冷蔵庫用の米びつが便利!美味しくお米を保存するポイントは?
日本人の主食であるお米。新米はもちろん少し古くなったお米でも、炊き込みごはんやカレーライスにするだけで十分美味しくいただけるものですよね。
ところで美味しいご飯をいただこうと思うのなら、元となるお米の保存方法にも拘る必要が出てきます。保存方法を間違えてしまえば、お米に虫がついてしまうようなことにも…。
では、お米の上手な保存方法とはどんな方法があるのでしょうか?今回は、お米の保存方法の中でも、冷蔵庫で米びつに入れて保存する方法について詳しく解説していきます。なぜ冷蔵庫がよいのか?冷蔵庫内での保存の注意点まで紹介していきますね。
▲日本酒好きになって15年、好きが高じて全国の酒蔵訪問旅行を趣味にしているフリーライター。美味しい、珍しい日本酒の紹介・楽しい飲み方を提案していければと思います。
冷蔵庫でお米を保存する理由
まずは最初になぜ冷蔵庫でお米を保存することがよいとされているのか?といった基本的なところを見ていきましょう。
常温保存では虫が湧く可能性が
ご飯として炊く前のお米は非常に硬く、一見するとしっかりと乾燥を施されているように感じてしまう方も多いでしょう。しかし、精米されただけのお米の内部は、まだまだしっかりと水分をため込んでいます。
したがってお米を長期間にわたって常温保存してしまうと、虫にとってはおいしそうな食糧が放置されているのと同じこと。特に18℃以上で多湿状態など虫にとっての好条件がそろってしまうと、簡単に虫を湧かせてしまうことになるのです!
だからこそ低温保存、湿度のコントロールがしやすい冷蔵庫保存が適しているといわれるのですね。
米びつを使ってニオイ移りを防ぐ
温度管理のことを考えれば、一般家庭ではやはり冷蔵庫以上のところはないでしょう。しかし、冷蔵庫での保存に関して一つだけ懸念があるとすれば、それは食材同士の「ニオイ移り」です。
せっかく虫がつかないように保存していても、お米からキムチみたいな臭いがする…となってしまえば、何となく食欲も減退してしまうもの。そこで冷蔵保存をする際には、米びつが役に立ってくれるのです。
お米の保存は米びつを使って冷蔵庫へ、こうすることで虫の発生や味の劣化、ニオイ移りの心配をすることなくお米の保存をかなえることができるのです。
使いやすい米びつの選び方
では実際に冷蔵庫で米びつを使うのなら、どんな米びつを選べばよいのでしょうか?購入してから後悔しないよう、選び方のポイントを見ていきましょう。
2kg・5kgなど量で選ぶ
まず最初のポイントは米びつに入るお米の量から選ぶ方法。入りきらなくて残ったお米を袋に入れたまま保存する…、では米びつを購入した意味がありませんよね。
したがって最初のポイントは、日頃購入しているお米の量に合った米びつを選ぶことです。ただ冷蔵庫でお米を保存しようにも、10kg単位になるとお米保存用に別途冷蔵庫が必要になります。
なので一般的な冷蔵庫でお米を保存するのなら、5kg程度までにしておく方がベターかもしれません。
冷蔵庫のどこに保存するか
続いてのポイントは、冷蔵庫のどこに保存したいかによって米びつの形状をチェックしてみましょう。
扉のポケットに保存したいのなら細長い形状でないと収まりませんよね。また棚を米びつのために空けておく、野菜室に保存する場合なら倒れにくい形状の方がおすすめ。このように、どこに保存するかによっても選ぶポイントは変わってくるので、最初に冷蔵庫を開けて確認しておきましょう。
取り扱いのしやすさもポイント
最後のポイントは米びつの扱いやすさ。昨今の米びつは種類が非常に多く、素材はもちろん蓋の開け閉め一つをとっても一般的な蓋の形状から、スライド式、果ては普段は蓋を開ける必要がないものまでさまざまです。
どんな形のものが便利かは人によるもの。実際に手に取ってみることはもちろん、口コミなどを参考にして選んでいきましょう。
ニトリや無印・人気の冷蔵庫用米びつ
選び方をチェックした後は実際にどんな米びつがあるのか気になってきますよね。ここからは人気の店舗、ニトリや無印良品で購入できる冷蔵庫用の米びつを紹介していきます。
