ヨギボーの人をダメにするソファ、全10種類に座ってみた!青山店で体験取材
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。
「人をダメにするソファ」という印象的なフレーズ、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか? あまりの心地よさに動きたくなくなってしまうビーズソファのことです。
そんなビーズソファブームの火付け役となったメーカーが、今回取材にうかがったYogibo(ヨギボー)です。
日本上陸5周年を迎えたアメリカ発のブランドで、日本国内で約70の店舗を展開しています。
取材したのはこちら
取材したのは東京・渋谷区のYogibo Store(ヨギボーストア)青山店です。人通りの絶えない青山通り沿いにあります。
Yogiboのブランド戦略Gr広報チーム、神吉佑貴さん(写真右)と末吉裕子さん(左)にお話をうかがいました!
まずはヨギボーの全10種類のソファに、筆者が一気に座っていく動画をまとめました。
記事では一種類ずつ詳しく解説!筆者の率直な感想も紹介していきます。
ヨギボーマックスに座ってみた
それでは実際にヨギボーソファに座っていきましょう!
1番人気のソファ、Yogibo Max(ヨギボーマックス)です。
ヨギボーのイメージカラーであるライムグリーンのタイプで、なんと4種類もあるという座り方を体験してみました。
使い方①:立てて座る「チェア」
まずは、1つ目の座り方「チェア」です。
ヨギボーは絶妙なカバーの張りで、立たせるとそのまま自立します。立たせたヨギボーマックスの真ん中あたりに腰かけると、一人がけのチェアに!
腰の横あたりでヨギボーマックスをつかんで、自分の方に引きつけながら腰を落としていくと、うまく座れました。
初めて座ってみた感想は、気持ちいい!
腰回りを包み込んでくれるようなフィット感です。高さのあるソファなので倒れてしまうのではないかと思っていましたが、体重をかけても安定感が。深く腰かけてリラックスできました。
長さ約170cm、幅約65cmあるヨギボーマックス。
部屋で場所を取ってしまう……と考えるかもしれませんが、使わない時は立てて収納できます。
重さは約8キロで、女性の私でも動かすのが苦にならない重さでした。
②深く寄りかかる「リクライナー」
2つ目の座り方は「リクライナー」。
先ほどの「チェア」よりも、さらに深く腰かけて上半身をリラックス。するとお尻部分により安定感が出て、背もたれに自然と寄りかかる形に。チェアよりも、座るのに少しコツが要ると感じました。
③全身を預ける「ベッド」
「リクライナー」からさらに体を倒すと、3つ目の使い方「ベッド」になります。
<神吉さん>「マックスにかかとを引っ掛けて全身を伸びあがらせ、マックスをフルフラットな状態にしてください。寝返りを邪魔しない適度なフィット感で横になれると思います」
クッションが全身にフィットしてくれるので、思わず寝てしまいそうでした。仮眠や、寝ながらの読書やネットサーフィンにピッタリです。
ただ、手をついて起き上がろうしたとき、おや?
手がマックスに沈んでうまくいきません。
ど、どうすれば?
<神吉さん>「降りるときは、横にゴロゴロと転がって降りるといいですよ」
本当だ!転がれば力む必要がなく、楽に脱出できます。筆者も無事、ダメにならずに取材を続けられました。
④ソファのように使う「カウチ」
そして第4の使い方、横倒しにして座る「カウチ」です。
大人なら2~3人、子供なら4人ほどが並んで座れます。体を横たえることもできます。
さらにYogiboの社員の方々でさえ、お客さんが編み出した「新しい使い方」を教えてもらうことがあるそう!
その1つが神吉さんが「ハンモック」と呼ぶ使い方です。
ヨギボーマックスを横倒しにして、中央が凹むように形を整えます。その状態で寝転ぶと頭と足が上がり、ハンモックで寝ているような格好に。
寝転んでリラックスすることも、膝の上にパソコンを置いて作業もできる、マルチな使い方です。
ヨギボーソファ、何が違う?
