ペティナイフおすすめ10選!料理の用途や扱い、手入れのしやすい素材や形状で選ぼう
キッチンの主要なツールとしておなじみの万能包丁をさらに小ぶりにしたのがペティナイフです。小回りの利く形状のため、主に果物の皮むきや飾り切りなどの細かい作業向けに一本持ちたい人も多いのではないでしょうか。さらにもともとペティナイフは万能包丁のため、製品を上手に選べばメインの包丁の一本としても使えます。
そこでこの記事では、ペティナイフを上手に選ぶポイントと、おすすめのペティナイフを紹介します。
ペティナイフを選ぶ4つのポイント
ペティナイフと一言に言っても、色々な形状や素材、サイズの物が販売されています。まずは、自分が何の用途でペティナイフを使うかを把握したうえで、選び方のポイントを踏まえて製品を選べば理想のペティナイフ探しにもつながるでしょう。
初めてペティナイフを購入したい人から、買い足しを検討している人まで参考にしてほしい、ペティナイフの上手な選び方を4つ紹介します。
扱いやすさや価格のバランスを考え素材で選ぶ
ペティナイフは包丁と同じく、色々な素材が使われていて素材によって特徴が異なります。一般的なステンレス製はさびに強く、手入れのしやすさで人気です。一方でやや切れ味はほかの材質よりも劣ります。長く使いたい一本を選ぶなら鋼製の物がおすすめです。さびやすい、頻繁に研がなければいけないなどのデメリットはありますが、しっかり手入れをすれば切れ味は抜群、長い期間使えます。
ほかにも軽さと食材の匂いが移りにくいセラミック製は、魚や肉などの調理にも向いていますが、研ぐのに専用のスライサーが必要、軽いため歯が欠けやすいなどのデメリットも。切れ味と耐久性の高さを兼ね備えたチタンは、価格が高くなる傾向にあります。
何の用途で使いたいか、扱いやすさや価格で何を重視するかで、素材によってペティナイフを選ぶのも有効です。
用途に応じた刃渡りのサイズで選ぶ
ペティナイフと一言に言っても、10cm以下の物もあれば、15cmほどの刃渡りの物まで幅広く出ています。ペティナイフをどのような用途で使うかによって、刃渡りのサイズを決めて選びましょう。
例えば、果物を剥く、飾り切りに使うなど細かい作業用のペティナイフを求めているのなら、小回りの利く刃渡り9cmから12cmまでの物を選ぶと良いでしょう。逆に、野菜やパン切り包丁など、普通の洋包丁として使いたいのなら刃渡り15cmの物を選ぶと、色々な食材に応用できるようになります。
持ちやすい、おしゃれなどデザイン性で決める
洋包丁であるペティナイフは、持ち手の形状にも普通の万能包丁とは違った工夫が施されている製品がたくさんあります。細かい作業を行うのなら持ち手がフィットしやすい、小回りが利きやすい形状の物を選ぶと良いでしょう。
また、万能包丁として色々な用途として使いたいペティナイフを探しているのなら、持ちやすさはもちろん、手にしていると気分が上がるおしゃれなデザインの物を選ぶのもおすすめです。持ち手のほか、刃の色や柄の部分に工夫が施されているものもあるので、気に入ったデザインの物を選びましょう。
価格とのバランスで選ぶ
ペティナイフの中には、職人が一本一本手掛けた物や、プロ仕様でデザイン性と使いやすさを兼ね備えた物もありますが、当然機能性が高ければ高いほど販売価格は高くなる傾向にあります。
長く使える一本が欲しいので価格は考えない、できるだけ価格を抑えてコスパの良い製品を選びたいなど、価格と製品のバランスを考えて選びましょう。
ペティナイフのおすすめ10製品を紹介します
ペティナイフは料理の用途や予算、扱いやすさ、デザイン性など自分で重視したいポイントを絞ったうえで、素材や刃渡りのサイズ、デザイン、価格を考慮して選ぶと上手な製品選びにつながります。
さきほど紹介した商品選びのポイントを踏まえて、ペティナイフのおすすめ10製品を紹介します。どんな料理やシーン、人に向いているかも合わせて紹介しますので、ぜひお気に入りの一本を探してみてください。
- 吉田金属工業
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グローバルペティーナイフ13cm
- 税込み8,800円(Amazon)
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独自のアップハンドルで引き切りに最適
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刃渡りは13cm、トータルのサイズも26cmと小型のため、小回りの利く細かい料理の作業に向いています。
特徴的なのが、上向きになっている持ち手部分です。刃を押し込むのではなく引きながら切る引き切りがしやすい形状のため、細かい飾り切りをしたいときにも便利。無駄を省いたシンプルでデザイン性の高い形状のため、キッチンのインテリアにも合う一本です。
- 貝印
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匠創ペティナイフ120mm
- 税込み2,251円(Amazon)
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継ぎ目のない一体型で食洗器にも対応
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幅広い調理器具をリリースしている貝印の「貝印 匠創ペティナイフ120mm」。貝印のペティナイフの中でも、利便性とコストのバランスが良い一本です。
刃と持ち手部分に継ぎ目のない一体型構造ですが、独自技術によって持ち手の内部まで刀身を通すことで、耐久性の高さと持つときのバランスの良さを実現させました。12cmのため、細かい作業に向いています。
食洗器にも対応しているため、ペティナイフだけ別に洗う手間もありません。さびにくいステンレスのため、お手入れがしやすく購入しやすいペティナイフを求めている人にもおすすめ商品です。
- 関孫六
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10000CL ペティーナイフ 90mm
- 税込み5,400円(Amazon)
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和食の細かい作業に欲しい和包丁タイプの一本
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日本製の和包丁のため、和食の細かい作業のための一本を探している人にもぴったりの製品です。
