EMSの腹筋ベルトの効果は?有効に使ってお腹を引き締めよう

記助
公開: 2019-07-01

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有名なサッカー選手が商品をPRしていることもあり、手軽に腹筋を鍛えられるとEMSの腹筋ベルトが人気です。しかし「楽してトレーニングをしている」ことになるため、本当に効果があるのか疑問を抱く人も。実際にEMSでトレーニングをすれば腹筋を鍛えられますが、そのためには適切に使わなければなりません。

今回はEMSの腹筋ベルトの効果や、正しい使い方と効率的なトレーニングの組み合わせをご紹介します。


EMSの腹筋ベルトとは?

EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」の略で、筋肉に電気刺激を与えて鍛える器具です。腹筋ベルトはEMSの機能を持った、家庭用のエクササイズマシン。EMSの腹筋ベルトを利用すれば、筋トレをする時間がない人でも電流を流すことで腹筋の収縮を促せます。

EMSには業務用や医療機器もあり、リハビリや高齢者のトレーニングなどに活用されていて、今後はさらなる活躍が期待されています。

EMSの腹筋ベルトは本当に効果ある?

EMSを使うと、筋肉に電気刺激を与えて収縮と弛緩を繰り返します。このような状態は、筋トレをしたときと同様だと言われています。

しかし、あくまでも「筋肉に刺激を与える」という仕組みのため、筋肉が発達するメカニズムに沿って活用しなければ効果は期待できないでしょう。

EMSの腹筋ベルトと一般的な筋トレとの違い

EMSの腹筋ベルトは、普段使わない筋肉にも刺激を与えられます。通常の筋トレのように、トレーニングメニューをいくつも組み合わせなくていいのがメリットです。つまり、筋肉を鍛えるために集中する時間を取りません。

忙しくて筋トレするための時間を確保できない人でも、時間を有効活用できます。

筋トレのメカニズムを知ろう!

筋トレをしている女性

筋肉は、トレーニングの刺激で筋線維が破壊され修復するときに、以前よりも丈夫になり発達していきます。筋肉へ刺激を与えた後は、修復するための休息と栄養が必要です。通常の筋トレをした後に、たんぱく質と糖質を含むプロテインを飲む人は多いでしょう。それは、より強い筋肉を作るために栄養補給が必要だからです。

EMSの腹筋ベルトが筋肉へ与える刺激は一般的な筋トレよりもパワーが小さいですが、筋肉を発達させるうえで同じように休息と栄養が必要です。

EMSの腹筋ベルトを使うときの注意点

EMSの腹筋ベルトは使い方を間違えると、事故や体調不良を起こす恐れがあるため注意してください。例えば心臓近くの筋肉に使用すると、心臓周辺に大きな負荷がかかります。心臓に悪影響を与えることに繋がるので注意が必要です。

EMSの腹筋ベルトは、正しく使うことを意識してください。

運動能力は向上しない

EMSは筋肉に刺激を与えますが、運動によって得られる筋肉とは質が異なります。運動によって筋肉が発達するときには、脳からの指令により同時に神経も鍛えられます。

しかしEMSの腹筋ベルトの場合、脳からの指令はなく勝手に筋肉が収縮します。そのため腹筋が発達しても、運動能力は向上しません

スポーツをしている方であれば、EMSの腹筋ベルトを使用した後に取り組んでいるスポーツの動きを取り入れてトレーニングするのがおすすめです。

継続して使わないと効果は現れにくい

砂時計の画像

一般的な腹筋トレーニング(クランチ)やアブローラーなどであれば、腹筋を大きく収縮させるため短期間で効果が期待できます。

一方でEMSの腹筋ベルトは、一般的な腹筋トレーニングと比較するとパワーが弱いので、理想的なボディになるためには長期間継続しなければなりません。行う頻度や、製品のモードやレベルなど波形の組み合わせや刺激時間によって異なりますが、早い人でも8週間くらいは様子を見る必要があります。

