ビール漬け万歳!飲み残しビールでここまで旨いおつまみが作れたので感動した話
ビールの漬け物って?本当に美味しいの?
ビールの漬け物とは、余ったビールを使って作ることのできるお漬け物のことです。
味は、美味しいです。
私は、ビールの漬け物を食べたことがありませんでした。
昔から美味しいという噂を耳にしますし、野菜のビール漬けが実家でよく出されていたという話も聞いたこともあります。
しかし正直、ビールは香りが強いので本当に美味しいのか半信半疑だったのです。
でも、今回飲み残しのビールを使って4種類の漬け物を作ってみたら、「ちょっとこんなに美味しいなら、もっと早くやれば良かった」と思ったほど美味しかったです。
味の好みはいろいろあると思いますが、私は酒飲みに入る部類だと自覚しているので、晩酌が習慣になっている方には、おすすめのおつまみじゃないかなと思います。
子供は食べられる?
食べられます。
ビールのアルコールは、作っていく過程でほとんど飛んでしまいます。(仕込んだ12時間以上あと)
そのため、野菜のビール漬けを好んで食べるお子さんも多いそうです。
ビール漬けレシピ4種を実際に作って味比べしてみました!
今回のビール漬けの材料はこちらです。
【材料】
・アサヒスーパードライ
・きゅうり
・セロリ
・大根
・豚肉ロース切身1枚
・塩
・砂糖
※(ジップロックも)
これらの材料を使って、いろいろなレシピを試していきます。
味比べをするため、すべて一人前のレシピです。
野菜の量に合わせてビールや調味料の量をご調節してくださいね。
プロが奨めるきゅうりのビール漬けレシピを試してみた
1つ目は、レシピサイトにもよく登場する「きゅうりのビール漬け」を試してみました。
検索してみると、ビール漬けでは一番よく使われている野菜です。
【材料】
きゅうり 1本
ビール 100ml
砂糖 15グラム
塩 5グラム
きゅうりの両端を切り落とし、食べやすい大きさに切ります。
ビール・砂糖・塩を全て混ぜ合わせました。
砂糖と塩は溶けにくいのでよく混ぜてた方がいいです。きゅうりをジップロックなどの密封できる袋に入れたら、先ほど混ぜ合わせた調味料を全て袋の中に入れます。
きゅうりをジップロックなどの密封できる袋に入れたら、先ほど混ぜ合わせた調味料を全て袋の中に入れます。
袋の中の空気を抜きながら封をしてください。
その後、調味料がよく漬かるように手で揉んでいきます。
これで準備は完了です。
あとは冷蔵庫に保存し、24時間漬けます。
24時間後、きゅうりのビール漬けが完成です。
おすすめ度(5点満点) 5
ご飯のおかずにピッタリです。
ビールの独特の匂いがなくなり、あっさりた味で美味しかったです。
ポテトチップスやからあげなど、ビールのおつまみに濃い味のものをチョイスする方は、物足りなさを感じるかもしれません。
私は、意外とあっさりおつまみでもビールを楽しめる方なので、このキュウリ漬けはかなり好きです。
これならお子さんでも、美味しく食べられると思います。
商品名:アサヒ スーパードライ 350ml×24本
料金:4,739円(税込)
セロリのビール漬け
セロリが苦手な私でも食べられるのか心配でしたが、とにかく作ってみました。
【材料】
セロリ 1本
ビール 100ml
砂糖 15グラム
塩 5グラム
セロリは葉の部分は使用せず、茎の部分だけを使用。
きゅうりのビール漬けと同じレシピで作りました。
24時間寝かせて完成です。
おすすめ度(5点満点) 3
セロリのビール漬けは、お酒のおつまみ向きじゃないかなと思いました。
生のセロリより独特の香りが薄らぎ、セロリ嫌いな私でも食べられたのですが、ハーブのようなニオイが残っていたため、ご飯には合わないかなと思ったのです。
でも、ニオイが和らいだので、セロリ嫌いな私でも食べられることができましたよ。
ちなみに、オリーブ好きが好きなそうな味だなと思いました。
大根のビール漬け
大根は、きゅうりの次にビール漬けとして好評な野菜です。
【材料】
大根 1/4本
ビール 100ml
砂糖 15グラム
塩 5グラム
大根の皮は、ご自身のお好みで剥いて頂いても結構です。
今回は、皮ありと皮なしの両方を作ってみました。
レシピはきゅうりのビール漬けと同じです。
24時間待って、完成です。
おすすめ度(5点満点)4
大根のビール漬けは、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにも合います。
たとえるなら、甘くないたくあんの様な味だったので、「お酒にもご飯にも合うな」と思ったからです。
しかし、24時間漬けだと「ちょっと薄味かな?」と感じました。
きゅうりやセロリと比べて調味料の味が浸透していなかったからです。
でも、夏バテの食欲不振時には最適です!
