おすすめの柔軟剤入り洗剤10選!【種類別の洗浄力や使い方】
柔軟剤入り洗剤は衣類の汚れを落とし、ふわっと柔らかく仕上げられる便利なアイテムです。手軽に使えるのが魅力ですが、種類によって洗浄力が異なり、低刺激のものや消臭効果のあるものなど成分による特徴もさまざま。香りのバリエーションも豊富なので、どれを選べばいいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、柔軟剤入り洗剤の選び方はもちろん、メリットやデメリットのほか、使い方も詳しく解説します。ラボンやボールド、トップといった人気のおすすめメーカーもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
柔軟剤入り洗剤は1つで2つの効果が得られる
柔軟剤入り洗剤とは柔軟剤の入った洗剤のこと。1つの洗剤で衣類の汚れを落とすと同時に、柔らかく仕上げたり、静電気を防いだりできます。本来なら洗剤と柔軟剤は混ぜると効果を打ち消してしまうので、同じタイミングで入れるのを避けなければなりません。
しかし柔軟剤入り洗剤は、洗浄成分の働きを妨げにくい柔軟成分を配合することで、成分が中和されて効果が失われる心配がありません。洗剤が溶けて洗浄したあとに柔軟剤が溶ける仕組みにもなっているので、柔軟剤の効果をしっかり引き出せます。
柔軟剤入り洗剤は手軽で経済的
柔軟剤と洗剤は本来別々の容器に入っているので、2つ使うとなると手間がかかります。特に柔軟剤は、洗濯機によって入れるタイミングや量を気を付ける必要があり、ややこしいという欠点も。しかし柔軟剤入り洗剤は一回投入すればいいだけなので手間がかからず、時間短縮にもつながります。
容器を置くスペースも柔軟剤と洗剤で2つ必要だったのが、1つ分で済むので収納しやすいのがメリット。2種類用意しなくてもいいので経済的です。
柔軟剤入り洗剤にはデメリットも
柔軟剤入り洗剤は汗や皮脂への洗浄力はありますが、洗剤単体の商品に比べると汚れを落とすパワーが落ちてしまうので、がんこな汚れはきれいに落とせない可能性があります。汚れがひどいときは予洗いしておくと安心です。柔軟剤としての効果も柔軟剤単体の商品より劣るので、香りが弱まったり手触りがあまり良くなかったりする場合もあります。
そうはいっても、便利でコスパも高いとなるとぜひ使いたいところ。柔軟剤入り洗剤の中にも洗浄力の強いものや柔軟剤効果に優れたものが販売されているので、汚れ落ちや仕上がりの好みに合った商品を探してみましょう。
自分にピッタリの柔軟剤入り洗剤の選び方
柔軟剤入り洗剤はタイプや成分、香りなどさまざまな違いがあります。選ぶときのポイントをまとめました。
柔軟剤入り洗剤は種類によって洗浄力や手軽さが異なる
柔軟剤入り洗剤には3種類のタイプがあります。粉末タイプは洗浄力が高いので、泥汚れや皮脂汚れなどをきれいに落とすことが可能。量が多くて安価なので、コスパも優れています。
液体タイプは水にすぐ溶けて扱いやすく、すすぎが1回で済むので節水や時短にもつながりますよ。商品の種類が豊富なので用途に合わせて選びやすいのもポイント。ただし粉末タイプより洗浄力は落ちます。
ジェルボールタイプは手軽に使えるのが魅力です。1回分の洗剤と柔軟剤が薄いフィルムで包まれているので、ボール状の洗剤を一つ入れるだけ。計量しなくていいので、忙しい朝に手間を省きたい方におすすめです。ただし、小さい子どもがいる家庭は、カラフルな見た目からお菓子と間違えて誤飲しないよう、保管場所に注意してください。
柔軟剤入り洗剤の成分は仕上がりに影響する
肌の弱い人は界面活性剤が肌に負担をかける可能性があるので、オーガニックや無添加など低刺激な商品を選びましょう。低刺激な成分は衣類を傷めにくいので、ニットなどの傷みやすい素材を洗うときにもおすすめです。
