ビールの作り方とは?一般的な製造方法から手作りの方法まで解説!

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ビールの作り方とは?一般的な製造方法から手作りの方法まで解説!

ビールの作り方とは?一般的な製造方法から手作りの方法まで解説!

記助
2019-07-09

ビール好きな人であれば、どのようにビールができているか気になりますよね?最近では見学できるビール工場もあり、休日を充実させることができます。

また、ビールの作り方が分かれば、各ビールメーカーごとにこだわっているポイントが見えてくるので、違いを楽しむこともできるでしょう。

また、専用の道具を揃えれば自宅でもビールを作れることを知っていましたか?ビールの製造工程を知っていれば、より正しくこだわった手作りビールを楽しめます。

ここからは、メーカーのビールの製造方法から、手作りビールの作り方まで詳しく紹介していきます。

ビールメーカーによる一般的な作り方

ビールメーカーによって製造工程に微妙な違いはありますが大枠は一緒です。では、具体的にビールがどのようにできているか見ていきましょう。ビールがどのようにできるか気になる人は必見です。

ビールの原料

まずは、ビールの原料を紹介します。ビールの味は原料に依存する部分が強いため、各メーカーも非常にこだわっている部分です。

・麦芽

麦芽の画像

麦芽とは発芽した麦(大麦)のこと。ビールは「麦酒」と書くため、麦が原料になっていることは皆さんご存知ですよね。

しかし、麦はそのままだとアルコール発酵できません。一度「糖化」というステップを踏み、でんぷんをアルコールに発酵できるような糖分に変える必要があります。

この糖化するための酵素は、麦に含まれており、発芽することにより活性化します。このようにアルコールにするためには、麦ではなく麦芽が必要なのです。

・ホップ
ホップとはビールの独特な香りを出すために使われる植物です。ホップの中に含まれる「ルプリン」という粉状の物質がさまざまな役割を担っています。

ビールの香りだけではなく、苦手な人が多い独特の苦味もホップによるものです。苦手な人からすると、迷惑な存在に感じるかもしれませんが、ビールの腐敗を防ぎ、泡立ちよく澄んだ状態にするために必要な材料です。


・水

水のイメージ画像

ビールの原料のほとんどは水です。そのため、ビールの美味しさを決める大きな要因となっています。

サントリーの公式サイトによると、ビールづくりには無味・無臭で濁りがなく化学物質や微生物がない清浄な水が適しているとされています。

そのため、多くのビールメーカーは水にこだわり、澄み切った天然水を利用していることが多いです。このように適した水が手に入るかどうかが、工場の立地を決める大きな要素となっています。


・米、コンス、ターチ
ビールの味を調節するために、副原料として米やコーン、スターチが利用されます。


・糖質
糖質はアルコール濃度を高くするために使われ、一部のビールでは糖質を加えてアルコール度数を上げています。

ビールメーカーはこのような原料を加工してビールを製造しています。メーカーによって原料の量は異なりますが、サントリーのビールは大瓶を作るために以下の原料が必要です。

大瓶1本を作る際には、大麦を両手にひと盛、ホップの乾燥花を10個、水が3~4L必要です。
大瓶は1本633ml。両手にひと盛の大麦はgにすると約110~120gです。ホップの乾燥花10個は約1g。水は仕込で使う他に、洗浄殺菌や冷却にも使われ、全部で3~4L必要です。

出典:1本のビールをつくるのにはどれ位の原料が必要ですか?|サントリーお客様センター

1.原料の選定

ビールはアルコール飲料であり、製造するまでに特別な工程をいくつか踏みますが、まずは、原料の選定を行います。

製造方法にもよりますが、原料はビールの味を決める重要な要素となっております。例えば公式サイトによると、アサヒビールは二条大麦を使っており、サントリーは100%天然水にこだわっています。

また、原料となる麦芽はビール工場内で作られます。基本的に収穫したばかりの麦は使わず、数ヶ月の間倉庫に保管して休ませ、製造スケジュールに合わせて水を吸わせて発芽させます。麦芽になるまでに大体10日ほどかかります。

2.粉砕・仕込み

完成した麦芽は粉々にし、副原料の米などと混ぜて煮ていきます。このときに麦芽の酵素によってでんぷんが糖化し、麦芽糖に変わっていきます。この工程を仕込みと呼びます。

この仕込みの工程で無駄なものが一切入っていない、天然水などの綺麗な水を使うことで、ビール本来のうまみや香りが引き立ちます。

3.発酵

麦芽が糖化したら酵母を加え、ビール酵母が活動しやすい温度を維持しアルコール発酵させていきます。発酵させる期間は1週間ほどです。

4.熟成・ろ過

発酵することでビールの形になりますが、発酵したばかりの段階のビールは「若ビール」と呼ばれ、味や香りが定着していません。

この若ビールは0度近い低温の場所で数日間保管され、熟成されていきます。

熟成されたビールから酵母などの余分なものを取り除くためにろ過し、綺麗なビールが生まれます。

5.仕上げ

完成したビールは瓶や缶、樽に詰められて出荷されていきます。麦の状態からビールが完成するためには1ヶ月ほどの時間がかかります。

自宅でもビールは作れる?

