グランピングの意味とは?初心者が押さえておきたいポイントを紹介!
グランピングの本当の意味とは?
そもそもなぜ今こんなに「グランピング」が注目されているのでしょうか?
これまでアウトドアの主流だった「キャンプ」との違いも気になりますよね。
グランピングを始める前に、基礎知識を身に着けておきましょう。
グランピングの意味は「グラマラスなキャンピング」!
グランピングという言葉は「グラマラス(=魅力的な)なキャンピング」の略称です。
その名の通り、一般的なキャンプよりもおしゃれで魅力的なキャンプを行うのがグランピングの目的とされています。
グランピングは海外から始まった流行であり、グランピングという言葉以外にも「comfortable(=快適な)camping」「luxuary(=贅沢な)camping」などと表現されることも少なくありません。
グランピングの歴史は意外と古い
日本では最近になってようやく浸透してきたイメージのあるグランピングですが、その歴史は意外と古く1100年代までさかのぼります。
モンゴルの遊牧民は草原の中に半永久的に暮らせる頑丈なテントを張って、その中に家具などを置いていました。
そして移動が必要となった際にはテントを畳んで移動をしていたのです。
これがグランピングの起源といわれています。
現在のような「おしゃれキャンプ」として認識されるようになったのは、1900年代のイギリスでセレブたちが豪華な家具や食事を用意してアフリカでのキャンプを楽しんでいたことがはじまりです。
日本では10年前くらいからアウトドアイベントやフェスでグランピングスタイルを楽しむ人が増えてきました。
グランピング用のアイテムもたくさん増え、今では誰でも気軽に始められるようになっています。
グランピングとキャンプの違いは?
ここまでの説明だとちょっと抽象的で、「結局キャンプとはどう違うのかわからない」という人も多いでしょう。
しかし、グランピングには「キャンプの醍醐味を楽しみつつ、キャンプの問題点を排除すること」という明確な定義があるのです。
ここでいうキャンプの醍醐味として挙げられるのは
・キャンプファイヤーができる
・テントの雨音や自然の音を感じられる
・新鮮な空気を吸えること
・仲間と快適な時間を過ごせること
などです。
一方、キャンプの問題点としては
・コブだらけの寝床
・寒すぎたり暑すぎたりする環境
・防水機能のないテントや寝袋
などが挙げられます。
キャンプの良さを取り入れつつ、快適に過ごせるように取り組むことがグランピングの意義といえるでしょう。
日本だけじゃない!海外でもグランピングが人気
もともとグランピングの流行は海外から始まったものとされています。
そんな海外では贅を尽くした豪華なグランピングや、自然の素晴らしさをこれでもかというほど堪能できるグランピングなど多種多様です。
完璧にマネするのはなかなか難易度が高いですが、取り入れやすいものからマネしてみてはいかがでしょうか。
グランピングの良さに気づくことができるでしょう。
グランピングの紹介サイトやインスタグラムを参考にしてみてください。
たくさんのグランピング事例が紹介されていますよ。
グランピングの魅力とは?
グランピングはコテージよりもカジュアルで、キャンプよりもきちんとした施設で宿泊できるところが魅力です。
でもそれだけではありません。
ここではグランピングならではの魅力を紹介していきます。
アウトドア初心者でも楽しめるのはグランピングの魅力!
テントを張ったり、火を起こしたりと、キャンプはなかなかハードルが高いものです。
また、寝にくいテントや虫の発生にうんざりしてしまうことも。
しかし、グランピングの目的はあくまで「優雅に楽しむこと」です。
グランピングができる施設を予約すると、過ごしやすい環境や必要なアイテムがそろっているので肉体労働をする必要はほとんどありません。
アウトドア初心者や女性のみでも気軽にグランピングを楽しめるでしょう。
おしゃれな雰囲気で盛り上がれる
宿泊できるグランピング施設は、ホテル顔負けのおしゃれなところが多いものです。
自然を感じられるほどよいカジュアル感がありつつも、ホスピタリティも感じられるので優雅な気持ちで過ごせるでしょう。
ガーランドなどおしゃれなキャンプ小物を用意すると、さらに気分も上がります。
インスタグラムで探してみると、おしゃれグランピング施設をたくさん見つけられました!
こちらは愛知県岡崎市にある『ウッドデザインパーク』のグランピング施設です。
こちらは日本初のグランピングリゾート『星のや富士』です。施設からは富士山がキレイに見えますね!
グランピングというと大自然を想像する人が多いですが、街中でも楽しむことができますよ。
こちらはJR川崎駅周辺にある『Rockhills Garden』です。
初めてのグランピングの楽しみ方は?
