おすすめのアロマ加湿器とは?アロマオイルの選び方まで詳しく解説!
アロマを焚くアイテムといえばアロマディフューザーですが、加湿効果が高いアロマ加湿器も人気があります。実際に、加湿器の方がアロマVフューザーよりも湿度を高められます。
使うアロマの種類によって香りだけでなく、気分も変わってくるなどアロマ加湿器にはメリットが多いためおすすめです。
しかし、アロマ加湿器には注意点もあるので、慎重に使わなければなりません。
ここからはおすすめのアロマ加湿器や、アロマオイルの選び方を解説していきます。
アロマ加湿器の効果とは?
アロマ加湿器にはどのような効果があるのか見ていきましょう。
風邪予防
まず、部屋の湿度が適度に保たれると病原菌やウイルスを防ぐことができます。また、アロマの種類によっては、殺菌作用や抗菌効果があるため、加湿器の効果をさらに高めることが可能です。
そのため、空気が乾燥しやすく風邪が流行やすい冬の時期に、一般的な加湿器を使うよりも風邪の予防効果が高まるでしょう。
リラックス効果
アロマ加湿器を使えば、アロマの良い香りが心身をリラックスさせてくれます。そのため、寝る前などにアロマ加湿器を使えば、肌の乾燥を防ぐだけでなく気持ちを落ち着かせた状態でスムーズに眠ることができるでしょう。
使用するアロマの種類によってリラックスの度合いが異なるため注意してください。例えば、ペパーミントにもリラックスさせる効果がありますが、ミントの香りが強いためスッキリしてしまいます。夜寝る前であれば鎮静効果があるラベンダーを使うと良いでしょう。
アロマ加湿器の選び方
アロマ加湿器の効果を最大限得るためには、予算とのバランスを見ながら適した加湿器を選ぶ必要があります。ここからはアロマ加湿器の選び方を見ていきましょう。
拡散力で選ぶ
加湿器にもいくつか種類があり、部屋の広さに応じてアロマの香りが届くタイプを選ぶ必要があります。例えば、加湿器と自分の位置が近ければアロマの香りをよく感じられますが、香りが濃くて気持ち悪くなることもあります。また、場所によっては周囲のものが湿ってしまうこともあるでしょう。
勢い良く蒸気を出せないタイプの加湿器であれば、アロマを使っても香りを感じ取れないこともあります。そのため、部屋の広さや使用用途に応じたタイプの加湿器を選んでください。
加湿器のタイプは大きく分けて「スチーム式」「気化式」「超音波式」「ハイブリッド式」の4種類があります。
スチーム式
スチーム式の加湿器は最も基本的な仕組みの加湿器です。タンクに貯めた水を温めて蒸気を発生させるため、火傷する恐れがあるため注意してください。また、熱と相性が悪いアロマには適していません。
しかし、高温になるため雑菌が発生しにくく、安全な蒸気を空気中に拡散することが可能です。また、熱によって強制的に蒸気を発生させているため、加湿能力は高いです。また、タンクの中を掃除しやすいタイプのものが多いです。
気化式
気化式とは、水を染み込ませたフィルターに風を当てることで水分を飛ばす仕組みで加湿を行います。スチーム式と違いヒーターを使わないため電気代は安く、火傷する心配もありません。
また、スチーム式は水が温まるまで時間がかかりますが、気化式の場合はすぐに稼働できる点がメリットです。
しかし、加湿能力が高いものは大型のファンを使っているため運転音がうるさいと感じることが多く、加湿器本体も大きいため場所を取ってしまいます。
また、アロマを染み込ませた水を使うと、フィルターが吸い込むため、複数種類使うと香りが混ざってしまうため注意が必要です。
超音波式
超音波式とは、超音波の振動によって水を霧状にする方法です。気化式と同様に熱を使わないため火傷の心配がなく、発生できる蒸気の量も多いのが特徴です。
大型のファンがないため、気化式と比較すると小型のタイプが多く使いやすいでしょう。