ビールのイメージ画像

ビール工場では本格的なビールを製造していますが、自宅でも必要なものを揃えればビールを作ることができます。しかし、自宅でビールを作るためには専用の道具が必要になるので注意してください。

手作りビールに必要なもの

手作りビールには必要なものは以下のとおりです。

・大きめな鍋(コンロ)
・お玉
・ビールを発酵させるタンク
・温度計
・消毒スプレー
・原料(ビールの素、発酵させるビール酵母、砂糖、水)
・温度管理できる部屋

ビールの素はあらかじめ粉砕した麦芽や副原料を混ぜたもので、市販されています。自宅でビールを作るときに、原料の選定から仕込みまでを行うのは難しいため、簡単に作れる材料が販売されています。
また、自宅で簡単にビールが作れるように「手作りビールキット」などが販売されているので、初めて作る方はキットを使うのがおすすめです。
メーカーはビールの原料の水に非常にこだわっています。自宅でビールを作る際は、水道水でも問題ありませんが、美味しいビールを作る際は天然水を使うのがおすすめです。

手作りビールの注意点

手作りビールを作るときにはいくつかの注意点があるので見ていきましょう。

消毒は入念に

ビールづくりでは、発酵させる必要がありイーストが正常に活動するために雑菌を排除しなければなりません。もし雑菌が存在していれば、発酵ではなく腐敗が進んでしまいビールづくりに失敗するので、使用する器具は清潔にして入念に消毒・除菌してください。

アルコール度数が1%以上になると違法

ビールを含むお酒は免許がない人が作ると酒税法違反になります。

しかし、酒税法の対象となるのはアルコール度数が1%以上のものになるため、1%に満たないものは酒税法の範囲外です。

そのため、自宅でビールを作るときにはアルコール度数に注意しましょう。原材料の量からアルコール度数を計算できますが、心配な方は度数計を購入すると良いでしょう。

手作りビールの作り方

基本的には購入するビールの素によって、具体的な材料の量は変わるので注意してください。ビールの素や手作りビールキットの説明書通りの分量でビールを作っていきましょう。

1.仕込み

まずは、大きめの鍋にお湯を沸かしてビールの素と水、砂糖を入れてよく溶かしていきます。徐々に材料を冷ましていき、ビール酵母が発酵しやすい25度前後になるように調節します。

2.発酵

日本ビール株式会社によると、ビール酵母が活発に発酵する温度は15度から25度前後になるので、その温度を保ちながらビール酵母を混ぜていき、発酵させていきます。

発酵させるときはビールを発酵させるための専用タンクを使いましょう。タンクの大きさによっては、20リットル以上も入るものがあるため、慣れてから一気にたくさん作るのがおすすめです。

原理を理解していれば、専用のタンクでなくてもビールを発酵できますが、発酵の途中でガスが発生することや、温度管理が難しいため、専用タンクを用意するのが無難です。

発酵させるときは15度から25度前後になるように調整し、メーカーと同様に1週間から10日ほど発酵させましょう。

3.瓶詰め

発酵が完了したら、瓶に移していきます。メーカーとの違いは瓶に移してから熟成させる点です。雰囲気を楽しみたい人は、ビールの大瓶を利用すると良いでしょう。

しかし、この場合はしっかりと栓を閉める必要があるため、専用の王冠を打栓する道具が必要なので注意してください。見た目の華やかさはありませんが、ペットボトルでも問題ありません。

瓶詰めをするときに、二次発酵させるためのプライミングシュガーを入れます。この砂糖を入れることで瓶内に炭酸ガスが発生します。そのため、炭酸が発生しても良いように少し量を減らして瓶詰めしてください。

4.保管、熟成

瓶詰めをしたら、冷暗所で保管し熟成させます。最短で2週間ほどの熟成期間で飲めるようになりますが、美味しいビールを味わうのであれば、1ヶ月から3ヶ月ほどの熟成期間を設けるのがおすすめです。
あとは、飲む前に冷蔵庫に入れてキンキンに冷やして飲みましょう。

まとめ

普段飲んでいるビールも製造するためにはさまざまな工程を踏んでおり、長い期間を経て飲めるようになっています。

ビールのことをよく知れば、より味わい深くなるでしょう。実際に各ビールメーカーの開発秘話やこだわっている原料を調べてみるのも面白いかもしれません。

また、自宅でビールを作るときも大まかな工程はビールメーカーと変わりません。そのため、大手のビールメーカーの製造工程を参考にして作り込んでいけば、世界で1つの美味しいビールを作れるようになるでしょう。

時間に余裕がある人や自宅にビールを作れる設備を整えられる人であれば、是非試してみてください。



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