初心者必見!一眼レフ用SDカードの選び方

南谷有美
公開: 2019-09-27

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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一眼レフの大切なデータを保存するSDカード。「安いから」「何となく」という理由で選んでいませんか?現役カメラマンの筆者が一眼レフにおすすめのSDカードの選び方についてご紹介します。


SDカードとは

SDカードは、フラッシュメモリーに属する記録用メモリーカードのことです。一眼レフカメラやパソコン、テレビなどの幅広い電化製品で利用することができます。

SDカード種類

SDカードには様々な大きさのものがあります。

①miniSDカード
今では姿を見ることが少なくなってしまったカードです。当時は、携帯電話の端末などによく使用されていました。

②microSDカード
トイカメラやコンパクトデジタルカメラ、スマホに使用されることが多いカードです。

③SDカード
SDカードと言われればこのサイズを思い浮かべるという方も多いかと思います。一眼レフやミラーレス、様々な電化製品で使用することができます。

せっかく購入したのに読み込めないと悲しいですよね。使いたい一眼レフに対応しているSDカードを調べた上で、購入するようにしましょう。

SDカードの仕様の見方

SDカードのスペックや仕様は、表面に印字されています。一眼レフを使う際に、どんな機能があれば嬉しいのか考えて見るようにしましょう。

 SDカード仕様

①転送速度
写真は瞬間が命。データ転送の速度が記載されています。

②容量
どれだけのデータを保存できるかが記載されています。

③UHS規格
UHSとは、Ultra High Speedの略で、大容量化・高速化のニーズに対応するデータ転送速度の新規格を意味します。

④機器との互換性
一眼レフとSDカードの仕様が一致するかの確認をします。

まずは、これらを照らし合わせ、確認することが大切です。カードのスペックを確認し、理想的な一眼レフ用SDカードを見つけましょう。

プロカメラマン体験談!安いSDカードから高いSDカードにかえた結果

ここでは筆者の実体験をご紹介します。

一眼レフカメラでの撮影を始めたばかりの頃は、どのSDカードが良いのかわからず、32GBで値段は1,000円以下の「とりあえず容量が大きくて安いもの」を使っていました。
ある日、「データが消えている」という事件が起こりました。
すぐに電気屋さんやデータ通信に詳しい人に聞きましたが、復旧の兆しはなく、データは見ることができなくなってしまいました。
その後、一眼レフにはどんなSDカードが良いのか勉強して、容量だけではなく前項で紹介した転送速度などにも着目すること。そして何より信頼できるメーカーのものを購入しようという結論にいたりました。
32GB1,000円以下のSDカード→現在は32GB3,000円のSDカードと、値段は当時の約3倍になってしまいましたが、よかった点もいくつかありました。

①転送速度が速いこと
一眼レフを扱う上で、重要な項目となります。転送速度は大きく分けて、書き込み・読み込みがありますが、どちらのスピードも格段に上がりました。書き込み速度は作業効率の向上、読み込み速度はシャッターチャンスを掴む力に繋がりました。
②安心できる
一眼レフで撮影したデータが飛んでしまった場合は、データ復旧のサービスもついています。一眼レフで撮影した大切な写真が飛んでしまうと悲しいですよね。もしもの時はデータの復元を相談することできるので、安心して使用することができます。

安価なSDカードを使っていた時、転送速度が遅くてストレスを感じていたので、①転送速度が速いことはとても気に入っています。作業効率をあげることは生産性の向上にも繋がるので、お金を出して良かったと感じるものでした。一眼レフでも撮影も一層楽しくなりますよ。

一眼レフ用SDカードでおすすめの容量

8GB、16GB、32GB、64GB…とSDカードは容量を選択することができます。容量を選ぶ上で重要なことをご紹介します。

どんな撮影シーンで使いたいのか

みなさんは一眼レフでどんな撮影をしますか?例えば、ポートレートで使いたい、運動会で使いたい、結婚式で使いたいなど、一眼レフは様々な用途で使われます。記念撮影とイベントの撮影を比べると、一眼レフのシャッターを切る回数が明らかに違いますよね。一眼レフでの撮影枚数は何枚くらいになりそうなのかイメージをして、それにあった容量を選ぶことが大切です。

