ファッションのプロがコーディネートも指南!オン・オフ兼用できるインナーダウン5選【MONOSAMPO#2】

谷本春幸
公開: 2019-10-24

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

フリーランスPR / ライター
谷本 春幸
岡山県倉敷市出身。大学在学中にEDIFICEでショップスタッフを経験し、2007年には同ショップのプレスに。その後、EDIFICEの母体である株式会社ベイクルーズが運営するJOURNAL STANDARDや417 EDIFICE、CITY SHOP、PULP等のプレスを担当。2018年に独立。現在はフリーランスの立場でWISM、BONUMのPRを担当しながら同社のマーケティング統括部門に所属し、並行してライター業も行う。主な媒体はRATEHIGHER magazine。趣味は食と酒で、INSTAGRAM【#タベハル】で過去の食履歴を公開中。
Stylist / Director
Masateru Abe
1981年大阪府生まれ 2008年よりラグジュアリーセレクトショップRESTIRでヴィジュアルマーチャンダイザーをするかたわら、スタイリング事業部の立ち上げに参加。スタイリスト活動を初める。その後スタイリスト事務所に所属し独立。アーティスト、タレント、広告のスタイリング、アパレルブランドのヴィジュア制作、webサービスのディレクションなど幅広くスタイリング案件やディレクション業務を行う。

MONOSAMPO第2弾はインナーダウン特集!

ひと昔前、ダウンといえばアウターを意味していました。モコモコで軽くてあったかい。冷える冬にはマストなアイテムでしたが、今は少し形が変わってきてます。最近、様々なブランドが力を入れているのが薄手のダウン。ダウン自体の防寒性が上がっていることに加え、ライフスタイルの多様化への対応でダウンはどんどん薄くなって便利になっています。そこで今回はオン・オフ兼用できるインナーダウン5アイテムを紹介!ファッションスタイリストのコーディネート指南も必見です。

【安倍賢輝】
大阪出身のファッションスタイリスト。アーティストや広告などを手掛ける。スケートボード好き

【ともこ】
広告代理店でコピーライター。塩辛に目がない

【谷本春幸】
倉敷出身のフリーランスPR/ライター。現在も大手セレクトショップのPRを担当。旨い食と酒に目がない

連載【MONOSAMPO】|Moovoo
▲ファッションのプロが、粋な場所を巡りつつ、旬のMONOを紹介していきます。お楽しみに。
Moovoo モノ・サービスを通して知的好奇心を満たす、新しい価値観を提供するコンテンツ作りを心がけています。

インナーダウンとは?

アウターダウンに比べて肉薄なので、ジャケットやブルゾンなどのアウターの内側に着ることができます。肉厚のアウターだとボリュームが大きく機動性に欠けますが、インナーダウンくらいの厚さであれば持ち運びが簡単にでき、旅行や急な天候変化などにも対応できます。機能性を備えたダウンが採用されている商品もあり、アウターダウンに匹敵する防寒性を持つものも登場しています。

インナーダウンの選び方

自分のライフスタイルをおさらいしてみましょう。主に通勤時に使用するのであれば携帯性重視、アウトドアで使うのであれば防寒性、オシャレに魅せたいのであれば素材やサイズ感、などでプライオリティをつけるのが一番わかり易い選び方です。安くていいものもあるので、ビジネスとプライベートそれぞれでインナーダウンを持っておくこともオススメです。

パッカブル機能

インナーダウンと言えばパッカブル。小さく畳んでバッグに忍ばせておけば、いざ寒いときに使えます。インナーダウンと呼ばれるものは基本的にはすべてパッカブルになりますが、ポーチ付属のものとポケット収納のものと大きく2つに分かれます。付属品をなくしがちな方にはポケット収納できるものがオススメです。

今回ご紹介する5つのインナーダウンすべて、持ち運びに便利なパッカブル仕様

ユニクロのウルトラライトダウンコンパクトベストはこんなに小さく!大きめのスマホくらいの大きさまで畳めることができ、携帯性抜群です。

防寒性

携帯性と同じくらい大切なのが防寒性です。肉薄だから防寒性なんてたいしたことないと思いきや、今は薄くてもしっかり防寒してくれるインナーダウンがほとんどです。防寒性はダウンのカサ高の数値「フィルパワー」で測れるので買う前に調べときましょう。シティユースであれば650前後あれば十分です。800以上だと雪山対応レベルになります。数値とは別に、機能面も確かめてみましょう。

動画内の最後にご紹介しているゴールドウィンのダウンシャツは、着用者の体温を使った遠赤外線効果で防寒性を高める光電子ダウンを採用しています。このように機能性を持ったダウンも登場しているので、選ぶ際に気をつけて確認してみましょう。

前開きの仕様も確認してみましょう。ボタンとファスナーを比べたとき、ファスナーのほうが密閉性が高く防寒性に優れています。中には防風仕様のファスナーになっているものもあるのでディテールも注意して見てみましょう。

オン・オフ使えるインナーダウン厳選5選!