ヨギボーソファの中身も見せてもらいました。
アウターカバーとインナーカバーは別になっています。インナーカバーの中には発泡スチロール製のビーズが詰まっています。
私はこのビーズがクセになる心地よさの秘密では?と考えていましたが、実はビーズで他社と差別化を図っているのではないそう。
では、何が違うのでしょうか?
<神吉さん>「気持ち良さの秘密は、実はカバーにあります。柔らかすぎると体が沈みすぎて負担がかかってしまいますし、逆に固すぎるとリラックスできません。開発を重ねて、『柔らかすぎず、張りがある』ちょうどいい座り心地を実現しています」
たしかに座った時に包み込んでフィットしてくる感触は、低反発クッションとはまた違う独特の感覚です。
<神吉さん>「ヨギボーのカバーは全方向に伸びて、耐久性にも優れています。アメリカ発祥だから、大柄な方や靴を履いたまま使っても破れない丈夫さが必要なんです」
カバーはコットン素材のものと、撥水加工されたZoolaシリーズがあります。
コットン素材が17色、Zoolaシリーズが8色あり、部屋の雰囲気にあったものが見つけられます。
クッションの寿命は?
ヨギボーソファを長く使う方法も聞きました。
<神吉さん>「カバーがへたってきたら、まずは洗濯をしてみてください。縮んで、再度『張り』が戻ります。中のビーズが潰れてへたりが出てきた場合は、別売りの補充ビーズを入れてください。さらにカバーのみを新品にすることで、ほぼ新品同様の座り心地に戻ります」
アウターカバーを洗濯する際の手順や注意点も教えていただきました。
①本体からカバーを剥がします。
②カバーを裏返して、洗濯ネットに入れ洗濯します。
③乾燥機にかけてOK。日干しするなら、水の重さでカバーが伸びるのを防ぐため、平置きして乾かすのがおすすめです。
心地よさが人気のヨギボーソファですが、なんと体幹トレーニングに使うこともできるようです。メーカー公式の動画もyoutubeで配信されています。
全10種のソファに座りました!
ソファはYogibo Maxを含めて全部で10種類。それぞれ個性があります。まずは大きなコレ!
ヨギボー最大サイズの長さ170cm、幅120cmのヨギボーダブルです。中身はヨギボーマックスのインナービーズが2つ入っている形なので、カバーを買えば二つのヨギボーマックスとして分けて使うこともできます。
初めて見たときのインパクトは大。ゲーム好きの筆者には「カビゴン」が寝っ転がっているように見えました。
寝転がって両手両足を広げても十分な大きさで、ダブルベッドのように2人で寝転がることもできます。
立てて壁に寄せれば、背もたれのあるソファとして使うことも可能。十分な量のビーズがあるので、複数人で使ってもそれぞれの体にフィットします。1人で使うと完全に包み込まれました。そのまま座り続けていたかったです。
<神吉さん>「マックスと比べるとスリムなソファです。体が収まるからこの大きさで十分、という女性も多いです」
小さくても座り心地は、背もたれでしっかり支えられている印象でした。人をダメにするソファの醍醐味である沈み込む心地よさも十分味わえます。
<神吉さん>「ミディは、ヨギボーショートより幅が5cm長くなっています。たった5cm違うだけで座った印象が変わります」
たしかにショートとは座り心地が違い、ミディの方が一層沈み込む印象でした。
幅がある分、横に広がって腰回りをクッションが包み込んでくれます。ヨギボーマックスの座り心地に近いのは、ミディかなと筆者は感じました。こちらもスリムなのでひとり暮らしの部屋にもちょうどいいサイズです。
<末吉さん>「丸い見た目が可愛い! 部屋にも馴染みやすくインテリアとしても評価の高い商品です」
ヨギボーポッドは取っ手付きのしずく型。持ち上げて移動でき、丸い形なのでどの方向からでも座れます。
丸っこい形のため、カバーの伸縮性や柔らかさが際立ち、より沈み込む座り心地に感じました。重さは7.1kgで、女性でも持ち上げられます。
