
失敗しないエナジードリンクの選び方とおすすめ13選!正しい飲み方も解説
パワー不足になったとき、飲むとエネルギーをチャージしてくれるエナジードリンク。カフェインやアミノ酸などの成分が、あなたの「シャキッ」をサポートしてくれます。しかし成分の入っている量や味などさまざま種類があるので、「どれを選べばいいのかわからない」と迷ってしまいますよね。今回は、エナジードリンクの選び方や入っている成分や効果を解説するとともに、おすすめ商品を紹介していきます。
目次
エナジードリンクとは 集中力のアップに◎

エナジードリンクは、カフェイン・アルギニン(必須アミノ酸)・ガラナ・ビタミン類・高麗人参・糖類などが入った清涼飲料水です。メーカーによっては、機能性飲料と呼ばれることも。カフェインによる集中力の向上・パフォーマンスの向上・活力の増強などに用いられます。実際に多くのエナジードリンクメーカーは、プロアスリート・ミュージシャン・プロゲーマーなどと契約していますよ。
日本には、レッドブルが2005年に上陸。続いてモンスターエナジー・ロックスターなども上陸しました。現在では国内の飲料メーカーも、エナジードリンク市場に参入しています。
栄養ドリンクとの違いは?入っている成分は?
エナジードリンクが清涼飲料水なのに対して、栄養ドリンクは指定医薬部外品というも。指定医薬部外品とは、薬機法によって「医薬品と化粧品の間にある製品」と定められたものです。どちらも薬剤師がいないコンビニなどで購入可能。しかし、成分に差があります。
タウリン |
カフェイン |
|
---|---|---|
清涼飲料水 |
✕ |
上限なし |
指定医薬部外品 |
〇 |
50mgまで |
栄養ドリンク|疲れた時におすすめ
栄養ドリンクには、アミノ酸の一種であるタウリン(別名:アミノエチルスルホン酸)が配合。タウリンは肝機能改善薬とも言われ、肝機能や血圧の安定をさせる効果があります。肝機能を安定させることによって代謝がよくなることから、疲労回復・倦怠感の解消に繋がります。臨床検査により、結果が出ている有力な成分です。日本では1960年代から瓶入りの栄養ドリンクが発売され、現在も根強い人気があります。
一方で、エナジードリンクにはタウリンが入っていません。清涼飲料水にタウリンを入れることは、認められていないためです。タウリンが入っているのは、医薬品や指定医薬部外品に該当する栄養ドリンクやサプリに限定されます。よって疲労回復目的なら、栄養ドリンクのほうがおすすめです。
エナジードリンクにはタウリンの代わりに、アルギニンというアミノ酸などが代わりに入っています。アルギニンはタウリンよりも効能は劣りますが、疲労回復・活力向上などに効果を期待できるので、注目してください。また、アメリカなどの海外から輸入したエナジードリンクには、タウリンが配合されているものもあります。
エナジードリンク|集中力・パフォーマンスの向上に◎
エナジードリンクのメリットは、含まれるカフェインの上限がないこと。カフェインには軽度の覚醒作用(シャッキっとさせてくれる効果)があります。「集中力を上げたい」「スポーツや仕事でのパフォーマンスを上げたい」など、カフェインでパフォーマンスの向上をしたいという方に向いています。試合前のスポーツ選手やプロアスリートは、エナジードリンクを飲んで集中力を高めていますよ。
栄養ドリンクの場合、カフェインを入れられる量は50mgまでと制限されています。コーヒー1杯にカフェインは100mg前後含まれているので、カフェインの量はとても少ないです。集中力・パフォーマンスを上げるには、栄養ドリンクではカフェインの量が少々物足りないことも。スイッチを入れるというよりも、溜まった疲れを回復させたいときに飲むのがおすすめです。
エナジードリンク1本に入っているカフェインを確認しよう!

