人気のスープジャーとは？特徴や選び方、対応している料理を解説！
お昼ご飯を充実させたい人におすすめの「スープジャー」。実際にスープジャーを使えばスープや味噌汁をお弁当として食べることができます。
普段の生活だけでなく、登山やキャンプなどのアウトドアの趣味で活躍します。
便利に使えるため人気がありますがその種類は多くあるため、いざ購入しようとするときには迷ってしまうでしょう。
そこでここからはスープジャーの特徴や選び方、人気があるスープジャーを紹介していきます。
スープジャーとは？
スープジャーとは、スープやおかゆなどを温かい状態に保つための容器であり、弁当箱として使われるものです。
基本的に保温性が高く商品の保温性能にもよりますが、概ね50度から60度前後の温度を５時間から６時間ほど保つことができます。また、水筒のように保冷する能力もあるため、スープ以外にもお弁当を詰めることも可能です。
つまり、朝作ったスープをスープジャーに詰めれば、お弁当を食べる時間になっても冷めずに温かい状態で食べることができます。
このようにスープジャーがあれば、今までよりも弁当の幅を広げることができます。
スープジャーのメリット
スープジャーが人気である最大の理由は便利に使うことができるからです。では、具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
冷蔵庫や電子レンジがなくても美味しい
普段の昼食でお弁当を持参している場合、その場に冷蔵庫がなければ傷みやすく、電子レンジがなければ、冷めた料理を食べることになるでしょう。
スープジャーがあれば冷たい食べ物が温くなることなく保存できるため、傷みにくく安心できます。また、温めたスープを入れれば５時間ほどは50度から60度の温度で保てるため、お昼ご飯時でも温かくて美味しい状態で食べられます。例えば、冷うどんなどを食べる方も多いです。
料理をする手間を省ける
スープジャーの最大の特徴は、容器に具材を入れるだけで簡単に料理が完成するということです。しっかりと調理が完了するためには５時間ほどかかりますが、出かける前にスープジャーに具材を入れておけば、ランチごろには味がしっかり染み込んだ料理が完成しています。
もちろん対応していない料理や具材もありますが、忙しい朝でお弁当を作る時間がない人におすすめです。
スープジャーのデメリット
便利に使えるスープジャーでも、人によって長続きしないこともあります。実際にスープジャーは洗いにくいモデルが多く、利用するのが億劫になりやすいです。
密閉のために必要なパッキンは外れにくくなっているため、取り外せないものも少なくありません。また、分離できるものでも取り外しにくく手間と感じてしまいやすいでしょう。
もしスープジャーをしっかりと洗えていなければ、蓄積した汚れが異臭を放つ可能性があります。また、衛生面も良くないためしっかり洗えるスープジャーを選びましょう。
スープジャーの活用ポイント
スープジャーを有効活用するのであれば、是非さまざまな人気レシピに挑戦してみてください、例えば、野菜や肉類を炒めたり茹でたりする手間は必要ですが、ご飯に具材とスープを入れて放置するだけでリゾットや中華粥を作れます。最近では、このようなメニューにもち麦を入れるレシピが人気です。
普段作ると時間がかかるポトフも、一度鍋に具材を入れて沸騰するまで煮てからスープジャーに移せば、５～６時間経ったお昼には食べごろになっています。
また、スープの中に器に合わせて折った乾燥パスタを入れて５時間ほど放置すれば、茹でる手間なくパスタを食べることができます。
このように、スープジャーを使ったレシピは多くあるため好きな料理を作ってみましょう。
スープジャーの選び方
自分にあったスープジャーを選ぶためにはどのような点を意識すれば良いのか見ていきましょう。
手入れのしやすさ
スープジャーのデメリットでも上げたとおり、本体は洗いにくい種類が多いため注意が必要です。特にゴムのパッキンと本体の隙間に汚れが溜まりやすいです。
そのため、できるだけ分解して隅々まで洗える種類を選んでください。また、細長いタイプのスープジャーはカバンに収まりやすいですが、食べにくいだけでなく洗いにくいため注意しましょう。
保温の性能はどうか
スープジャーのブランドやグレードによって本体の保温力が変わってきます。もし保温力が低いスープジャーであれば、ご飯を食べる時間に冷めてしまうため、スープジャーを使う意味が薄れてしまいます。
もし、一般的な昼食用であれば、仮に午前７時にスープを用意すれば５時間から６時間程度保温できる能力が必要です。
スープジャーの中には12時間以上も50度から60度の温度で保温できるものもありますが、性能が上がれば高価になるため、用途と保温力のバランスを見ることが大切です。
寒い季節や登山など気温が低い場所に行く場合などは、保温力が高いスープジャーを選ぶと良いでしょう。また、大手のスープジャーのメーカーであれば、スープジャー専用の断熱ケースも販売していることもあるため、セットで購入するのもおすすめです。
サイズで選ぶ
スープジャーのサイズは、300ml・400ml・500mlなどと分かれていることが多いです。
昼食を全てスープジャーで賄おうとするのであれば500mlサイズがおすすめです。少しサイズが大きくなるため、普段使っているカバンに収まるかもよく確認してください。
女性の方であれば400mlほどのサイズが丁度良いと感じやすいです。また、お弁当とは別にカレーやスープ、おかゆや雑炊を用意する場合であれば300mlのサイズが適しています。
このように用途に合わせてスープジャーのサイズを選んでください。
デザインで選ぶ
現在ではおしゃれなデザインのスープジャーも多くあります。実際にスタイリッシュなデザインのスープジャーであれば、日々の生活で使うモチベーションを高めやすくなります。
スープジャーは毎日使う人が多いため、自分好みのデザインを選ぶようにしましょう。
作れるレシピで選ぶ
基本的なスープジャーを使ったレシピは種類によって大きく変わりませんが、保温力によっては対応していないものもあります。
スープジャーは具材を入れるだけで昼食頃にはスープが完成しますが、保温力が低く火が通りにくい食材を使っていると、中身が生の状態であることもあります。
この場合は、スープジャーに入れる前に下茹でしたり、具材を小さく切ったりといった工夫・ひと手間が必要です。大体のスープジャーには対応しているレシピが案内されているため、確認してから選ぶようにしましょう。
人気のスープジャー
具体的にどのようなスープジャーが人気なのか見ていきましょう。
スープジャーの中でも特に人気がある「サーモス」のスープジャー。定番商品であるため、さまざまなランキングに載っています。サイズは380mlのバランスが良い大きさであり、スープやデザート用として幅広く使えます。
保温力は54度以上で６時間、保冷力は12度以下で６時間となっています。スプーンが入りやすい広口の設計となっているため食べやすいです。
本体は細かく分解できるため、細部の汚れもしっかり洗うことができます。また、汚れが着きにくいクリアステンレスを使っているため長く清潔に使えます。
※価格はいずれもAmazonの2019年10月時点のものです。
まとめ
スープジャーにはさまざまな種類があるため、自身の利用目的に応じた商品を選びましょう。選ぶポイントは「手入れのしやすさ」「保温・保冷性能」「サイズ」「デザイン」「対応しているレシピ」です。
人気があるスープジャーは無駄がない構造であり、シンプルでスタイリッシュなデザインのものが多いです。有名なブランドのスープジャーであれば複数のカラー展開もしているでしょう。
便利で使いやすく、デザインが良いスープジャーであれば、節約レシピも長続きしやすいのでおすすめです。
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