ビールの美味しい飲み方教えます!おすすめの銘柄を見つけよう
せっかくビールを飲むのなら美味しく飲みたいですよね。お店で飲むビールはなんだか一味違いますが、それはおいしさのコツをおさえているからですいつも同じビールを飲んでいる人は、たまにはビールの銘柄を変えてみるのはいかがでしょうか。きっと味の違いに驚きますよ。
目次
ビールの美味しさとは?
ビールと一括りにされる事が多いですが、ビールには様々な種類があります。
エールやラガーといった製法による違いだけでなく、発泡酒や第三のビールと呼ばれるリキュールも広い意味でのビールとして販売されています。
ネーミングやラベルからはビールに見えますが、よく表記を確認するとお酒としての分類が違うのです。
そこで今回は一部の例外を除き、日本の酒税法でビールとして扱われているものを中心に紹介します。
日本で主に飲まれている黄金色で苦味と切れ味のあるビールはラガーの一種であるピルスナーに分類され、冷たく冷やして飲むのが主流です。
コンビニで手に入るほぼ全てのビールはピルスナーなので飲み方も共通です。おいしさの基準は冷たさと風味、のど越し、それにきめ細かな泡にあります。
このビールの特徴を最大限にひきだして美味しくを飲むにはちょっとしたコツがあります。
美味しい入れ方
ビールを美味しく飲むにはただ注ぐだけでは不十分です。
まずは前準備としてビールの鮮度を確認します。賞味期限切れでないか確認したら冷蔵庫で冷やしておきます。温度は6~8度程度が適温です。
次にジョッキやグラス、コップなどの器をきれいに洗浄して油分が付かない状態に保ちます。これはきれいな泡を作るために必要な準備です。
泡はビールの液面と空気が直接触れ合わないようにする役目があるので、きめ細かな泡は飲みくちに影響するだけでなくビール自体の劣化を防ぎます。
グラスやジョッキを冷蔵庫で十分に冷却しておくのも良いでしょう。
これで準備が整いました。
まずは高めの位置からグラスの2~3割程度まで注ぎます。注ぐ位置が高いのは泡を作るためです。
そしてグラスを傾けて泡の下に静かにビールを注ぎます。
8~9割程度まで注いだらグラスを立てて少し高めの位置からビールを注いでクリーミーな泡を作ります。
このように3段階に分けて注ぐことで美味しいビールが楽しめます。
もちろんアレンジを加えても構いませんが、まずはお手本を習得してみてはいかがでしょうか。
より詳しい手順については下記の動画が参考になるので是非ご覧ください。
それでは、次に美味しいビールの銘柄について紹介します。どれもコンビニなどで市販されているので入手はたやすいです。
日本の代表的なビール①「アサヒスーパードライ」
キレのあるすっきりした飲み口で大ヒットした日本のビールの代表です。1983年に登場してから今でも愛され続けており、当時業界ナンバーワンだったキリンビールを抜く原動力となりました
雑味の無さが一番人気の秘密かもしれません。
日本の代表的なビール②「キリン一番搾り」
アサヒに次ぐビールシェアを誇るキリンビールの代表作です。
ビールの原料となる麦汁を一番搾りしか使わないという贅沢な製法を採用しています。
日本の代表的なビール③「ヱビスビール」
同社の黒ラベルと比べて若干高めの価格帯のエビスビールはサッポロビールの高級ラインナップです。
スーパードライや一番搾りと比べてコクがあり、テイストが強めです。個性があるビールだと言えるでしょう。
日本の代表的なビール④「ザ・プレミアム・モルツ」
CMにイチロー選手を起用するなどしてプレモルの愛称で有名になったプレミアムモルツはサントリーのビールです。
アルコール度数は5.5%で、先に紹介したスーパードライや一番搾り、ヱビスビールより0.5%だけ高いのが特徴です。印象的な香りと華やかな味わいがあります。
つづいては、定番の海外ビールを紹介します。
代表的な海外ビール①「バドワイザー」
バドワイザーはアメリカのビールです。バドの愛称で呼ばれる事もあります。
非常に軽くてすっきりとした飲みやすいビールで世界中で愛されています。
代表的な海外ビール②「ハイネケン」
ハイネケンはオランダ生まれのビールで、その歴史は古く1863年に遡ります。今では世界192か国で愛され100か国以上で生産されています。
日本ではキリンビールがライセンス生産しており、独特なホップの香りが人気です。
代表的な海外ビール③「ヒューガルデン」
ヒューガルデンはベルギーを代表するホワイトビールです。圧倒的なコリアンダーの香りとまろやかな味はこれまで紹介したビールとはまったく異なります。
なぜならヒューガルデンは下面発酵のラガーの一種であるピルスナーとは違い、上面発酵でつくられるエールという種類のビールだからです。
日本の酒税法においては発泡酒として分類されていますが、製法上は明らかにビールです。
日本では6℃程度に冷やして提供される事が多いですが、ヨーロッパでは15℃程度の常温に近い温度で飲まれる事が多いです。
ビールの味が苦手な人は一度手に取ってみてください。まったく違う世界の扉が開くでしょう。
代表的な海外ビール④「ギネス」
ギネスビールは、ヒューガルデンと同じ上面発酵ビールであるエールの一種です。ただしホワイトビールではなくローストした大麦を使うスタウトビールに分類されます。
アルコール度数は4.2%(表示は4.5%ですがこれは酒税法の関係による)で最も弱いですが、香ばしい独特の風味があり、日本の主流ビールのピルスナーとはまったく違います。
なお美味しい飲み方については下記の記事をご覧ください。泡が落ち着く時間まで細かく指定されているので徹底的にこだわるのも良いかと思います。
そして、最後にビールを飲みたいけれどアルコールは苦手、という人向けにノンアルコールビールを紹介します。
代表的なノンアルコールビール①「ドライゼロ」
スーパードライのノンアルコールバージョンと呼ぶべきビールがドライゼロです。
アルコールだけでなくカロリーと糖質がゼロという特徴があり、ビールっぽい見た目に反して健康的な飲料だといっても良いかと思います。
流石にスーパードライと同じ味ではありませんが飲みやすさとスッキリ感を上手く再現しています。
代表的なノンアルコールビール②「オールフリー」
オールフリーはサントリーのノンアルコールビールです。アルコール、糖質、カロリーだけでなくプリン体までゼロ(食品表示基準による)なのが特徴です。
スペックだけでなく飲み口もビールらしくなっておりおすすめです。
代表的なノンアルコールビール③「パーフェクトフリー」
パーフェクトフリー
本稿で唯一の機能性表示食品、パーフェクトフリーはキリンのノンアルコールビールです。
カロリーと糖質がゼロなだけでなく難消化性デキストリンが含まれており、糖や脂肪の吸収を穏やかにする機能が認められています。
もちろん味も他のノンアルコールビールと遜色ありません。
最後に
ここまで多くのビールを紹介してきましたが、世界中には数えきれないほどたくさんのビールがあります。
日本人が最も愛するピルスナーだけでなくエールにも目を向ければ、豊かなビールの世界が広がっています。
美味しい飲み方について日本のピルスナービールは洗練に洗練を重ねているのである程度最適解が導き出されていますが、ビールの種類や現地の風土によって最適解は異なります。
つまり全てのビールに共通する答えはありません。
まずは難しく考えず直感を信じて、1番よさそうだと感じるビールを手に取ってみてください。
最高に美味しい飲み方はその後についてくるでしょう。
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