軽い覚醒効果のある成分・カフェインの量をチェックすることは、重要です。シャキッとしたいという方は、1本で含有量が100mg~200mg前後のものがおすすめ。コーヒーなど他の飲み物からもカフェインをとる方は、カフェイン含有量が100mg以下のものがおすすめです。夕方・夜間に近い場合など睡眠に支障が出て困る場合にも、少ないものが向いています。
日本の工場で生産されたものは、パッケージ裏面に含有量が表示されているので必ずチェックするようにしてくださいね。
エナジードリンク |
1本あたりのカフェイン含有量 |
---|---|
レッドブル/250mlサイズ |
80mg |
モンスターエナジー/355mlサイズ |
100mlあたり40mgなので142mg |
モンスターエナジー/500mlボトル缶 |
100mlあたり40mgなので200mg |
必ず1日のカフェイン摂取量目安(400m)を超えないように気を付けましょう。モンスターエナジーの500mlボトル缶の場合、2本で目安を超えてしまう量のカフェインが入っているので、注意してください。
一日1~2本まで! カフェインの過剰摂取に注意
カフェインの接種目安は、100mg前後のコーヒー4杯分にあたる約400mgまで。その理由は、世界保健機構(WHO)・アメリカ保健福祉省・カナダ保健省・欧州などでは、「コーヒー3~4カップ分」「成人は400mgまで」と注意喚起がされてるためです。日本ではカフェインの過剰摂取について具体的な数値は示されていません。ですが、農林水産省のホームページに注意喚起文が掲載されています。
眠気覚ましなどをうたってカフェインなどを添加した清涼飲料水が販売されていますが、カフェインの過剰摂取には注意が必要です。飲みすぎに注意しましょう。
コーヒーや他のカフェイン配合の食品や飲料も口にすると考えると、一日に飲んも安心なエナジードリンク(1本あたりのカフェインが80mgとして)の本数は、1~2本です。
エナジードリンクの過剰摂取により、海外だけではなく日本でも死者が出ています。短時間に5本・10本・20本と大量のエナジードリンクを飲むようなことは絶対にやめましょう。急性のカフェイン中毒になる恐れがあり、命にかかわることもあります。

Moovooライター・藤井広大
飲みすぎると危険なカフェインは健康に悪いと思われがちですが、健康への効果も研究されています。・コーヒー3~4杯程度を飲むと死亡リスクが最大で24%下がる・血管内皮の機能を改善・呼吸機能の改善効果飲む量に気を付けつつ、うまく取り入れていきましょう!
エネルギー補給のためなら砂糖類入りが◎

糖分は、人間にとっての動力源。部活動やスポーツの前などには、砂糖類入りのエナジードリンクがおすすめです。忙しくて朝食や昼食を食べられなったときの栄養補給にも、使えます。
しかしダイエットや成人病予防などで、糖質制限をしている方には注意が必要です。製品にもよりますが、1本で100mlあたり10g前後が入っています。オレンジジュース・アップルジュースなどと同じ糖分量です。糖分の摂りすぎによる健康被害などの恐れがあるので、糖質制限をしている・毎日飲みたい・デスクワークなど体を動かさない人は、糖類ゼロ・カロリーゼロなどのものがベターですよ。
栄養補給なら、アルギニン(アミノ酸)配合
エナジードリンクは、栄養のもととなる成分が含まれています。自分の欲しい成分が入っているどうか、チェックしてみましょう。中でもアミノ酸の一種の「アルギニン」が入っているものは、疲労回復に効果が期待できるのでおすすめです。
成分 |
効果 |
---|---|
アルギニン |
疲労回復に効果が期待できる |
ビタミンB群 |
体の機能・精神状態を正常に保つ |
L-カルニチン |
お肉の元になる脂肪を燃やすサポート成分 |
高麗人参 |
疲労(体力)回復・滋養強壮・虚弱体質改善・低血圧症の改善が期待できる食材 |
高麗人参の味が苦手な方は、コーラ味やフルーツ味
