マルチツールおすすめ10選!上手な選び方とアウトドア向けとDIY向けで厳選
目次
マルチツールの選び方とおすすめ10製品を紹介
ひとつで何役もこなす複数のツールが集約されている、便利なアイテムがマルチツールです。ナイフや栓抜き、爪切りなどのアウトドアや日常生活に便利なアイテムがそろったマルチツールもあれば、先端を変えることでDIYや工事作業に使える電動のマルチツールもあります。そこで今回は、用途に合わせたマルチツールの選び方のポイントに加えて、アウトドア向け、DIY向けそれぞれのおすすめ製品をご紹介します。初めてのマルチツール選びの参考にしてください。
マルチツールの選び方4つのポイントを解説
マルチツールと一言に言っても、用途や使うシーン、製品によって特徴や形状も異なります。さらに、含まれているツールの数も種類も異なりますので、用途に応じた選び方を知っておきましょう。まずは自分の用途に合ったマルチツールを選ぶために覚えておきたい、4つの選び方のポイントを紹介します。失敗しないマルチツール選びにぜひ役立ててください。
アウトドア用かDIY用かを考える
マルチツールは、スイスの軍用品のアーミーナイフとして作られていた歴史があります。そこから派生して、今ではアーミーナイフ以外のマルチツールも多く誕生しました。
アウトドアや防災アイテムとして使うなら、ナイフや栓抜き、コルク抜きなどのツールが中心になっているアーミーナイフ型のマルチツールを選びましょう。なお、日常生活の中でも使いたいなら爪切りやマイナスドライバーなどのツールが含まれているものを選ぶのもおすすめです。
さらに、種類の豊富なドライバーや金属管の切断、くぎ抜きなど工具としての機能に特化したツールが集約したマルチツールもあります。DIYや補修、工事作業などの用途で選ぶなら、工具のツールが集まったマルチツールが候補となります。
まずはどちらの用途でマルチツールを求めているかを検討し、用途に応じて含まれているツールの種類によって製品を選びましょう。
アウトドアや防災アイテムとして使うならコンパクトさや安全性で選ぶ
ナイフでロープを切ったり、果物をむいたり物を切り分けたり、アウトドアシーンでナイフを活用する機会も多いです。さらに、ナイフに栓抜きやコルク抜き、爪切りなどのあると便利なツールが含まれているアーミーナイフ型マルチツールを、アウトドアシーンで活用したい場合も多いでしょう。また、災害時にいろいろな用途として使えるため、非常持ち出し袋の中に入れるアイテムとしても推奨されています。
アウトドアや防災アイテムとして持ち出す場合は、持ち運びのしやすい形状であるかもポイントです。一般的にマルチツールは含まれているツールの種類が増えるほど形状が大きく、重くなります。コンパクトに持ち運びができるサイズのものかを確認しましょう。
さらに、飛び出し防止のストッパー機能や持ち手の握りやすさなど、アウトドアや災害時にも安全に使える工夫が施されている製品がおすすめです。
DIYや工具目的なら手動か電動か
DIYや作業目的のマルチツールは、アーミーナイフ型のマルチツールのようにドライバーや定規を出して使うもの、または先端を変えて使う手動のものと、建材や素材の切断や研磨、入れた釘や接着剤のついた素材をはがす剥離ができる電動のものがあります。何の作業のために使うかで、手動か電動を選びましょう。
さらに、電動のものは充電が必要ですが、コードの長さを気にせず使えるコードレス充電式のもの、充電切れを気にせず使える一方でコードの取り回しが必要になるコード式のものがあります。実際に作業する環境によって、コードレスかコード式かを選ぶのも重要です。
ツールの種類と数が用途と合っているか
マルチツールは製品によって含まれているツールの種類も数も異なります。主に使う用途に必要なツールが含まれているか確認しましょう。
例えば、アウトドアや防災アイテム向けのマルチツールを選ぶ場合、ナイフや栓抜き、コルク栓抜きなどの一般的なツールのほか、スプーンやフォークがついていてカトラリーとしても使えるアイテムもあります。一方でツールが多すぎるとアウトドアシーンや災害時、さっと使いたいツールが取り出せない場合も。