シミや黄ばみなどの汚れをしっかり洗いたいときには、酸素系漂白剤成分が入った洗剤が最適。白い衣服をより真っ白に仕上げたいときは、蛍光剤入りの洗剤を選びましょう。ただし、パステルカラーの衣服に使うと色あせて見えることがあるので注意が必要です。
部屋干しするときは抗菌成分の入った洗剤がおすすめ。抗菌成分は雑菌の繁殖を防ぐので、部屋干しによる嫌な臭いも気にならなくなります。
柔軟剤入り洗剤の香りは好みに合わせて選ぼう
毎日使う衣服からいい香りがすると自分の気分が上がるだけでなく、周りからの好印象も期待できます。柔軟剤入り洗剤には華やかなフローラルの香りやリラックスできるカモミールの香りなど、さまざまな香りがあるので好みに合わせて選びましょう。薬局やスーパーなどでは、テスターで香りを確かめることもできるので参考にしてみてください。
匂いに敏感という人や仕事柄香りは必要ないという人には、洗い上がりの衣服に香りがつかない無香料タイプがおすすめです。
衣服へのダメージが気になる人は液性に注目
洗濯による素材への影響が心配なときは、液性をチェックしましょう。洗濯洗剤の液性は水素イオン濃度(pH)により、弱アルカリ性・中性・弱酸性に分かれます。
弱アルカリ性は洗浄力が強く、油汚れや皮脂汚れをすっきり落とせるのが特徴。綿やナイロンなど幅広い素材に使えますが、デリケートな素材には向いていません。
中性は弱アルカリ性より洗浄力は弱くなりますが、衣服にかかる負担が軽減されます。色落ちや風合いの変化を防ぎたいときは、おしゃれ着用洗剤を使いましょう。
弱酸性は洗浄力が最も弱いものの、酵素の力で汚れを浮かせて落とします。素材を傷めにくく肌への負担も少ないので、赤ちゃんや肌の弱い人にもおすすめです。
柔軟剤入り洗剤を販売する人気メーカーの紹介
続いて柔軟剤入り洗剤を販売する人気メーカーについてまとめました。
ボールド
世界最大の消費財メーカーP&Gから販売されているボールドの柔軟剤入り洗剤は、液体タイプとジェルボールの2種類。特に人気のあるジェルボールは衣服の汚れをしっかり洗浄し、嫌な臭いも取り除いていい香りが持続します。液体タイプは高い洗浄力や消臭効果に加えて抗菌効果もプラス。ふんわり仕上がってシワになりにくいので、アイロンがけが楽になりますよ。
トップ
ライオンの看板商品であるトップの柔軟剤入り洗剤は液体タイプ。植物生まれの柔軟成分を配合しており、肌に優しく柔らかい仕上がりです。独自のメカニズムにより、心地良い香りを長時間キープします。抗菌剤が配合されているタイプなら、部屋干しの嫌な臭いも抑えてくれますよ。ほかにも洗浄成分が高濃度の洗剤やプッシュするだけで簡単に投入できる洗剤など、さまざまな洗剤が販売されています。
ラボン
ネイチャーラボから販売されているラボンは、高級感のあるパッケージが人気の洗剤。ラボンの柔軟剤入り洗剤は48時間抗菌力が持続するため、部屋干しでも嫌な臭いを抑えていい香りをキープします。バイオ酵素が配合されており、落ちにくい汚れもきれいに落としますよ。そのほかミストや芳香剤など、香りにこだわった製品を多く販売しています。
ニュービーズ
せっけん・洗剤分野をリードしてきた老舗メーカー花王のニュービーズは、粉末タイプと液体タイプの柔軟剤入り洗剤を販売。蛍光剤は配合していませんが、きれいに白く洗い上げます。デオドラント効果によってスッキリ消臭し、花の一生で最もきれいな瞬間の香りをブレンド。ローズやすずらんなどの爽やかな香りが長時間続きます。
時短や節約に!柔軟剤入り洗剤のおすすめ10選
柔軟剤入り洗剤のおすすめ商品をご紹介します。人気の液体タイプはもちろん、便利なジェル・昔ながらの粉末をラインナップしました。それぞれの特徴を参考に、衣類や干す場所にあうモデルを選んでください。
1.花王 フレグランスニュービーズ
花王のフレグランスニュービーズは花のつぼみから抽出したエッセンスを配合した、ボタニカルな香りが人気の洗濯洗剤です。良い香りがするだけではなく消臭効果も抜群。