エナジードリンクは、好きな味で選ぶことも重要。中でも高麗人参を使ったエナジードリンクは、粉っぽさや漢方を飲んでいるような独特な味がします。しかし最近ではエナジードリンクの人気が高まり、コーラやパッションフルーツ味など、普通のジュースと同じような味のものが出ています。

Moovooライター・藤井広大
正直に言いますと、味の癖が強いものもあります。「エナジードリンクを飲みたいけど、味がまずくて飲めなかったら嫌だ」と思う方は、好みのジュースを選ぶような感覚で選ぶことをおすすめします。
おすすめのエナジードリンク13選
ここからは、おすすめのエナジードリンクを14商品紹介します。飲み口や成分、1本あたりの単価などもチェックしながら、お気に入りの商品を見つけてみてくださいね。
エナジードリンクを飲む人の認知度は、抜群のレッドブル。2020年度には、世界の人口よりも多い79億本を売り上げています。そんなレッドブルの定番は、商品名にもなっている「エナジードリンク」。原材料は、「カフェイン(80mg)・アルギニン・ビタミンB群・砂糖類・水」とシンプル。エナジードリンクをまだ飲んだことない、初体験という方にも安心です。味は酸味がきいた味にほんのりと甘さも感じられ、オロナミンCに近い味。エナジードリンクのスタンダードの味はレッドブル、といっても過言ではありません。
原材料は、「カフェイン(80mg)・アルギニン・ビタミンB群・砂糖類・水」と、レッドブルエナジードリンクと同じです。いつも飲んでいるレッドブルと違うフレーバーを試したい・新しいエナジードリンクが発売されるとつい購入してしまうという方にピッタリな1本。味はすっきりと爽快感のあるライチ味で、朝はもちろんスイッチをONに切り替えたいとき適しています。
黄色のレッドブルは、さわやかなトロピカルフルーツ味。甘さひかえめなので、甘いものが苦手な人やエナジードリンクがはじめての方でも飲みやすくなっています。エナジードリンクの味が苦手な人にもおすすめです。原材料は基本的レッドブルの商品と同様、「カフェイン(80mg)・アルギニン・ビタミンB群・砂糖類・水」です。
気になるカフェインの量は、1本あたり142mg。同じエナジードリンクの代表格であるレッドブルのカフェイン量・80mgに比べると、ダントツで多いです。1本でより集中したいという方におすすめです。疲労回復へのサポート効果がある高麗人参も含まれているのも、ポイント。ただし漢方のような独特な味がするので、はじめての方はコンビニなどで一本試しに飲んでみましょう。
最初は癖を感じますが一度飲むと癖になる味で、ファンも多いです。まとめ買いするがおすすめです。
スッキリとした飲み口のゼロシュガー・ゼロカロリーのモンスター。糖質制限をしている方はもちろん、普段の飲料でもシュガーフリーを好むという方にもおすすめの1本です。「カフェイン・高麗人参・ガラナ・カルニチン・アルギニン」など、モンスターエナジーに配合されている成分や効果はそのまま。ONに切り替えたいときにはもちろん、集中力が切れてやる気が出ないという時にも役立ちます。
運動前などの栄養補給には糖分が入った緑のモンスターエナジー、ダイエット中は水色のアブソリュートゼロと、飲み分けるのもいいですね。
パッションフルーツ・オレンジ・グァバに、モンスター独自のエナジーブレンド(高麗人参・ガラナ・カルニチン・アルギニンなど)を組み合わせたパイプラインパンチ。とてもフルーティーで、Twitter上でも「モンスターシリーズで一番のみやすい!」「幸せの味」と好評です。独特な味が苦手だという方にもおすすめの1本。
パイプラインパンチはAmazonのまとめ買い24本入りのケースだと、1本あたり170円になります。
モンスターウルトラは、軽い飲み口のシュガー・カロリーフリーのエナジードリンク。同じゼロカロリー・ゼロシュガーである「アブソリュートゼロ」はモンスターエナジーに近い味付けに対し、ウルトラはさらに甘さ控えめの微炭酸です。「モンスターの味が苦手」という人でも、さっぱりと飲めます。スポーツドリンク味に近いので、夏場でもおいしくのめますよ。
