【インクの選び方】ブラザープリンターの純正・互換性インク
ブラザーは他のキヤノンやエプソンと比較すると、印刷のコストが安いため人気があります。最近では大容量に対応したモデルも登場しており、よりコストパフォーマンスが高くなっています。
しかし、プリンターのインクは高価であるため、少しでも費用を抑えたいのが本音でしょう。純正インクではなく互換性インクの価格は安いですが、どのような違いがあるのでしょうか。
ここからはブラザーのプリンター・インクについて特徴以外にも、純正インクと互換性インクの違いや選び方を紹介していきます。
ブラザーのインクの特徴とは?
ブラザーのインクは他の大手プリンターと比較するとコスパに優れているといわれています。インクは独自の技術により、なめらなかな質感を表現しています。
残念なことに国内のインクは内容量が記載されていないため、正確な数字は把握できませんが、大量に印刷する機会が多いオフィスではコスト削減のためにブラザーのプリンターが人気です。
プリンターのインクは高額であるため、互換性がある非純正のインクを使用する人もいますが、非純正と比較すると印刷の画質には大きな差が生まれます。
プリンター本体の本領を発揮させるためには純正品を使うようにすることがおすすめです。
インクはインクカートリッジから製品本体のチューブを通りプリントヘッドに送りこまれます。 プリントヘッドに送りこまれたインクは流路を通りノズルから吐出されます。 純正インクは最適な印字結果(シャープな文字、粒状感の少ない、なめらかな写真画質など)を実現するために製品特性にあわせて研究開発されています。
近年ではさらにコスパを良くするため大容量モデルが登場しています。他社でも大容量インクに対応したプリンターは開発されており、オフィスなど日常的にプリンターを使う機会が多い層のニーズを獲得しています。
新製品5機種に対応する「超・大容量」インクカートリッジは、A4文書で、モノクロが約6000枚、カラーが約5000枚印刷可能。従来機種の標準インクカートリッジに換算すると、ブラックインク16本分、カラーインク10本分に相当する。A4カラー文書を月間300枚印刷した場合、1回の交換で1年分の印刷ができる大容量だとしている。ランニングコストは、A4文書で、モノクロが約0.7円/枚、カラーが約3.7円/枚。A4カラー文書では、標準インクカートリッジ対応機種のランニングコストの約44.1%となっている。
出典:ブラザーも“タンク市場”参入、1年分の超・大容量カートリッジ対応「ファーストタンク」インクジェットプリンター/複合機5機種を発表 | INTERNET Watch
ファーストタンクはインク切れになっても、サブタンクが内蔵されているため、その状態で200部ほどの印刷が可能です。
そのため、インク切れになってから新しいファーストタンクを購入しても間に合うことも嬉しいポイントでしょう。
ファーストタンクはブラック以外のCMYK4種を揃える必要がありますが、1枚当たりのインク代は非常に安いです。
仕事などでプリンターを使う場合は、純正品でもトータル的な費用を抑えられるためおすすめです。
インクの種類
ブラザーのインクは、用途によって適したインクの種類が変わってきます。そのため、各インクの特徴を知っておくことがおすすめです。
インクには大きく分けて「顔料インク」と「染料インク」の2種類あります。
顔料インク
顔料インクとは文字の印刷に向いているインクのことです。水に溶けにくくはっきりした色が出しやすいため、文字がくっきり見えます。また、耐水性が高いためビジネス書類やハガキの印刷などで使われることが多いです。
しかし、染料に比べて粒子が粗いため、プリントヘッドのノズルが詰まりやすいことがデメリットです。
染料インク
染料インクとは写真の印刷に適しているインクのことです。水に溶けやすく絵具のように、違う色同士が混ざりあい、複雑な色を表現しやすいことから写真で使われます。
顔料インクと比較すると光や空気に触れると劣化しやすく、色褪せてしまうことが欠点です。
染料・顔料の違いをご存知ない方は意外と多いのではないでしょうか?染料はグラデーションの再現度が高く「写真」の印刷、一方、顔料はくっきり印刷できるので「文書」の印刷に適しています。また、顔料は水ににじみにくいので、濡れた手で触っても安心です。ビジネス文書だと、文字やグラフがメインであれば「顔料」がお薦めです。
互換性・安いインクは使っても大丈夫?
純正のプリンターインクは品質が高く、ハッキリとした綺麗な色を出すことができますが、交換用のインクが高価であるデメリットがあります。
これはプリンターの会社が、プリンター自体の価格を抑えて、消耗品であるインクでコストを回収できるように作られたビジネスモデルだからです。
そこで、生まれたのが非純正の互換性インクです。互換性があるため、ブラザーが販売しているインクではないものの、規格が一緒であるため純正製品と同じように使えます。
また、純正製品よりも低価格であることが最大の魅力ですが、純正品よりも発色が悪いことが多いです。さらに、非純正製品によってインク詰まりなどのトラブルが起きても、保障期間内でも、無償の修理に対応していない可能性が多いです。
プリンターに合ったインクの選び方
プリンターはモデルによって適した型番のインクが異なるため、購入する前に必ず対応しているインクがどうか確認してください。
また、対応している型番のインクであれば、容量が異なる場合もあるため注意が必要です。
互換性のインクを購入する場合は、ブラザー製品に適応しているだけでなく、信頼性なども確認しましょう。不自然に価格が低いインクの場合、色が悪かったり、トラブルを引き起こしたりする可能性が高いです。
おすすめのブラザーのプリンターインク
では、ブラザーで使えるプリンターのインクにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
- ブラザー
-
インクカートリッジ4色パック LC111-4PK
- 税込み3,522円
-
安心できるブラザーの純正インク!品質にこだわる人におすすめ!
-
印刷の色などの品質にこだわるのであれば、迷わず純正インクを利用するのがおすすめです。互換性インクに不安がある方におすすめです。
純正製品であれば品質が良くしっかりと印刷できますが、価格が高いです。価格を重視して互換性インクを選ぶときには、比較するための目安にすると良いでしょう。
- レイワインク
-
ジット ブラザー対応JIT-NB1114P
- 税込み1,798円
-
純国産のインクカートリッジ!環境に優しいリサイクル品!
-
互換性インクに不安がある場合は、リサイクルインクを使うのがおすすめです。ジットは純正品に近い品質を保っているため安心して使いやすいです。
南アルプスの水を使うなどインクの素材にこだわっています。そのため、高品質で純正品よりも2割から3割ほど安いのが特徴です。
- エコリカ
-
リサイクルインクカートリッジ EC-LC114PKA
- 税込み1,166円
-
純正品のカートリッジを再利用しているリサイクル品!
-
ブラザープリンターのインク残量表示に対応しており、使いやすいのが特徴です。高品質なインクを採用しているため、互換インクによくある滲みなどがありません。
リサイクルインクの場合、純正インクと他社インクが混ざることで、色が変わったり酷く滲むことがあります。しかし、このリサイクルインクは品質が高いため、トラブルが少ないことが特徴です。
まとめ
ブラザーはプリンターの中でもコスパが良いですが、それでも純正品は高価です。そのため、互換性インクを購入している人も多いでしょう。
互換性インクの場合、トラブルが発生するリスクがあるため、安さだけで購入するのではなく品質もしっかり確認してください。
互換性があっても他社オリジナルインクだと使いにくさがあることも多いため、純正品のカートリッジを使ったリサイクル品を使うのがおすすめです。
関連記事はこちら
PC関連の記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_