ペティナイフの中でも珍しい、和包丁タイプの持ち手がついた「関孫六 10000CL ペティーナイフ 90mm」。持ち手は長く取ってあるため魚をさばくときに奥深くに差し込んだり、引き切りで細かい細工を作ったりする時にも便利に使用できます。さらに独自のろうつけ技術を使って刃や持ち手部分に波の模様や流線形を表現したデザイン性も兼ね備えています。
持ち手部分は、流線形で手にフィットしやすい形状です。ステンレス一体成型で長時間の調理でも疲れにくいのもポイントです。
- 藤次郎株式会社
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TOJIRO PRO ニッケルダマスカス鋼鍛造 ペティナイフ 135mm
- 税込み23,100円(Amazon)
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波紋がおしゃれなデザイン性と抜群の切れ味のおすすめプロ仕様
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持ち手はトルネード状になっていて、デザイン性と扱いやすさを兼ね備えています。刃から持ち手までオールステンレス製のため、お手入れのしやすさも魅力です。
藤次郎シリーズでも、プロ仕様のペティナイフとして作られたのが「TOJIRO PRO ニッケルダマスカス鋼鍛造 ペティナイフ 135mm」です。
ニッケルの配分率の違う2つのステンレス鋼を配合し、自然な波紋が刃の表に現れたおしゃれなデザインが特徴的です。さらに、芯材にはダマスカス鋼を合わせることで、抜群の強度と切れ味を両立させています。
12.5cmのペティナイフに加えて、16.5cmの三徳包丁がセットになっています。サビに強いステンレス製でハンドル部分は衛生的な樹脂製です。これからペティナイフを含めて調理器具をそろえたい人や、包丁は同じラインでそろえたい人にもおすすめです。
- 有次(ありつぐ)
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S合金鋼ツバ付ペティナイフ
- 税込み10,005円(Amazon)
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ケースもついた長く使える鋼のペティナイフ
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「有次(ありつぐ) S合金鋼ツバ付ペティナイフ」は鋼でできているため切れ味は抜群、力を入れなくても食材がスッと切れていきます。
築地の料理人からも愛されている築地の包丁メーカーが作ったペティナイフが「有次(ありつぐ)S合金鋼ツバ付ペティナイフ」です。鋼のため研いだり、水気を切ったりといった手間はかかりますが、その分だけ長く使える一品です。
保管時に便利な鞘のケースもついています。ずっと使いたい一本を持ちたい人におすすめです。
- ヴィクトリノックス
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スイスクラシック トマト&テーブルナイフ
- 税込み1,500円(Amazon)
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厚みのある食材も崩さず切れて色も赤や青が選べる
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人間工学に基づいたデザインのハンドルで、持ちやすさや切りやすさが抜群の「ヴィクトリノックス スイスクラシック トマト&テーブルナイフ」。
名前の通り、厚みのあるトマトも崩さず、きれいに輪切りにできます。シュークリームなどの崩れやすいスイーツの取り分けにも最適です。ハンドル部分のカラー展開も赤や青、緑や黄色と豊富にあるので、お気に入りの色で選ぶのもおすすめ。フルーツナイフやキッチンツールとして使うだけでなく、テーブルナイフとしてひとり一本ずつ使うこともできます。
- 京セラ
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ペティナイフ(13cm)FKR-130-N
- 税込み3,910円(Amazon)
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有償研ぎ直しサービス付きのセラミック製
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「京セラ ペティナイフ(13cm)FKR-130-N」は匂いの移りにくいセラミック製のため、魚や肉などのペティナイフとして活躍します。
セラミックは金属が持つ金属イオンが発生しない食材のため、食材本来の風味を楽しみたいフルーツナイフとしても最適です。セラミック製のペティナイフは専用のスライサーで研がなければいけませんが、京セラ製のペティナイフなら有償で郵送による研ぎ直しサービスも行っています。いつでも切れ味が復活できるサービスも魅力です。
- ミソノ刃物
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440シリーズ ペティナイフ No.833
- 税込み9,418円(Amazon)
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料理のメイン使いにも便利な15cm
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刃渡りが15cm、通常のステンレスよりもより錆びにくいハイステンレスモリブデン鋼を採用した「ミソノ刃物 440シリーズ ペティーナイフ No.833」。
耐久性が高いため、ペティナイフとしてはもちろん、料理のメイン包丁としての役割もこなせる一本です。ステンレス製の扱いのしやすさと切れ味、耐久性を備えたバランスの良い製品と言えるでしょう。メインの包丁をもう一本持ちたい人にもおすすめです。
用途に合ったペティナイフを選んで料理を楽しもう
ペティナイフを上手に選ぶポイント4つと、おすすめ10製品を紹介しました。ペティナイフを使うシーンや調理したい食材、手入れのしやすさや価格などで重視したいポイントをしぼって選べば、納得のペティナイフ探しができるでしょう。用途に合った理想のペティナイフを手に入れれば、もっと料理を楽しめるようになりますよ。
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