天然の柔軟剤を配合しているのでふんわりとした仕上がりに。蛍光剤は配合しておらず、衣料の本来の色合いを保ちながら綺麗に洗い上げることができます。香りには「フラワーリュクス」「すずらん」「ハーバルフレッシュ」の3種類があります。
2.ボールド プラチナクリーン粉末
ボールド プラチナクリーン粉末は、蛍光剤・漂白剤・着色料・酵素を配合していない柔軟剤入りの粉末洗剤です。無添加でありながら頑固な汚れまでしっかりと落とし、部屋干し特有の嫌なニオイも軽減。
洗い終わった後はもちろんのこと、洗濯後の衣類を着ているときまで良い香りが続いてくれます。軽量スプーンを使っておらず、なんと1年間で約204トンのプラスティック削減に成功。環境のことが気になる人にもおすすめです。
3.日本合成洗剤株式会社 フローラルハピディ
日本合成洗剤株式会社のフローラルハピディは、柔軟剤・漂白剤・除菌剤を配合した粉末洗剤です。柔軟剤や漂白剤を別で入れる必要がないので、洗濯時間の時短にも繋がります。柔軟剤入りなのでフワッとした仕上がりが魅力的。
フローラルの良い香りが長続きしてくれます。
4.ボールド ジェルボール 3D
ボールド ジェルボール 3Dは、洗濯物と一緒に洗濯機に投げ込むだけの、便利なジェルボール洗剤です。現在販売されているジェルボールタイプの柔軟剤入り洗剤は、このボールド ジェルボール 3Dのみとなっています
プラチナフレグランスカプセル配合することで、部屋干しの嫌なニオイを良い香りへと変化。また液体洗剤に負けないほど衣類を綺麗に白くすることができます。柔軟剤入りでありながらとてもコンパクトなのもメリットの1つ。洗剤や柔軟剤を入れる手間を省きたい人におすすめです。
5.東亜産業 Clair PARIS
東亜産業のClair PARISはオシャレな外観が人気の柔軟剤入り洗剤です。オシャレなだけではなく洗剤としても優秀。柔軟剤入りなので洗濯物が良い香りになることはもちろんのこと、熊笹エキス・ゲットウ葉エキス・アルム石の3つの消臭成分を配合。抗菌作用もあるので部屋干しの嫌なニオイも防いでくれます。
またシルクプロティンを配合しているので、おしゃれ着やデリケートな素材でできている衣類も安心して洗濯可能。エレガントソープの香りに癒されるでしょう。
6.香りつづくトップ レギュラータイプ
香りつづくトップ アロマプラスは消臭イオンを配合し。汗や皮脂のニオイをしっかり消臭してくれる液体洗剤です。植物由来の柔軟剤を配合しているので衣類やタオルがふんわりとした仕上がりに。
また「香りつづくメカニズム」を採用し、洗濯後から衣類を身につける時まで良い香りが長続きしてくれます。天然カモミールオイルを配合した「フレッシュカモミール」と、天然フルーツオイルを配合した「スウィートハーモニー」の2つの香りを選ぶことができます。
7.ラボン 柔軟剤入り洗剤
ラボンの柔軟剤入り洗剤は主婦層に向けた雑誌「サンキュ。」と共同で開発された柔軟剤入り洗剤です。「持続性のある良い香り」「オールインワン洗剤」「オシャレなデザイン」という主婦の意見がぎっしり詰まった商品となっています。
トップ・ミドル・ラストと、まるで香水のように香りが変化し持続。抗菌力もあるので、部屋干しの嫌なニオイを軽減してくれます。また洗浄力も強く衣類を白くふんわりと仕上げてくれるでしょう。
8.緑の魔女 ランドリー 柔軟剤入洗濯用洗剤
バイオの力で汚れを落としてくれるのが、環境に優しい洗剤を販売している緑の魔女の柔軟剤入洗濯用洗剤です。濃縮タイプですすぎは1回でいいので、節水や節電をしたい人におすすめ。
柔軟剤入りでふんわりと仕上がりになり、フローラルの良い香りが続きます。蛍光増白剤・漂白剤を配合していないので、人間にも環境にも優しいのが最大のメリット。緑の魔女の洗剤を使うと、その排水でパイプも綺麗になるから驚きです!