グランピングデビューを成功させるコツは「頑張りすぎないこと」ではないでしょうか。
最初から難度の高いテントの組み立てにチャレンジしたり、悪天候の中出かけたりすると失敗してがっかりしてしまうことも。
終わったあとで「またグランピングやりたい!」と思えるように、時間も持ち物もゆるめのプランを立ててみましょう。
まずは日帰りグランピングから始めてみよう
グランピングもキャンプと同様に日帰りで楽しむ人もいれば、宿泊する人もいます。
宿泊グランピングでは自然をたっぷり満喫できますが、夕食や寝る場所を気にしなければならず、面倒に感じてしまうことも。
宿泊はハードルが高いと感じる人は、まずは試しに日帰りグランピングから始めてみましょう。
どうしても宿泊をしてみたいという人は、宿泊施設がしっかり整っている施設を選ぶことをおすすめします。
手ぶらで行けるグランピング施設が無難
まったくのアウトドア初心者がいきなりグランピングを始めるとなると、さまざまなアイテムをそろえなければいけません。
そうなるとお金もかかりますし、荷物の運搬も大変。
必要なものを買い忘れていたり、反対にいらないものを買ってしまったりということもあるでしょう。
まずは、グランピングを実際に体験した上で少しずつ必要なアイテムをそろえていくのが理想的です。
最近はアウトドア用品がそろっている施設も多いので、最初は手ぶらで利用できる便利な施設を利用してみるといいでしょう。
水回りがしっかりした施設を選ぼう
グランピング施設を選ぶ際のポイントのひとつは、水回り施設の充実度です。
トイレや水道、宿泊する際にはお風呂が清潔かどうかを確認して決めるようにしましょう。
特に女性は水回りを重視する傾向にあるので、グランピングメンバーに女性がいる場合は気を配るようにしてください。
グランピングにテントは必要?どんなテントを選ぶべき?
最近は元々テントやコテージが備わっているグランピング施設が増えてきていますが、自分でテントを張って楽しむことも可能です。
自分のお気に入りテントを使えば、自由にデコレーションしてオリジナルグランピングを楽しめるでしょう。
ちなみに海外では空きスペースのオーナーにグランピング施設を貸し出すサービスもあるのだそう。
自分が行きたい場所に必ずしもテントやコテージが備わっているわけではないので、テントはひとつ持っていた方がいいでしょう。
ここまでで説明した通り、グランピングの意義は「キャンプよりも快適に過ごすこと」にあります。
そのため、通常のテントよりも大きく、豪華で、機能性が高いものを選ぶようにしましょう。
グラマラスなキャンプにぴったりのテントを5つ紹介します。
D.O.D(ドッペルギャンガーアウトドア) タケノコテント
67,800円と少々高額ではあるものの、デザイン性・機能性ともに非常に優れたD.O.Dのテント。
大きなワンルームのリビングを想定してポリコットン生地とポリエステル生地を使い分け、リラックスして過ごせるようなテントになっています。
サイドポール構造で体感面積が広く、まるで自宅にいるかのような気分で過ごせます。
ドアもふたつついていて通気性がよく快適です。
贅沢な防水綿のキャンバスの家族のキャンプテント
オーガニック好きの自然派志向の人におすすめしたいのが、こちらのコットンキャンバス地のテント。
自然な色合いで、おしゃれなグランピングを楽しめるでしょう。
テントは100%コットンキャンバスで作られていますが、布は防水PUコーティングで処理されているので雨が降っても安心。
直径3mのものは28,999円、4mのものは35,999円、5mのものは40,999円と細かく選ぶことができます。
ワンポールテント グランピングテント フルクローズ
人気のワンポールテントはおしゃれなデザインと設営の簡単さが魅力!
こちらのテントはペグやロープ、アルミストッパーが付属されているのですぐに設営できますよ。
コットン100%の生地なので火災にも強く、結露でテント内が濡れるトラブルもありません。
5~8人で使える大型テントです。
Hewflit ワンポールテント
てっぺんが尖ったワンポールテントはおしゃれで、天井が高く感じられます。
こちらは5~8人が一緒に寝られる広いテントで、大人数のグランピングにおすすめ。
通気性は抜群で防虫・防水機能もついています。
おしゃれなワンポールテントですが、ドーム型に比べると立てる場所を選ぶので、自信のない人はドーム型のものを選びましょう。
NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア) ワンポールテント
こちらも人気のワンポールテントですが、側壁の立ち上がりがあるので快適に過ごせます。
高い耐風性を誇り、本体生地にはポリエステルを採用しているため、濡れても乾きやすくメンテナンスは簡単です。
着脱可能なグランドシートは充分な厚さがあり、雨が降っても心配いりません。
全開口部にはメッシュパネルが採用されているので、暑い夏でも快適に過ごせるでしょう。
まとめ
グランピングはキャンプよりもおしゃれに、カジュアルに楽しめるため、これからますます人気が出そうですね。
ファミリーだけではなく、カップルや友達同士など、どんな人とでも楽しく過ごすことができるでしょう。
夏に向けて新しいレジャーを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
※価格はいずれも2019年5月時点のものです。
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