登山用レインウェアのおすすめ10選!選び方のポイントもチェック
目次
登山用のレインウェアはどう選ぶ?おすすめのアイテムは?
登山をする人にとって、変わりやすい山の天気から体を守ってくれるレインウェアは欠かせないアイテムです。様々な素材や形のレインウェアが発売されていますが、購入する際にはどのような点に気をつければよいのでしょうか。今回はレインウェアの購入を検討している人に役立つよう、選び方のポイントと具体的なおすすめ登山用レインウェアをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
登山用レインウェアの選び方!購入前にチェック
登山をするならレインウェアは必須ともいえます。ここでは登山用レインウェアの選び方を紹介します。選び方を参考にレインウェアを選んで、登山の準備を整えましょう。
耐水圧をチェック!山の天気は変わりやすい!20,000mmあれば安心
レインウェアを購入する際にチェックしておくべき項目のひとつに「耐水圧」があげられます。耐水圧とはレインウェアが雨をどのくらいしのいでくれるかを数値化したものであり、その数値が大きいほど大雨になっても濡れる心配が少なくなります。ちょっとした通り雨程度なら耐水圧5,000mmのレインウェアで十分にしのぐことができますが、登山の場合は数値の大きなものを選ぶようにしましょう。
登山シーンでレインウェアを利用する場合、変わりやすい山の天気に合わせて20,000mmの耐水圧のレインウェアを準備するよう心がけましょう。比較的標高の低いハイキング程度の登山であれば耐水圧10,000mm程度でも十分に雨をしのげます。山頂での突然の雨に慌てないためにも、耐水圧は必ずチェックすることが大切です。
早朝や陽が落ちた後でも安心「リフレクション」機能の有無をチェック
登山用のレインウェアを探していると「リフレクション」というワードをよく耳にします。リフレクションとは光を反射する機能のことを指し、レインウェアに反射材がついているか否かを示しています。このリフレクション機能の有無は、早朝に登山を開始する人や陽が落ちて下山する人にとっては必須の機能と言えるでしょう。
街灯や明かりが少ない山道は驚くほどに視認性が低くなってしまいます。暗い山道ではリフレクション機能のないレインウェアでは、仲間とはぐれてしまい遭難という事態につながりかねません。リフレクション機能が全身についているもの、腕部分・腰部分についているもの、など様々なタイプが発売されています。多くの反射材が施されていればいるほど、視認性も高くなり安心して登山を楽しむことができるでしょう。
濡れたレインウェアもすぐ乾く!「撥水性」の有無をチェック
レインウェアを購入する際にチェックしておきたいポイントの一つに、「表面に撥水加工が施されているか」という点があります。撥水性のあるレインウェアは、雨粒がコロコロと生地の上を伝わって水分が侵入しないまま落ちてくれます。この機能は雨に濡れることから守ってくれるだけでなく、使用後のお手入れを簡単にしてくれるという特徴もあります。
山の天気は変化しやすいものです。急に大雨が降ったかと思えば、その後は暑いくらいの晴天になることも少なくありません。撥水性能のあるレインウェアであれば、脱いだ後に両手で持って軽く降るだけで水滴を振り落とすことができます。登山中に濡れたレインウェアを持ち歩かなくてよいので、登山用レインウェアを購入する際はぜひチェックしてみてください。
レインウェアの形をチェック!歩きやすさを左右する大事なポイント
レインウェアと一言でいっても、その形には様々なものがあります。ポンチョの形をしたレインウェアは頭からすっぽりかぶれて、気軽に利用することができますが登山向きとは言えません。登山用のレインウェアを探しているのであれば、ジャケットとパンツが上下別々になったタイプを選びましょう。
ジャケットとパンツが別々になったものを「セパレートタイプ」と呼びますが、登山の際にはこのセパレートタイプでないと足をうまく動かすことができません。また、セパレートタイプのレインウェアをおすすめする理由は、風にあおられにくいという点があります。山頂は地上よりも風速が強いため、ポンチョタイプのレインウェアは、突風や竜巻に煽られやすい傾向があります。
着心地を左右する「透湿性」にすぐれたものを選ぼう
登山用のレインウェアを購入する際に、もう一つ注目すべきポイントとして「透湿性」があげられます。透湿性とは、体とレインウェアの間にこもる湿気を逃がす性質のことをさします。透湿性のないレインウェアを着用していると、夏は特に湿気で体が蒸されて疲労が溜まりやすくなってしまいます。
透湿性のすぐれた素材の代表として「ゴアテックス」があげられます。ゴアテックス素材は防水性・透湿性の両方を兼ね備えている特性があります。雨や汗で湿った蒸気をウェアの外に放出してくれる画期的な素材です。登山用のレインウェアを探しているのであれば、どのような素材でつくられているかという点にも注目してみましょう。
おすすめの登山用レインウェア10選をチェック!
