キャンプのレイアウトにこだわろう!基本からおしゃれなやり方まで紹介
同じキャンプギアを使ってもレイアウトを少し変えるだけで、雰囲気や過ごしやすさは大きく変わります。つまり、レイアウトを少し変えてみるだけでも、キャンプの楽しみ方は広がるのです。
これからキャンプを始める人も、数回キャンプをしたことがある人も、キャンプ場に合ったレイアウトをこだわってみるのがおすすめです。
ここからは、キャンプのレイアウトについて詳しく解説していきます。
キャンプのレイアウトとは?
キャンプのレイアウトとは、テントやタープ、キッチンやテーブル・チェアといったキャンプギアの配置のことです。
同じキャンプギアでも、配置によって雰囲気や過ごしやすさは大きく変わってくるため、慎重に考えた方が良いでしょう。実際に、レイアウトのちょっとした工夫だけで動きやすくなります。
レイアウトに使うもの
キャンプのレイアウトを決めるときにはいくつか必要なものがあります。特にキャンプ初心者の方であれば、事前の準備をしっかりと行いましょう。
ここからはキャンプのレイアウトに使うものを紹介していきます。
キャンプ場の情報
キャンプ場のタイプによってレイアウトは細かく変わってくるため注意しましょう。例えば、設営すると危険な場所も多くあります。
事前にキャンプをする場所を下見するのが理想ですが、現実的ではないでしょう。そのため、キャンプ場を予約するときにホームページでどのような場所でキャンプをするのか調べておくことが大切です。
例えば河川キャンプ場の場合、中洲に設営するのは大変危険なのでやめてください。雨などによって川の水量が増えるとテントが沈む可能性があります。
他にもキャンプ場の場所によっては、崖の下や大きな木の下でも設営できることがありますが、危険なだけでなく木の根が邪魔になって設営しにくいです。
また、キャンプサイトが狭ければ、近隣のキャンパーの迷惑にならないように設営しなければならないため注意が必要です。
テント・タープ
キャンプで必需品であるテントは基本的にタープとセットで設営することが多いでしょう。実際にテントとタープを設営した場所が、キャンプをする際の生活の拠点になります。
キッチン・テーブル
キャンプをする際に、テントしかないと自然の雰囲気を十分に楽しめないため、テントの外にテーブルとチェアを設営するのが一般的です。テーブルとチェアがあれば、わざわざテントの中に入らなくても良いため、活発に動きやすくなるでしょう。
また、キャンプで料理をする際はキッチン用品も必要です。キッチン用品にはコンロやバーベキューグリル、調理するためのテーブルなどが該当します。
車
車でキャンプ場に行く場合、車も有効活用することでより効率良く行動できるようになります。テントだけでは狭い場合は、車のトランクを使ったり、荷物を置ける場所として使えたりします。
キャンプのレイアウトの基本ポイント
先程のようなキャンプのレイアウトに使うアイテムを、適切に設営することで動きやすいレイアウトにできるでしょう。
ここからはキャンプのレイアウトの基本ポイントを紹介していきます。
テントとタープを連結
キャンプの基本レイアウトでは、テントとタープを連結させることが一般的です。もちろん、必ず連結させなければならないということはなく、キャンプ場の立地によっては離した方が良い場合もあります。
しかし、キャンプサイトが狭い場合や、雨や日差しが強い場合はテントとタープを連結した方が動きやすくなります。
また、テントよりもタープの方が設営できる場所が制限されるため、最初にタープを設営することがおすすめです。事前にレイアウトを計画していても、予定通りタープを設営できるとは限らないため柔軟に対応できるように注意してください。
タープの下にキッチン・テーブル
基本的にタープで日差しを遮っている場所に、キッチンやテーブルを配置します。雨や日差しを遮れる場所であれば、テーブルやチェアを置くことでゆったりと過ごせるでしょう。
同様にキッチン用品もテーブル周辺に配置することで、スムーズに調理できるようになります。
このキッチン・テーブルのレイアウトには主に「I字型レイアウト」と「L字型レイアウト」の2種類があります。
I字型レイアウト
I字型レイアウトとは、キッチン(グリルやコンロ)とテーブルを一直線になるように並列に配置するレイアウトのことです。
