キャンプといえば焚き火!楽しむ方法からマナー・注意点まで詳しく解説!
キャンプの醍醐味であり、必需品でもある「焚き火」。実際に焚き火を楽しむためにキャンプに行く方も多いです。
焚き火があるだけでキャンプの雰囲気を高め、より満足度が高いものになるでしょう。
ここからは、キャンプの焚き火について詳しく解説していきます。焚き火をする際のマナーや注意点もあわせて紹介するので、参考にしてください。
キャンプで焚き火を楽しもう!
焚き木が燃えだし炎は揺らぎ、そして爆せる音が耳に届いてくる
— アウトドア女子ヒミカ (@h2mteam) 2019年7月18日
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それをただ黙って見続ける
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遠くから聞こえる賑わいも心地よく、耳を澄まして火に目を凝らす
・#キャンプ #キャンプ女子 #アウトドア #アウトドア女子 #ソロキャンプ #女子キャンプ #bushcraft #自然 #焚き火 #monoral#wireflame pic.twitter.com/uxVQC7zHgk
キャンプをするときに、焚き火を必ずしなければならないものではありません。しかし、キャンプで焚き火をするメリットや魅力は非常に多いです。
ここからはキャンプで焚き火をする魅力を紹介していきます。
自然の雰囲気を楽しめる
おはようございます🤭
— 焚き火二郎 (@k8U7UwCgOWLyBST) 2019年7月17日
来週には梅雨明けするのかな~
アブ ブヨ対策~森林香、ハッカ油スプレー以外に何かいいのがあれば教えて下さい~😍 pic.twitter.com/GpDQ9FUBpn
キャンプは自然の中で楽しむもので、その中に焚き火のような自然な灯りがあると気持ちが安らぎホッとします。
ゆったりとした雰囲気を楽しむためにキャンプを行っている人も多いでしょう。実際に焚き火があるキャンプとそうでないキャンプでは、場の雰囲気は大きく変わります。
焚き火は初心者には難しく、後述しますが手間がかかるものです。しかし、それを上回るような魅力が焚き火の温かさにはあるのです。
暖を取れる
キャンプ場は高地にあることも多く、夏でも日が落ちると涼しく、軽装だと寒いと感じることが多いです。夏ですら寒いと感じるので、春や秋であればさらに気温の低さを体感するでしょう。
そこで、焚き火があれば体を温めることができ、寒い時期のキャンプも楽しめるでしょう。暖を取れるものがあることだけでも人は安心します。
料理ができる
焚き火をする魅力の1つは料理ができることです。もちろん焚き火の方法にもよりますが、専用の焚き火台を使えば、バーベキューグリルなどを用意しなくても、網や鉄板を使うことで料理もできます。
また、焚き火台がなく直火の焚き火でも、ダッチオーブンや直接鉄板を使うことで、幅広い料理をすることもできるでしょう。
キャンプ用品をある程度揃えようと思うと、それなりの金額になりますが、焚き火をすることで節約できることもあります。
コミュニケーションの場を作れる
焚き火🔥 出来て良かった🤗
— ゼロクラブラック1967 (@alcsusumu555) 2019年7月13日
撤収完了です☺️また来よっと✌️ pic.twitter.com/YpWZHTT76i
ソロキャンプではなく、家族や仲間とキャンプをする場合、個人が別々の行動をすることも多いでしょう。
そこで、自分たちのキャンプスペースの中に焚き火があると、そこをベースに行動をしやすくなり、焚き火を囲んで自然と会話をしやすくなります。
このようにコミュニケーションを取りやすくなることも、焚き火の魅力の1つです。
初心者でもできる焚き火のやり方とレイアウト
焚き火暖かい…🔥 pic.twitter.com/aZve6VgYiY
— ひよこ☆hamacam (@aoiromilk) 2019年7月14日
焚き火は燃料である薪に火をつけるだけですが、慣れていない人がすると、なかなか火がつかないことやすぐに消えてしまうことが多いです。
そのため、初心者でも焚き火ができるように手順を紹介していきます。
必要なものを用意する
焚き火をする際には、まず焚き火に必要な道具を用意してください。少なくとも燃料とライターやマッチなどの着火道具があれば焚き火は可能です。
【必要なもの】
・燃料(薪)
・着火道具(ライター・マッチ・着火マン)
・焚き火用のトング(火ばさみ)
・着火剤
・革手袋
焚き火をするときに火ばさみがなければ、火の調節をするのは難しいでしょう。着火剤はキャンプ用品店やキャンプ場などでも販売されています。
焚き火をしていると火の粉が飛んでくるため、柄が長い火ばさみや革手袋を使うと安全です。
まずは火種の元を作る
基本的に燃料となる薪に火をつけようとしても、なかなか火が定着しません。そのため、まずは火がつきやすいもので火種を作ります。
このとき、着火剤が火種にもなりますが、キャンプ場で拾えるものを火種にするのがおすすめです。