用途に合っているツールが含まれているのを前提に、余分なツールがないか、数が多すぎないか、使いたいツールをすぐに取り出せるかもチェックして製品を選びましょう。
アウトドアや災害アイテム向けおすすめマルチツール5選
アウトドアや災害時、または日常の便利アイテムとして使うマルチツールを選ぶなら、食事や身だしなみなど通常の生活で活用するツールが集まったマルチツールを選びましょう。まずは、アウトドアや災害時、日常生活でも活用できるマルチツールのおすすめ5製品を紹介します。
14種類の役立つツールがそろった「VICTORINOX(ビクトリノックス)スーパーティンカー」
1897年にオリジナルのマルチツールを製作、発売したスイスの老舗メーカー「victorinox(ビクトリノックス)」製の人気マルチツール「VICTORINOX(ビクトリノックス)スーパーティンカー」です。栓抜きやドライバー、ピンセット、はさみなどアウトドアシーンはもちろん日常生活にも役立つ14種類のツールが集約されているミディアムナイフです。なお、付属しているはさみは右利きでも左利きでも使用できます。
登山やソロキャンプのほか、防災ツールや旅行のときにもポケットに入れておきたいマルチツールと言えるでしょう。
アウトドアに欲しい機能に特化したマルチツール「VICTORINOX(ビクトリノックス)ハンティング」
VICTORINOXは日常生活のほかスポーツや航海など用途に合わせたマルチツールを幅広く発売しています。「VICTORINOX(ビクトリノックス)ハンティング」は狩猟やアウトドアシーンのためのツールを集めたマルチツールです。
ブレードが内側にカーブした特殊な形状で獲物を効率よくさばけるガッティングブレードは、アウトドアシーンでの調理にも応用できるでしょう。また、テントを立てるためにペグの穴を開けるリーマーや使いやすい大ぶりのラージブレードなどのツールがそろっています。
テントを張るキャンプなどのアウトドアシーンに持っていくマルチツールを探している人におすすめです。
世界初のマルチツールのウェアラブルツール「LEATHERMAN(レザーマン)TREAD LT Black」
マルチツールは折りたたみ式のツールとして一般的に使用されていますが、「LEATHERMAN(レザーマン)TREAD LT Black」は、世界初のウェアラブル型のマルチツールです。ブレスレット型に、いつでも瞬時に使える29種類のマルチツールが内蔵されています。
2015年に発売されたTREADシリーズよりも重量は10%軽く、幅は20%スリムになっているのが特徴。よりスマートにマルチツールを使いたい人におすすめの製品です。
キーホルダーとして気軽に持ち運べる「LEATHERMAN(レザーマン)BREWZER」
アウトドアシーンはもちろん、日常生活でちょっとしたときに使えるマルチツールを持ち運びたい人におすすめなのが「LEATHERMAN(レザーマン)BREWZER」です。
ステンレススチール製のアクセサリーのような形状ですが、実は栓抜きと缶切りなどのテコの原理を利用して物を開けられるツールとして活用できます。キーホルダーの先などに通しておけば、携帯性の抜群なポケットツールとして使用できます。
毎日持ち歩けるマルチツールや、最低限のツールだけを求めている人におすすめです。
カトラリーとしても使えるアウトドア用品「NORTH MAN(ノースマン) チタンスプーン・フォーク付き5徳ツール 引き割り KT-525」
アウトドアシーンや災害時、食事の用意ができても食事をするにはスプーンやフォークなどのカトラリーが必要になります。スプーンフォークがツールに入った万能ナイフ型のマルチツールが「NORTH MAN(ノースマン)チタンスプーン・フォーク付き5徳ツール 引き割り KT-525」です。
ステンレス製のナイフと栓抜きに、チタン製のスプーン、フォークがセットになった5種類のマルチツールです。使用時にはそれぞれのツールをハンドル部分から取り外せるので、使いやすい形状になっています。
DIYや補修におすすめのマルチツール5選