ライトな口当たりながら、カフェイン・高麗人参・ガラナ・カルニチン・アルギニンといった、集中力やスタミナを持続するモンスターの成分はそのまま。お得なまとめ買いだと、24本入りで1本あたり175円です。
モンスターは100mlで40mgのカフェインが使われています。朝から大事な仕事がある、寝ないで集中したいという時にうってつけ。スーパーコーラというだけに、コーラ味です。もちろん、モンスター独自のエナジーブレンド「高麗人参・ガラナ・アルギニン・カルニチン」が配合されているので、ここぞという時に頼もしい1本です。
エナジー成分は、「カフェイン・アルギニン・パラチノース・ぶどう糖・ビタミンB群」などが使われています。リンゴ・もも・オレンジの果汁が17%も使われており、ネクターのようにフルーツ感の強い仕上がりに。内容量は、1本で満足する大容量の500ml。長期戦になるゲームや、動画編集作業などのサポートにおすすめです。コンセプトは「eカルチャー(ゲーム・アニメ・音楽)を愛する人へ、DIVE TO ZONe!」なので、スポーツよりも仕事や遊びにより没入したい方に適したエナジードリンクです。
カフェインは500mlで75mgと控えめですが、カロリーは314kcalと高めなので注意。食事をとる暇がないほど忙しい・エナジードリンクで糖分補給をしたい・という方にもおすすめです。
1本あたり150mgのカフェインを配合。「カフェインの取りすぎには気を付けたい」という方にもおすすめです。糖類は含まれますが、血糖値の上昇を抑えたり内臓脂肪を減少させたりする成分・パラチノースを配合。糖分補給をしたいけど、健康にも気を付けたいという方に適しています。
ZONe ZEROはカロリーがゼロなので、ダイエットをしている方に適しています。甘味料が入っていますが糖類は使われていないため、糖質制限をしている方にもおすすめ。カフェインは1本あたり150mg。疲労回復サポート効果のあるアルギニンは800mgと、アスリートが飲むサプリメントにも匹敵する量が配合されています。集中力はもちろんですが、「疲れを感じたくない、残したくない」という方にもおすすめです。
エナジードリンクらしい味ですが、甘さは控えめで爽快感があり、飲んだ後味がしつこくない仕上がりです。甘いものが苦手な人・スッキリと飲みたい方にピッタリ。また、微炭酸なので、炭酸が苦手な方やエナジードリンクを水分補給にと考えている方にもおすすめです。500mlの大容量なので、水のようにゴクゴク飲める1本ですよ。
「世の中をSURVIVE(サヴァイブ)する方々に」というコンセプトのもと作られた、サバイバー。スリムながら凝縮されたカフェイン・エナジー成分が配合されているので、朝やここぞという時におすすめ。少量サイズでもカフェインはより多いものがいいという方にも最適。また価格もうれしいしいポイントであり、30本入りのケースでは、1本あたり85円。低価格でも、効き目があるエナジードリンクが欲しいという方におすすめです。
1本あたり(250g中)にカフェインが160mgと、同等サイズの製品の中でも多く配合されたサンガリアのエナジードリンク。主なエナジー成分は、疲労回復にいいとされるアルギニンと、機能性食品に含まれる脂肪燃焼作用のあるL-カルニチンを配合しています。1本飲んで1日を乗り切りたい、どうしても寝てはいけない状況下に活躍。ほどよい酸味と甘味のバランスが取れた味に仕上げられています。
価格は、まとめ買いすると1本80円(1ケース30本入り)ほど。コスパ最高なエナジードリンクを求めている方におすすめです。
人気サイトの売れ筋ランキングはこちら
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気売れ筋ランキングはこちらからご覧ください。
まとめ
エナジードリンクは、いつでもどこでも飲める手軽さから、日本でも大ヒットしました。スポーツをする前に飲むことはもちろん、仕事やゲーム(eスポーツ)の前などに飲んで集中力を高めたいときにも活躍します。ざまざまなジャンルで活躍するエナジードリンクを飲んで、1週間を乗り切りましょう!