ソロキャンプテントおすすめ10選!設営の方法やサイズなどの選び方も紹介

moovoo編集部
公開: 2019-10-11
facebook xPost lineLINE copyCopy

ソロキャンプテントの選び方とおすすめ製品を紹介します

日の出時のテントの写真

キャンプの経験が豊富になった、またはひとりの時間をゆっくり過ごしたいと思ったときにソロキャンプへの挑戦を考える人も多いでしょう。ソロキャンプで快適に過ごすには、シーンや持ち運びの方法、自分のキャンプの熟練度などに応じたテント選びが重要になります。

ここでは、ソロキャンプテントを選ぶうえでおさえておきたい4つの選び方のポイントに加えて、おすすめ10製品を紹介します。初心者ソロキャンパーの人や、ツーリングや登山用のテントを求めている人はぜひ参考にしてください。

ソロキャンプテントの4つの選び方のポイント

ソロキャンプと一言で言っても、環境やテントの運搬方法、キャンパーのレベルなどは異なりますので、適切なソロキャンプテント選びが求められます。

運搬から設営、撤収まで自分ひとりで行うからこそ知っておきたい、ソロキャンプテントを選ぶうえでの4つのポイントを解説します。

設営から撤収まで自分ひとりでできるものを選ぶ

ソロキャンプやひとりでのツーリング、登山などではまずテントの設営から撤収まで自分で行わなければいけません。もしもソロキャンプが初めてでテントの設営にまだ不慣れな場合は、設営が簡単にできる製品を選びましょう。

自立式でフレーム組み立てなどの手間がかからないもの、構造が単純で設営しやすいクロスフレーム構造や魚座型のもの、テープに色分けがしてあるので設営しやすいなどの工夫があるテントがおすすめです。

ソロキャンプは複数回経験している、またはテントの設営自体に慣れている場合は、設営のしやすさよりもほかの機能や特徴を重視して製品を選んでもよいでしょう。

例えば、4本のポールを使用して複雑に交差させるジオデシック構造のテントは設営がやや難しいのですが、耐風性が群を抜いているため、登山などの過酷な環境でのソロキャンプテントにも使えます。

自分のソロキャンプやテント設営のレベルと相談しながら、設営から撤収まで自分ひとりでできるものを選びましょう。

宿泊の有無や対候性でシングルかダブルウォールかを選ぶ

テントには、一枚の布地でできているシングルウォールテントと、テント内部にあたるインナーテントにフライシートをかぶせて使う、二層生地式のダブルウォールテントがあります。

シングルウォールテントは布が一枚だけなので設営が簡単、軽量なものが多いため気軽に使えるのが特徴です。ただし、耐久性や居住性、対候性は低く、雨風や結露に弱いため、宿泊用テントとしては不向きです。ソロでもデイキャンプや日帰りツーリングなどに適しています。

ダブルウォールテントはシングルウォールテントよりも重くなりますが、その分だけ耐久性も居住性も抜群です。雨風や結露を防いでくれる対候性の高さも兼ね備えているため、安心してソロキャンプのテント泊に使えます。

また、シングルウォールよりも設営しにくいデメリットもありますが、ダブルウォールのテントでも一体型や吊り下げ型など、設営しやすい製品も発売されていますので、テントの設営に自信がない人は、設営しやすい工夫のあるダブルウォールテントを選ぶと安心です。

バイクツーリングや登山は軽量コンパクトを重視

ソロキャンプを行う場合でも、オートキャンプ場などで車の乗り入れ可能だったり駐車場まで荷物を車で乗せて運べたりする場合と、パッキングできる荷物の量が車よりも限られてくるバイクツーリングでのキャンプ、自分で背負って山頂まで運ばなければいけない登山キャンプでは、選ぶべきテントの収納サイズや重量が異なってきます。

持ち運べる荷物に限りがあるバイクツーリングではできるだけ収納サイズがコンパクトにまとめられるもの、パッキング量に加えて自分で運ぶ負担をできるだけ少なくしたい登山の場合は軽量仕様のものを選びましょう。

重視したい機能とコストのバランスを考えて素材を選ぶ

ソロキャンプテントにはさまざまな素材が使用されていますが、機能性が高いものの場合その分コストが高くなることも多いです。例えばダウンジャケットやシュラフなどにも使用されているゴアテックスは、高い防水性と透湿性を兼ね備えた素材のため、その分だけテントの居住性や対候性も高くなります。ただし、ほかの素材を使ったテントよりは価格は高価になる傾向にあります。