ニトリの冷蔵庫用米びつ、上部にはハンドルもついているので冷蔵庫から取り出す際にも楽ちん!付属の計量カップは本体に装着して蓋代わりにもなってくれますよ。
無印良品の冷蔵庫用米びつも、ニトリと同じように冷蔵庫のドアポケットに収まるタイプ。ちなみにこちらはリニューアルされた商品であり、公式で横置きにも対応可能とされています。冷蔵庫内でお米が散らばらないように、蓋部分は外せなくなっています。
おすすめ米びつ5選。スリム型から大容量まで
もっと他にも冷蔵庫用の米びつをチェックしたい!と思った方に、ここからは種類豊富な冷蔵庫用の米びつを見ていきましょう。スリムタイプはもちろん、容量が大きいものが欲しい!なんてニーズにも対応していきます。
パール金属からは冷蔵庫のドアポケットにちょうど良い、スリム型の米びつが発売されています。しっかりとしたハンドルや、本体部分のへこみで持ちやすくなっていますよ。女性はもちろん男性でも使いやすい米びつではないでしょうか。
合計で1升2合分のお米を保存できるライスストッカー。中の仕切りのおかげでお米を炊く際にもいちいち計量する必要がありません。必要最低限の物しか持ちたくない…、なんて方にもおすすめできる米びつだといえるでしょう。
上部の蓋部分が大きいので、野菜室に入れたまま簡単にお米を測ることが可能です。気密性がしっかりしているので、嬉しい反面、開閉には慣れが必要。最初にちょっとだけ練習してから野菜室にINしましょう。
5kgのお米が入るとは思えないほど、非常にコンパクトに感じる米びつです。袋のまま保存すれば、気になるケースの衛生面も大助かりですね。カラーバリエーションが豊富なので、お気に入りのカラーを見つけましょう。
様々なアイテムを展開する老舗通販ブランドのコンパクトなライスストッカーです。茶わんのイラストがかわいいデザイン。使い勝手のよいホーローのような見た目の樹脂製素材です。
冷蔵庫でお米を保存する際の注意点
さて最後は、お米を冷蔵庫で保存する際の注意点について見ていきましょう。お米は冷蔵保存が適しているといっても、知らないうちにタブーを犯してしまっては意味がなくなってしまいますよ!
保存期間は基本1ヶ月。食べきれる量を購入して
最初のポイントはお米は食べきれる量を購入することです。これは米びつに保存するしないではなく、精米したお米には実は美味しくいただくには期限があります。
玄米から精米されたお米は、時間がたてばたつほど酸化してしまうもの。この酸化によってお米のうまみや水分も失われていきます。お米の袋に消費期限が書かれていないからといって、どれだけ時間がたっても大丈夫なわけではないのですね。
また必要以上に量が多ければ、冷蔵保存も難しくなってしまいます。なので基本は1ヶ月で食べきれる量を都度購入すると考えましょう。
お米を入れ替えるときは米びつを清潔に
もう一つのポイントは米びつそのものを清潔に保っておくことです。ただお米を入れておくだけなのにそんなに汚れる?と不思議になってしまいますが、精米されたお米は割れたり米くずだけが残ってしまうこともよくあるもの。
また冷蔵庫の扉を開けたまま食材を吟味する、こんな癖がある方は米びつ内にわずかな結露が発生することもあります。少しだけの結露とはいえ、積み重なればカビの原因になることもあるので米びつのお手入れも必須項目ですよ!
お米が入った状態から洗うことは難しいので、お米を使い切って新しく入れ替える、このタイミングで掃除や丸洗い等をしておきましょう。
まとめ
今回は冷蔵庫内で使える米びつに関して紹介してきました。おしゃれなものから機能的なものまで、興味をひかれたものはあったでしょうか?
主食であるごはんには並々ならぬこだわりを持つ方もいますよね。お米の品種にこだわることも大切ですが、ちょっと目端を変えて保存方法にもこだわってみるのも楽しいものですよ。
長くおいしくお米をいただくために、ぜひ冷蔵庫用の米びつも考えてみてくださいね。
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