ここからは具体的にどのような登山用レインウェアが人気なのかを探っていきます。様々な特徴のレインウェアをご紹介しますので、前述した選び方ポイントと合わせて、自分に合った登山用レインウェアを見つけてみてください。
上下別のベーシックタイプ「ミズノ アウトドア ベルグテックEXストームセイバーVレインスーツ 」
日本のスポーツ用品メーカー「ミズノ」から発売されているこちらのレインウェア、上下別々のセパレートタイプとなっており、登山やハイキングの時でも普段着と同じように体を動かすことが可能です。
高耐水圧・透湿性を備えたレインウェアとなっており、登山時でも雨に濡れにくく蒸れにくい優れものです。また、撥水加工が施されているため、レインウェアが濡れてしまっても簡単にお手入れが可能な点も魅力のひとつです。
耐水圧25,000mm!「マウンテン ジャケット メンズ レディース NAMJ-1600」
ネームレスエイジから発売されているレインジャケットは、耐水圧が25,000mmという雨に強いレインウェアです。山の天気は変わりやすいため、山頂での突然の嵐に備えて、レインウェアは20,000mm以上の耐水圧のものが推奨されています。しかしこちらはその数値をさらに上回る優れた耐水圧のレインジャケットです。
雨水が侵入しやすい手首はダブルカフ機能を施しており、雨風の侵入を最小限におさえてくれます。レインジャケットの表面は超撥水加工がされているなど、登山やハイキングをする人にとって使いやすいレインウェアになっています。
ハイキングに最適な軽量タイプ「コヤナギ ワークレイン M-100」
コヤナギが取り扱っているこちらのレインウェアは、近距離のハイキングや軽登山におすすめの軽量タイプの1着です。上下別々のセパレートタイプになっており、全身を雨に濡れないよう守ってくれます。また、価格は3,000円前後とリーズナブルでありながら、耐水圧は20,000mmとなっており機能性も十分に備えたコスパのよいレインウェアと言えるでしょう。
登山シーンのみならず、レジャーやアウトドアなど様々なシーンで幅広く使えるレインウェアを探している人におすすめのアイテムです。
3層ゴアテックス素材採用「ノースフェイス Mountain Raintex Jacket」
登山用品やキャンプ用品を数多く取り扱っているノースフェイス。こちらのレインジャケットは、防水性と透湿性を兼ね備えた素材であるゴアテックスでつくられたレインウェアです。雨のみならず防風性・防寒機能もあわせ持つ登山向けのジャケットとなっているため、季節を問わず登山を楽しみたい人におすすめの1枚です。
また、着用しない時にはコンパクトに収納して持ち歩くことができるため、登山時でも邪魔になることはありません。
薄手で保温力抜群!「モンベル ドロワット®パーカ レディース」
アウトドア用品を得意とするメーカー、モンベル。こちらのレディース用のレインウェアは、薄手でありながら保温力が高いという魅力があります。
表地には雨に濡れて体が蒸れるのを軽減してくれるゴアテックス素材がつかわれており、梅雨時期の登山でも快適に過ごすことができます。女性らしくすっきりとしたシルエットでありながら、ストレッチ性のある生地で動きやすいレインウェアに仕上がっています。
富士山からサイクリングまで!「カナディアンイーストCEW8011S」
カナディアンイーストから発売されているセパレートタイプのこちらのレインウェア。耐水圧は20,000mm、透湿性は8,000gと登山シーンでも申し分ない性能です。加えて、コストパフォーマンスも高く、幅広い世代から人気のレインウェアです。 富士登山からハイキング、自転車やバイクなど、1着持っておけば様々なシーンで活躍してくれるレインウェア。女性らしい明るいカラーも人気の理由のひとつとなっています。
色柄にもこだわったおしゃれなレインウェア「ヘリーハンセン HOE11400-W」
ヘリーハンセンから発売されているこちらのレインウェア、ボーダー柄がおしゃれと女性からの支持が厚い1着です。冷気や雨から身体を守る上下別のセパレートタイプとなっており、ヘリーハンセンが長年培ってきたウォータープルーフ技術を盛り込んでいる点が特徴です。
素材はヘリーテックパフォーマンスという独自の素材を採用。長く続く撥水性と防水性の機能は、オールシーズン登山を楽しみたい人に特におすすめです。
子供向けレインウェア「ウィンターチェリー No.7530」
こちらのセパレートタイプのレインウェアは、登山を楽しむ子供向けにつくられたアイテムです。子供用とは言っても、大人向けのレインウェアと同等の性能を持つ本格的なレインウェア。透湿性能もあるため、登山時でも蒸れにくい工夫が施されています。
また、軽量素材をつかっているため、小さなお子さんが長時間着用しても負担になりにくいレインウェアと言えます。大人と一緒に登山を楽しみたい、そんなアクティブな子供向けのレインウェアです。
登山やアウトドア向けレインパンツ「オンヨネ ブレステックレインパンツ」
オンヨネから発売されているこちらのレインパンツ、登山はもちろんキャンプやサイクリングなど様々なシーンで活躍してくれる1枚です。耐水圧は30,000mmを誇り、山頂での嵐にも耐えれる強さを持っています。
また、裁縫部分の裏地には目止めテープで加工をほどこしているため、雨が侵入しやすい縫い目部分からも雨水しにくい工夫がされています。着用時以外はコンパクトに収納できるよう、収納袋が付属されています。
ストレッチ性の動きやすいレインウェア「タイトリスト レインウェアTSMR1592」
タイトリストから発売されているこちらのレインウェア、ストレッチ性能を左右するポリエステル素材が多く使われていつ点が特徴です。また、防水透湿性にもすぐれており、雨はしっかりしのぎながらも快適な着心地を実現したレインウェアです。
表面には撥水加工が施されているため、雨に濡れた後でも軽く振るだけで雨粒を落とすことができます。また、袖部分は着脱式になっているため、登山時は長袖、夏のスポーツ時には半袖といったように季節によって使い分けができる点も魅力のひとつです。
登山用レインウェアは自分にあったものを選ぼう
変わりやすい山の天気から体を守ってくれる登山用レインウェア。その種類は豊富にあり、今では様々な性能のものがたくさん発売されています。今回ご紹介した選び方ポイントや、おすすめ商品を参考に、自分に合ったレインウェアをみつけてみてください。
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