特に優秀な火種として活躍するのは、松ぼっくりです。松ぼっくりのかさが開いているものは乾燥しており、油分が多く火がつきやすいだけでなく、すぐには燃え尽きないため焚き火をするときにおすすめです。
松ぼっくり以外にも乾燥した枯れ葉や小枝も、火種として使えます。
火種を育てて薪を追加する
火種の元を用意したら着火し、少しづつ枯れ葉や小枝を増やして火種を大きく育てていきます。全体に火が行き渡るときに少しずつ薪を追加していきます。
このときのポイントは塊りになっている火種を崩さずに薪を追加していくことです。火種の塊りを崩してしまうと温度が下がってしまい、薪に火がつきにくくなります。
炭火になったら大きな薪を追加する
薪を少々追加したタイミングで、火がしっかりと移り炭火になっていれば、火が定着しているので簡単に消えることはありません。
このタイミングで大きな薪を追加していくことで、焚き火の形が完成します。もし、火の定着が弱いと感じる場合は、ゆっくりと風を送り火を強めてください。
焚き火の形が完成したら、火が消えないように薪を追加していきましょう。
後始末の方法
焚き火が終わるときは必ず鎮火させて、後始末をしてください。後始末の方法はキャンプ場によって異なりますが、基本的に可燃ごみか炭の収集場へ持っていきます。
キャンプ場を予約するときに後始末の方法を確認しておくと良いでしょう。
頻繁にキャンプをする人であれば、焚き火の火消し壺を使えばスムーズに消火できるのでおすすめです。また、火を消すだけでなく次回に消し炭を焚き火に利用できます。
直火ではなく焚火台を使う場合は、バーベキュー用の厚手のアルミホイルを敷いてから焚き火をすると、後始末が楽になるだけでなく、焚火台を洗う手間も省けるのでおすすめです。
焚き火台って必要?
21日ぶりに日照3時間越えで穏やかな下弦の月夜
— H®︎K (@sc16kn) 2019年7月17日
少しは雨つか鬱気分晴らせそうかなと思ったけれど
もういい加減山に登りたい
焚き火台あるのに焚き火できない葛藤 pic.twitter.com/xu3lUDetFP
キャンプ場によっては焚き火がNGなこともあります。特に芝生サイトのキャンプ場であれば、直火の焚き火は基本NGです。予約時に焚き火ができるか確認しましょう。
このような直火NGのキャンプ場でも焚火台があれば、焚き火をすることができます。焚火台は必須ではありませんが、付属の網や鉄板を使って料理ができるものもあるためおすすめです。
キャンプで焚き火をするときのマナー・注意点
キャンプで焚き火をするメリットは多くありますが、マナーや注意点を守らないとトラブルになったり、後悔することもあります。
では、キャンプで焚き火をするときにはどのようなことに気をつけなければならないか見ていきましょう。
寝る前に必ず火を消す
日中からずっと焚き火をしている場合は、寝る前に必ず焚き火の火を消してください。弱火になっていても風が強いと火の勢いは増し、タープやテントに燃え広がることがあります。
火をつけるのが難しいため、そのまま火を消さずに寝てしまう方もいますが火事の原因になるので注意してください。
寝る時間が近づいてきたら燃料の追加を止めて、自然と火が消えるのを待つのがおすすめです。
焦げ臭くなり肌が乾燥する
焚き火をするデメリットは焦げ臭くなり、肌が乾燥することです。もし電車などの手段でキャンプ場へ移動している場合は、焦げた臭いが周囲の迷惑になります。
また、焚き火をすると肌が乾燥するため、よく顔を洗った後、しっかりと保湿する必要があります。
近所迷惑になることがある
焚き火の燃料を追加しすぎると火の勢いは非常に強くなります。この状態で急いで消そうと水をかけると大量の煙が発生してしまいます。
火の勢いが強いだけでも煙は発生しやすく、周囲の迷惑になりやすいため注意してください。
燃えやすい服装は避ける
焚き火をしていると燃料が弾けて火の粉が飛ぶこともあります。そのため、燃えやすい服装だと不意に飛んだ火の粉で燃えることも少なくありません。
焚き火をするときは適度に距離を取るか、燃えにくい素材の服装を心掛けましょう。また、同じ理由で焚き火の周囲に燃えやすいものを置かないように注意してください。
絶対にその場に捨てて帰らない
焚き火の後始末で、消し炭をそのままキャンプサイトに捨てて帰る人がいます。焚き火のよくある勘違いでもありますが、山などに炭を撒いても自然に還ることはありません。
つまり、焚き火のあとの炭を山などに捨てるのは不法投棄と同義なので、絶対にやめましょう。必ずキャンプ場に沿った後始末の方法で処理してください。
まとめ
キャンプの醍醐味であるた焚き火はメリットも多いですが、注意点も多いため気をつけてください。
普段から焚き火の火がつきにくい場合は、着火剤を多く用意したり、火起こし器を用意することがおすすめです。
火起こしするポイントは少しずつ火種を大きくしていくことです。急いで薪を追加し過ぎると温度が下がるため注意が必要です。
他にも焚き火のマナーや注意点は多くあるため、しっかり守って気持ち良く焚き火を楽しみましょう。
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