女性防災士さんが協力されている防災セットです。実際の被災中に女性が困りがちなアイテムを重点的にピックアップ。一つあると安心できる防災グッズセットです。
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女性特有のお悩みや困りごとにも対応している防災セットですね。エチケット用品やナプキンも入っているので、いざという時にはこのリュック1つで避難が叶いますよ。リュック本体に雨除けカバーがついているので、中身が濡れる心配も少なくなっています。
細かく考えている時間がない、なんてご家族におすすめになる防災グッズセットです。リュックの色がそれぞれ違うので、色別で判別すれば別途個人的に必要なものを入れるにも問題ないでしょう。より安心できるヘルメット付きです。
【避難用】防災グッズで本当に必要なもの
ここからは避難する際、防災グッズで本当に必要なものとは?それぞれ個別で紹介していきます。それがなぜいるのか、用意しておく理由についても把握しておきましょう。
防災グッズで本当に必要なものとしてまず挙げたいのは、水。特に被災した場合はガスや電気はもちろん、飲み水にすら困ってしまうこともあるので、必ず飲料水の準備をして、防災グッズセットに入れておきましょう。
飲料水の確保ができたら、次いで本当に必要になるものが食糧ですよね。カンパンは保存性が高いだけでなく、重量も軽いので携行食にピッタリの防災グッズです。消化、吸収もよいのですぐにエネルギーに変わってくれますよ。
ポップなカラーで防災用とは思えないかわいい非常用照明器具です。ライトはもちろん、情報を得るためのラジオもついているので、一つ用意しておくと非常に心強い防災グッズだといえるでしょう。またモバイルバッテリー機能もあるので、緊急時のスマホ充電にも便利。
アルミ蒸着シートに不織布を合わせたレスキューシートです。約220×140cmと大きめなので、背の高い男性でも使いやすいでしょう。畳むことでコンパクトになるので、防災カバンの中に1枚は入れておきましょう。
被災時の問題には食べ物や眠る場所の問題がありますが、地味に困るのがおトイレの問題です。きれいなトイレに慣れている私たちからすれば、臭いが残ってしまうような状態は大きなストレスに。だからこそ生み出された便利な防災グッズは、本当に必要なものと言えるでしょう。
防災グッズは基本的に、被災はしたけれど自力で逃げられる状態を想定しています。しかし、場合によっては自力で動けなくなることもありますよね。そんな時に人に見つけてもらうためのアイテムがホイッスル。軽く息を吹き込むだけで使えるものを準備しておきましょう。
【備蓄用】防災グッズで本当に必要なもの
上記までは避難をする際に必要なグッズを紹介してきました。では自宅待機の場合には、何を備蓄しておくべきなのか?といった点をここから見ていきましょう。
長期保存ができるのに安価なお水として人気がある備蓄水です。お水は食事や飲料水としてはもちろんのこと、ちょっとした場面で使う機会が多いものなので、忘れずにしっかりと備蓄したい防災グッズです。
便利な保存食として有名なアルファ米も必要な防災グッズです。お湯で戻すことができると紹介しましたが、実はお水での調理も可能。お湯の場合は15分程度、お水の場合は1時間程度と覚えておきましょう。
中身がデニッシュパンなので、缶詰タイプでも軽くて扱いやすい点も特徴です。プレーン味からチョコレート味まで、不安なときにこそ甘いものをいただいて落ち着きましょう。
昨今の保存食は美味しいものが多いですが、やはり慣れ親しんだ味がよい…。と考えるのならピッタリの保存食品ではないでしょうか?クリームが挟んであるのに5年間保存可能な点にびっくりですね。
お湯を沸かす、簡易的に調理をするなど、様々な点で便利に使るのがカセットコンロ。被災した場合はガスも電気も使えないことが多いので、一つは用意しておくと便利に使えるでしょう。併せてガスボンベの準備を忘れないでくださいね。
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長尺トイレットペーパー 205m巻き 10個入り
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不足しがちなトイレットペーパーの備蓄を
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一般的なトイレットペーパーの3倍の長さがあるので、個体数を抑えめにしながらも十便な備蓄ができます。置く場所に困るなら普段使いをしながら備蓄するのもおすすめです。
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備蓄品になぜトイレットペーパーが?と思われそうですが、実は大規模な震災があった後は全国的にトイレットペーパーが不足しがちになるのだとか。またトイレットペーパーはトイレ以外でもさまざまな使い道があるので、できれば備蓄品のリストに入れておきましょう。
家族構成によって揃えたい防災グッズ
最後は家族構成によって変わってくる、追加しておきたいアイテムを見ていきましょう。後から「あれがない、これがない」なんて言わないで済むよう、チェックしてくださいね。
作り方が簡単になっているからこそ、誰でもミルクを作りやすいというメリットがあります。また保存期間も長くなっているので、赤ちゃんがいるご家庭は一つは防災グッズのセットの中に入れておきましょう。
衛生面はもちろん、女性の場合は不安定な精神から生理周期が外れて始まってしまう…なんて場面もあるでしょう。なので必需品の用意はもちろん、女性目線でも防災グッズの選定をしていきましょう。
固い保存食ばかりを用意すると、いざ被災した際に高齢者の食べるものがない。なんて事態も考えられます。家族構成をしっかりと確認し、高齢者でも食べやすい保存食の用意も考えてくださいね。
ペットフードの場合、ウェットフードよりもカリカリの方がよいのでは?と思いがちですが、保存食としてはやはり缶詰タイプのウェットフードが最適です。ペットの食べる量にあわせて、1食で食べきれる缶詰を選んでおくと便利ですよ。
備蓄食料は賞味期限にも気を付けて
最後に防災グッズを準備する際に気を付けるべき点に、準備できたらそれでOKと安心してしまわないこと。実際にたくさんの防災グッズを吟味、購入していくのはなかなか大変なので、準備が終わったら気が抜けてしまうのもよくわかります。
またできるだけ保存期間が長いものを選んでしまうので、ついつい忘れてしまっていたなんてこともありますね。しかし、備蓄食料は賞味期限に気を付けておかないと、いざという時にせっかく準備しておいたのに食べられない…!なんて事態に陥ることも。
なので準備ができた後も、定期的に備蓄食料の賞味期限を確認しておく癖をつけておきましょう。賞味期限が近くなっていたら入れ替え、その際には備蓄食料の味見をしてみるのもおすすめです。
どんなものなのか、どんな味なのか知っておくことでも、いざという時の心構えになったりしますよ。
まとめ
今回は災害大国日本において、とても大切な防災グッズに関して紹介してきました。実際にどんなものを用意するのか?と考えると大切なものでありながらあまりピンとこなかったりしますよね。
だからこそ、きちんと防災グッズのリストを確認して、漏れがないように準備しておきましょう。事前のちょっとした準備で生き延びる確率は大きく変わります。大切な人を守るため、そして自分の命を守るためにもできるうちに備えをしておいてくださいね。
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