スマートウォッチで心拍数を測定しよう!機能の詳細と計測するメリットを紹介
最近では、スマートフォンと連動して使えるスマートウォッチを利用している人が増えてきています。
スマートウォッチで利用できる機能の中でも、今回は「心拍数測定」機能に注目してみましょう。スマートウォッチにはさまざまな機能がありますが、心拍数を測定できる モデルもあります。
ここからは、最近のスマートウォッチとはどのようなものかを始め、心拍数を計測するメリットなどを詳しく解説していきます。
スマートウォッチとは?
スマートウォッチとは、基本的に通常の文字盤ではなくタッチスクリーンなどの技術が搭載された多機能時計のことです。
特に近年では、スマートフォンと連携したモデルが一般的であり、Bluetoothを使って連動させることでより便利になっています。
今ではAppleが提供しているApple Watchがその代表として認知されていますが、古いものだと2010年にソニーからAndroid端末と連動できるスマートウォッチが販売されています。
スマートウォッチは従来の多機能時計と異なり、機能の数が非常に多く便利に扱えるようになっています。
スマートウォッチの機能
スマートウォッチの機能は非常に多く、小型のスマートフォンのように利用できます。実際にスマートウォッチには通常の時計にはない、以下のような機能があります。
・タッチスクリーン
・スピーカー
・マイク
・バイブレータ
・心拍センサー
・加速度センサー
・温度センサー
・気圧センサー
・ICカード機能
・GPS
スマートウォッチの機能を最大限活用すれば、趣味を充実させるだけでなく、ビジネスや健康分野での活躍が期待されています。
スマートウォッチでは心拍数を始めとするさまざまな数値を記録し、連携しているスマートフォンで管理できます。
また、スマートフォンではスマートウォッチのアプリも管理できるため、新しいアプリをインストールすることで、どんどん機能を追加していけるのもメリットです。
心拍数を計測するメリット
スマートウォッチには複数の機能がありますが、その中でも心拍数の測定のニーズは大きいです。
実際に心拍数を継続して測定していれば、健康面で多くのメリットを得ることができます。ここからはどのようなメリットがあるか見ていきましょう。
体調を判断する目安になる
心拍数はその日の体調と密接に関係しており、体調が悪くなると心拍数が上昇する傾向があります。
実際に、風邪を引いているときや二日酔いなどで体調が悪いと、心拍数は高くなります。特に病気をしていない人でも、体調の良し悪しを判断できれば無理をせずにセーブできるでしょう。
同様に、病気などで体調の良し悪しが重要な要素となる人であれば、身につけるだけで心拍数を測定できるので有効活用できます。
メンタルの状態が分かる
心拍数は体調以外にもメンタルの状態の影響を大きく受けます。例えば、ストレスが溜まっている状態が続いていると心拍数が高くなりやすいです。
Apple Watchには心拍数を計測するだけでなく、気分を落ち着かせるために心拍数と連動した深呼吸をサポートする機能もあります。
定期的に深呼吸をすることで心拍数を正常な数値に戻し、平常心を保つことでリラックスしやすくなるでしょう。
病気を予防・早期発見できる
普段よりも心拍数が高い状態が連日続いていれば、さまざまな病気の可能性が考えられます。実際に糖尿病などになると、一般的な心拍数よりも高い数値が出やすくなります。
長期間心拍数を計測しておくことで、普段との違いを分かりやすく観測でき、場合によっては病気が発症する前に原因を発見することができるでしょう。
トレーニングの効率を上げられる
心拍数は運動強度と大きく関わっています。そのため、「トレーニング効率が良い心拍数=強度」でトレーニングを行えるようになります。
近年では、選手の心拍数を観測して最適なトレーニングを実施するようになっています。効果的なトレーニングを継続して行うことで、競技の結果を出しやすくなるでしょう。
また、心拍数の計測はアスリートに限ったことではありません。体力の向上や体脂肪の燃焼にも適切な心拍数が存在しているため、効率良くトレーニングできます。
心拍数の測定を有効活用しよう
心拍数の測定を利用すれば効果的なトレーニングを行えますが、具体的にどのようにすれば良いのでしょうか。
基本的に心拍数は年齢によって変わるため、220から自分の年齢を差し引いて最大心拍数を求めてください。しかし、注意が必要なことは、この方法で求められる最大心拍数はあくまで目安であり、20歳以上の方でも最大心拍数が200を超えることもあります。
ここからは心拍数を有効活用したトレーニング方法について紹介していきます。
ダイエットしよう
ダイエットをするときには、最大心拍数の40%から60%の運動強度でトレーニングを行うのがおすすめです。
この数値の心拍数で有酸素運動を行えば、運動開始20分後あたりから体脂肪が積極的に分解され、エネルギーとして消費されていきます。
体脂肪が効果的に燃焼されることで、効率良くダイエットできるでしょう。
体力を向上させよう
健康的になるためには体力を向上させたいという方も多くいます。そのような場合は最大心拍数の50%から70%の運動強度でトレーニングを行ってください。
ダイエットをするときの目安心拍数と重なるため、50%から60%の運動強度でトレーニングすれば、健康的になるだけでなく体脂肪も燃やすことが可能です。
30歳の方であれば心拍数95が最大心拍数の50%になるため、スマートウォッチで計測しながら運動を行うことがおすすめです。
運動パフォーマンスを向上させよう
心拍数の計測はマラソンなどのレースに出場し、タイムを出したい人にもおすすめです。
陸上競技で強豪とされる実業団のコニカミノルタのランニングプロジェクトによると、最大心拍数の85%以上の強度でトレーニングをすることで、レース体力が向上するとされています。
最大心拍数の85%となると、比較的激しい運動になるため無理をせずに週に数回実施するように抑えましょう。
スマートウォッチの選び方
このように心拍数をスマートウォッチで計測することのメリットは多くあるため、自分に合ったスマートウォッチを選ぶことが大切です。
ここからは最適なスマートウォッチを選ぶためのポイントを紹介していきます。
心拍数は自動で計測できるか
心拍数を計測する目的でスマートウォッチを選ぶのであれば、ただ計測できるだけでなく自動的に計測できるツールを選ぶことが大切です。
Apple Watchやランニングに特化したスマートウォッチであれば、自動で心拍数を計測できるため、意識しなくても継続して数値の変化を観測できます。
スマートフォンで管理しやすいか
まず、スマートウォッチを選ぶときは自分のスマートフォンのOSに対応していなければなりません。場合によってはスマートフォンと連携させなければ使えないものもあるため注意しましょう。
また、測定した数値をスマートフォン上で管理しやすいかどうかも大切です。実際の管理画面もよく確認してから購入しましょう。
他の機能が充実しているか
スマートフォンを選ぶときは、心拍数を測定する機能だけでなく他の機能の充実度も大切です。
例えばランニングするときに使うスマートウォッチであれば、GPS機能や音楽を聞ける機能があれば便利です。
GPSを使った機能があれば、自分が走っている速度や距離、心拍数をリアルタイムに表示することができます。
まとめ
最近では時計を購入するときにスマートウォッチを選ぶ人が増えています。少しでも健康を気にしているのであれば、心拍数を測定できる機能があるものを選ぶのがおすすめです。
心拍数を測定できるスマートウォッチであれば、自分の体調やメンタルを把握しやすく病気を予防することも可能です。
また、ダイエットや体力の向上、パフォーマンスを高めることもできます。より健康的に過ごしたい方であれば、ぜひスマートウォッチを使ってみてください。
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