厳選インナーダウンその①

  • UNIQLO(ユニクロ)
  • ウルトラライトコンパクトダウン

  • 税込み4389円
  • 携帯性では右に出るもの無し!クオリティに改めて驚き

  • インナーダウンを世間に広めた立役者。シーズン毎に少しづつアップデートしているので、毎年注目です。

インナーダウンの代名詞的商品、ユニクロのウルトラライトダウンベスト。その中でも携帯性を高めたものがウルトラライトダウンコンパクトベストです。専用ポーチに収納したときの小ささには驚きです。大きめのスマホくらいの大きさになり、ビジネスバッグに入れても邪魔にならない大きさまでコンパクトになります。ビジネスシーンの味方になるのはそれだけではありません。首元をVに折りたたむことができるのでスーツのインナーに着てもVゾーンの邪魔をしません。今季は撥水加工をプラスして機能性の強化も果たしています。今、ユニクロのインナーダウンを持っている方も買い替えをオススメできる1着です。

>厳選インナーダウンその②

  • 無印良品
  • 軽量オーストラリアダウンポケッタブルノーカラーベスト

  • 税込み3990円
  • この価格でこの素材、フィルパワー750は伊達じゃない

  • この価格で上質なオーストラリアダウンを使用。フィルパワーは驚きの750で暖かさは折り紙つき。無印良品の商品企画と開発力に脱帽です。

無印良品は他社とは違うアプローチのダウンベストをリリースしているので注目です。採用されているオーストラリアダウンは自然としっかり向き合って選ばれたダウン。強制給餌や生きたまま羽を刈り取るダウンは採用せず、出どころが明確な生産者からダウンを採取しているので、エシカルな考え方を持たれている方にオススメです。そういった素材でありながらフィルパワーは750。これだけの数値を持っているダウンならば防寒性は折り紙付きです。プレーンなデザインは無印良品が得意とするところで、コーディネートに困ることもないので重宝すること間違いありません。

厳選インナーダウンその③

  • mont・bell(モンベル)
  • スペリオダウン ラウンドネックジャケット

  • 税込み11880円
  • 軽量コンパクトダウンの火付け役!

  • インナーだけではなく、アウターとしても十分な機能を持つアウトドアブランドならではのダウンジャケット。

インナーダウンの火付け役がユニクロならば、軽量コンパクトダウンのムーブメントを作ったのが日本のアウトドアメーカー、モンベルです。その代表的商品がこのダウンジャケット。フィルパワーは前述のユニクロ、無印良品を上回る800。これは秋のアウトドアでも耐えうるくらいの防寒性を持ちながら、インナーで使うことも考慮したシルエットになっているので、アウトドア趣味の方にはオン・オフどちらでも使えるのでオススメ。アウトドアブランドの安心感も備えた軽量コンパクトダウンです。

厳選インナーダウンその④

  • THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
  • サンダーラウンドネックジャケット

  • 税込み27500円
  • アウトドアブランドの雄の小さな気配りに注目!

  • ポーチの付属ではなく、アウターについているポケットに収納可能なポケッタブル仕様。斜めのシームはコーディネートのアクセントに。

アウトドアブランドで世界で一番有名と言っても過言ではないノースフェイス。そんなブランドだからこそ細かい気配りが随所に隠れています。まずはポケッタブルの方法。今回ご紹介しているインナーダウンはすべて付属のポーチがついていますが、この商品は自らのポケットに収納できる仕様。付属のポーチ無しで小さくできるので、付属品を無くしがちな方には嬉しいポイントです。他に、見栄えにもポイントが。シーム(縫い目)が斜めになっているので視覚的にシャープになっています。並行シームではないので他人と違う感じで着ることができるのも魅力です。ワンランク上のインナーダウンを求める方にうってつけのダウンジャケットです。

厳選インナーダウンその⑤

  • Goldwin(ゴールドウイン)
  • ダウンシャツ

  • 税込み41800円
  • ファッション性と機能性を兼ね備えたシャツ型ダウン!

  • 光電子ダウンを採用しており、インナーとして使える薄さで驚きの保温性。シャツ型なのでアウターとしても使うことができ、オシャレシティユースにピッタリです。

インナーダウンにシャツ型?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、これくらい薄手のものであればインナーとしても難なく使うことができます。薄くても温かいのはなぜか?その秘密は中身の光電子ダウンです。遠赤外線効果で内側を温め、高い保温性で外に熱を逃がしません。生地にはコーデュラナイロンを採用し、男性が好むハリのある質感を持っています。加えて耐摩耗性を持っているのでヘビーユーズしてもなかなかへこたれることがありません。おしゃれして気分良く街に出かけるときに一役買ってくれるダウンシャツです。

インナーダウンで秋冬のコーディネートを楽しもう!

今や、使えればいい、というだけではなくてファッション性も備えたインナーダウンが次々とリリースされています。
選択肢が広がったため迷うこともあると思いますが、それを楽しみながら自分に合う一着が買えたときの満足は代えがたいものがあります。
本格的に寒くなる前にぜひ一度インナーダウンをチェックしてみてください。

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