しかし、タンクに貯めた水をそのまま霧状にするため、雑菌や汚れが発生していると、そのまま空気中に菌をバラ撒いてしまいます。衛生面に不安があるため、メンテナンスしやすいタイプを選ぶのがおすすめです。
ハイブリッド式
ハイブリッド式とはスチーム式と気化式の混合型です。気化式と同様に水を含ませたフィルターを使い、温風を当てることで加湿します。
そのため、一般的な気化式の加湿器よりも素早く蒸気を発生させることができ、加熱するため殺菌を行えるのがメリットです。
しかし、ヒーターを使って温風を発生させる分、電気代がかさむ点と、気化式と同様にフィルターとファンが必要であるため、本体サイズが大きいのがデメリットです。また、加湿器のタイプの中では比較的高額です。
対応しているアロマで選ぶ
アロマ加湿器には対応しているアロマとそうでないアロマがあります。給水タンクにアロマを垂らすタイプであれば、複数種類のアロマは使いにくいでしょう、ほかにも、アロマポケットのように専用のアロマを補給するスペースがある加湿器もあります。このようなタイプであれば手入れも簡単なので、さまざまなアロマを使うことができるでしょう。
部屋のサイズにあった加湿機を選ぶ
加湿器のパワーである「最大加湿量」は部屋のサイズによって選ぶことが必要です。そのため、部屋の大きさに対してどれくらいのパワーが必要になるのかよく把握しておきましょう。
最大加湿量と部屋の大きさの関係
最大加湿量 | 洋室 | 和室 |
---|---|---|
200ml/h | 6畳 | 3畳 |
300ml/h | 8畳 | 5畳 |
400ml/h | 11畳 | 7畳 |
どのアロマを選ぶかも重要!
アロマオイルには大きく分けて「エッセンシャルオイル(精油)」とアロマオイルの2種類あります。
エッセンシャルオイルとは植物の葉・果皮・果実などから抽出したオイルのことで、100%の天然成分でできており、植物本来の香りや効果を感じることができます。
それに対して、アロマオイルとは人工的なオイルにエッセンシャルオイルのような香り(フレーバー)を付けたものです。
そのため植物100%由来でないものは全て「アロマオイル」とされています。この2つでは効果に大きな差があるため、購入するときはしっかりと小瓶のラベルを確認しましょう。
しかし、一般的に植物の抽出液であるエッセンシャルオイルは「アロマオイル」と呼ばれることが多いです。
アロマオイルと効果
ここからはアロマオイル(エッセンシャルオイル)とその効果には、どのようなものがあるのか見ていきましょう。香りの違いを楽しむだけでなく、効果の違いも実感するのがおすすめです。
グレープフルーツ
グレープフルーツは代表的なアロマであり、甘く爽やかな香りが特徴です。寝起きにグレープフルーツの香りを感じれば、スッキリ目覚められるでしょう。
ユーカリ
ユーカリはミントよりも強い爽快感が特徴のアロマです。雑菌を寄せ付けず害虫が嫌う香りであるため、消毒や虫除けの意味合いで使われる機会もあります。
また、喉や鼻の通りがスッキリするため、勉強や仕事に集中したいときにおすすめです。
スイートオレンジ
オレンジの皮から抽出したアロマです。グレープフルーツよりも甘さが強い香りが特徴であり、リラックス効果や疲れているときに元気が出るような効果があります。
ラベンダー
ラベンダーは独特の香りがしますが、気持ちを落ち着かせてストレスを軽減する効果があります。寝る前に香りを嗅ぐと落ち着いて眠りやすくなるでしょう。
ゼラニウム
ゼラニウムは少し独特な香りがしますが、心身のバランスを整える効果があり、何となく調子が悪いと感じるときにおすすめです。
アロマを使う際の注意点
エッセンシャルオイルを作るためには大量の材料が必要となり、その材料を抽出したものがアロマオイルの小瓶に詰まっています。そのため、植物の力が凝縮されており、さまざまな効果が濃くなっているため、取り扱いには注意しなければなりません。