9.ボールドジェル
ボールドジェルは大人気柔軟剤の「レノアHAPPINESS」の成分を配合した柔軟剤入り洗剤です。香りには「アロマティックフローラル&サボン」「フレッシュピュアクリーン」の2つがあります。
ディープクレンジング処方で繊維の奥の汚れもしっかり落としてくれるので、部屋干し時にもおすすめ。キャップは液ダレ防止加工がされているのでストレスなく使うことができます。
10.タイドリキッド エイプリルフレッシュ
タイドリキッド エイプリルフレッシュは、大人気の柔軟剤「ダウニー」の中でも人気の高いエイプリルフレッシュの香りと洗濯洗剤「タイド」が1つになった洗濯洗剤です。
洗濯洗剤のタイドが衣類の汚れをしっかりと落とし、柔軟剤のダウニーが良い香りを残してくれます。これまでダウニーを愛用していた人は、こちらの商品を使えば洗濯の時短にもなるのでおすすめです。
柔軟剤入り洗剤の使い方
柔軟剤入り洗剤を使うときは、液体洗剤の投入口か液体漂白剤投入口に入れましょう。粉末洗剤投入口しかない場合は、水が溜まってから直接洗濯槽に洗剤を入れてください。柔軟剤投入口に入れると、すすぎのタイミングで洗剤が投入されてしまうので気を付けましょう。
柔軟剤入り洗剤の柔軟剤効果が物足りないと感じた場合、別の柔軟剤と併用も可能。香りが混ざらないよう同じ系統の香りを選ぶか、どちらかを無香料にするのがポイントです。ただし、柔軟剤を多く入れすぎると吸水性が悪くなったり、肌トラブルを起こしたりすることもあるので注意しましょう。
柔軟剤入り洗剤を使うときの注意点
柔軟剤入り洗剤を使うときは、表示されている使用量を守りましょう。多すぎると衣服の肌触りや見た目が変わってしまい、逆に少なすぎても汚れが落ちません。洗濯物の入れすぎにも要注意。洗濯機に衣類を詰め込むと、うまく回らないため洗剤が行きわたらず、洗浄力を十分に発揮できません。洗剤も洗濯物も適量を守ることがきれいに洗いあげるコツです。
洗剤によっては使用できる洗濯機が限られる場合があります。洗濯機に対応していない洗剤を使用するとトラブルが起こる可能性があるので、必ず確かめてから洗剤を購入しましょう。
柔軟剤入り洗剤で衣服の汚れを落としてふわふわに仕上げよう
柔軟剤入り洗剤は洗濯で汚れを落とすだけでなく、衣服も柔らかく仕上げてくれる優秀なアイテムです。柔軟剤入り洗剤を使うことで、洗濯の手間が減って節約や時短にもつながります。すすぎ1回で節水できるもののほか、消臭成分や抗菌成分が配合されているものなどさまざまな種類があるので、衣類や用途に合わせて最適なものを選んでみてください。
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