一般的に使われているポリエステルは価格のバランスも良く、ある程度の強度もあり、紫外線にも強いメリットがある反面、通気性がなくテントの中が蒸れやすくなります。夏場のソロキャンプならコットンまたはポリエステル素材でも側面にテント内部の湿気を逃がすベンチレーション構造がついているものや、側面をメッシュに切り替えられるものを選ぶとよいでしょう。

ソロキャンプテントおすすめ10製品を紹介します

ソロキャンプテントはまずひとりで設営から撤収までできるものを選ぶのが重要です。さらに、ソロキャンプを行うシーンや環境に応じてシングルかダブルウォールか、軽量コンパクトさを重視するか、素材と価格のバランスで重視する機能を考えて選びましょう。

これらの選び方をふまえて厳選した、ソロキャンプテントのおすすめ10製品を紹介します。ソロキャンプを快適に、安心して過ごせるテント選びの参考にしてください。

ソロ用テントでもそれ以外でも使える「スノーピーク アメニティドームS SDE-002RH」

スノーピークの発売するテントのエントリーモデルで、設営のしやすさと手にしやすい価格でソロキャンプ初心者の選択肢にも入るのが「スノーピーク アメニティドームS SDE-002RH」です。

テント本体の地上高を最低限におさえることで、風の抵抗を少なくし、耐久性を高めるのに成功しています。ほかにも、インナーテントとフライシートで設置位置が同じ場所はテープで色分けされているなど、ダブルウォールテントながら設営のしやすさも魅力です。そのままなら3人用テントとして使えますが、オプションとしてメッシュシェルターをドッキングさせるとリビングスペースができるため、広々したソロキャンプ用テントとしても、夫婦やカップル、ファミリー用テントとして使いたい人にも向いています。

軽量モデルで登山のソロ用テントにぴったり「スノーピーク ファル Pro.air 2 SSD-702」

スノーピークの山岳登山用テント「ファル」シリーズのプロモデルが「スノーピーク ファル Pro.air 2 SSD-702」です。山岳登山に特化したモデルのため、テント本体とフレームのみで約1.7kgと軽量さが魅力。

気候の変わりやすい山岳登山シーンでも快適に過ごせる、テント内の蒸気を逃すベンチレーションも付属。インナーテントは吊り下げ式のため、設営もスピーディにできます。また、インナーテントは取り外し可能なため、フライシートのみでシェルター(日除け)としても使用できます。

前室付きのソロキャンプ用テント「キャプテンスタッグ エクスギアソロテント UA-19」

ソロキャンプでも、荷物や靴を置ける前室付きのテントなら居住性が高まります。ソロキャンプ用テントで前室付きの製品を探している人におすすめなのが、「キャプテンスタッグ エクスギアソロテント UA-19」です。

前室付きのテントの場合、どうしても通常のテントよりも重くなりがちですが、このテントはポールに軽量かつ耐久性の高いジェラルミンを採用し、重量が約2.18kgと、軽量化に成功しています。開閉可能なベンチレーションや、インナーウォールにはノーシームメッシュなど通気性の良さが抜群です。春秋はもちろん、梅雨や夏場で湿気がこもりやすい季節でも快適に過ごせる居住性の高いソロテントを探している人にも向いています。

夏場やツーリングで安いソロキャンプ用テントを求めるなら「キャプテンスタッグ リベロ ツーリングテントUV〈2人用〉BL UA-3」

ツーリングでできるだけ軽量コンパクトにまとめられるソロキャンプ用テントが欲しいときや、キャンプだけでなくフェスなど夏場のアウトドアシーンでも使えるテントを探している人にぴったりの製品が「キャプテンスタッグ リベロ ツーリングテントUV〈2人用〉BL UA-3」です。

重量は約3.1kg、収納サイズは40×16×16cmと軽量コンパクトにまとめられるため、バイクツーリングはもちろん、フェスなど徒歩で持ち込みたいときにも適しています。ベンチレーションやフライとインナーの間に80mmの間隔を確保することで通気性がよくなり、結露も防げます。そのため、夏場のアウトドアでも使用できます。

別売りタープとの連結も可能で使い方が広がる「ロゴス SOLOドーム(カモフラ)」

ロゴスからリリースされている、1人用のコンパクトテントが「ロゴス SOLOドーム(カモフラ)」です。フレームに7001ジェラルミンを採用することで、軽量さと耐久性を兼ね備えたソロキャンプにもぴったりなテントになっています。