RAWとJPEG?どのサイズで保存したいのか考えよう

画像サイズによって保存できる枚数が異なります。大きくRAWJPEGに分類され、さらにSMLというサイズに分けられます。RAWとは「未加工の」という意味で、一眼レフで撮影した写真が圧縮されずそのままのサイズで保存されるので、容量が大きいことが特徴です。

一方、JPEGは画像サイズが圧縮されているので、容量が比較的小さいことが特徴です。一眼レフで撮影した写真をパソコンで加工をする人や、大きく引き伸ばして飾りたい方にはRAW、一眼レフで写真を手軽にたくさん撮りたい方には、JPEGがおすすめです。
RAWの場合は32GB以上をおすすめしますが、JPEGの場合は8GBや16GBでも十分に一眼レフで撮影することができます。SDカードは容量が少ないほど安価になりますので、保存したい一眼レフの画像サイズを考えて購入するようにしましょう。

項目別!一眼レフにおすすめのSDカード

一眼レフにおすすめのSDカードをご紹介します。比較のため、全て32GBのものをご紹介していきます。サイトごとで値段にばらつきがあるため、正規商品かお確かめの上、吟味して購入されることをおすすめします。

おすすめ①
  • Transcend
  • Transcend SDカード 32GB

  • 税込990円
  • 安さも品質も抜群なTranscendのSDカード

  • コストパフォーマンスが抜群のTranscendのSDカード。メーカー保証が5年間ついているのも安心です。

容量:32GB
読取り速度: 最大 95 MB/s2
書込み速度: 最大 45 MB/s2
スピードクラス: C10
カードタイプ: SDHC
初心者でも手に取りやすいSDカードです。

おすすめ②
  • Transcend
  • Transcend SDHCカード 32GB

  • 税込1,618円
  • 動画にもおすすめなSDカード

  • 動画の際におすすめなTranscendのSDカード。値段も手頃で購入しやすいのも特徴です。

容量: 32 GB
読取り速度: 最大 95 MB/s2
書込み速度: 最大 40 MB/s2
スピードクラス: C10
カードタイプ: SDHC
写真よりも動画を撮影する機会が多い方におすすめのSDカードです。

おすすめ③
  • TOSHIBA
  • TOSHIBA FlashAir™SDHCメモリカード

  • 税込4,550円
  • 撮った写真をすぐシェアできる!WiFi搭載のSDカード

  • 東芝のSDカード。wi-fiが搭載されているのでカードをカメラから取り出さなくても、一眼レフで撮った写真をすぐにシェアできることが魅力です。

容量:32GB
スピードクラス:C10
カードタイプ: SDHC
撮影した写真をすぐにその場で家族や友人に共有したい方におすすめです。

おすすめ④
  • SanDisk
  • SanDisk Extreme PLUS 32GB

  • 税込3,270円
  • プロも愛用!高品質なSDカード

  • お値段は少し高めですが、信頼と品質に定評があるSanDiskのSDカードです。

容量: 32 GB
読取り速度: 最大 90 MB/s2
書込み速度: 最大 60 MB/s2
スピードクラス: C10, U3, V30
カードタイプ: SDHC
カメラをはじめたばかりだけどプロも使っている良いものを使いたいという方におすすめのSDカードです。

おすすめ⑤
  • SanDisk
  • SanDisk Ultra PLUS 32GB

  • 税込1,880円
  • 本格派SDカードをお得な値段で

  • SanDisk のSDカード。上のものに比べてスペックは少し劣る部分はありますが、お得に購入することができます。

容量: 32 GB
読取り速度: 最大 130 MB/s6
スピードクラス: C10, U1
カードタイプ: SDHC
プロも使っているものには値段的に手が届かない方におすすめです。

一眼レフ用SDカードについて考えてみよう

一眼レフ用のSDカードについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか。これを機に今使っている一眼レフのSDカードを見直し、本当に自分にあっているものは何なのかを考えてみましょう。良いSDカードとの出会い、快適な一眼レフカメラライフを送ってください。

※商品価格はいずれも2019年9月時点のものです


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