【本音で読者レビュー】マウスの進化を痛感させてくれる一品 Logicool「MX MASTER 3」
マウス大手のLogicool(ロジクール)の最高級マウス「MX MASTER 3」。高性能が売りですが、果たして実際の使い勝手はどうなのか。Moovoo読者に”本音で”レビューしてもらいました。
Logicool歴15年、徹底レビュー!|TAKEさん(50代男性・会社員)
マウスやキーボードが大好き。家中を探せば、10数個のマウスと10個ほどのBluetoothキーボードが転がっています。
いつも“男は黙って有線!”をポリシーに有線マウスを常用しています。
何故ならワイヤレスは断して当たり前!との考えがあるからです。
でも最近のワイヤレスは以前と比べて飛ばないので気にすることではないですね。
そんな私のLogicoolのマウス履歴は
2005年 Logicool G7 Laser Cordless 2台(気に入って限定版も買った)
2009年 Gaming Mouse G500
2009年 M555b 2個(未だに仕事で現役)
2013年 Gaming Mouse G300r
2013年 M557
とLogicoolのマウスを使ってきました。
オンラインゲームにはまった時期は有線のG500とG300rには本当にお世話になりました。
その後手首の軟骨に亀裂が入り、通常マウスを使うより手首に優しい縦型エルゴノミクスマウスに変更して現在に至ります。
さてこのMX MASTER 3、箱が価格の割にチープです。
その箱を開けると
マウス本体、Unifyingレシーバー(ドングル)、USB-C充電ケーブル(USB-A to USB-C)、保証書、保証規定、バッテリーリサイクル方法
しか入っていません。所謂取り扱い説明書(取説)のような物が無いです。
いつも取説は読まない私ですが、LogicoolサイトにアクセスしてLogicool Optionsをダウンロードしてインストールします。
Logicool Optionを入れれば取説は不要。使い方は「機能ツアーを見ればおおよそ理解できます」
手に取った感じは、
・そんなに重くないけど高級感ある外観。流石高級品!
・持った感じのホールド感良し。私はそんなに手が大きくないですが大きな手の人には少し小さい?まぁ標準的なので問題ないでしょう
使ってみると
・簡単設定。Unifying接続であればPCにドングル挿すとすぐに接続可能。
・滑らかな滑り。
・ワイヤレスでもストレス感じることがない。
といい感じです。
さてこのMX MASTER 3の主な機能のレビューです。
MagSpeed 電磁気スクロールホイール
1秒間に1,000行のスクロールが可能との謳い文句のホイール。
通常マウスにありがちなプラスチックにシリコン加工のホイールではなく、ステンレススチールを採用。
触った感じ高級感あります。
ラチェットモード(カリカリ回る感じ)、フリースピンモード(抵抗なく高スクロール)の2モードがあり、
通常のマウスではホイールを押し込むと切り替わったりしますが、MX MASTER 3ではホイール下のホイールモードボタンを押すと手軽にラチェット / フリースピンモードを切り替えられます。
(これは正直たいそうな話では無いかな・・・)
MX MASTER 3では、ホイールをゆっくり回すとラチェットモード、早めに回すと自動的にフリースピンモードへ移行します。
これでわざわざボタンを押す必要もなくスクロール速度を手軽に調整できて便利です。
このラチェットモードのカリカリ感。物理的ではなく、電磁気的に作っているそうです。
物理的なカリカリ感は使い込むと壊れてしまう時があるので、ここも好感触です。
大型サムホイール、戻る/進むボタン
親指を置く部分の上に左右スクロールに使える金属製の大型サムホイール、その下に戻る/進むボタンがあります。
サムホイールも金属性で高級感あり。こちらにはラチェットモードが無くスムーズな回転です。
戻る/進むボタンも押しやすい。突出した特徴はありません。
ジェスチャーボタン
押しながらマウス操作するとマウスの動きに対して操作を設定できます。
しかもOffice系にプリセットされた操作があったり、アプリを追加出来たり。
とありますが、あまり私には向いていないと思って使っていません。
あくまで個人的に、この辺はGaming Mouseのように自由にマクロを組ませてもらった方が趣味でも仕事でも嬉しいです。
Logicool Flow
複数のPCの画面をスムーズに移動することが出来る?
面白そうですが、この機能は試していません。
(PCとiPad間では流石に出来なかったです^^;)
Type-C充電
喜んでいる方が多いようですが、ケーブルを共通化出来る以外の利点はないと思っています。
Type-Cだから高速充電出来る!なんて歌い文句を読みましたが、
このマウスのバッテリー容量であればそんなに大電流で充電するはずもなく、micro USBで十分です。
1分充電で3時間使えるのは、Bluetooth Low Energyのおかげでしょう。
逆にType-Cにすることで発生する相性問題(Type-A to Type-Cケーブルなのでないですが)と
部品が高くなる(微々たる金額ですが)ことを考えるとMX MASTER 3のType-Cは大きな利点ではないと思っています。
個人的にボタン設定は変更して
ホイールモードボタン⇒画面最小化
戻る⇒そのまま
進む⇒そのまま
ジェスチャーボタン⇒メディアコントロール
に設定しました。
使い込みながら好みの設定を探していきたいと思います。
iPadと接続
iPadOS13.1からマウスが使えるようになったiPadと接続してみました。
(iPadにはLogicoolキーボードを常用。)
接続方法は簡単で
iPadの「設定」→「アクセシビリティ」で、
「タッチ」→「Assistive Touch」を「有効」
でカーソルが現れます。
iPadOSによる進化でマウスがかなり良い感じで使えるようになってます。ではiPadで今後使ってみるか?というとあまりその気は起きないです。
iPadで使用するにはMX MASTER 3は大きすぎること。
そもそもiPadはタッチパネル向けの設計なので、敢えてマウスで使用することに違和感を感じること。
などが理由です。同じ理由でApple Pencilも持っていますが絵を書くとき以外は使用していません。
しかし、MX MASTER 3の裏面ボタンでPCとiPadの切り替えが簡単に出来るのは本当に便利だと思いました。
今回のレビューは、自宅PCで主に使って書きました。
MX MASTER 3はG7 Laser以降高級マウスを使っていなかった私にとってマウスの進化を痛感させてくれる一品です。
突出した機能では無く一つ一つの普通の機能が満足できるように作り込まれている感じがします。
私は仕事中ノートPCを持って移動して仕事をすることが多いのですが、この性能であれば仕事でも使ってみたい。もう一つ、、、なんて考えている自分が怖いです。
今回の商品はこちら
いかがだったでしょうか。Moovoo編集部によるレビューは上のリンクから見ることができますが、それともまた違った発見のあるレビューだったのではないでしょうか。
(価格は2019年11月時点のものです)
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