2日以上しっかり漬け込んだら、もっと美味しくなる予感です。
豚肉のビール漬け
お肉をアルコールに浸けると「柔らかくなって美味しくなる」と言いますよね?
なので、今回はスーパーの値下げ品の豚肉を使用して、豚肉のビール漬けを作ってみました。
さて、どんな味になるのでしょう?
【材料】
豚肉ロース切身 1枚
ビール 100ml
通常お肉をアルコールに浸ける際は、3時間程でも十分と言われていますが、今回はガッツリ漬け込みたいので「12時間」漬け込みました。
作り方は、まず豚肉にフォークで穴を開けます。
その後豚肉をジップロックに入れビールを流し込むだけ。
ビールに漬けた豚肉の変化を見たかったので、塩などは使用しませんでした。
12時間後、豚肉が赤色から少し白っぽい色に変化し、豚肉を茹でた時のような色になりました。
余分な水分が出てきたときは、キッチンペーパーで水気を取り除いてください。
フライパンでよく焼き、完成です。
おすすめ度(5点満点)3
ナイフを入れてびっくり、とても柔らかくなっていたのです。
塩胡椒をかけて食べてみると、かなり美味しかったです。
安いお肉なのに、顎が全然疲れませんでしたし、少しホップの香りもするのでコクも感じられます。
これは、おつまみレシピではなく、本格肉料理レシピでしたね。
ビールが余った時は、ぜひ試してみてください!
野菜は皮つきの方が美味しかったです。
アルコールは野菜に浸透しやすいため、皮が付いていても十分味が染み込みます。
皮つきの方が食感も楽しいですよ。
ビール漬けをより美味しくするコツとは?
ビール漬けを美味しくするコツは、ビールと塩と砂糖をよく混ぜることです。
また、ジップロックに入れた後は、味が均一になるように、よく混ぜて揉んでください。
こうすることにより、味にムラが無くなりビール漬けがより美味しくなります。
さらに、少し多いかなと思っても砂糖をレシピ通りたくさん入れてください。
漬け物の出来上がりを食べてみると、砂糖の甘みはほぼ感じなく、ちょうど良い仕上がりになります。
豚肉のビール漬けを美味しくするコツは、豚肉にフォークで穴を開けることです。
長時間豚肉をビールに漬け込むと豚肉の旨味が損なわれてしまうので、3時間から12時間の漬け込みがおすすめです。
コツ① 野菜は皮つきと皮なしどっちが美味しかった?
野菜は、皮つきの方が美味しかったです。
アルコールは野菜に浸透しやすいため、皮が付いていても十分味が染み込みます。
皮つきの方が、食感も楽しめました。
コツ② 1日置きと3日置き、どっちが美味しかった?
3日置きの方が美味しかったです。
特に、大根は3日置いた方が美味しいです。
1日置いた野菜と3日置いた野菜では、色が違います。
また、1日置きよりも3日置きの方が麦の香りが薄くなりました。
好みにもよりますが、私は3日置きの方が美味しいと感じました。
コツ③ 野菜なら、だいたいビール漬けできる?
今回試した野菜は3種類でしたが、他にも白菜やナス、カブなどのビール漬けを作っている家庭もあるようです。
だいたいの野菜がビール漬けできるので、冷蔵庫に余っている野菜がある方は、お好きな野菜で試してみてくださいね。
中途半端に余って使い道に困った野菜は、まとめてビール漬けにしてしまってもいいですね。
まとめ:1番美味しかったのはコレ!
1番美味しかったのは、「きゅうりのビール漬け」です!
ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもピッタリでした。
爽やかなきゅうりの香りと麦の香りが「たまらん!」という気分にさせてくれ、晩酌のいいお供になりそうです。
また、きゅうりのビール漬けは1日置きでもよく味が染み込んだため、手軽に作れるところも魅力です。
今回は1日置きましたが、12時間置きでも十分食べられるので、夜作って朝食べることも可能ですし、その逆も可能です。
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