DIYや補修などの作業に特化したマルチツールを5製品紹介します。趣味でDIYを楽しみたい人や、いろいろな作業に活用できるマルチツールを求めている人はぜひ参考にしてください。
ハイパワー搭載でツールの付け替えもすぐにできる「ボッシュ マルチツール(スターロックマックス)GMF 50-36」
電動式マルチツールのパイオニア的存在のボッシュ製マルチツールで、よりハイパワーを求める人にぴったりの「ボッシュ マルチツール(スターロックマックス)GMF 50-36」。
ボッシュ独自のスナップロックシステムを搭載していて、各種スターロックツールを1秒で着脱可能。切断、研磨、引きはがしと用途に応じたツールに瞬時に切り替えができます。また、ハイパワーの500Wを搭載することで、今までできなかった鉄筋の切断や弾性シーリング材の引きはがしなども可能になりました。
軽量コードレスで取り回しが簡単「HiKOKI(旧日立工機)10.8V コードレスインパクトドライバFWH12DAL」
DIYや補修に便利なドライバーのマルチツールが「HiKOKI(旧日立工機)10.8V コードレスインパクトドライバ」です。コードレス充電式のため場所を選ばず使えることに加えて、重量は1.1kg、形状は500mlのペットボトルサイズのため取り回ししやすく、力の弱い人や女性でも取り扱いのしやすい製品になっています。
使用中には作業部分を照らす白色LEDライトや2019年4月現在の国内電動工具メーカーにおいて最大のトルク締め付けパワーなど、DIYをより便利かつ楽しくするハイスペックも魅力です。
用途に応じた工具を取り付けカスタマイズできる「マキタ 充電式マルチツールTM41DZ」
DIYや補修で切断や研磨、剥離と用途によって先端パーツを付け替えて作業ができる「マキタ 充電式マルチツールTM41DZ」。
先端のツール部分にあたるアクセサリは同梱されているのではなく別売りのため、自分が使いたい用途に合わせてツールを選んで別途購入できます。先端工具は用途に合わせた42種類、アタッチメントやサンドペーパーを含めて計44種類のアクセサリに付け替え可能。マルチツールを最低限のものだけどそろえたいときや、コストを重視したマルチツールを手軽に導入したい人におすすめです。
工具としてのツールに特化したモデル「LEATHERMAN(レザーマン)CRUNCH」
アーミーナイフ型マルチツールメーカーのLEATHERMAN(レザーマン)の中で、工具としての用途に特化したマルチツールが「LEATHERMAN(レザーマン)CRUNCH」です。
LEATHERMAN(レザーマン)の中で、唯一バイスプライヤー(ジョーと呼ばれる口で物をはさみ、つかめる機能を持つ工具)を本体部分に持っているモデルで大中小の3本のマイナスドライバーにプラスドライバー、各種ワイヤーカッター、定規、木工と金属に対応したヤスリなどのツールがそろっています。
日常生活での家電やバイクの補修にもぴったりのツールです。
六角レンチやスポークレンチがそろった「SwissTech(スイステック)アールバイ 20」
プラスドライバー、マイナスドライバーのほか各種六角レンチ、スポークレンチ、星形レンチに対応したツールが集約されている「SwissTech(スイステック)アールバイ 20」。
精密機器や自転車に使用可能なレンチがマルチツールとして入っているため、細かいレンチの先端をドライバーにつけかえて使用する手間がありません。自転車のメンテナンスや自作PCの組立など精密機器の作業に使えるマルチツールです。
用途に合ったマルチツールを選んでアウトドアやDIYを便利にしよう
マルチツールを上手に選ぶポイントとともに、アウトドアや災害時向けとDIYや作業向けで合計10製品のおすすめを紹介しました。マルチツールはそもそもの用途を設定したうえで、製造されている商品がほとんどです。自分が何の目的でどのようにマルチツールを使いたいかを考えるのが、納得の商品選びにつながります。お気に入りの一品が手に入れば、アウトドアや災害時、DIYや作業もより便利に効率よく進められるようになるでしょう。
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