ヨギボードロップもしずく型で、先ほど紹介したヨギボーポッドより一回りほど小さいモデル。コンパクトな分、こちらの方がより持ち運びしやすく感じました。座り心地も十分にふかふか。私も部屋に欲しいです。
<神吉さん>「私も自宅で使っていて、個人的には1番のお気に入りです。前かがみになったり、寄りかかったり、もたれたりと体勢が変えやすくてリラックスできます」
全10種のソファの中で、もたれる部分に最も安定感がある座り心地。コンパクトでありながら、背中の真ん中あたりまでクッションが来るので、寄りかかる際に安定感があります。それでいてビーズソファ特有のフィット感も感じられました。
<神吉さん>「バブルは子供に人気です。丸い形で2色になっているデザインが『的』みたいに見えて、抱き着いたり飛び込んだりして楽しむお子さんもいます」
2色カバーがとてもポップで、部屋が華やかに。子ども部屋や1人部屋にちょうどいいサイズです。
<末吉さん>「メインのソファをお持ちで、サブのソファ(オットマン)としてミニを買い足すお客様もいらっしゃいます」
部屋に置きやすいサイズなので、初めてのヨギボーとして、プレゼントにもよさそうです!
ヨギボーソファシリーズの中では最小ですが、座椅子くらいの大きさがあり、大人でも十分座れます! もちろん小さいお子さん向けや、部屋のコーナー席としてもオススメです。
抱きかかえたり大きめのクッションとしても使えそう。
最後に使ってみたのが、ソファと一緒に使える「Support(サポート)」です。
<神吉さん>「とても優秀なオプション商品で、腰掛けるクッションとしても使える大きさですし、ソファと組み合わせて使えば、体やスマホを支えるのに抜群に役立ちます。授乳の時に赤ちゃんを横たえると、ちょうどいい高さに。赤ちゃんを支える腕の負担が少なくなります」
出産祝いにも選ばれることの多い商品とのこと! 公式サイトでも授乳クッションとしての使い方を紹介しています。
※紹介している商品の値段はAmazon、楽天市場の2020年2月時点の価格です。
大きさ | 特徴 | |
---|---|---|
Max | 長さ:170cm 幅:65cm 重さ:8.5kg |
1人用チェアやベッド、何人もが座れるソファに |
Double | 長さ:170cm 幅:140cm 重さ:17.0kg |
最大サイズのモデル。2人以上で使えるベッドやソファに |
Short | 長さ:135cm 幅:60cm 重さ:約6.0kg |
スリムで自立する。1人用チェアや2人がけソファに |
Midi | 長さ:135cm 幅:65cm 重さ:約6.0kg |
Shortより幅があり安定感。2番人気のモデル |
Pod | 長さ:85cm 幅:95cm 重さ:7.0kg |
1人用の水滴のような形のソファ |
Drop | 長さ:75cm 幅:85cm 重さ:6.0kg |
水滴形のコンパクトなソファ |
Lounger | 長さ:75cm 幅:75cm 重さ:約5.0kg |
1人用の形が大きく変わらないモデル |
Bubble | 長さ:75cm 幅:70cm 重さ:5.0kg |
2色カバーの1人用ソファ。子供部屋にもぴったり |
Mini | 長さ:95cm 幅:65cm 重さ:4.5kg |
ワンルームにもちょうどいい1人用ソファ |
Pyramid | 長さ:65cm 幅:75cm 重さ:3.0kg |
ヨギボー最小のソファ。小さいお子さんやコーナー席に |
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まとめ
今回はヨギボーソファ全10種類を体験しました!
どれもが個性的で、どのモデルが自分の部屋に一番合うのか考えてみるのも楽しいです。
今回できる限り細かくレビューしましたので、気になった方はぜひ実際に座ってみてください。
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