また、別売りのツーリングタープをD型リングとベルクロテープで連結可能。リビングスペースとして使ったり、ツーリング用テントとしてバイク用スペースとして使ったりも可能です。テントはコンパクトながらも、ソロキャンプでキャンプサイトを充実させたい人の選択肢に入るテントです。

ソロキャンプでワンポールテントにチャレンジするなら「ロゴス LOGOS ナバホ Tepee 300」

ポールを立てるだけで設営できる気軽さに加えて、個性的なフォルムで人気のワンポールテント。ソロキャンプのほかツーリング、フェスなどでワンポールテントを使用したいときにおすすめなのが「ロゴス LOGOS ナバホ Tepee 300」です。

大人3人が入れるサイズのため、やや広くテントを使いたい人にもおすすめ。ナバホ柄の目立つデザインに加えて、航空機にも使用されている7075超々ジュラルミンを採用しているため耐久性と軽量性の高さも兼ね備えています。ひとり参加のフェスなどにも使用できる製品です。

バイクツーリングに特化したワンタッチテント「DOD ライダーズバイクインテント T2-466-TN」

ワンタッチ式でテント本体、バイクを置ける前室、リビングスペースが一気に完成するソロツーリング用に特化したテントが「DOD ライダーズバイクインテント T2-466-TN」です。

特にツーリング時は自分の大切なバイクと一緒に寝たい、と思う人も多いでしょう。まさに「バイクと一緒に眠れる」をコンセプトに作られたテントで、付属のポールでキャノピーを立てればバイクをテントの中に入れることも可能。収納サイズもバイクに積みやすい直径約58cmのコンパクトサイズ、ツーリングやソロキャンプでもスムーズに設営、撤収できるワンタッチ式とソロ仕様の機能も充実しています。

ひとりでのんびりワカサギ釣りができる「DOD サブマリンテントM T2-608」

ソロキャンプだけでなく、いろいろなシーンに特化したソロ用テントを発売しているDODの、ワカサギ釣りに特化したテントが「DOD サブマリンテントM T2-608」です。

ひとりでじっくりテントの中にこもってワカサギ釣りをしたり、テントの外に穴を開けてワカサギ釣りをしたりと、シーンに応じた使い方が可能。風向きが変わったときにもテントの立て直しが不要な、出入り口を複数設けています。氷の上でも素早くワカサギ釣りができるように、ワンタッチ式で設営できるのも魅力です。

簡単設営の自立式テント「コールマン クイックアップドーム S+2000033135」

できるだけ設営を早くしたいソロキャンプを始めとしたシーンにぴったりの製品が「コールマン クイックアップドーム S+2000033135」です。

自立式テント、かつ日光を90%ブロックしてテント内の温度上昇を防ぐため、ソロキャンプを始めとしたひとりのアウトドアシーンでも快適に眠れるのが特徴です。クリアルーフウィンドウ仕様のため、テント内で好みによって光を入れることもできます。耐水圧は約3,000mmと急な雨にも耐えられる対候性も兼ね備えています。

冬以外のシーズン対応のテント「モンベル クロノスドーム 1型」

冬以外の季節で幅広く使えるソロキャンプ用テントを求めている人におすすめの製品が「モンベル クロノスドーム 1型」です。

ポールを直角に交差させるというバーティカル・クロス・システムを採用しているため、ソロキャンプ用テントながら広い居住空間が実現できています。このシステムはモンベル独自の技術で特許も取得済です。テントの設営に使うポールと、ポールにつなげるソケットが一体化しているため、設営だけでなく撤収もスピーディに行えます。ソロキャンプで幅広く使えるテントを求めている人におすすめのテントです。

ソロキャンプを快適に楽しめるテントを選ぼう

キャンプ用具を積んだ車と星の写真

ソロキャンプテントの選び方とおすすめ製品を紹介しました。ソロキャンプはテントの運搬から設営、撤収もひとりで行わなければいけないため、まずは自分で無理なく設営できるテントを選ぶのが、ソロキャンプを快適に過ごせる第一歩になります。

自分で設営と撤収ができるのを前提に、環境やシーンに応じた機能、価格のバランスで選べばもっとソロキャンプが楽しめるテント探しにつながります。


  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    XでMoovooをフォロー!