複数人でキャンプご飯を料理するときには、空間を広く使えてお互い邪魔にならないため、動きやすいです。特にキッチンやテーブルの高さを揃えると、より料理しやすくなるでしょう。
L字型レイアウト
L字型レイアウトとは、キッチンとテーブルをL字型になるように垂直に配置するレイアウトです。
1人や2人など少人数で料理をする場合に適したレイアウトであり、無駄な動きをしなくて済むことがメリットです。レイアウトによっては、座りながら調理することもできるでしょう。
火はタープの外で
グリルやコンロ、焚き火台を使う場合、タープの下で使うと燃えてしまう可能性があるため注意してください。そのため、このような火を扱うアイテムはタープの少し外に出すようにしましょう。
おしゃれなキャンプのレイアウト
おしゃれなテント・タープ内のレイアウトを参考にするのもおすすめです。キャンプにはさまざまなスタイルやレイアウトがあるので、どのようなものがあるか知っておくと良いでしょう。
シンプルなロースタイル
最近流行のロースタイルはゆったりと過ごせるキャンプスタイルです。画像のように、必要最低限のシンプルなレイアウトにすることにより、余計なストレスから解放されるでしょう。
開放的なスタイル
背の高いタープを使うことで、開放感があるキャンプのレイアウトを実現できます。日差しをしっかりと遮りながら、天井が高いため圧迫感がなく、広々とテーブルやキッチンを設営できます。
食卓を囲むL字型レイアウト
大きいタープで広い場所を確保できれば、食卓とキッチン・テーブルを分けて設営できます。上手くL字型のレイアウトを活用すれば、スペースをフル活用できるでしょう。
ウッド調で揃えたI字型レイアウト
キャンプのレイアウトを考えるとき、アイテムのカラーや素材を活かすこともおすすめです。写真のようにウッド調のラックを使えば、おしゃれな雰囲気I字型レイアウトを実現できます。
キャンプのレイアウトの注意点
キャンプのレイアウトは考えると楽しくなっていきますが、設営は完全に自由というわけではありません。キャンプのレイアウトにはいくつか注意点があります。
ここからは、キャンプのレイアウトの注意点を見ていきましょう。
事前に計画を立てよう
ソロキャンプであれば、思いつきでレイアウトを変えても誰の迷惑にもなりません。しかし、家族や友人など複数人でキャンプをしているとき、その場の思いつきでレイアウトを変えると、協力者を振り回してしまいます。
そのため、事前にどのようなレイアウトで設営するか計画を立てることがおすすめです。具体的にどのような配置にするか紙に書いて、一緒に設営するメンバーと共有しましょう。
事前にレイアウトが決まっていればスムーズに設営できるだけでなく、家族・友人間で揉めることも少なくなります。
近隣のキャンパーの邪魔にならないように
キャンプ場でキャンプをする場合、特定のキャンプサイトに対してお金を支払います。つまり、キャンプサイトはその利用者の敷地のようなイメージになります。
そのため、隣のキャンプサイトにロープやペグ、タープなどがはみ出ていると近隣トラブルになる可能性があるため注意してください。
もし、どうしても設営の都合上、隣のキャンプサイトに侵入してしまう場合は許可を取るようにしましょう。
また、焚き火やバーベキューをするときも、隣のキャンプサイトに煙が流れてしまうのもマナー違反になるため注意が必要です。
クーラーボックスの位置に気をつける
料理をする際、食材はクーラーボックスで保管しますが、日当たりが良い場所に置いていると、クーラーボックスの中でも温度が上がってしまい、状態が悪くなってしまいます。
キャンプなどのアウトドアでは、食中毒の危険性が増すため、よく火を通すだけでなく食材の管理方法も注意しなければなりません。
タープを活用して、日が当たらない位置にクーラーボックスを置くようにしましょう。
まとめ
キャンプのレイアウトは、自分が過ごしやすいスタイルを作るため重要です。基本となるレイアウトのポイントを押さえておけば、簡単に設営できるでしょう。
まずは、どれくらいキャンプサイトが広いか確認し、動きやすさや見映えの良さを意識してレイアウトを考えることが大切です。
また、キャンプのレイアウトの注意点を押さえれば、失敗することは少ないでしょう。ぜひ自分に合ったキャンプのレイアウトを見つけてください。
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