腹筋ベルトだけでは脂肪は燃えない

勘違いしている人が多いですが、腹筋ベルトで脂肪を燃やす効果は期待できません。確かに腹筋ベルトを使っていくうちにお腹が引き締まって見えてきますが、腹筋によって脂肪が引き付けられているだけなので、脂肪の量は変わっていません。

お腹を引き締めるだけであれば、そのまま使い続ければ良いですが、脂肪を燃やして体重を落としたい場合は別のトレーニングを行う必要があります。

長時間の連続使用は避ける

EMSの腹筋ベルトで腹筋を鍛える場合、自分の意思とは関係なく強制的に筋肉の収縮が繰り返されます。早く効果を出したい気持ちは分かりますが、使用時間が長すぎると知らないうちに腹筋への負担がかかり過ぎたり皮膚がヒリヒリしたり、悪影響が出るため注意が必要です。

刺激が小さくてもずっと腹筋運動をしているのと同じことなので、利用するEMSの腹筋ベルトの取り扱い説明書をよく読み、用法を守ってください。人気があるEMSの「シックスパッド」の取り扱い説明書には以下の文言が書かれています。

・使用する部位に本体を貼り付けてから、電源を入れてください。使用後は、必ず電源を切ってから本体を身体から剥がしてください。強いショックを受けるおそれがあります。
・身体や肌に異常を感じた場合は、ただちに使用を中止し、医師に相談してください。事故や体調不良の原因となるおそれがあります。
・むやみに強くしたり、長時間使用すると、筋肉疲労や、皮ふのヒリヒリ感、赤みの原因となるおそれがあります。
・本品を使用するときは、アクセサリー類(ネックレス、ピアス、ベルトなど)を外してください。事故やケガ、破損などのおそれがあります。
・使用中に電子機器(腕時計、歩数計、携帯電話など)を本体に近付けないでください。電子機器が誤作動するおそれがあります。

<出典>SIXPAD_I.manual_150415B_cs6_JA.indd

EMSの腹筋ベルトの効果的な使い方は?

では、どのようにEMSの腹筋ベルトを使えばいいのでしょうか。EMSの腹筋ベルトの使い方を見ていきましょう。

さまざまな腹筋と組み合わせる

腹筋をしている男性

実は腹筋にはいくつもの種類があるので、正面の腹直筋だけではなく、側面の外腹斜筋にも利用するのがおすすめです。

腹直筋だけでなく、まんべんなく周辺の筋肉にも利用することで、バランス良く腹筋を鍛えられます。

体幹トレーニングを同時並行で行う

体幹トレーニングを行っている女性

EMSの腹筋ベルトに、体幹トレーニングを併用するのがおすすめです。

EMSの腹筋ベルトの刺激で、体幹トレーニングの際に自然と腹筋を意識できて効率よく鍛えられ、正しい姿勢に導きます。

有酸素運動を取り入れる

ダイエットをしたい方であれば、EMSの腹筋運動と一緒に有酸素運動を取り組むのもおすすめです。腹筋に意識を集中させながら、ジョギングやエアロビクスなどの有酸素運動を行えます。

体幹トレーニングなども行っていれば正しい姿勢を維持できるので、より効率良くエクササイズができて理想的なボディを目指せます。

まとめ

EMSの腹筋ベルトの種類や利用頻度によって変わりますが、正しく活用すれば理想的なボディを目指せます。ただし、結果が出るまでには個人差もありますが時間がかかるので、あせらずにコツコツ継続することが大切です。また、腹筋ベルトだけではダイエットできないので、有酸素運動を取り入れましょう。

筋トレ大好きマルチライター
記助
大学時代、陸上競技部の副キャプテンを務め、スポーツクラブで働いた経験もあるのでフィットネス関連の話題が得意です。執筆歴は約6年でフィットネス以外にも、さまざまなジャンルにて執筆しています。今までの経験を活かして、価値ある情報を提供できたらと思います。自己ベストは5000m14分58秒、ベンチプレスは100kg。ライティング事業を手がける5リッチ合同会社の専業ライター。

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