ここからは加湿器でアロマを使う際の注意点を紹介していきます。
肌に直接つけないようにする
エッセンシャルオイルは強力な効果を持つ種類があるため、薄めずに使うと場合によっては赤くなったり、腫れたりすることがあります。
特に肌が弱い人であれば、刺激が強いアロマの種類だと、体がかゆくなるなどの反応が出てしまうこともあるため、アロマを取り扱う際には注意してください。
また、同様に浴槽にアロマを使用する方もいますが、肌がピリピリすることもあるため要注意です。
原液を皮膚につけない皮膚に使用する際は、原液では刺激が強いため、希釈して(薄めて)して使用することが大切です。誤って精油の原液が直接皮膚についた場合は、すぐに清潔な大量の流水で洗います。赤み、刺激、発疹など皮膚に異常がみられた場合は、医師の診察を受けてください。
口に入れない
エッセンシャルオイルは強力な力があり、原液を直接取り込むと毒になる場合もあります。そのため、アロマを飲んだり料理に混ぜたりしないようにしましょう。
また、アロマ加湿器を使う場合は、希釈しているとしても口に入らないように注意してください。
精油を飲用しないAEAJ では、希釈したものであっても精油を飲むことや、ほかの食品と一緒に摂取すること、うがいに使うことをおすすめしません。精油を誤って飲んでしまった場合、口の中に精油が残っているときは大量の水で口をすすぎます。子どもなどが飲み込んでしまった場合は、吐かせずに、すぐに医師の診察を受けてください。受診するときは、誤飲した精油を持参するか、精油の名前と飲んだ量をメモして持参してください。
目に入れない
アロマは口と同様に目にも入らないようにしてください。実際に加湿器を使う人の中には、睡眠中に加湿器の蒸気が顔に当たるようにして使うことがあります。
しかし、刺激が強いエッセンシャルオイルが目に入ると大変危険です。そのため、加湿器にアロマを使う際には目に入らないように加湿器を置く位置に注意してください。
精油を目に入れない目は皮膚よりも敏感な部位であるため、さらに注意が必要です。誤って目に入れたり、精油がついた手で目をこするなどしないよう注意しましょう。精油が目に入った場合は、大量の水で洗い流します。決して目をこすらず、速やかに医師の診察を受けてください。
おすすめのアロマ加湿器
では、具体的にどのようなアロマ加湿器があるのか見ていきましょう。
肌の乾燥が気になる冬の時期にはしっかりと加湿ができる加湿器がおすすめです。大型の加湿器ほどパワーはありませんが、一部屋であればしっかり加湿できます。かわいい色が特徴ですが、白色のカラーもあります。
アロマを使えるだけでなく静音設計であるため、タイマーを使うことで睡眠中の潤いを保つことができます。ディフューザーとしてもさまざまなランキングに入るような人気のデザインです。
気化式なので加湿能力は低いですが、家具などを濡らすことなくスピーディにアロマの香りを広げることができます。パワーよりも軽量性を重視する方におすすめです。また、電池で動くため車でも使えるでしょう。
※価格はいずれもAmazonの2019年9月時点のものです。
まとめ
アロマ加湿器を使えば空間を潤すだけでなく、リラックス効果や風邪予防などの効果も得られます。また、大型の加湿器であれば空気清浄機能も付いているため、より空間を綺麗にできるでしょう。
しかし、アロマ加湿器の使い方によっては良い匂いだけでなく臭いと感じるようになるため、しっかりメンテナンスしてください。
通販だけでなく、無印良品やフランフラン、ニトリなどでもアロマ加湿器は多く扱っているため、実物を見て選ぶのもおすすめです。
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